この記事では、7/6日に行われたの能力調整後のアンリミテッド環境の変化や、現在の環境デッキを紹介する記事となっています。
機構の解放制限による環境の変化
7/6の能力調整により、ネメシスのキーカードである機構の解放が制限になるという調整がされました。
この影響によって、これまでアンリミテッド環境でトップに君臨し続けていた「AFネメシス」というデッキタイプが実質的に消滅し、「超越ウィッチ」や「ハンドレスヴァンパイア」等といった、ネメシス以外のデッキの割合が増加しました。
大打撃を受けたネメシスクラスですが、新カードパック「極天竜鳴」で追加された、「勇気の少年・カシム」や「メカニカルドッグ」といったカードを利用した「共鳴ネメシス」というデッキタイプがじわじわと増加ししていて、全盛期ほどではないですが、環境デッキの1つとして踏みとどまっています。
追記:7/26アプデにて「勇気の少年・カシム」と「解放の少女・ローザ」が制限になったため、ネメシスのデッキは壊滅的な打撃を受けてしまいました。
そのため、現在は環境デッキではなくなってしまっています。
ここからはナーフ後のアンリミテッド環境で人気のデッキや、MPを増やすのにおすすめのデッキの紹介をしていきます。
では早速、詳細を見ていきましょう。
- アンリミテッド環境の実態!リーサルターンの高速化
- ナーフ後環境の中心デッキは「超越ウィッチ」!それに対抗するアンリミテッドの環境デッキ達はこれ!
- 最近始めた方には「ハンドレスヴァンパイア」がおすすめ!
この記事は4分程度で読み終わりますので、最後まで見ていってくださいね!
最近のアンリミテッド環境の実態
アンリミテッドルールは、ローテーションルールとは異なり全てのカードが使えるというルールなため、過去のカードと相性のいい新カードが出るにつれ、既存のデッキタイプがどんどん強化されています。
初期から存在している「超越ウィッチ」や、「躯の王ネクロマンサー」等のデッキが分かりやすい例ですが、相性がいい新カードが追加される度に強化を受けているため、長い間多くのプレイヤーから愛用されているデッキタイプです。
このようにカードパワーが年々増している関係で、現在のアンリミテッド環境は平均リーサルターンが5~6と高速化している傾向にあります。
その要因として一番大きいとされているのが先ほども挙げた「超越ウィッチ」の存在で、「現在の超越ウィッチ」は早くて5ターン目、6ターン目には安定して次元の超越を発動することが出来るようになっているため、それまでに勝負を決めることが出来ないデッキはほとんど環境に存在していないというのが現状となっています。
これまで環境トップを取っていたネメシスが今回のナーフで大幅に弱体化を受けたこともあり、今のアンリミテッド環境は「超越ウィッチ」と「超越ウィッチと戦える(5~6ターン目にリーサルを取れる)デッキ」という2極化した状況となっています。
ここからは「超越ウィッチ」を初めとした、現在のアンリミテッドの環境トップのデッキ達を紹介して行きます。
超越ウィッチ
良くも悪くも長年アンリミテッド環境の中心となっているデッキの1つで、大量のスペルとスペルブーストを行うカードを利用し、「次元の超越」を発動することで一気に勝負を決めるデッキです。
アンリミテッドには他にも「ミズホエルフ」等のワンキルデッキはいくつか存在しているのですが、このデッキが他のワンキル系のデッキと比べて頭一つ抜けている部分は、安定感と対策が不可能な点です。
ここ最近で追加されたスペルに回復効果を持っているものが増えた関係で、今まで超越ウィッチの弱点であったアグロ(高速で試合を決める)デッキ相手でも対応できてしまうようになっているため、隙のないデッキとなっています。
弱点としてはキーカードである「次元の超越」をサーチする手段がないため、運が悪ければキーカードが引けずに負けてしまうという試合があることですが、ほとんどのカードがデッキからカードをドローする効果を持っているため、「次元の超越」を引けないパターンはかなり少ないため、安定性は高い方です。
ハンドレスヴァンパイア
割と最近に出てきたデッキタイプで、自分の手札を0にすることで「デモンズグリード・パラセリゼ」の直接召喚を狙いながら、豊富なダメージカードを使って序盤で相手のデッキを削り切るアグロデッキです。
ローテーション環境でも存在しているデッキタイプですが、アンリミテッド環境では0コストカードである「不穏なる闇の町」、「眷属の贈り物」が存在している関係で、運が良ければ1ターン目からパラセリゼの直接召喚を行うことが出来るという上振れも期待できるデッキとなっています。
環境デッキである「超越ウィッチ」相手とは互角以上に戦えるデッキな半面、環境トップではないが回復系統が多く積まれている「回復ビショップ」などと当たってしまった場合は苦しい試合になることが多いため、相性がかなり出やすいデッキとなっています。
弱点としては直接召喚の条件である手札を0にしなければならないという点で、「虹の輝き」や「降誕する干絶」等のカードで手札が0に出来ないという事態が発生した場合非常に苦しい展開になってしまう点です。
共鳴ネメシス(7/26ナーフ前)
機構の解放制限後の最新のネメシスデッキで、「共鳴になった回数」で効果が発動するカードとそれを起動するための共鳴回数を稼ぐためのカードでデッキが組まれています。
全盛期のAFネメシスと比べるとパワーは大幅に落ちているため、「ワールドブレイク」や降誕する干絶等の特定デッキ対するメタカードを採用している形が多く見られます。
平均リーサルターンは6~7ターンで、「勇気の少年・カシム」や「次元の超克者・ユアン」による細かいダメージで序盤から積極的に相手のライフを詰めていき、7ターン目にマグナゼロの共鳴回数10~20回の効果によるバーストダメージでのフィニッシュを目指すデッキとなっています。
リーサルターンが遅いため超越ウィッチ相手は不利な点が気になりますが、デッキの構築の幅が割と広いデッキなため、環境に合わせて採用するカードを変えれる柔軟性のあるデッキとなっています。
追記:7/26日の能力調整にてカシムとローザが制限になったため、こちらのデッキタイプも大打撃を受けてしまいました。
キーカードのほとんどが制限となってしまったため、環境デッキではなくなってしまっています。
躯の王ネクロマンサー
初期から存在するレジェンドカードである躯の王を早期に召喚して一気に勝負を決めるコンボデッキです。
躯の王を0コストで出すために、低コストのアミュレットカードや結晶効果を持ったカードを採用しており、ビショップの様にアミュレットを割りながら一気に盤面を形成するのを狙います。
かなり運要素が強いデッキとなっていますが、その分爆発力はアンリミテッドのデッキの中でもトップクラスで、手札さえそろっていれば3~4ターン目に凶悪な盤面を形成してそのまま勝負を決めることが出来るのが大きな魅力となっています。
弱点も明確で、躯の王が引けない場合はそのまま負けてしまうことや、相手が「ワールドブレイク」というメタカードを採用している場合は苦しい展開になってしまうことです。
上振れればどんなデッキにも勝てますが、ハンドが悪ければ一方的に負けてしまうという大味なデッキとなっています。
アンリミテッド環境のおすすめデッキは?
結論から言いますと、上記にある環境デッキ以外でもある程度パワーが高いデッキならなんでも勝てますので、自分が気に入った好きなデッキを使って楽しくプレイするのが一番です。
しかし、ローテーションルールとは異なりカードプールも広いので、最近始めた方はアンリミテッドを遊ぶためにローテーションでは使えないカードを作成しなければならないという点は気になってしまうと思います。
そのため、とりあえずアンリミテッドを遊んでみたいという方は、キーカードのほとんどが最近のパックで手に入る「ハンドレスヴァンパイア」や、作成コストが安めな「超越ウィッチ」を作成するのがおすすめします。
その2つでランクマッチを遊びながら気になったデッキを見つけたら調べてみて、使ってみたいと思ったら改めてカードの作成を考えるという形で遊んでいく形が失敗が少ないと思われます。
最後に
今回は修正後のアンリミテッドの環境について解説させていただきました。
環境トップのデッキをメインに紹介しましたが、今回紹介しなかったデッキ以外にもアンリミテッドには様々なデッキタイプが存在しています。
現在はドラゴン以外のリーダーはそこそこ戦えるデッキタイプを1つ以上持っているため、自分の好きなリーダーがローテーションで立ち位置が悪かったり、普段アンリミテッドをプレイしない方にもローテーションルールとは違った新鮮な気持ちでプレイできると思いますので、気になった方はアンリミテッドルールでも遊んでみてはいかがでしょうか。
ライター紹介
- こんにちは!「アウラ」と申します。ゲーム全般が好きで、その中でも「原神」や「ポケモン」「シャドウバース」などを中心に遊んでいます。
ポケモンやシャドウバース等、対人要素があるゲームのランクマッチでもよく遊んでいるので、対戦関連の攻略記事をメインに紹介しています!