レギュレーションHはどのような対戦環境になる?
9月1日からレギュレーションHが始まりますが、どのような対戦環境になると思いますか。
ダウンロードコンテンツ「碧の仮面」「藍の円盤」の配信により使えるポケモンや技が増えたなかで、パラドックスポケモンや準伝説のポケモンが制限されるのは初めてのことです。
未知の対戦環境なので、誰もが予想が難しい状況であるかと思います。
そこで今回は、このレギュレーションH(レギュH)がどのような対戦環境になるかを予想・考察していきたいと思います。
本記事でお届けする内容は下記のとおりです。
- レギュレーションHの概要に関して
- レギュレーションHとレギュレーションAの比較と違い
- レギュレーションHの対戦環境予想
- レギュレーションHで増加すると思われるポケモンや構築の紹介
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
レギュレーションHのルール概要
開催期間 | 2024年9月1日(日)~2025年1月6日(月)8:59 |
使用できないポケモン | パラドックスポケモン・準伝説ポケモン・禁止伝説ポケモン・幻のポケモン |
レギュレーションHでは、パラックスポケモン・準伝説ポケモン・禁止伝説ポケモン・幻のポケモンは使用することができません。
つまり、これまで対戦環境を支配していたハバタクカミ・ウーラオス・コライドン・ミライドンといったポケモンが使用できないということです。
これまで長らくハバタクカミやパオジアンが使用率上位を占めていましたが、それらのポケモンがレギュレーションHでは久しぶりに姿を消します。
レギュレーションHはレギュレーションAと似た対戦環境になる?
- レギュレーションHはレギュレーションAと似た対戦環境になる可能性がある
- レギュレーションAは唯一パラドックスポケモン・準伝説ポケモンが使用できないルール
レギュレーションHは、まったく初めての対戦ルールになりますが、かつてのレギュレーションAに似てくるのではないかと予想しています。
なぜなら、レギュレーションAはパラドックスポケモンも準伝説ポケモンも使用できないルールだからです。
ただ異なるのが、レギュレーションAはダウンロードコンテンツ配信前なので、使用できるポケモンが少なく、新しいわざマシンもなかったということです。
レギュレーションAとレギュレーションHの違いを簡単にまとめてみました。
使用できるポケモン | レギュレーションA:399匹 レギュレーションH:761匹 ※フォルム違い含む |
使用禁止ポケモン | レギュレーションA・Hともにパラドックスポケモン・準伝説ポケモン・伝説ポケモン・幻のポケモンは使用不可 |
テラスタイプ:ステラ | レギュレーションA:なし レギュレーションH:あり |
ナゾのみ・アッキのみ・タラプのみ・イバンのみ・ミクルのみ・ジャポのみ・レンブのみ | レギュレーションA:なし レギュレーションH:あり |
わざマシン172~229 | レギュレーションA:なし レギュレーションH:あり |
タマゴ技 | レギュレーションA:一部なし レギュレーションH:復活したポケモンあり |
また、上記以外にも、レギュレーションAからポケモン一匹一匹の考察が進んだことや強力な型・構築が生み出されたという違いもあります。
レギュレーションHの対戦環境予想
- これまで見られなかったポケモンが見られる可能性がある
- 使用率が低かったポケモンたちが復権する可能性がある
- 過去に流行した構築が復権する可能性がある
- 素早さが高いポケモンが強い可能性がある
- 特定のポケモン使用率が下がる可能性がある
これまで見られなかったポケモンが見られる?
これまではハバタクカミやウーラオスが非常に多く、それらのポケモンに弱いがためにパーティーに入れることができなかったポケモンも存在するはずです。
そういったポケモンたちがいなくなるレギュHでは、これまで対戦で見かけることがなかったポケモンを見られるようになるのではないでしょうか。
レギュレーションHに先立って、カジュアルバトルではすでにレギュレーションH準拠のパーティーを調整されている方もいらっしゃるので、カジュアルバトルで予習してみるのも良いかもしれません。
さまざまなポケモンが復活する?
覚えていますか、かつてはサーフゴー・サザンドラ・イルカマン・ドドゲザンなどが非常に多かったことを。
それがいつしか、ハバタクカミやパオジアンが台頭することにより、その数を減らしていきました。
しかし、パラドックスポケモン・伝説のポケモン・準伝説のポケモンが消えたことより、再び息を吹き返すポケモンも存在します。
特にハバタクカミやパオジアン、ディンルーを苦手としてたサザンドラやサーフゴーは増加するのではないでしょうか。
さまざまな構築が復活する?
対戦初期によく見られた、「イルカマン+ペリッパー」や「サザンドラ+サーフゴー」といった構築はいつしか姿をひそめるようになりました。
これまで使用率が下がっていたポケモンが復活するのと同時に、特定の構築も復活すると思われます。
素早さが高いポケモンが息を吹き返す?
レギュレーションB以降は、常にハバタクカミ・パオジアン・テツノツツミといった素早さが高いポケモンが使用率上位に位置してきました。
特に、こだわりスカーフを持ってもハバタクカミやテツノツツミを抜くことができなかったことは多くのポケモンにとって致命的だったかと思います。
そのようなポケモンたちがいなくなることで、マスカーニャのような高速かつ広い技範囲を持つポケモンが再び息を吹き返すことが予想されます。
特定のポケモンの使用率が下がる?
これまではハバタクカミ、パオジアン、ディンルー、コライドン、ミライドンといったポケモンの対策が必要でしたが、そういったポケモンの対策も不要になります。
ということは、それらのポケモンを対策するために使用されてきた特定のポケモンとテラスタルの使用率が下がるということです。
例えば、黒バドレックス対策として、ノーマルテラスタルが流行したこと。
カイオーガ対策として、ゴリランダーが順位を上げたことなどが挙げられます。
本記事のまとめ
最後に本記事のまとめをお届けします。
内容をまとめると下記のとおりです。
- レギュレーションHとレギュレーションAは唯一、パラドックス・準伝・禁伝・幻のポケモンが存在しないルール
- これまで使用率上位だったポケモンは一斉に消えるため、対戦環境は大きく変わってくる
- ハバタクカミ、四凶、ウーラオスなどを苦手としていたポケモンの復活が予想される
ハバタクカミの素早さの高さや型には多くのポケモンが苦しめられてきたことかと思います。
しかし、そのハバタクカミがいたからこそ、カイリューをある程度抑えることができたとも言えます。
そんなハバタクカミがいなくなるレギュレーションHでは「どのようにしてカイリューを止めるか」が勝利への鍵となってくるでしょう。
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