【ポケモンSV】いかりのつぼ×ふんどのこぶしオコリザル攻略・育成論|ダブルバトル

はじめに

ポケットモンスタースカーレット・バイオレットから登場したコノヨザルはランクバトル上位で活躍する強ポケである一方、その進化前のオコリザルは一般的にはマイナーポケモンという扱いを受けてきました。

今回はそんなオコリザルがぽっとでのコノヨザルなんかに負けていないことを証明できる画期的な型を考えてきました。

それはこちらです!

いかりのつぼ×ふんどのこぶし

そう、オコリザルがコノヨザルと差別化できる1番のポイントは特性いかりのつぼにあるのです。

というわけで、本日はこの「いかりのつぼ」を生かしたオコリザルの型を紹介いたします。

お届けする内容は以下のとおりです。

  1. いかりのつぼ×ふんどのこぶしによる超火力が実現できるのはオコリザルだけ
  2. イッカネズミなどの連続技を使用するポケモンが必要
  3. 苦手なポケモンに関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、宜しければ最後まで目を通してみてください。

いかりのつぼ×ふんどのこぶしオコリザルの作り方

では、どのようにいかりのつぼ×ふんどのこぶしオコリザルを実現するのか。

結論から申し上げると、イッカネズミのネズミざんでオコリザルを攻撃してふんどのこぶしの威力を上げつつ、いかりのつぼを発動させます。

もちろん、ほかの連続技持ちのポケモンでも問題ありませんが、イッカネズミのネズミざんは攻撃回数が最大10回であり試行回数が多いため、ふんどのこぶしの威力を最大限まで高めることができると同時に、特性フレンドガードでオコリザルダメージを最小限に留めることができるので最適なパートナーなのです。

しかし、これではまだ不十分です。

さらに重要なのが道具です。

イッカネズミには「するどいツメ」もしくは「ピントレンズ」を持たせてください。

そうすることで大抵ねずみざん10回の内1回は急所に当たり、オコリザルの特性いかりのつぼを発動させることができます。

  • ダブルバトルでイッカネズミ→オコリザルへネズミざんを使用することで特性いかりのつぼの発動と同時にふんどのこぶしの威力を最大限まで高めることができる。
  • オコリザルはしんかのきせきを持っていてもネズミざんはかなりのダメージを受けるので、イッカネズミは性格おくびょうでA個体値を妥協する。

いかりのつぼ×ふんどのこぶしオコリザル育成論

オコリザル
種族値
HP65

こうげき105

ぼうぎょ60

とくこう60

とくぼう70

すばやさ95

性格
ようき or わんぱく
努力値
ようき H244 A68 S196
(実数値 H171 A68 B80 C× D90 S154)
しんかのきせきを持たせたとしてもHPが低すぎるのでHP振りにした場合の型です。

すばやさは最速ロトム抜きを意識しています。

わんぱく H25 B244 D12

(実数値 H172 A125  B122 C× D92 S115)

イッカネズミのネズミざんのダメージを最小限に抑えるとともに、すばやさに努力値を振らないことで、後攻ドレインパンチで体力を回復できるよう調整しました。
特性
いかりのつぼ相手・味方問わず攻撃が急所に当たるとこうげきが最大まで上がる(最大12段階)
テラスタル候補
はがね
イッカネズミのネズミざんのダメージを最小限に留めることができる上に、環境に多いマスカーニャのトリックフラワーを受けて、特性いかりのつぼを発動できる可能性があります。
持ち物候補
しんかのきせき
技候補
ふんどのこぶしタイプ不一致ですが、イッカネズミのネズミざんで6回攻撃を当てることがっできれば、最高火力350にも到達します。

さらにネズミざんで特性いかりのつぼが発動できていれば、受けられるポケモンはまず存在しません。

ドレインパンチネズミざんで削られた体力と相手から受けたダメージを回復するのに使用します。

ネズミざんで特性いかりのつぼが発動しなかった場合は残念ながら相手を倒す火力は出せずそのままやられてしまうでしょう。

かわらわりドレインパンチとの選択となります。

オーロンゲなどが使用するリフレクター・ひかりのかべを破壊することができます。

まもるかくとう技・ふんどのこぶし以外は特に使用する必要がないので割と技スペースが余ります。

いかりのつぼが発動したオコリザルは標的にされやすいので「まもる」は決まりやすいと思います。

アンコール意外と知られていないのがオコリザルのアンコール。

相手のまもるなどに対して使用します。

苦手なポケモン

ポケモン解説
雨パ雨パには1回も勝つことはできませんでした。

特性すいすいによりイッカネズミよりも先に行動されてしまうため、ネズミざんを使用する前にイッカネズミが倒されてしまいます。

ヘイラッシャ&シャリタツシャリタツの特性しれいとう発動時は、ヘイラッシャのこうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさが2段階ずつ上昇する上に、ヘイラッシャの特性てんねんにより、たとえ特性いかりのつぼが発動しても無力化されてしまいます。
イエッサン(メス)イエッサン(メス)は、ほぼ間違いなく「このゆびとまれ」を使用してくるので、イッカネズミのネズミざんをオコリザルに当てることができません。

モロバレルも同様に「いかりのこな」で攻撃をモロバレルに誘導されてしまいます。

まとめ

  • オコリザルはコノヨザルと差別化できる
  • この構築には連続技を使用できるポケモンが必要

オコリザル×イッカネズミはまさに無敵のコンビです。

でも、ときにはネズミざんが1回しか当たらなかったり1回目から外れたりすることもあります。

命中率が90%なので仕方がないことですが言わせてください。

イッカネズミ、もうお前パーティー降りろ。