「Celestial Dragonblade」で強化された【進化ヴァンパイア】
第26弾カードパック「Celestial Dragonblade / 天示す竜剣」のリリースによって、多くのデッキが強化されました。
特に【AFネメシス】や【テンポエルフ】が飛躍的に強化され、大会等の競技シーンでもめざましい活躍を見せています。
しかし、それらのいわゆる「環境デッキ」以外のデッキで、実は大幅に強化されていたデッキ…トリッキーな動きが特徴的な【進化ヴァンパイア】について、今回は紹介していきます!
この記事をざっくりまとめると…
- 追加されたカードのおかげで打点・安定感がアップ!
- 進化回数を意識してデッキを回そう!
- 早期決着を目指せ!
この記事は約5分で読み終わるので、是非読んでいってください!
追加されたカードについて
デモニックキャット・トバリ
進化前:攻撃力/体力: 1/3
自分のターン終了時、「このバトル中、自分のフォロワーが進化した回数」が5回以上なら、相手のリーダーに3ダメージ。
自分のリーダーを3回復。
ファンファーレ 次の自分のターン開始時、カードを1枚引く。
進化後:攻撃力/体力: 3/5
必殺
自分のターン終了時、「このバトル中、自分のフォロワーが進化した回数」が5回以上なら、相手のリーダーに3ダメージ。
自分のリーダーを3回復。
【進化ヴァンパイア】の攻める力を押し上げる強力なダメージ効果と、バトル序盤からでも活躍する渇望状態に入れる効果を持ちます。
これまでは効果を使うのに一工夫必要だった《カーリー》や《デビルガーディアン》の使い勝手が、このカードの登場で一気に改善されました。
マリシャスブレイダー
進化前: 攻撃力/体力: 2/2
ファンファーレ コスト2のヴァンパイア・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
自分のPPを2回復。
進化後: 攻撃力/体力: 4/4
進化時 相手のフォロワー1体に4ダメージ。
一見シンプルな効果に見えますが、実際には痒い所に手が届く絶妙なカードです。
このカードで手札に加えることができるカードのほとんどが相性が良いです。
例えば《カーリー》は、このカードのプレイした直後は渇望状態になっているため、すぐに進化できます。
また《舞踏のソウルミニデビル》は、このカード自体に進化を切ることで自動進化効果を使えるため、これも相性が良いと言えます。
【進化ヴァンパイア】の安定感を大きく向上させている縁の下の力持ちです。
デッキの回し方
デッキの第一目標は、進化を5回達成することです。
《紅の仁義》や《デモニックキャット・トバリ》などのダメージカードの発動条件が、「進化回数が5回以上」であるためです。
進化回数が4回以下の場合は、対戦相手視点からも強力なカードの効果を警戒する心配がないので、なるべく急いで達成するようにしましょう。
勿論、《ブラッディデーモン》の直接召喚条件になっている「進化回数が6回以上」も大切です。
《ブラッディデーモン》は復讐状態の場合、相手のフォロワー全てに8ダメージを与える強力な効果を持っているため、盤面を一掃しながらの疾走ドレインは、形成が一気に逆転するため、こちらの勝利が一気に近づきます。
CDB環境においては、【AFネメシス】や【テンポエルフ】といったような、早い段階で決着を狙ってくるデッキが上位に多く存在するため、こちらもなるべく早く攻めきれるように進化回数の意識は徹底しましょう。
また、状況によっては《デモニックキャット・トバリ》や《紅の仁義》などのカードはゲームを決着させるためのフィニッシュカードになる可能性もあるため、プレイは慎重に行いましょう。
- 進化回数5回以上を意識しよう
- 《デモニックキャット・トバリ》《紅の仁義》などのダメージカードのプレイは慎重に
対環境デッキへの意識ポイント
対【AFネメシス】
《廻り出す運命》から入手される《デウスエクスマキナ》を簡単にプレイさせないことが大切です。
《デウスエクスマキナ》がプレイされるのは先攻なら5ターン目、後攻なら4ターン目になりますので、こちらが先攻の場合は、《ベルエンジェル》を含めた複数のフォロワーを並べることが有効です。
こちらが後攻の場合は、《マリシャスブレイダー》+《カーリー》or《舞踏のソウルミニデビル》等で2体進化して、しっかり牽制しましょう。
上記のプレイを徹底すると、《デウスエクスマキナ》だけでは盤面に付き合うことができないので、一気にリーダーにダメージを与えることができます。
対【テンポエルフ】
リーダーの体力を削ることが得意なデッキですので、序盤は徹底して体力を守っていきましょう。
また、進化ターン付近にプレイされた《フェアリー》は必ず倒しておくようにしましょう。
《黒百合の女王・ノワリス》のファンファーレ効果でダメージ効果を付与されてしまうと、一気に厳しい展開になってしまうためです。
対【結晶ビショップ】
《金剛の拳聖》で詰まされないように、なるべく解決札は温存するようにしましょう。
《ブラッドロード・ユヅキ》《ユピテル》等が該当します。
《干絶の飢餓・ギルネリーゼ》を3枚採用している場合がほとんどですので、中途半端にダメージを与えず一気に削りましょう。
《ダイヤモンドマスター》の効果で疾走を付与して直接リーダーを攻撃してくるため、盤面に攻撃されるフォロワーがいない場合でも要注意です。
さいごに
第26弾カードパック「Celestial Dragonblade / 天示す竜剣」で登場したカードによって、Tier1とはいかないものの【進化ヴァンパイア】は大きく強化されました。
環境に応じて《ベルエンジェル》の枠を《干絶の飢餓・ギルネリーゼ》や《グランスエンジェル》などと柔軟にデッキを組みかえて遊んでみてください!
また、《マリシャスブレイダー》でサーチできるカードのバリエーションを増やしたり、《アビスドゥームロード》などの《沼地の大蠍》以外の、
復讐状態で強くなるカードを入れてみてもいいと思います。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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