乙女の祭典、オトメイトパーティーへようこそ!(まとめ)

オトメイトパーティーとは

乙女ゲームのブランド、オトメイトが年に一度開催するオトメイトパーティー。

東京国際フォーラムで行われる2日間、3公演、12作品の魅力を存分に味わえる夢のイベント。

あの作品はしんどかった、あの作品はわちゃわちゃしてたというところのもしも、のifストーリーの朗読劇が生で味わうことができます。

また、メロきゅんワードと呼ばれたファンから攻略キャラに囁いて欲しい台詞も募集しており、バラエティーコーナーの中でもしかしたら、お目当ての彼の台詞が聞けるかも

前ナレ、終ナレと本編の前に生まれるストーリーもオリジナル。普段なら敵役同士、いがみ合い同士の絡みも見れ必見です。

今年は3年前に開催予定だったオトメイトパーティーの朗読劇の台本がついてくる特典付きシートなどもあります。

毎年デザインも凝ったオトメイトパーティー。

今年はポップな楽しそうなデザインとなっております。

舞台のセットだったりも毎度趣向を凝らしていただいているので楽しみですね。

  1. もしも、ifストーリーの朗読劇。
  2. お目当ての彼の甘い台詞が聞けるかも。
  3. 普段の絡みのないキャラたちの掛け合いも必見。
  4. 各作品の魅力を端的に紹介。

この記事は5分ほどで読み終わりますので、最後まで是非ご覧ください。

9月3日の作品

薄桜鬼 真改

江戸時代幕末の時代、新選組と関わることになった主人公の激動の物語。

風の章、華の章と二つに分かれておりふたつの作品で物語のすべてがわかる仕様。

戦に生きていく武士の姿をひたすら追いかけてその生きざまで涙していく作品です。

糖度は、シリーズものでところどころ本編の合間のストーリーにて軽い糖度が入るものです。

黎明録というシリーズもありまして、主人公と新選組の隊士たちが出会う前の物語もあります。

こちらは主人公は男の子で、武士になるまでの葛藤など描かれている物語です。

某キャラのルートで薄桜鬼という名前の意味が回収できるのですが、もうそれは綺麗ですね。

歌を歌ってくださっている吉岡亜衣加さんの歌詞にも、彼らの想いが伝わってきて泣ける作品です。

個人的には、推しが定まりません。みんなかっこいいんだもの。

AMNESIA

記憶をなくしてしまった主人公の前に現れる彼氏と名乗ってくる青年たち。

記憶をなくしたと知られてしまったら病院行きになってしまう、そんな主人公は彼氏と名乗ってくる青年たちに記憶をなくしたことを悟られないようにしながら寒い8月を過ごしていく。

花邑まいさんのイラストで描かれるお話と、主人公の名前がない画期的なシステム。

そして、一時期流行った檻ガール(笑)

人を想う気持ちがこうもすれ違って、ずれてしまって、ねじ曲がって、うまく伝われない。

本編は糖度低めですが、続編のシリーズがいくつか出ており糖度はそちらで補えます。

個人的には某キャラと某キャラのどちらかの気持ちが報われないところがあって、ほんと報われる世界どこにあるの、と長年探し続けています。

シャレードマニアクス

突然異世界アルカディアに連れてこられた主人公は9人のキャストとドラマを演じながら、アルカディアに連れてきた裏切り者を探す。

技術が現代よりも発展している近未来でも、人の気持ちだけはどうにもならなくて、それが生み出したすれ違いや気持ちのありどころが描かれているストーリー。

悌太さんの描かれるかわいいイラストとギャップが織りなす、糖度低めのシナリオ重視物語。

個人的には、ネタバレを読んでからいつも乙女ゲーをプレイするのですがこの作品は見事見て後悔しましたし周りにかなり怒られました。ネタバレ読まず、直感で裏切り者を見つけてあげてください。

サンドリヨンパリカ

ガラスがモチーフにされているメリーバッドが好きな人には刺さるという名作。

パステル調のイラストがとても綺麗ですね!

実のところ、この作品だけ手元にありませんのでこの作品の魅力は検索して、良かったら調べてみてください。

9月4日(昼)の作品

ニルアドミラリの天秤

大正時代、本に宿った魂、稀れ物が見れるようになってしまった主人公が稀れ物に関する事件と関わりながら生活していく。さといさんのどこか落ち着いたイラストに描かれる恋心。

切ない中の時々の糖度が入っております、続編のクロユリ陽炎譚では糖度が高いながらも切ない物語が続いていきます。

個人的には、クロユリ陽炎譚のクロユリルートの主人公ちゃんの選択がつらすぎてつらすぎて、しあわせにする方法がないのかとずっと探しています。

ピオフィオーレの晩鐘

1925年のイタリアマフィア、主人公には聖遺物と呼ばれる不思議な力を解く鍵となる鍵の乙女の力が宿されている。それを狙ったマフィアの抗争に巻き込まれていく。

Ririさんの描かれる色使い綺麗な世界観に、主人公ちゃんが彼らの世界に触れていく。

マフィアものなので、結構グロイ描写などがあります。

続編に1926という作品がありますが、こちらは恋人になった後の物語も入っており糖度は高めです。

個人的にはとあるキャラのBADがもうトラウマレベルでしんどかったです。

オランピアソワレ

人は恋しくなると魂の半身を探し出すという、そんな色で階級が決められている天供島で唯一の白の主人公。彼女は次なる色を子孫に残すため、期間限定の夫探しの旅に出る。

さといさんの素敵なイラストと片桐先生の奥深いシナリオ。交配相手、子孫を残すという言葉がある通り少し糖度は甘め。

個人的には某キャラのBADのサブキャラの、あの報われなさがほんとつらくて、早くどこかで報われないその想いを少しでも主人公に届くといいなと思っています。

ビルシャナ戦姫

源平合戦の時代、源義経には女の子だという秘密があった。

そんな戦乱の世を駆け抜けていく源義経のお話。源義経なので、主人公ちゃんは戦えます。

守られてるだけじゃない、だけれど周りに女の子だと知られていくと守られている歯がゆさと愛されている嬉しさとその二つがせめぎあっている貴重な姿を見ることができます。

どんな道が主人公ちゃんに待っていようと自分らしく生きていることができていればよいです。

本編は糖度は少しあるぐらいなのですが、続編になると夫婦(めおと)や恋人になった様子が描かれていて糖度が高めです。

個人的には乙女ゲーあるあるのサブキャラ魅力的なのに攻略させてくれないの!?!?っていう気持ちを解消されるべく、サブキャラルートがあるのがもうありがとうございます、って気持ちです。

9月4日(夜)の作品

CLOCK ZERO

小学生の主人公はある日から大きくなった自分が壊れてしまった世界で生活している夢を見る。

そこから動き出す物語、連れてこられた、歯車が噛み合わなかった世界で主人公はそこで懸命に自分の信念に生きている彼に恋に落ちていく。

君のいない世界なんていらない、甘く淡いたったひとつの初恋が運命の歯車を狂わせていく。

ナガオカさんのイラストで描かれているどこか懐かしいイラスト。

個人的にはCLOCK ZEROに出会えたことがわたしのしあわせです。

キューピットパラサイト

主人公はキューピットの仕事をする女神様。そんなある日彼女はキューピットの矢がなくても人間たちは自分たちの力で恋を成就できることを知る。

そんな彼女は父ゼウスと喧嘩をして人間界に降り立ち、トップブライダルアドバイザーとして成功をおさめ、父を見返そうとどんなトップブライダルアドバイザーも投げ出してしまう問題児、パラサイト5に向かい合う。

紹介している作品の中で唯一人が死なないししんどくない枠だと勝手に思ってます。

ユウヤ先生が描くポップなイラストに、どたばたラブコメディー。糖度は割とあり。

COllar×Malice

XーDay事件と呼ばれる事件が新宿で相次いで起こるのに立ち向かう警察官の主人公。毒の首輪をつけられ、事件に巻き込まれてしまった主人公。

花邑まい先生の綺麗なイラストで描かれる正義と悪とは、その目で見ていく物語。

糖度はそれほど高くないですが、続編のUnlimitedでは攻略キャラたちと恋人同士になった物語も入っていて、そちらのほうは糖度高め。

個人的には主人公が警察官ではなくなってしまうルートがあるのですが、そのルートが大好きすぎます!

終遠のヴィルシュ

海と黒いリコリスの花畑で囲まれたヨーロッパの小国アルペシュール。そこに住んでいる人々は23歳までしか生きられない。

その中で様々な事件や死に関連していることから死神と呼ばれるようになった主人公。主人公は絶望の中で光を求めて、さまよい続ける。

読さんの素敵なイラストが見られる上に、攻略制限がばりばりあって、物語の核心に近づいていくたびに絶望を繰り返すゲーム。

さいごに。

オトメイトパーティーの魅力のひとつとして、わたしは特典付きDVDまたはBDを推します。

理由は、オトメイトパーティーを行っている中でずっと楽屋のところでカメラが回っており、そのカメラに西友さんたちがコメントしてくれてる特典が大好きだからです。

声優さん好きにはたまらないものとなっていると思います。

また、いつもはバラエティーコーナーでは客席に声優さんたちが来てくれてお題をひける方がいたり、まじかで声優さんを見ることができるのがこのオトメイトパーティーの良さのひとつだとわたしは思っていたのですが、このコロナの中ですと中々できないのではないかと思い心配しています。

最後になりましたが、わたしはずっと行っているオトメイトパーティーも大好きですし、オトメイト作品も大好きです。

また、今年もオトメイトパーティーを楽しんでやろうと思っています。

皆さんも興味がありましたら、一緒に9月に国際フォーラムでお会いしましょう!