はじめに
みなさんは、現環境最強のデッキを知っていますか?
それは、ラストワードネクロマンサーです。
ラストワードとは
フォロワーやアミュレットが破壊されるときに、発動する能力のことです。
今回は、そんなラストワードネクロマンサーを解説していきます。
- ラストワードネクロマンサーのデッキ構築
- カードの採用理由を詳しく
- 基本的プレイ方針
- 勝つためのコツ
この記事は、5分程度で読めるので、最後まで読んでいってください。
デッキ構築
サンプルレシピ
記憶の軌跡
記憶の軌跡は、このデッキにおいて、ふたつの役割を担っています。
ひとつは、ラストワードのカウント稼ぎです。
このカードは、ラストワードを持たないフォロワーにラストワードを付与することができます。
このデッキには、ボーンフリークから出てくるスケルトンや、ソウルガイドなどのフォロワーが、ラストワードを持っていません。
そこで、記憶の軌跡を使うと、最大で2もラストワードのカウントを進めることができます。
1コストで、2もラストワードを進められるのは破格です。
もうひとつの役割は、回復です。
このデッキには、ライフを回復させる手段が少ないので、このカードで回復しなければなりません。
これらの理由で3投しています。
ボーンフリーク
ボーンフリークは、1コストでラストワードを1稼ぎながら、実質的に標準以上のスタッツを持っているフォロワーです。
他に語ることもなく、減らす理由も無いので3投です。
友魂の少女・ルナ
ルナは、ラストワード効率に関しては、そこまで優秀ではありません。
では、なぜ採用されているのか。
それは、ネクロマンスを6消費して、進化権を回復できるからです。
ネクロマンスとは
墓場の枚数を消費して、能力を発動すること
このデッキの進化権は、命より大事なものです。
また、ラストワードネクロマンサーは、相手の面の除去を、忌まわしき再誕と進化権に依存しているので、ルナは3投する方が、デッキの安定感が上がります。
忌まわしき再誕
忌まわしき再誕は、このデッキの核になる、最重要カードです。
このカードを何枚引けるかが、このデッキのパワーを左右します。
このカードは、基本的には、破壊されたラストワードが5枚以上の時に使います。
なぜなら、このデッキのリソースはこのカードに依存しているからです。
それだけでなく、相手の盤面除去や、自身の盤面形成、時にはリーサルにも絡む最強カードです。
スカルドリーマー
スカルドリーマーは、標準スタッツを持ちつつ、ラストワードで機動二輪車を出すことができます。
機動二輪車は、盤面処理にも貢献してくれますし、2コスト2/2なので、3投です。
ソウルガイド
ソウルガイドは、自分の場にいる他のフォロワーを破壊して、2枚ドローすることができるカードです。
このカード自身は、ラストワードを持っていませんが、リソースが忌まわしき再誕に依存していること、記憶の軌跡を付ければ、ラストワードを稼げることから、安定感を上げるために3投するべきです。
一刀の幽鬼・カゲロウ
カゲロウは、標準スタッツを持ちつつ強力なラストワードを持っているフォロワーです。
ですが、ネクロマンスをルナに使いたいので、今回は1枚まで減らしています。
死門を繋ぐ者
死門を繋ぐ者は、ラストワードを稼ぐ効率が、高いフォロワーです。
また、デッキからフォロワーを出すので、デッキを圧縮してくれます。
進化を振るのも強いフォロワーです。
常闇の花嫁・セレス
セレスは、このデッキの強さを支える強力な進化フォロワーです。
その、セレスの強さを支えるのが、インモラルディザイアです。
そのため、セレスには何度も進化を切りたいですし、このデッキのエースといっても過言ではありません。
鎖杖のネクロマンサー
鎖杖は、ラストワードを10枚達成していると、3コストで、5/5の疾走フォロワーになります。
そのため、できる限り、終盤まで温存したいカードです。
また、インモラルディザイアを優先的に付けるフォロワーにもなります。
人外魔境・クリストフ
クリストフは、ラストワードの枚数を達成すればするほど効果が強力になるフォロワーです。
10枚達成で、クリストフを出せばそれだけでゲームを決めてしまうこともあります。
しかし、クリストフで勝つゲームが少なくなったこと、序盤のラストワード稼ぎに全く貢献しないことから、2枚に減らしています。
ネクロインパルス
ネクロインパルスは、最大で4コスト8点になるパワーカードです。
ですが、ラストワードとは何の関係もないため、1枚まで減らしています。
金鉱のネクロマンサー
金鉱は、本体ではなくアクセラレートで使うために、入っています。
アクセラレート
フォロワーを、本体コストではないコストで、スペルとして使える能力
金鉱は、1コストで自分のフォロワーを破壊して、3コスト以下のフォロワーを、リアニメイトします。
リアイメイト
決められたコスト以下で、墓場にいるコスト最大のフォロワーを、復活させる能力
まず、このカードは1コストでラストワードを1稼ぐことができます。
そして、ここが1番重要なのですが、セレスを復活させることができます。
これにより、デッキから引かなければいけないセレスの枚数を減らすことができます。
デッキを安定させ、かつパワーを上げてくれるので、3投です。
セレスト・マグナ
セレストは、対ウィッチの切り札であり、結晶でラストワードを稼いでくれるカードでもあります。
結晶
フォロワーを、本体コストではないコストで、アミュレットとして使える能力
セレストは、結晶で置くと、セレスト本体を場に出してくれます。
また、セレストは、ラストワードでリアニメイト2を持っているので、結晶セレストは、ラストワード効率が凄まじく良いです。
オミナスタイラント
オミナスタイラントは、強力な結晶と本体効果を持つフォロワーです。
結晶では、2コストで3もラストワードを稼ぎます。
また、本体効果は相手の盤面を更地にすることができます。
減らす理由がないので、3投です。
マリガン
先行
先行は、ボーンフリーク、忌まわしき再誕、死門を繋ぐ者、セレスト・マグナ、オミナスタイラントをキープします。
オミナスタイラントが見えていたら、セレスト・マグナは返してもいいです。
後攻
後攻は、先行の5枚に加えてセレスをキープします。
基本的プレイ方針
このデッキは、ラストワード破壊10を目指してプレイしていきます。
そのため、序盤はラストワード効率を考えてプレイします。
- 結晶カードは早くプレイした方が強い
- 記憶の軌跡をうまく活用する
中盤以降は、セレスに進化を切って、リーサルを見据えてプレイしましょう。
また、クリストフが通る相手なら、クリストフを強く使うことを意識するといいでしょう。
- セレスには、できる限り進化を切る
- インモラルディザイアは、鎖杖のネクロマンサーに付ける
プレイのコツ
再誕を強く使おう
この場面では、クリストフの着地に再誕を使っています。
このように、再誕単発ではなく、できる限り強い返しになるよう意識するといいでしょう。
インモラルディザイアでOTK
OTK
ワンターンキルの略
このように、鎖杖のネクロマンサーにインモラルディザイアを2回掛けると、進化権+自壊カードを合わせると、7+7+7=21になり、相手のライフを1ターンで、削りきることができます。
- インモラルディザイアをしっかり打点に換算しよう
よく使う打点表を置いておきます。
インモラルディザイア1枚
鎖杖のネクロマンサー+自壊 5+5=10 進化権あり 7+7=14
インモラルディザイア2枚
鎖杖のネクロマンサー+自壊 5+5+5=15 進化権あり 7+7+7=21
オミナスタイラント+自壊 6+6=12 進化権あり 8+8=16
各対面解説
連携ロイヤル
相性は、五分。
連携ロイヤル対面は、マリガンが変わります。
後攻は、セレスト・マグナは返して、スカルドリーマーをキープします。
このマッチは、攻めるロイヤル、守るネクロマンサーになります。
そのため、盤面を取り返すことを意識しましょう。
また、クリストフ、オミナスタイラント本体が、ロイヤル視点凄く辛いので、覚えておくといいでしょう。
スペルウィッチ
相性は、有利。
この対面は、序盤の面は強くならないので、序盤はラストワードを稼ぐことを意識しましょう。
もうひとつ大切なのは、アルティメットマジックを気持ちよく打たせないことです。
アルティメットマジックを打たれると、セレスト・マグナを要求されるので、攻める意識を忘れないようにしましょう。
逆に、こちらが攻めているときの、セレスト・マグナは強力なので、覚えておくと良いでしょう。
マナリアウィッチ
相性は、微有利。
この対面は、基本的にはスペルウィッチとあまり変わらないと思ってもらって大丈夫です。
しかし、気を付けるポイントがあります。
ひとつが、スペルウィッチに比べて、中盤の盤面が強くなりやすいこと。
もうひとつが、セレスト・マグナへの返しが、スペルウィッチに比べて多いことです。
狂乱ヴァンパイア
相性は、微不利。
この対面は、マリガンが変わります。
ロイヤル対面と同じく、後攻では、セレスト・マグナを返して、スカルドリーマーをキープします。
まず、相手の序盤の猛攻を防ぎましょう。
そのために、スカルドリーマーが必要です。
そして、気を付けなければいけないのが、ゼノ・ディアボロスです。
このカードをケアするために、7ターン目以降は、盤面をできるだけ作らないで、疾走で削り切りましょう。
さいごに
これで、今回の記事は、終わりになります。
ラストワードネクロマンサーは、大会でも結果を残しているデッキなので、使ってみてください。
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