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2022年2月11日、『神河:輝ける世界』がMTGアリーナで先行実装されました。
様々なカードの登場に、大いに心躍る方も多いことと思います。
そこで今回は、青白コントロール好きの私アザ・キャストから見た、【『神河:輝ける世界』における青白コン(スタンダード)の着想】をご紹介させていただきます。
- 『イニストラード:真紅の契り』までの青白コンの状況
- 『神河:輝ける世界』で青白コンに入りそうなカード紹介
こちらの記事は5分程度のボリュームですので、どうか最後までお付き合い願います。
※なお、当記事は「青白コン好き」レベルでの個人の見解ですので、ご承知おきください。
↑2022年3月31日に続編となる記事も作成しました!こちらもどうぞ!
青白コントロールの現状:『イニストラード:真紅の契り』まで
まず、『神河:輝ける世界』が入るまでの青白コントロールの状態を確認しましょう。
(我流のデッキですが、エッセンスは共通していると思います)
青白コントロールの基本戦略
青白コントロールは、以下のような戦略で勝負していきます。
- 除去とカウンターによって相手の手をさばく
- さばきつつハンドアドバンテージ(手札)を保つ
- 大型クリーチャーや特殊勝利でトドメをさす
相手の強力なクリーチャーやプレインズウォーカー(PW)単体を『運命的不在』で除去したり…
「通したら負ける」と思うカードを『雲散霧消』などで着地前に処理して…
『信仰の縛り』や『多元宇宙の警告』で全体除去やフィニッシュ手段を探して…
最後は『信仰縛りの審問官(兇徒の審判)』や『ストーム・ジャイアントの聖堂』でトドメをさす。
コントロールは動きが遅いので時間はかかりますが、慣れるとクセになりますよ!
青白コントロールの課題:『神河:輝ける世界』リリースによって
そんな青白コントロールですが、『神河:輝ける世界』のプレビューと共に重大な課題が生じました。
それは「従来のフィニッシャーが容易に除去されてしまう」というものです。
テーマが原因
『神河:輝ける世界』では、「未来と伝統」がテーマになっています。
「未来」とはハイテク機器・テクノロジーの発展を表現したアーティファクト、「伝統」とは神河既存の精霊や伝承を表現したエンチャントを指すものです。
つまり、アーティファクトとエンチャントが大量に登場するセットということになります。
すると当然、それらに対する対策カードも刷られますよね?
『耐え抜くもの、母聖樹』
対策カードの中でも群を抜いているのが、『耐え抜くもの、母聖樹』です。
このカードは土地であると同時に、2マナで土地・アーティファクト・エンチャントを破壊することができます。
さらにその効果(「魂力」)は呪文ではないため、打ち消すことが難しいです。
土地のついでに使うことができるため、緑系のデッキは間違いなく『母聖樹』を採用するでしょう。
その上での対策が必要!
上記を踏まえた上で、青白コントロール側は以下のような対策を練る必要があります。
- 『母聖樹』で割られること前提でフィニッシュ手段を増量する
- 『母聖樹』の対象にならないタイプ(クリーチャー・PW)のカードで勝負する
次の章では、青白コントロールを強化できる(かもしれない)カードを見ていきましょう。
青白コントロールの改善:『神河:輝ける世界』で得たカード①
『母聖樹』の登場で窮地に立たされた青白コントロールですが、同時に新たな力も手にしました。
まずは、「『母聖樹』で割られること前提でも強いカード」です。
『勢団の銀行破り』
最初は「機体でしょ?コントロールには関係ないかな…」と思っていたカードでした。
しかし、高橋優太プロの記事を拝見して、その認識が誤っていたと気づかされましたね。
『勢団の銀行破り』は、「アグレッシブになった『精神迷わせの秘本』」です!
ドローもさることながら、後半は自前でパイロットを生成できるのも素晴らしいです。
『永岩城の修繕』
「さすがに悠長すぎるのではないか?」というのが第一印象でした。
ですが、「『母聖樹』を消費させる」という役割を兼ねるには十分なスペックだと改めました。
悠長なのは否定できませんが、裏返ればかつてスタンダードを席巻したカード『オレスコスの王、ブリマーズ』になります。
ともなれば、相手も放置することはできず、貴重な除去を割いてくれるでしょう。
青白コントロールの改善:『神河:輝ける世界』で得たカード②
次に、「『母聖樹』の対象にならないタイプで強いカード」です。
『放浪皇』
発表の瞬間、「こんなPWを待っていた!」と叫びたくなりました(笑)
隙のないタイミングで出せる上、即除去として機能するのが最高ですね。
相手が『放浪皇』を警戒していれば、ターンが返る前に出してトークン展開という動きもできます。
即-2を使用すると忠誠度が残り1になりますが、次の『放浪皇』を構えていきたいですね。
『冥途灯りの行進』
「かわいいイラストなのに効果がえげつないカード」1号です。
範囲が広い上、代替コストも搭載されているインスタント……弱いわけがありません。
ただし、代替には「白のカードかつ追放」という条件があるのには注意しましょう。
前半は代替コスト込みで、後半はマナでという使い方をしていきたいです。
『告別』
「かわいいイラストなのに効果がえげつないカード」2号です。
「1つ」ではなく「1つ以上」であることが、多くのプレイヤーを驚愕させました。
言うまでもなく強いですが、コストが高いので1~2枚採用となりそうですね。
『皇国の地、永岩城』
『母聖樹』と同サイクルで、白に与えられた魂力土地です。
現スタンダードでは、『黄金架のドラゴン』をはじめ有力なクリーチャーを討ち取ることができます。
3マナ立てることで、相手の手を止める要因にもなれますね。
ただ、『伝説の土地』ですので、場には1枚しか出せないことをお忘れなく。
さいごに
今回は、【『神河:輝ける世界』における青白コン(スタンダード)の着想】をご紹介させていただきました。
最後にポイントをおさらいしましょう。
- 青白コントロールの基本は「①さばく ②手札を保つ ③大型でキメる」
- 『耐え抜くもの、母聖樹』は青白コントロールにとって無視できない脅威である
- 『神河:輝ける世界』で得たカードを用いて、強化を計る
前環境までは存在感が薄かったですが、今回強化されたのでメタに上ってくるかもしれませんね。
今回ご紹介したカード以外に「これ強いよ!」というものがあれば、ぜひTwitterで教えてください!
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