【ポケモンSV】ビビヨン考察・育成論

はじめに

必中催眠の強さはキノガッサを以って、身をもって体験されているかと思います。

今回紹介するこのビビヨンも(ほぼ)必中催眠を使用でき、眠っている間にちょうのまいで素早さを上げてビビヨンよりも素早いポケモンをもハメてしまうという強力なポケモンです。

今回はそんな対策しなければ詰んでしまうビビヨンの育成論・対策を紹介したいと思います。

「ビビヨンを育てたい!」「もっと知りたいなビビヨンンのこと」

といった方はぜひ参考にしてみてください。

今回の記事は5分ほどで以下の内容をお届けいたします。

  1. ビビヨン育成論に関して
  2. 対策方法に関して

ビビヨンとは?

ビビヨンは特性ふくがんから繰り出されるほぼ必中ねむりごな で相手を眠らせて、ひたすらみがわり→ちょうのまい→ねむりごな を繰り返して、相手をハメる型が強力です。

  • 特性ふくがん によりねむりごなの命中率は98%になる
  • 相手が眠っている間に みがわり→ちょうのまい を繰り返してとくこう・とくぼう・すばやさ を補強してくるので、積ませてしまうと突破が困難になる恐れがある

ビビヨン育成論

タイプ
むしひこう
特性
ふくがん
種族値
H80A52B50C90D50S89
性格
おくびょう
努力値
H44C212S252
実数値
H161A64B70C137D70S155
H・・・HP奇数を維持してたべのこし回復量最大、たべのこし回復4回でみがわり1回使用可
HB・・・いじっぱりA252カイリュー しんそく確定耐え(131 ~ 155 (81.3 ~ 96.2%) 確定2発 )
持ち物
たべのこしねむりごな・みがわり のサイクルを成立させるのには必須です。
HPは無振りでも、16n+1 のどちらでも構いません。
テラスタル候補
ひこう攻撃技は ぼうふう を使用するので、火力をあげられるひこうテラスタル一択です。
技候補
特殊技
ぼうふうむしのさざめき でも良いですが、威力が高く、混乱も狙え、特性ふくがんの恩恵を受けられるぼうふうのほうがオススメです。
むしのさざめき音技でみがわりを貫通できますが、技のとおりがあまりよくありません。
変化技
ねむりごな特性ふくがんにより命中率は98%になります。

基本はねむりごな→みがわり が安定ですが、ドラパルトなど素早いポケモンが控えている場合には、即座に交代することも考えて、ねむりごな→ちょうのまい と臨機応変な対応が必要です。

ちょうのまいとくこう・とくぼう・すばやさ を1段階ずつ上昇させることができます。

ただし、もともとの耐久が低いので特殊を受けるにしても2回は積む必要があります。

みがわり一度ねむりごな→みがわり→ちょうのまい のループにハメられれば、対策をしていなければそのまま詰ませられることもあります。

対策方法まとめ

対策方法解説
バンギラス
ロックブラスト2発で落とせます。

ただし、ロックブラストをはずしたり、ぼうふう混乱という負け筋は付きまといます。

サーフゴー特性おうごんのからだ によりねむりごなを無効化できます。

おくびょC252サーフゴーのシャドーボールはD+1ビビヨンに対して81 ~ 96 (50.3 ~ 59.6%) 確定2発 ですが、たべのこし込みで2発耐えられそうです。

 

キョジオーン
特性きよめのしお によりねむりごなを無効化できます。

A無振りしおづけで確定1発で落とせます。

アノホラグサ特性かぜのり により ぼうふう を完全に無効化することができ、ねむりごな はタイプ相性で無効にできるビビヨンを完封できるポケモンです。
ラウドボーン特性てんねん によりちょうのまいの能力上昇を無効化でき、みがわりは フレアソングで貫通できます。
すりぬけ
特性すりぬけは、みがわりを無視して攻撃できるので、威力の高い物理技であれば、たいてい倒せるはずです。

特殊技はちょうのまい を積まれてしまうと耐えられます。

みがわり
ねむりごな を防ぐ手段として有効です。
ちょうはつ
ねむりごな・ちょうのまい・みがわり を使用させません。
のろい
(ゴーストタイプ)
ねむりごなループに陥り、ビビヨンのみがわりを壊せないときでもゴーストタイプの のろい により、毎ターン1/4ダメージを与え続けられます。
ほろびのうたみがわり・ちょうのまい に対して有効です。
連続技
ロックブラスト・つららばり といった弱点を突ける連続技であれば、みがわりを使用されていても、みがわりごと倒すことができます(2発しか当たらなかった場合には耐えられる可能性があります)
ステルスロック
HPの1/2のダメージを与えることができます。
くさタイプ
くさテラスタル
ぼうふう が弱点となるので、ビビヨンの ぼうふう を耐えられる耐久と一発でビビヨンを倒せる火力が必要になります。
カゴのみ
ラムのみ
1度だけ ねむり から回復することができます。
ぼうじんゴーグル
このポケモンが多く持っているというのはあまりないので、読まれることもありませんし、手軽なビビヨン対策と言えます。
そのほか、キノガッサ・モロバレル・アラブルタケ などにも有効です。
ほえる
ふきとばし
レッドカード
倒されてしまったら意味がないですが、ちょうのまいを積まれても強制的に交代させることができます。

まとめ

  • ビビヨンは対策必須のポケモン
  • さまざまな方法で対策はできる

今回は、特性ふくがん から繰り出される ねむりごな で無限ループに陥れるビビヨンの育成論・対策を紹介しました。

種族値こそ高いわけではありませんが、対策必須であるポケモンの1匹です。

対策していなければ、無限催眠編が始まってしまうことをどうか忘れないでください。

おねむり~