【ポケモンSV】とおせんぼうオニゴーリ考察・育成論|シングルバトル

はじめに

とおせんぼうオニゴーリのココが凄い!

「使用者数1人以上!」「イッシュ地方からパルデア地方まで軒並み活躍!」「登場21周年!」

というわけで、今回はスタンダードなムラっけオニゴーリとは一風変わった「とおせんぼうムラっけオニゴーリ」についてご紹介します。

  1. とおせんぼうオニゴーリの運用方法に関して
  2. とおせんぼうオニゴーリの育成論
  3. 仮想敵に関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください!

とおせんぼうオニゴーリ

とおせんぼうオニゴーリと通常のオニゴーリ、一体どこが異なるのか。

通常のオニゴーリは相手を倒すことを考えますが、とおせんぼうオニゴーリは全くの逆です。

相手を倒さないことで勝ちを見出すのです。

相手を逃げられなくすることで、ムラっけとかげぶんしんを存分に積むことができるというのが最大のメリットです。

  • とおせんぼう を受けたポケモンは交代できない(ゴーストタイプ・ゴーストテラスタルは除く)
  • とおせんぼう でキャッチしたポケモンは敢えて倒さない
  • 試合終了ギリギリで相手のポケモンを1匹倒す
  • 交代できなくすることで、相手によっては存分にムラっけ・かげぶんしんを積むことができる

とおせんぼうオニゴーリ育成論

タイプ
こおり
特性
ムラっけ
性格
ずぶとい
種族値
H80A80 B80C80D80S80
努力値
H172B252C4D28S52
実数値
H177A90B145C101D104S107
持ち物
たべのこしHP回復のために必要です。
テラスタル
あく特性いたずらごころのポケモンを確実にとおせんぼうでキャッチできるほか、サーフゴー・ドドゲザンなどに対しても強くなります。
技構成
テラバーストあくテラスタルでも無振りではラウドボーンのHPを半分削ることはできません。
テラバースト(あく)はタイプ相性で無効化されることがなく、環境に多いゴーストタイプ・はがねテラスタルにも有効である点が優秀です。
またこうげき・とくこうの実数値が高いほうによって物理技・特殊技が決まる点は特性ムラっけと非常に相性が良いです。
みがわりムラっけの試行回数を稼ぐのに必要です。
あくテラスタルを使用することで、キョジオーンのしおづけをみがわりが耐えることができます。
そのほか、ドヒドイデ・ブラッキーなどの攻撃もみがわりが耐えることができます。
かげぶんしんまもるの代わりに採用しています。
まもる読みで退いてくる相手に対して使用できると大きなアドバンテージになります。
とおせんぼう今回の型では必須の技です。
相手の起点づくりのポケモンを起点に、ムラっけやかげぶんしんで能力を上げることができます。
充分に能力が上昇したあとは、対戦時間を稼ぎつつ試合終了間近で倒して勝利を確実なものとします。
そのほか技候補
ぜったいれいど主にラウドボーンに使用したい技です。PPが少ないことが難点。
フリーズドライみずタイプにも抜群を突けるため、技範囲が広がります。
こおりのいぶき必ず急所に当たる技なので、相手の積み技に強いです。
まもるまもるは相手の無償降臨・無償行動を許す技ですが、ムラっけの試行回数を安定して稼げます。

仮想敵

ポケモン解説
オーロンゲ1番最初に仮想敵として考えたのはオーロンゲです。
とおせんぼうを使用してもすてゼリフで逃げられてしまうので、あくテラスタルは必須ですが、A無振りオーロンゲのソウルクラッシュでもギリギリの耐久力です(47.4~55.3%(乱数2発))
ただし、1度はかげぶんしんを積む機会があるので、ムラっけのB上昇とともに運に身を任せてみるのも良いでしょう。
ドヒドイデ
ドヒドイデの ひやみず はみがわりが耐えてくれます。
ドヒドイデが くろいきり を覚えている場合には、オニゴーリはテラバーストのPPを節約しなければなりません。
ムラっけでこうげきorとくこう が上昇したときにだけ攻撃するようにして、ドヒドイデのじこさいせいのPPを削るようにします。
最悪お互い1匹も倒さずにTODの結果を迎えることになるかもしれません。
キョジオーンこおりタイプのままだと しおづけ でみがわりが壊れてしまいますが、あくテラスタルを使用することでみがわりが しおづけ を耐えることができ、ムラっけとかげぶんしんの起点にすることができます。

※仮想敵に関してはなるべく使用率が高いポケモンから選んでいます。
※上記ポケモン以外にも、サーフゴー・ドドゲザン などにも比較的有利に立ち回ることができます。

まとめ

  • とおせんぼうオニゴーリは相手のポケモンを起点にムラっけ・かげぶんしんを積む構築
  • 相手を倒すのではなく、相手を敢えて倒さないことが重要
  • まもるの代わりにかげぶんしんを採用したことにより無限の勝ち筋が生まれる

今回はなかなか対戦で目にすることができない「とおせんぼうオニゴーリの育成論」をお届けしました。

いかがですか、とおせんぼうオニゴーリを育ててみませんか。