ドラパルトはまだ活躍できる!?
攻撃や素早さの種族値のバランスが絶妙で、 発売当初はランクマッチにてトップメタだったドラパルトですが、伝説ポケモンの解禁で最近は使用率が落ちていますよね。
この記事では、そんなドラパルトを現環境のランクマッチで使ってみて、感じたことを中心に解説していきます。
- ドラパルトを活かす 4つの型
- こんなポケモンは苦手
- こんな場面で活躍できる
この記事は5分で読み終わりますので、最後までぜひご覧ください♪
ドラパルトについておさらい
ドラパルトは攻撃力と素早さが高く、バランスのいい種族値が魅力のポケモンです。
特性も優秀で、能力を下げる効果や技を無効化する「クリアボディ」、「みがわり」や「ひかりのかべ」などを無効化して攻撃できる「すりぬけ」、30%の確率で受けた技をかなしばりにする「のろわれボディ」の3種類になります。
特に「すりぬけ」が優秀で、環境トップメタのミミッキュに対して、強気に繰り出せるのが大きな強みです。
覚える技の範囲も広く、また特殊攻撃の種族値もそれなりに高いので、攻撃型、特殊型、変化技で味方を援護するサポート型、攻撃も特殊攻撃も両方を使う両刀型まで、実に4つの型が存在します。
ここではそれぞれ4つの型について解説します。
攻撃型
この型は、高い攻撃力と素早さを最大限に活かした一番基本の型といえます。
性格については「いじっぱり」や「ようき」が主で、持ち物は「いのちのたま」や「こだわりはちまき」がおすすめです。
採用されやすい技としては、「ドラゴンアロー」、「シャドウダイブ」、「とんぼがえり」、「ふいうち」、「サイコファング」などが挙げられます。
特殊型
この型は、高い攻撃力を逆手に取り、相手の裏をかく手段として有効です。
性格は「おくびょう」や「ひかえめ」が多く、持ち物は若干物足りないとくこうと補うために「こだわりメガネ」がおすすめです。
覚える技範囲が広く、攻撃型よりも倒せる敵ポケモンの範囲が広いので、使いやすさは一番かもしれません。
採用されやすい技としては、「シャドウボール」、「りゅうのはどう」、「10万ボルト」、「かえんほうしゃ」、「だいもんじ」などが挙げられます。
サポート型
この型は、素早さの高さを活かして、先制で相手に「おにび」を打ったり、味方の援護のために壁を貼ったり、サポートを主な役割としたものです。
性格は「おくびょう」が多く、持ち物は壁系の技の効果を長くする「ひかりのねんど」が多いです。
採用されやすい技としては、「おにび」、「たたりめ」、「ひかりのかべ」、「リフレクター」、「かなしばり」、「みがわり」、「でんじは」、「あやしいひかり」、などが挙げられます。
両刀型
この型は、こうげきもとくこうも両方使うことで、相手の受け要因のポケモンにも強気に選出できる型となっています。
性格は「むじゃき」が多く、持ち物は「いのちのたま」が多いです。
採用されやすい技としては、「ドラゴンアロー」はほぼ確定として、あとはとくこうが下がってもこうげきの技に切り替えられることから「りゅうせいぐん」なども採用されやすいです。
対戦相手として出てきた時には、どの型なのか予想がしづらいので、結構厄介な相手と言えます。
苦手とするポケモンについて
ドラパルトは4つの型があり、色々なポケモンに対して柔軟に対応できるとはいえ、ポケモンである以上、やはり苦手とするポケモンがいます。
ここではそんなドラパルトが苦手とするポケモンを紹介します。
オーロンゲ
1体目のポケモンはオーロンゲです。
オーロンゲはドラパルトのメイン技であるドラゴンタイプの技を無効化し、ゴーストタイプの技を半減するなど、ドラパルトからすると有効打がありません。
オーロンゲは耐久もそこそこあるので、タイプ不一致の技はまず耐えます。
さらには「ソウルクラッシュ」や「ふいうち」などは効果が抜群で、対面すると非常に厳しい相手と言えます。
バンギラス
2体目はバンギラスです。
バンギラスもドラパルトからしたら有効打がないため、倒すのは非常に難しいですし、高い攻撃力から繰り出される悪タイプの技でほぼ一撃でやられてしまいます。
耐久も高いので、無理に倒そうとはせず、他のポケモンで対策するのが無難です。
他にも先制技の「ふいうち」や「こおりのつぶて」などを使えるポケモンには弱いので、あらかじめ味方のポケモンで対策をしておく必要があります。
ドラパルトが活躍する場面について
ドラパルトが活躍する場面は、採用している型によって変わってきます。
サポート型であれば、先発ですし、それ以外であれば基本的には抜きエースとしての活躍が期待できます。
筆者も実際にランクマッチで使ったのですが、こちらの手持ちがラスト1体という状況でも、ダイマックスをうまく使って相手に勝利するという場面が何回もありました。
ただ、実際にランクマッチに挑戦して感じたのが、カイオーガやザシアンと対面することが多く、これらのポケモンとまともに戦ったら歯が立たないということです。
事前に壁を貼って、耐久力を上げておくなどの工夫や、素直に他のポケモンに変えるという判断が必要です。
まとめ
- ドラパルトには4つの型がある
- ドラパルトは抜きエースとして優秀
- 伝説ポケモンには道具やダイマックスで対抗する
現環境では伝説ポケモンが多いこともあり、ドラパルトにとっては中々厳しいと考えていましたが、元々種族値が高いことや技範囲が広いこともあり、まだまだ通用するというのが筆者の考えです。
伝説ポケモンに劣る火力や素早さを道具で補ったり、ダイマックスをうまく使うことでいくらでも活躍する機会はあります。
みなさんもこの機会に是非、ドラパルトを使ってみてください!
ライター紹介
- フリーライターのいつきと申します。 現在は主にスプラ3とポケモンSVをやり込むのが日課です。これまでゲームをやり込んできた経験を活かして、スプラ3のバンカラマッチ、ポケモンSVのランクマッチの立ち回りについて解説するので、ぜひご覧ください。