レギュGで使用率を大きく上げた一般ポケモンを紹介!
ルールが変わり、対戦環境が変わると、ポケモンの使用率にも当然変化が起こります。
今回は、レギュレーションGになって大きく使用率を伸ばしたポケモンの中で、特に注目の10体について、その理由や強みを解説していきます。
これらを理解することは、レギュGにおいて強いとされる要素への理解にもつながるので、ぜひ参考にしていってください。
- レギュGの出世頭!ペリッパー
- 偉い要素がてんこ盛り!コジョンド
- 圧倒的技のデパート!テツノブジン
- レギュG最強の姿!岩オーガポン
- サポートの鬼!ピッピ
- 先制技無効!火力も出せるアマージョ
- 相手の伝説ポケモンに変身!メタモン
- 唯一無二のサポート性能!キュワワー
- 物理ポケモンへの圧倒的性能!ウルガモス
- 上からのバークアウトが偉い!テツノコウベ
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
ペリッパー
レギュGになって、大出世したポケモン筆頭です。
その理由としては、伝説環境で強力な「ワイドガード」を使える点、コライドンやグラードンの登場で激化した天候合戦へ介入できる点などが挙げられます。
また、タイプが攻撃面・防御面ともに優秀であり、コライドンやグラードン、ワイドガード込みだと白バドレックスなどにも強いタイプであることも追い風となっています。
特性のおかげで火力が高く、雨で味方のサポートができたり、おいかぜやてだすけなども使うことができるため、腐る場面は少ないです。
レギュG環境においては、あらゆる要素から、様々なパーティに採用することができる汎用性を兼ね備えたポケモンだと言えるでしょう。
コジョンド
レギュGにおいて重宝される、様々な要素を兼ね備えたポケモンです。
具体的な出世の理由としては、伝説環境で飛び交う強力な全体技を「ワイドガード」で防ぐことができ、相手のワイドガードは「フェイント」で解除できる点。
また、黒バドの影響で環境に増えたノーマルタイプや悪タイプ、テラパゴスなどに刺さる格闘タイプであるということが追い風となっています。
高いASの数値から、環境に刺さりの良い高威力格闘打点を、特性の「せいしんりょく」でいかくの影響を受けずに打っていける点が非常に優秀です。
その他にも、「ねこだまし」や「コーチング」のようなダブルバトルにおいて強力な技を覚えることも強みだと言えるでしょう。
これらの要素から、特に黒バドレックスとの相性が良く、一緒に採用されていることが多いです。
テツノブジン
あらゆる優秀な技を覚えること、物理・特殊両刀の種族値を持つことから、型の匿名性がとにかく高いポケモンです。
使用率が上がった理由はコジョンドと似ており、伝説環境で強い「ワイドガード」や「フェイント」を覚える点や、悪タイプに強い点などが挙げられます。
さらにミライドンの登場で、「ブーストエナジー」以外の持ち物を持ちながら、すばやさを上げることができるようになった点も、出世した理由の1つです。
特性込みで非常に高いすばやさから、先制技も含む物理・特殊の様々な攻撃技や、あらゆる優秀な変化技を扱えるのが、このポケモン最大の強みと言えるでしょう。
岩オーガポン
レギュGになって、ぐんぐん使用率を上げているオーガポンの姿です。
S19時点のオーガポンの中で最も使用率が高いのが、この岩オーガポンとなっています。
レギュGで出世した一番の理由としては、おそらく行動保証があるオーガポンの姿であるためでしょう。
高火力技が飛び交う伝説環境においては、行動保証があるということはかなり重宝される要素です。
加えてレギュGでは、テラスタルをできるだけ伝説ポケモンに使いたいこともあり、テラスタルせずとも戦っていける岩オーガポンは特に優秀だと言えます。
また、環境的に岩・草の通りも良く、他のオーガポンとは違い、天候に左右されずに多くのポケモンの弱点をつくことができるのも偉いです。
攻撃面だけでなくサポート面においても、「このゆびとまれ」が扱えるなど、行動保証があることを極めて有効に活用できるポケモンです。
ピッピ
サポートに特化した性能を持つポケモンです。
採用率が上がった理由としては、サポートするに値するパワーを持った伝説ポケモンが解禁されたことがまず1番に挙げられるでしょう。
特性の「フレンドガード」と「このゆびとまれ」によって、隣のポケモンを守る性能が高く、伝説ポケモンをはじめとするエースポケモンの耐久を底上げすることができます。
特に黒バドレックスとは相性が良く、黒バドが苦手な悪技を半減で受けることができることから、一緒に組まれることも多いです。
すばやさがかなり低く、「おさきにどうぞ」や「アンコール」も覚えるため、相手のトリックルームへの回答を持つことができる点も強みです。
アマージョ
相手の先制技を無効にしつつ、多数の高威力技を扱えるポケモンです。
伝説ポケモンの中でも、特にカイオーガと相性が良いため、使用率を伸ばしたと考えられます。
具体的には、カイオーガが苦手な先制技であるグラススライダーやじんらいを、特性で防ぐことができる点。
また、カイオーガの水技を半減してくる水・草・ドラゴンタイプへ、高火力技で弱点をつける点などが相性がいいとされる理由です。
「パワーウィップ」や「トリプルアクセル」など、命中不安の高火力技を採用しがちなため、持ち物は「こうかくレンズ」の採用が多くなっています。
同じ効果の特性であるリキキリンよりも、種族値的にも技威力的にも火力が高く、攻撃的な性能を持っているのがこのポケモンの特徴です。
メタモン
毎作、伝説ポケモンが使えるルールになると、一定数姿を現すポケモンです。
レギュGになり、種族値の高い相手の伝説ポケモンへの変身が狙えるようになったことが、使用率が上がった理由でしょう。
特性のかわりものは、正面にいるポケモンに変身するため、多少工夫が必要ですが、うまくいけば自分だけ伝説ポケモンを実質2体使うことができます。
HP以外のステータスと、能力ランクの変化もコピーすることができるので、相手の積みエースにもある程度対抗できる点も強みです。
持ち物は、変身したポケモンの上から行動できるように、「こだわりスカーフ」を持っていることが多いです。
キュワワー
伝説ポケモンと相性の良い、他にないサポート性能を持ったポケモンです。
特性の「ヒーリングシフト」がとにかく優秀で、回復技を優先度+3で使うことができるため、相手のこのゆびとまれやねこだましに邪魔されず行動できます。
「フラワーヒール」で回復させていく価値のある、伝説ポケモンが解禁されたことが、使用率が上がった1番の理由でしょう。
テラパゴスのような高耐久の積みエースと特に相性がよく、タスキで耐えてくるポケモンに先制技すら打たせず、「ドレインキッス」で縛れるのは非常に強いです。
テラパゴスが苦手なウーラオス等の格闘タイプに対して、弱点をつくことができるという意味でもテラパゴスとは相性がいいです。
また、回復技以外にも、おいかぜやトリックルーム、ちょうはつ、アンコールなど、優秀な補助技を多数覚えることができます。
ウルガモス
環境のほとんどの物理アタッカーに強く出られるポケモンです。
出世した理由としては、特有の耐性と、特性のほのおのからだが環境的にかみ合っている点が考えられます。
白バドレックス・ザマゼンタ・ザシアン等の主要な物理伝説ポケモンのメインウェポンを半減に抑えることができ、「おにび」でやけどを狙える点が偉いです。
さらに、相手の攻撃を「いかりのこな」で吸いながら、「ほのおのからだ」によるやけどを狙うこともできます。
いかりのこなで攻撃を吸収できない草タイプのポケモンには、弱点を突くことができるのも嚙み合いがいいです。
環境上位の物理一般ポケモンであるゴリランダーやパオジアンにも強いなど、現在の環境の物理アタッカーほとんどに仕事ができるポケモンと言えるでしょう。
テツノコウベ
特性込みでの高いすばやさと、悪タイプの両立が優秀なポケモンです。
採用率が上がった理由としては、黒バドレックスに強めな悪タイプであり、タイプ一致の「バークアウト」や「おいかぜ」を上から使える点などが挙げられます。
またテツノブジン同様、ミライドンの登場により、特性を発動させやすくなったこともその理由の1つでしょう。
悪タイプであるため、いたずらごころのポケモンのちょうはつで阻止されずに、おいかぜを使っていける点も強みです。
まとめ
レギュGで使用率を急激に上げたポケモン達は、以下のような要素を持っていることが多いと分かりました。
- ワイドガードやフェイントが使える
- 行動保証がある
- サポート性能が高い
- 使用率上位の伝説ポケモンに強いタイプである
- 使用率上位の伝説ポケモンと相性が良い
- 特性クォークチャージを持つ未来ポケモン
これらの要素は、レギュGになって評価が上がった要素とも言えるはずなので、構築を作る際に意識してみると良いかもしれません。
ライター紹介
- ポケモン対戦ガチ勢の「ごっさん」です。
元々はシングル勢でしたが、SVではダブルバトルをメインにやっていて、最終2桁を複数回とっています。
対戦ガチ勢の目線から初心者にも分かりやすい記事を書いていこうと思います!