【百鬼異聞録】「蒼海の刀鳴」の式神の性能や特徴について【百聞牌】

「蒼海の刀鳴」の式神の性能や特徴について

今回は、「百鬼異聞録」の「蒼海の刀鳴」パックに収録されている式神の

性能や特徴を紹介していきます!

  1. 各式神の性能
  2. 各式神の特徴
  3. このパックの総評

この記事は5分で読み終わりますので、最後まで見て行ってください!

1.人面樹

基本性能

名前人面樹(じんめんじゅ)
系統紫岩(ミッドレンジ・耐久)
役割盾役・成長
攻撃力
体力

効果

相手ターン開始時に「人面樹」の体力を全て回復する。

特徴

人面樹」は、相手ターン開始時に体力を全て回復するという効果を持つ式神です。

この効果にプラスして、元の体力も高いため、盾役として非常に高い性能を誇ります!

また、この式神は1ターンで体力を削り切らないと倒せないため、

除去するために多くのカードを消費させることができます!

他にも、相手式神にその式神の体力分のダメージを与えるカードや、式神の形態を書き換えるカード、

攻撃時に攻撃力ではなく体力を参照してダメージを与える効果を付与するカードなど、

妨害カードも多くあるため、盾役をしつつ相手の戦略を狂わせることができる厄介な式神です!

2.キョンシー兄

基本性能

名前キョンシー兄
系統紅蓮(ミッドレンジ・ランプ)
役割時限・盾役
攻撃力
体力

効果

キョンシー兄」が出撃または戦闘カードを使用した時、攻撃の代わりに霊呪「スロー」を得る。

特徴

キョンシー兄」は、出撃や戦闘カード使用時に、

攻撃の代わりに霊呪「スロー」を得るという効果を持つ式神です。

霊呪「スロー」は、付与されている間、「目眩」状態になり、

2ターン後(時限2)に攻撃を行うという効果を持つ霊呪で、

ステータスが高い代わりに、2ターン行動不能にならないと攻撃できない…かなり癖が強い式神です!

しかし、「スロー」の時限効果での攻撃は出撃回数や行動力を消費しないので、

キョンシー兄」の時限とタイミングを合わせて攻撃することで一気に畳み掛けたり

打たれ弱いアタッカーが攻撃した後に時限が終わるよう調整して、味方式神を守ったり

他の式神ではできないような運用ができます!

また、専用カードにはキョンシー兄妹(兄、弟、妹)をサポートするカードもあるので、

癖が強い分、使いこなせれば楽しい式神です!

 

3.桜の精

基本性能

名前桜の精(さくらのせい)
系統紫岩(ミッドレンジ・耐久)
役割場持ち・復活
攻撃力
体力

効果

桜の精」は気絶状態の味方式神に対して、体力を回復する効果を使用することができる。

その場合、体力を回復する効果ではなく、気絶の時限を−1する効果に変更される。

特徴

桜の精」は、気絶状態の味方式神に回復効果を使った時、対象式神の気絶のカウントを−1する

という回復に特化した効果を持った式神です。

専用カードは、回復効果を持つカード以外にも、ダメージを与えるカードもあり、

回復寄りのサポート型式神といった感じですが、覚醒カードを使うことでガラッと印象が変わります!

覚醒カードを使うと、気絶状態の相手式神にダメージを与えた時、対象式神の気絶のカウントを+1する

という効果が追加されます。

これにより、ダメージを与える専用カードが相手式神の復活を遅らせるカードへと変わり

一気にコントロール寄りの運用ができるようになります。

使う人によって印象が変わる、面白い式神です!

 

4.三つ目

基本性能

名前三つ目(みつめ)
系統紫岩(ミッドレンジ・耐久)
役割条件・成長
攻撃力
体力

効果

ゲーム開始時、または「三つ目」が「緊急依頼」を使用した時、「緊急依頼」を1枚手札に加える。

特徴

三つ目」は、法術カード「緊急依頼」を手札に加える効果を持つ式神です。

緊急依頼」は「10以上ダメージを与える」や「カードを3枚引く」など

カードに書かれたランダムな条件を達成すると使用できるようになる法術カードで、

「三つ目」の攻撃力と体力を永続的に+1するという効果を持ちます。

この「緊急依頼」の使用枚数によって強化される専用カードもあるため、

序盤〜中盤は「緊急依頼」で自己強化をしつつ使用枚数を稼ぎ、

終盤で一気に攻める、という運用方法が基本になるかと思います!

他にも、気絶を一度だけ無効にする形態カードや、ダメージを無効にしながら攻撃できる戦闘カードなど、

盾役としてもそれなりの性能を持ちます!

条件を達成しないとカードが使えなかったり使用枚数を気にする必要があったりと、

今までの式神とは使用感が全然違いますが、

コツコツ自己強化を重ねて終盤に備える、非常に紫岩らしい式神と言えそうです!

5.薫

基本性能

名前薫(かおる)
系統紫岩(ミッドレンジ・耐久)
役割守護・バフ
攻撃力
体力

効果

自ターン終了時、このターン中、最後に攻撃した味方式神に霊呪「梟の守護」を与える。

特徴

」は、自ターン終了時、最後に攻撃した味方式神に霊呪「梟の守護」を付与するという効果を持つ式神です。

霊呪「梟の主語」は、受けるダメージを−1するという効果を持つ霊呪で、

これを付与するだけで、どんな式神でもそれなりの盾役として運用することができます!

ダメージを受けるたびに攻撃力が上がる「酒呑童子」や、前述した「人面樹」辺りは特に相性が良いですが、

正直なところ、式神による攻撃でダメージを与えていくタイプのデッキなら、

どんな構築のデッキに入れても腐ることはありません!

場に存在するだけで活躍する式神なので、デッキに入れる式神に悩んだ時は、

とりあえずで「」を入れてみるのもアリだと思います!

6.夢喰い

基本性能

名前夢喰い(ゆめくい)
系統紫岩(ミッドレンジ・耐久)
役割デッキ・特殊
攻撃力
体力

効果

夢喰い」が相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手デッキのカード1枚に霊呪「悪夢」を与える。

特徴

夢喰い」は、相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、

相手デッキのカード1枚に霊呪「悪夢」を付与する効果を持つ式神です。

霊呪「悪夢」は、付与されたカードを相手が引いた時、相手に3ダメージを与えるという効果を持つ霊呪で、

相手をじわじわ削っていくことに特化した式神です!

悪夢」は戦闘ダメージ以外にも、「夢喰い」の幻境カードや法術カードで付与することができ、

特に幻境カードは、毎ターン「悪夢」を付与できる上、「悪夢」が付与されたカードを引いた時に、

カードに対応する式神の攻撃力を下げたり気絶させたりと、追加効果を発生させることができます!

長期戦になればなるほど真価を発揮するので、盾役の式神と組ませたり、

幻境デッキと組み合わせると活躍すると思います!

相手の引き運次第な部分もありますが、ハマればかなり強い式神なので、

相手をジワジワと追い詰めたい方は是非使ってみてください!

7.御饌津

基本性能

名前御饌津(みけつ)
系統青嵐(コントロール)
役割エネルギー・制御
攻撃力
体力

効果

1.自ターン開始時、エネルギーを1点得る(チャージ

2.「御饌津」の呪符カードはエネルギーを3消費する事で、任意の相手式神を攻撃できる戦闘カードに変化する。

特徴

御饌津」は、エネルギーを消費することで特定の専用カードを戦闘カードに変化させる効果を持つ式神です。

呪符カードとは、この式神だけが持つ専用カードで、相手式神にデメリット効果を付与する効果を持ちます。

この呪符カードは、通常は相手式神にデメリットを与える法術カードとして使えますが、

御饌津」の効果を使用することで、デメリットを与えながら任意の式神に攻撃するカードへと変化します!

1枚のカードで2つの役割を持てるので、状況によって柔軟な動きが可能です。

特に、レベル3で使えるようになる呪符カードはゲームエンド級の火力を出せるため、

チャージ系式神の妨害&火力担当として活躍できる式神です!

8.大嶽丸

基本性能

名前大嶽丸(おおたけまる)
系統紅蓮(ミッドレンジ・ランプ)
役割添付・攻撃役
攻撃力
体力

効果

大嶽丸」が霊呪「八尺瓊勾玉」得た時、効果が+1される。

特徴

大嶽丸」は、霊呪「八尺瓊勾玉」の効果を+1する効果を持つ式神です。

八尺瓊勾玉」は、付与された式神の攻撃力を+1する効果を持つ霊呪で、

大嶽丸」の専用カードで付与することができます。

この式神は、「八尺瓊勾玉」を状況に応じた味方式神に付与して、

火力を底上げしながら攻撃していくことが基本的な運用方法になります。

他にも、ダメージを一度だけ無効化する「障壁」を味方式神に付与する法術カードや、

攻撃時の被ダメージを無効化する戦闘カードなど、サポート寄りのカードもあるため、

サブアタッカー兼サブサポーターとして運用することもできます。

構築の隙間を埋めてくれる、小回りの効く式神と言えそうです!

9.鬼切

基本性能

名前鬼切(おにきり)
系統青嵐(コントロール)
役割反撃・瞬間火力
攻撃力
体力

効果

自ターン開始時、霊呪「鬼斬り」を1つ選択し、「鬼切」に付与する。

相手ターン終了時に付与された霊呪「鬼斬り」を全て消去する。

特徴

「鬼切」は、自ターン開始時に霊呪「鬼斬り」を付与する効果を持つ式神です。

霊呪「鬼斬り」は「鬼切」が戦闘区域にいるときに効果が適用される霊呪で、

相手ターン中、戦闘区域に入った相手式神に被ダメージ無効状態で攻撃する髭切

相手ターン中、法術カードを使用した相手式神に被ダメージ無効状態で攻撃する友切

相手ターン終了時、戦闘区域に相手式神がいない場合、攻撃力を+2して相手プレイヤーを攻撃する獅子の子

と3種類の効果があり、

鬼切」はこれらの霊呪を貼り替えながら相手の行動を先手で潰していくカウンター型の式神となっています!

専用カードには霊呪「鬼斬り」の効果を高めるカードもあるので、

この式神がいるだけで相手は相当動きづらくなります!

しかし、「鬼切」が戦闘区域にいないと霊呪の効果が発動しないので、

如何に「鬼切」を前線に維持できるかが、この式神を運用する上でのキーとなります!

カードやデッキに対する知識が深ければ深いほど、カウンターの精度も高まっていくので、

上級者向けではありますが、使いこなし甲斐がある式神と言えそうです!

10.蠱毒師

基本性能

名前蠱毒師(こどくし)
系統紫岩(ミッドレンジ・耐久)
役割添付・場持ち
攻撃力
体力

効果

蠱毒師」が式神に戦闘ダメージを与えた時、その式神に霊呪「蠱毒」を付与する。

特徴

蠱毒師」は、式神に戦闘ダメージを与えた時、その式神に霊呪「蠱毒」を付与するという効果を持つ式神です。

霊呪「蠱毒」は、付与された式神の攻撃力と体力を−1するというデバフ効果を持つ霊呪で、

他の霊呪と違い重ね掛けすることができるので、攻撃力や体力が0になるまでデバフを重ねることが可能です!

専用カードでも「蠱毒」を付与することができるので、

カードや戦闘でデバフを重ねて、相手式神を弱体化していく戦法が「蠱毒師」の基本的な戦術になります!

霊呪は基本的に気絶以外で外すことができないので、気絶させないように「蠱毒」を重ね掛けすれば、

相手式神を完全に無力化することができます!

特に戦闘主体の式神への効果は絶大で、「蠱毒師」だけで相手のデッキを完封することも可能です!

逆に、法術カードでダメージを与えるタイプの式神にはあまり効果がないため、

環境の傾向を見極めて採用不採用を決める必要がある、玄人向けの式神と言えそうです!

 

「蒼海の刀鳴」の総評

新ルール「霊呪」と共に追加された「蒼海の刀鳴」パックなので、「霊呪」に関する式神が多数登場しました。

どの式神も個性的で、今までにない運用方法が多いため、一気にデッキ構築の幅が広がる上、

専用構築されるレベルのカードパワーを持つ式神も多いので、剥いて損はないパックと言えます。

特に「鬼切」は、カードやデッキの知識が深ければ、どんな環境でもメタを張ることができるので、

鬼切」目当てにパックを剥くのも全然アリかもしれません!

それでは、ここまで見て頂きありがとうございました!

ライター紹介

ヒトガタ
小学5年生の時にプレイした「FF12」の感動を超えるゲームを探し続ける、ゲームの亡霊です。
FF12の続編が出るまでゲームをやり続けます。
アクションRPG、DCG、FPS、育成ゲームなど幅広いジャンルの記事を書く予定です。