【ポケモンSV】攻め×受けのコンビ!バチバリー構築(バチンウニ×ハラバリー)攻略・育成論|ダブルバトル

はじめに

ダブルバトルは攻めと受けのバランスが重要な対戦ルールです。

それを考えてどのようなパーティーを組むかが非常に重要となってきます。

今回はポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)のダブルバトルに於いて「攻め」「受け」を同時に実現できるパーティー構成を考えてまいりましたので、共有いたします。

お届けする内容は以下のとおりです。

  1. バチンウニがハラバリーの火力ととくぼうを上げ、ハラバリーがバチンウニの火力を上げる
  2. 事前準備としてトリックルームが必要
  3. 苦手なポケモンに関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、宜しければ最後まで目を通してみてください。

バチンウニ×ハラバリー

今回の構築ではバチンウニとハラバリーを使用します。

ここでは、バチバリー構築とでも名付けましょうか。

この構築がどのような構築なのか簡単に説明すると

ハラバリーのほうでんでバチンウニの特性ひらいしんを発動させ、バチンウニのほうでんでハラバリーの特性でんきにかえるを発動させるというものです。

  • バチウンニの特性ひらいしんはでんき技の無効化して自分のとくこうを1段階上昇させる。
  • ハラバリーの特性でんきのかえるは攻撃を受けると次のターンまでじゅうでん状態になる(とくぼう1段階上昇+でんき技の威力が2倍)

しかしこの構築、事前準備が必要なのです。

お気づきかもしれませんが、バチンウニ・ハラバリーともにすばやさが遅いポケモンです。

この2匹をただ同時に出しただけでは、どちらかが先にやられてしまうのがオチです。

そこで役立つのがトリックルームです。

先発の2匹でトリックルームを展開してだいばくはつなどで2匹同時に退場してください(トリックルームターンを無駄にしないため)

トリックルームさえ展開できれば、バチンウニとハラバリーで4タテできるポテンシャルは秘めています。

  • 事前に先発でトリックルームを展開しておく必要がある
  • トリックルーム後はだいばくはつ・おきみやげなどで先発2匹とも退場する

ハラバリー育成論

ハラバリー
種族値
HP109

こうげき64

ぼうぎょ91

とくこう103

とくぼう83

すばやさ45

性格
れいせい
努力値
H132 B124 C252H実数値201でちきゅうなげ・ナイトヘッドを4回耐えられるように調整。

B耐久はガブリアスのじしんを確定で耐えられる程度(シングルダメージ)

特性
でんきにかえる敵味方問わず攻撃を受けたとき「じゅうでん」状態になりとくぼうが1段階上昇し、次にでんき技を使用する際に威力が2倍になる。
テラスタル候補
でんき(推奨)ハラバリーの長所はなんと言っても特性でんきにかえるによりでんき技の威力が2倍になることです。

そのでんき技の威力をさらに2倍にできるのはロマンがあるとは思いませんか。

くさ
じめん技を半減で受けられる上に、テラバーストがじめんタイプへの有効打となります。
持ち物候補
とつげきチョッキ・こだわりメガネ・じしゃく
技候補
ほうでんバチンウニの特性ひらいしんを発動させつつ、相手2匹にダメージを与えられます。
パラボラチャージほうでんと同じく自分以外の全員が対象の技であるため、バチンウニの特性ひらいしんを発動させつつ、ハラバリーの削られたHPを回復することができます。
10まんボルトほうでん・パラボラチャージは全体攻撃であるため、威力が0.75倍となるので、火力を求めるのであれば10まんボルトなどの単体への攻撃技も採用候補です。
だくりゅうじめんタイプへの有効打となる全体技です。

火力はあまり期待できません。

ふいうちあると意外と役立ちます。
みずびたしじめんタイプのポケモンに対して使用することで、タイプ不一致のじめん技になる上に、でんき技が弱点となります。

※テラスタルを使用したポケモンには無効

テラバーストでんきテラスタル以外を使用する場合には候補となります。
ウェザーボールバチンウニのあまごいで、みずタイプに変化します。

苦手なポケモン

ポケモン解説
ガブリアスウェザーボールやだくりゅうなどの有効打はありますが、テラスタルなしでは微々たるダメージしか与えることはできません。

じしんでバチンウニもろとも倒されます。

  • 条件さえ整えば、じめんタイプ・ちくでん・ひらいしんを除いて苦手なポケモンはいません。
  • 例えば、モロバレルに対してはバチンウニでエレキフィールドを展開しておけば、でんき技で突破することはできます。

まとめ

  • バチンウニとハラバリーでお互いの火力を高めることができる
  • 事前にトリックルームを展開する必要がある
  • じめんタイプ・ちくでん、ひらいしん以外のポケモンは半減ならでんき技で押し切れる

ダブルバトルには無限の可能性と戦術があります。

今回ご紹介した「バチバリー構築」はほんの一例に過ぎず、まだまだ未知なる戦術が多数存在しています。

ちなみに、このバチバリー構築、2022年12月29日時点ではGoogle検索でヒットしませんが、本記事がそのパイオニアとなれば幸いです。