【ポケモン剣盾】ダイパリメイク発売記念にあえて紹介~剣盾の遊び尽くし方3選~

新作の良さ、過去作の良さ

最近、過去作のリメイク版「リリアントダイヤモンド・シャイニングパール」が発売されましたね。

リメイク元である「ダイヤモンド・パール」の人気が高かったこともあり、世界は大盛り上がりとなっています。

なので、話題の新作をご紹介…といきたいところですが。

ここはあえて、前作品である剣盾の面白さを見てみたいと思います

どれほど世代が移り変わろうとも、過去の作品を遊んでいる人は多いもの。

魅力が消えることはありません。

  1. ランクバトルの基礎
  2. オシャボの世界
  3. 色違い探し  の3つをご紹介!

この記事は5分程度で読み終わりますので、ぜひ読んでいってください!

1.ランクバトル

他のプレイヤーと対戦し、勝ちを重ねて高いランクを目指す「ランクバトル」。

ジムリーダーやライバルとのバトルとの違いは、相手が「現実の」人間であること

どんなポケモンと共に、どんなわざを使って、どんな戦略で戦うのか。

全てはプレイヤー次第なのです。

ちなみに、バトルの腕を表すランクには5種類があります。

下からビギナー級モンスターボール級スーパーボール級ハイパーボール級、そして最高ランクであるマスターボール級です。

マスターボール級になると、ランクではなく順位を競うようになるので、どこまでも挑戦しつづけることができますよ。

ルールは、シングルバトルダブルバトルの2つ。

片方を専門として極めるも良し、両方の頂点を目指すも良し。

ひとたびハマれば抜け出せない世界です。

読み合いが場を支配する

「とりあえず弱点突いておけば勝てるだろ」、「威力高い技で殴ればオッケー」

そう思っていた時期が私にもありました…が。

正直なところ、ランクバトルはそれほど甘くありません。

ランクバトルの醍醐味は、何と言っても「読み合い」

「次はどの技を出してくるんだろう」

「もしかしたら、あのポケモンに交代してくるかもしれないな」

「この立ち回りなら、相手の持ち物はこれだろうな」

ひたすら相手の考えを読み、先に動き…自分のペースに持ち込んだ方が勝つのです。

運も重要事項

ポケモンの技には「命中率」というものがあります。

基本的に100%で当たる技もあれば、一撃で相手を倒せるが、30%の確率でしか当たらない、という技もあります。

ランクバトルでは、「この一発が当たれば勝てたのに…」といって地団駄を踏むことなんて日常茶飯事。

「運も実力のうち」の世界といえるでしょう。

ちなみに、命中が80%、威力が100(まあまあ強い)のストーンエッジという技をご存じでしょうか。

自分が打つときのみ、あの技の体感命中率は30%になります。

これは、ランクバトルに入り浸るトレーナーたちあるある。

ランクバトル好きなトレーナーに「自分が打つ時のストーンエッジの命中率って(体感)30%だよね!」と言えば、大概共感してくれます。

育成も楽しみの一つ

厳しいランクバトルの世界で勝ち残るためには、事前準備が必須となります

では、具体的にどんな準備をしていけば良いのでしょうか。

準備すべきことはたくさんありますが、ここではわかりやすい2つをご紹介。

難しそうな名前のものもありますが、実際はそんなことはありませんのでご安心を。

種族値を理解する

ランクバトル挑戦への第一歩こそが、「種族値」の理解です。

種族値というものを一言で表すと、ずばり「ポケモンの身体能力」。

ここでは、最近ランクバトルでよく見かけるエースバーンを例に挙げましょう。

その種族値がこちら。

HP(体力)攻撃防御特攻特防素早さ
80116756575119

これがエースバーンの種族値、いわば身体能力です。

身体能力を数値化したもの、といえばわかりやすいかもしれませんね。

そして、これをベースとして、エースバーンのバトルにおける役割を決めることになります。

例えば、エースバーンの攻撃は116。

全ポケモンの中でも、これはかなり高い数字となります。

なので、エースバーンは攻撃担当にしよう、と決めることができます。

ところが、「エースバーンは攻撃が高いから、攻撃をメインにして戦おう」というのは、多くのトレーナーが考えていること。

だから、こちらがエースバーンを出した場合、「攻撃担当のポケモンだろうな」と見抜かれてしまうこともしばしば

そうなれば、バトルの主導権を相手に握られてしまいかねません

だからこそ、あえて特攻を高く伸ばし、「攻撃担当と思わせておいての特攻担当」なんていうのもアリなのです。

技や持ち物だけでなく、今戦っているポケモンの強みも読む必要がある…それがランクバトルです。

努力値を振る

先ほどご紹介した種族値は、名前の通り「その種族が持つ身体能力の数値」。

エースバーンで言うと、「エースバーンというポケモンは皆共通でこの数字」なのです。

「じゃあ、同じポケモン同士でのバトルだったら、差がなくて味気ないなぁ…」

と思われたかもしれません…が。

ここで登場するのが「努力値」なのです。

努力値とは、「強化ポイント」のようなもの。

人間に例えてみましょう。

走る練習を全くしていない人と、毎日身体を鍛えてトレーニングしている人の2人がいます。

より早く走れるのは、どちらでしょうか。

同じ人間という種族なのに、毎日鍛えている人の方が速く走れるだろうというのは一目瞭然。

このようにして、トレーニングをして得られたポイントというのが、努力値なのです。

「攻撃」に努力値を振れば、より多くのダメージを与えられるように。

「素早さ」に努力値を振れば、より多くのポケモンより素早く行動できるようになります。

ちなみに、ポケモンを鍛えて努力値を与えることを「努力値を振る」と言ったりします。

努力値はどれくらい大切?

努力値は、とても大切です。

努力値を与えないままランクバトルに挑むというのは、ジムバッジを一つも持っていないのに、チャンピオンに挑戦するようなもの。

といえば、その重要性がわかっていただけるかと思います。

努力値を振るか振らないかによって、相手を倒せるか、あるいは相手に倒されるかも変わってくるのです。

倒すか、倒されるかというのは、勝敗に直接関わってくる要因。

努力値の重要度はかなり高めです。

2.オシャボ厳選

モンスターボール、スーパーボール、ハイパーボールという一般的なボールもあれば…

フレンドボールやレベルボール、ルアーボールという、入手が難しいボールもあります。

そんなオシャレなボールをまとめて呼ぶ名前が、オシャボです。

では、それぞれのボールによる違いとはなんなのでしょうか。

捕獲しやすさが思い浮かぶ人が多いかと思いますが、実は、それ以外にも大きな違いがあるのです。

まずはそこからご紹介していきましょう。

ちなみに、「オシャボ」の明確な定義はありませんので、どのボールをオシャボとするかは個人差があります。

ボールの効果

様々なオシャボが存在するのは先ほど述べた通りですが、ボールによる具体的な違いとはなんなのでしょうか。

その一つ目は、ボールが持つ効果。

例えば、ダークボールでは「夜や洞窟など、暗いところでポケモンが捕まえやすい」という効果があり…。

ルアーボールには、「釣りで出現したポケモンが捕まえやすい」という効果があります。

時と場合によってボールを使い分けると、図鑑埋めなどが簡単になりますね。

エフェクトの違い

ポケモンがボールから登場した時、ぱっと光が散るような演出があるのにお気づきでしょうか。

モンスターボールであれば、こんな感じです。

白と青の光が散っているのが分かるかと思います。

このような演出のことを、多くの人は「エフェクト」と呼んでいます。

このエフェクトが、ボールによって異なることも違いのひとつなのです。

ちなみに、ボールのレア度によってエフェクトの豪華さが変わったりすることはありませんので、ご安心を。

自分好みのオシャボを見つけよう

ボールそのものの見た目だったり、エフェクトのデザインだったり…。

あるいは、それが好きなトレーナーが使っているボールだった、ということもあるかもしれません。

そのボールを好きになる理由は人それぞれ。

色んなボールと触れ合ってみて、自分好みのボールを見つけたら、もう立派なオシャボ勢です。

オシャボ同士の交換も

入手難度が高いボールは、言わずもがな大変貴重。

例えば、各ジムにてボールガイからもらえるボール。

フレンドボールやルアーボール、ヘビーボールなどがありますね。

簡単に手に入るのはボールガイからもらえる最初の1つだけで、2個め以降の入手には大変な苦労を要するのです。

なので、その「貴重なボールで捕まえたポケモン」もレアなものとなるのです。

そのため…。

「レベルボール入りウッウあげるから、フレンドボール入りタイレーツください」

…といったように、オシャボ入りポケモン同士の交換も行われています。

こんな交換をきっかけに、ポケモン友達ができるかもしれませんね。

3.色違い集め

普通とは身体の色が違うポケモンが、色違いと呼ばれるものです。

基本的に手に入れることは困難であり、その入手には努力と忍耐を要します。

ポケモン界の苦行のひとつ、それが色違い集めです。

ちなみに、色違い集めは「色違いを厳選してゲットする」という意味で、「色厳選」とも呼ばれたりします。

野生で出会う色違い

色違いを手に入れる方法は、基本的には2つあります。

1つ目が、野生のポケモンの色違いと出会うこと。

野生で出会うポケモンは、ごくまれに色違いなことがあります。

その確率、実に4096分の1。

4096分の1を求めて、ひたすらに出会いと別れを繰り返す…。

苦行です。

孵化で出会う色違い

色違いを手に入れる方法その2が、卵を孵すこと。

ポケモンの卵を孵すと、これもごくまれに色違いが生まれることがあります。

その確率は野生で出会う確率と同じ、4096分の1。

超低確率です。

預け屋さんからひたすら卵を貰い、ひたすら自転車を走らせる。

これが孵化色違い集め勢の姿なのです。

ところが、特殊なアイテムを手に入れたり、親となるポケモンにある工夫をすると確率が上がるという技もあります。

なので、強いて言うなら、野生よりも孵化の方が効率的なのかもしれません。

星か、ひし形か

色違いのポケモンは、登場する時にキラッと光ります。

その光り方にも種類が。

それが、星型ひし形なのです。

星型はこんな感じ。

ひし形はこんな感じです。

細かい差のようですが、せっかくの色違いは細部までこだわりたいですよね。

ちなみに、エフェクトは出会ったときから決まっています

違いは明らかなので、見分けに苦労はありません。

もうひとつちなみにを言いますと、星形は孵化、ひし形は野生で手に入れやすいものとなっています

狙うエフェクトに合わせて、入手方法を選ぶのも一手です。

さいごに

新作が発売され、多くのトレーナーがシンオウ地方に渡っていった現在。

ですが、遊ぶ人口が減ったところで、剣盾の面白さが変わるわけではありません

今まで入ったことのなかった界隈へ、足を踏み入れるチャンスは今なのかもしれませんね。

ライター紹介

さかおみん
主にポケモン関連の記事を執筆しております、さかおみんです。

今や、ポケモンは「子どものアニメ」ではありません。
子どもはもちろん、大人の目線で見ても深いといえる世界です。

ポケモンを知らない方には「今のポケモンってこんな進化してるんだ…!」と、
知っている方には「こんな目線から見ることもできるんだ!」と感じてもらえるよう、精一杯執筆して参ります!
よろしくお願い致します!