コライドンが大暴れ!
レギュレーションGがはじまり、様々な禁止級伝説のポケモンが活躍しはじめました。
一般ポケモンとは比べ物にならないスペックをしているので、対策に困っている方も多いと思われます。
今回の記事では、そんな方向けに伝説のポケモンの性能解説と、その対策について個別に詳しく話していこうと思っています。
今回は第1弾として、現環境で一番使用率が高い禁止級伝説コライドンの紹介をしていきます。
- コライドンの強さって?
- 現在はほのおテラスタルでのゴリ押しが主流!
- どうすれば対策できる?対策ポケモンの紹介!
この記事は約4分で読み終わりますので、最後まで見ていってくださいね。
コライドンの性能
タイプ |
かくとう・ドラゴン |
特性 |
ひひいろのこどう |
種族値 |
H100 A135 B115 C85 D100 S135 |
まずは、コライドンのタイプ・特性・種族値について見ていきましょう。
禁止級伝説なだけあって全体的に能力が高く、特にこうげきとすばやさが高めになっているのが特徴。
「すばやさ種族値135」というのが非常に強く、一般ポケモンにはほぼ全員先手を取ることができます。
タイプはジャラランガと同じかくとう・ドラゴンの複合タイプです。
正直あまり強いタイプとは言えないのですが、そこは今作のテラスタルで克服可能。
特性の「ひひいろのこどう」での晴れ状態の活用ができ、耐性もガラッと変わるほのおテラスタルがよく使われています。
コライドンの強さ
先ほども話した特性「ひひいろのこどう」が超優秀で、この特性がコライドンの強さを支えています。
「天候を晴れにする」という部分が特に強く、この状況下でほのおタイプの技で攻撃するだけで並大抵の相手を一撃で倒すことができます。
この「尋常じゃない高威力のほのお技」がコライドンの一番の強みとなっています。
ほのおタイプのテラスタルが多いのもこれが理由ですね。
基本的にコライドンにテラスタルを使う・使われるケースがほとんどだと思われます。
本来すばやさを上げる目的で使われる「ニトロチャージ」もかなりの高威力になるので、相手を削りつつすばやさを上げる戦術も強力です。
主な戦術
現在のところ「高火力を押し付けてゴリ押しする」という単純かつ強力な戦術が主に使われています。
そのため、「こだわりハチマキ」「こだわりスカーフ」といったこだわり系の所持率が高い傾向です。
また、「スケイルショット」ですばやさをあげつつ攻撃するために「いかさまダイス」を持たせている人も結構いるようです。
ただ、この辺りは今後の研究次第で変わってくるかもしれません。
「つるぎのまい」などを使った積みエースも可能ですが、現在のところフルアタ構成が多い印象です。
相性のいいポケモンについて
コライドンのもう1つの強みとして「相性のいいポケモンが多い」というものがあります。
特に、特性「こだいかっせい」の古来のパラドックスポケモンとの相性は最高で、無理なく特性を発動させられます。
特に、元々最強クラスだったハバタクカミがよくコライドンと一緒に採用されています。
本来「ブーストエナジー」を持たせていた所を「こだわりメガネ」にして、超火力・超スピードの第2エースとして運用できるのが非常に強力です。
また、コライドンが極端に相性が悪いポケモンからの引き先として、ママンボウなどのクッション要員も相性がいいです。
相性が不利な相手に対面した場合、コライドンの「とんぼがえり」でママンボウに引いて仕切り直しができます。
コライドンの対策はどうするの?
ここからは、コライドンを対策する側の視点に立って、対策方法を紹介していきます。
対策方法はいくつかありますが、どの手段も一長一短となっています。
自分の使いたい戦術に合わせた対策方法を取るのがオススメです。
すばやさで先手を取って倒す
一番シンプルかつ単純な解決方法。
とはいえ、この手段が取れるポケモンはかなり限られています。
一番簡単なのは「こだわりメガネ」を持たせたこくばバドレックス。
コライドンよりすばやさが高く、専用技の「アストラルビット」はゴーストタイプの技なので、コライドンにはほぼ通ります。
相手にノーマルタイプのポケモンがいなければほぼ1匹は倒せるので、一気に展開が有利になります。
コライドンが一番倒されている技がアストラルビットなのも納得ですね。
なお、コライドンが「こだわりスカーフ」を持っている場合は逆に返り討ちにあってしまいます。
もちものがわかっていない状況だとかなりリスクが高いので「ハイリスク・ハイリターン」の対策方法です。
天候を変えて特性を消す
こちらも対策手段として現実的・有効な戦術。
天候を晴れ以外にすることで「ひひいろのこどう」の能力上昇を抑えられるので、一気に攻略しやすくなります。
とはいえ、天候を変える戦術を無理なく構築に採用できるポケモンはかなり限られています。
伝説枠でカイオーガを採用する以外では、汎用性がある性能をしているのはカバルドンくらいですね。
「戦術としては有効だが、可能なポケモンが少ない」のが欠点となっています。
露骨な対策枠を用意する
「コライドン対策だけのポケモンを1匹用意する」という手段。
とはいえ、通常はPTの構築の幅が狭まるので個人的にはあまりオススメできない手段でもあります。
「PTの枠が余っている」状況かつ「自分の伝説枠がコライドンに明確に不利」の場合にはじめて考えるくらいでいいと思います。
基本的にコライドンのほのおわざが超火力すぎるので、特性でほのおタイプを無効にできるポケモンが該当しています。
対策ポケモンについて
最後に、コライドンに抗える性能を持つ対策ポケモンを紹介していきます。
「コライドンだけ」を対策するだけではあまり意味がないので、後続のポケモンに対応できる汎用性の高さも重要視しています。
不利対面になった場合コライドン側も引くので、その際に負荷をかけられないと結局試合に不利になってしまうからですね。
コライドン関係の構築に負けまくって困っているという方は是非参考にしてください。
カバルドン
特性「すなおこし」での天候操作が可能なポケモン。
晴れ状態を上書きできるので、コライドンの火力を大幅に落とすことが可能です。
対面から勝てる…というレベルで有利はついていませんが、コライドン側もかなり嫌がる性能をしています。
コライドン側はほぼほのおテラスタルになる関係上、テラスタル後なら「じしん」でかなりのダメージを与えられます。
また、コライドンの後続には古来パラドックスがいる場合が多く、天候を上書きできる時点で相手の行動をかなり制限できるのも優秀なポイント。
黒馬バドレックス
コライドンと並んで使用率トップクラスの伝説ポケモン。
コライドンよりすばやさが高いため、先制攻撃が可能なのが最大の魅力。
有利不利はお互いのもちものによって変わってくるのですが、コライドンに不利が付く…ということはないのは強みです。
注意点としては、コライドン側が「ニトロチャージ」や「スケイルショット」を使った後は、すばやさで負けてしまう点です。
そのため「最初から対面させる」「ニトロチャージやスケイルショットを撃たせない」といったプレイングが必要になってきます。
ソウブレイズ・バウッツェル・ヒードラン…
特性でほのおタイプを無効にできるポケモンたち。
ほのおタイプのわざはタイプ相性で無効化できないのが強みなので、こういった無効特性のポケモンがPTにいるだけで牽制になります。
バウッツェルはかくとうタイプ半減・ドラゴンタイプ無効なので、コライドン対策だけを見るならかなり優秀です。
しかし、コライドン側が引いた場合、後続に負担を掛けられる技がないという大きな欠点もあります。
選出していなくてもPTにいるだけでほのおタイプのわざを撃ちにくくなるというのが最大のメリットですね。
コライドン以外に刺さっていない場合は、PTに入れておいて選出しない…というのも十分ありです。
汎用性も考えるならフェアリーテラスタルのソウブレイズ・ヒードランなどが対策枠としては1歩上の印象です。
まとめ
コライドンの性能・対策方法の紹介は以上となります。
わかりやすい性能で自分で使っても強く、対策していないと一瞬で負けてしまうという強力なポケモンとなっています。
今後の使用率がどう変動するのかはまだ未知数ですが、コライドンの評価が今後ガクっと下がることはなさそうだと感じています。
これからもこういった環境ポケモン関係の記事を投稿していきたいと思いますので、気になった方は是非また見てください。
ライター紹介
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こんにちは!「アウラ」と申します。ゲーム全般が好きで、その中でも「原神」や「ポケモン」「シャドウバース」などを中心に遊んでいます。
ポケモンやシャドウバース等、対人要素があるゲームのランクマッチでもよく遊んでいるので、対戦関連の攻略記事をメインに紹介しています!