ウィンキーソフトの異色作!『新スーパーロボット大戦』を紹介!

今回は、ウィンキーソフト製の PS ソフト『新スーパーロボット大戦』について紹介します!

  • ユニットのグラフィックが SD から初めてリアル頭身に!
  • ウィンキー製にしては意外にも良好なゲームバランス!
  • ぶっとんだ設定!東方不敗の「聞けぇ!わしは、この星の者ではない。」は必見!

この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!

『新スーパーロボット大戦』とは?

現在も新作が発売されているスーパーロボット大戦シリーズは、当初「ウィンキーソフト」という会社が制作していました。

様々な名作(迷作?)を世に送り出した、ウィンキーソフト製のスパロボの中でも異色と呼ばれているのが、1996年に PS で発売された『新スーパーロボット大戦』です。

タイトル新スーパーロボット大戦
ジャンルシミュレーションRPG
対応機種プレイステーション
発売元バンプレスト
プレイ人数1人
発売日1996年12月27日

最大の特徴はリアル頭身!

最大の特徴は、それまでのスパロボではガンダムやマジンガー Z などのユニットが SD 化されて描かれていましたが、新スパロボではリアル頭身で描かれており、戦闘アニメの迫力が当時話題となりました。

その結果、一部のユニット(主に機械獣など)がキモいといった意見もありますが。。。

戦闘アニメは完全フルボイス!

さらに、戦闘アニメはネームドから一般兵まで、全てのキャラに声があてられており、初めて完全フルボイスの戦闘を楽しむことができます。

現在のスパロボでは当たり前ですが、当時は衝撃を受けたという人も多いでしょう。

参戦作品一覧

新スパロボに参戦している作品は以下の通りです。

  • マジンガー Z
  • 真ゲッターロボ
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
  • 機動戦士 V ガンダム
  • 機動武闘伝 G ガンダム
  • 新機動戦記ガンダム W
  • 勇者ライディーン
  • 超電磁マシーン ボルテス V
  • 大空魔竜ガイキング
  • 無敵ロボ トライダー G7
  • 超獣機神ダンクーガ
  • 蒼き流星 SPT レイズナー

常連組であるガンダムシリーズからの参戦が少ない

過去作までの常連組だった Z ガンダムや ZZ ガンダム、F91などのガンダム系の作品が参戦していないため、スパロボ特有の楽しみ方である「他作品のユニットに乗り換え」という楽しみ方の幅が少ない作品と言えます。

一方で、ガイキングやレイズナーなど今作が初登場となる作品もいくつかあり、リアル頭身で描かれていることも相まって貴重なスパロボとも言えるでしょう。

過去作とのつながりの無い単独作品

新スパロボが発売される以前に、王道のシリーズとして『第2次スパロボ』、『第3次スパロボ』、『スパロボ EX 』、『第4次スパロボ』と、ストーリーが続いていましたが、新スパロボでは前後のつながりは一切関係ない単独の作品となっています。

そのため、何度も共に戦ってきたはずのアムロと甲児も面識が無いという設定になっています。

スパロボ初挑戦の人にとってはメリット

前作から続けてプレイしている人にとってはキャラ同士の会話などに違和感を覚えるかもしれませんが、今作が初めて人にとっては予備知識が必要ないため作品に入りやすいと言えるでしょう。

ぶっ飛んだシナリオ

新スパロボを語る上で外せないのは、そのぶっ飛んだシナリオについてです。

特にG ガンダムの主人公、ドモンの師匠である東方不敗が異星人であることはあまりにも有名でしょう!

もちろん原作ではそんなことありませんが、本作では「ダグ星の異星人」という設定でプレイヤーの前に立ちはだかります。

真のラスボスもぶっ飛んでいる

隠しシナリオに登場する最終ボスが「レイズナーに登場するゴステロが操る、G ガンダムに登場するデビルガンダム」という、作品の垣根を超え過ぎた展開にも注目でしょう!

オーソドックスな展開のスパロボに飽きた人こそプレイしてほしいのが、新スーパーロボット大戦です!

意外?にもバランスの良い難易度

ウィンキーソフトと言えば、スーパーロボット大戦 F や F 完結編で顕著に見られる理不尽ともいえるバランスの悪さに定評がありますが、本作はそれらの作品と比べると非常にバランスの良い仕上がりとなっています。

現実的なスーパー系の2回行動、シュラク隊も1軍昇格

大抵現実的でない2回行動レベルに設定されている甲児などのスーパー系でも、終盤には2回行動が十分に可能なレベルに設定されています。

また、他作品であれば2軍落ちが濃厚なシュラク隊のメンバーも、戦闘系や支援系の精神コマンドが充実しているメンバーもいるため、しっかりと機体を改造することで最終盤まで十分実用に耐える働きを見せてくれます。

通常プレイはもちろん、使用するキャラを絞った縛りプレイでも比較的挑戦しやすい作品のため、飽きずに長く楽しめるという人も多いでしょう!

 

さいごに

今回は、何かと話題の多いウィンキーソフト製の『新スーパーロボット大戦』について紹介しました。

現在ではゲームアーカイブスでの配信も終了してしまったため、ゲームディスクを手に入れないとプレイする機会が限られる作品ではありますが、スパロボ好きなら是非1度はプレイしてほしい作品です!