【レジェンズアルセウス】マニアック注意!!ポケモンオタクが全力で語る、レジェアルの魅力5選!

はじめに

どの角度から見ても楽しい・美味しい本作『Pokémon LEGENDS アルセウス』。

時間が経てば経つほど様々なものが見えてくる、奥深すぎる作品です。

今回はそんなレジェアルの世界観に引きずり込まれてしまった著者が、オタク度全開で今作の魅力をご紹介。

ヤバくてエモくてヤバいな今作……誰かに伝えたいこの気持ち……という一心で執筆することにしましたので、個人の感想全開です。

レジェアル沼であがきながらも幸せを感じている一オタクの姿を、見てやってください。

それではどうぞ。

「ポケモンたちとの」旅

これほどまでにリアルに、ポケモンたちと旅をできる日が来ようとは……。

そう感動しましたね。

これまでの作品では、ポケモンたちと「いつでも」触れあうことはなかなかできませんでした。

連れ歩きや剣盾のキャンプも楽しい要素でしたが、やはり「ポケモンたちといつも一緒にいる」感覚を楽しむには少し物足りなかった気がします。

しかし、今作はぶっりぎりでポケモンを身近に感じることができるのです。

基本的に、いつでもどこでもポケモンをボールから出せるのです!

ポケモン同士がお喋りしている様子を傍で見守ることもできれば……

寝ているところを隣で見ることもできます。

ちなみに、写真のポケモンたちは皆私の手持ちです。

かわいいでしょう。

ポケモンが生きている、自分の傍で生きている……。

なんだか、心が穏やかになりますね。

槍の柱の姿の理由

DPt、BDSP等にて描かれた、シンオウ地方に存在する場所「槍の柱」

折れて槍のような形になった柱が立ち並ぶ、どこか神聖さを感じさせる場所です。

シンオウ地方の物語では、悪の組織と戦いを繰り広げたり、伝説のポケモンと戦ったりする舞台となりました。

しかし、シンオウ地方のストーリーでは、槍の柱がどうしてこのような形になったのか、ということについて詳細な説明はなかったのです。

最初から「折れた柱が立ち並ぶ、かつては建物だった場所」として登場するのです。

そして、レジェアルにて描かれたワンシーン。

伝説のポケモンの力で屋根や柱が吹き飛び、神殿が「槍の柱」へと姿を変えたのです。

あの「槍の柱」は、こういう歴史があって今の姿になったのか……。

「歴史をつくる側」、そして「歴史を見る側」、プレイヤーは双方の観点から歴史を見つめられるのです。

さらに、ウォロさんが口にしたこのセリフ。

槍の柱に訪れ、世界のために戦ったシロナさん、その先祖のウォロさんが「槍の柱」と口にする。

ああ、時代は繋がっているんだな、と思いました。

先祖子孫関係エモすぎ

個人的にはこれを一番推したいですね。

本当に、先祖と子孫の対比がすごい、えげつない。

子孫となる人物とその先祖にあたる人物の口癖が一緒だったり。

ボールを投げる時の動作がほとんど同じだったり。

ここも同じではないですか!!と感激することが多すぎます。

掘り下げが半端じゃないです、たまりませんね。

シロナさんとウォロさん

個人的に、一番推したい先祖子孫がこちらの方々。

シンオウチャンピオンのシロナさんと、イチョウ商会行商人のウォロさんですね。

やはりシロナさんが重要な立ち位置にある人物なためか、特に丁寧に対比が描かれていたような気がします。

対比要素はここでは語り尽くせないほど色々あるので、それらに関しては今度執筆する記事にて解説予定です。

どの対比もエモいので、一番良かったものを決めるのは難しいですが……個人的に「すき!!!」と思ったものを紹介します。

それがこれですね。

画像だけでは分かりにくいと思いますが、着目してほしいのは主人公への関わり方。

シロナさんもウォロさんも、ストーリー中主人公をたくさんサポートしてくれました。

主人公の行く先々に現れてはアドバイスやアイテムをくれる……。

2人ともそんな「良い人」だったのです。

そして、全ての最後、彼らは主人公の前に壁となって立ちはだかります。

シロナさんは「正義感溢れるシンオウチャンピオン」として。

ウォロさんは「好奇心に忠実すぎた悪として。

あれほど共通点を持っておいて、主人公に同じように関わっておいて……なのに進む道は違う。

切なさと時の流れの雄大さを感じます。

言葉が出ません。

人生の幕引き

本作の舞台となるヒスイ地方は、「シンオウ地方の昔の姿」なのです。

そのヒスイ地方にて繰り広げられる物語も、シンオウ地方の歴史を辿るようなものでした。

ですが、「シンオウ地方の前身」が舞台であると考えると、悲しい事実が見えてきてしまいます。

シンオウ地方を旅する物語、つまり DPtやBDSPなどの時代には、ヒスイ地方で出会った人々はもういないということです。

過去作にて描かれているシンオウ地方は、おそらくヒスイ地方の数百年後の姿。

人間が数百年も生き永らえることはありません。

だから、ヒスイ地方で仲間となり、敵となり、言葉を交わした全ての人々はもういない、ということなのです。

ヒスイ地方の全ての人は、人生に幕を下ろしているのです。

「ああ、この人もあの時代には、もう……」、そう考えてしまいます。

ヒスイ時代があったから

他の項目でも述べましたが、ヒスイ地方はシンオウ地方の前身。

ヒスイがあったからこそ今のシンオウがあるのです。

ヒスイに生きた人々がこのようなことを考えなかったら、あのような行動を取らなかったら……

シンオウ地方は、我々が見ているものとは全く違う姿になっていたかもしれません。

過去が積み重なるから今がある……よく言われる言葉ですが、まさかそれをここまでひしひしと感じる日が来るとは思いませんでした。

そう考えると、メインとなる人物はもちろん、コトブキムラにいる村人と話すのだってエモくなるんですよね。

モブキャラなんていなくないですか、全員主人公で良くないですか?と何度思ったことでしょう。

意味深すぎて、プレイに精神力を使いそうです。

さいごに

レジェアルの奥深さ、感じていただけましたでしょうか。

どうすればファンが盛り上がるのか?何をすればファンは喜ぶのか?

それらを完全に見抜き、実行してくる公式には勝てないなと思います。

期待と予想を上回ってくるんですからね、太刀打ちできないどころか対抗する術もないレベルです。

まとめると、「レジェアルはえげつなく奥が深いし、ポケモン公式は素晴らしい」ということですね。

ここまで一ポケモンオタクの荒ぶりをご覧いただき、ありがとうございました。

皆さまもよきポケモンライフを!

ライター紹介

さかおみん
主にポケモン関連の記事を執筆しております、さかおみんです。

今や、ポケモンは「子どものアニメ」ではありません。
子どもはもちろん、大人の目線で見ても深いといえる世界です。

ポケモンを知らない方には「今のポケモンってこんな進化してるんだ…!」と、
知っている方には「こんな目線から見ることもできるんだ!」と感じてもらえるよう、精一杯執筆して参ります!
よろしくお願い致します!