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『機動武闘伝Gガンダム』のスパロボでの歴史
今回は、スーパーロボット大戦にて『機動武闘伝Gガンダム』がどういう進化を遂げたか紹介します!
ちなみに今回の記事ではこんなことがありました
- そこに居るだけで存在感がえぐい
強烈なキャラクター達 - バトル演出は昔から恵まれていた!
「石破ラブラブ天驚拳」はオリジナル技じゃないよ! - 据え置きからなぜ10年も遠ざかっていたのか考察!
それは他作品との「被り」と「バランス調整の難しさ」
この記事は、5分程度で読み終わりますので是非読んでいってください!
スパロボ登場作品の変遷と進化【機動武闘伝Gガンダム編】
スーパーロボット大戦(以下スパロボ)の中には、作品の進化とともに
- 演出や武装の進化と変更
- モーションなどが変遷
- 出演作品の変更
などが行われますが、それも一つの魅力です。
今回はその中から「機動武闘伝Gガンダム」をご紹介します!
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『Gガンダム』のスパロボ初登場はゲームボーイ!
初登場は、ゲームボーイの「G」でもある、「第2次スーパーロボット大戦G」です。
おそらく、この時の相対的強さがシリーズ最凶クラスだと思います!
なぜか?
▼スーパロボット並みの火力
▼リアルロボットの回避力+分身
という驚異の強さを発揮していたからです!
また、生身ユニットが登場した初めての作品でもあります。
強烈すぎるキャラクター達
スパロボでの「Gガンダム」のストーリーというと
「ガンダムファイト」がメインのストーリーが展開し、終盤にその真の目的が明らかになることが多くあります。
特に序盤はガンダムファイトという名のプロレス(銃火器は使用可能)が展開され
ガンダムシリーズの中でも異色の作品であるので、キャラクターもかなり強烈です。
例えば…
1、暗殺者キラルが操るヘビのような「マンダラガンダム」
2、セーラー服の某戦士のような見た目の「ノーベルガンダム」を、新体操のような動きで操る『アレンビー』
3、馬を操る馬『風雲再起』
と、個性的なキャラが集います!
インパクトでもNo.1『東方不敗』!
しかし1番のインパクトはこの人!
『東方不敗、マスターアジア』
ドモンの師匠である彼ですが、最大の特徴は、
素手でモビルスーツを破壊できるほどの武力。
仕様上、生身の時は攻撃が当たらないため、モビルスーツに乗ったほうが弱いという驚異のキャラです。
メインストーリーでのGガンダムの立ち位置
主に、ストーリー後半のデビルガンダムがらみでストーリーが出てきます。
デビルガンダム、及びその細胞「DG細胞」がかなり強烈なため
他の登場作品のキャラがDG細胞に関与してくることもあります。
ストーリーがいい意味で大雑把なため、多少の矛盾はすりつぶせる強さも魅力です。
スパロボ設定で受ける恩恵
原作で命を落とす『マスターアジア』が仲間にできるシナリオが用意されているケースが多く
ファンにはたまりません。
マスターアジアはドモンの師匠のため、共通の技も多いです
したがって合体攻撃が強力
また、ドモンの兄扮するシュバルツが生存することもありますが
近年は登場自体をしないことが多いです。
実は、ガンダムシリーズの中で圧倒的に死者が少ない作品なので、主要なキャラで敵を除くと死ぬのはこの二人だけなのです
演出の変遷
元々他の登場作よりも演出面では優遇されている作品であるため
画質が上がったくらいしか特徴がないのが特徴です。
PS2初期の「スパロボIMPACT」でこのレベル
その後、カットイン画像が追加された「スパロボMX」はこちら
この「石破ラブラブ天驚拳」は、原作最後を飾る大技です。
スパロボオリジナル設定ではありません
置き型ゲーム機のシリーズから遠ざかっていた理由
こんな魅力的なGガンダムですが
「スーパーロボット大戦T」までの10年間置き型ゲーム機でのシリーズで出演が遠ざかっていました。
それはなぜなのか!?
1、技被り
「ゴッドフィンガー」「ドラゴンファング」という技が、他作品と被っています。
ゴッドフィンガーは∀ガンダムの敵、ターンX
ドラゴンファングはガンダムWのドラゴンファングと被っています。
紛らわしいので、他のガンダム作品との兼ね合いが必要になります。
特にガンダムWが人気なのが痛いところです。
2、力任せ枠被り
設定の力強さ、細かいところも気にしない勢いは相当なものですが、これもある作品と被っています。
「天元突破グレンラガン」。
こちらの方がダイナミックさのグレードがかなりぶっ飛んでいるため
Gガンダムと同時には出しにくい感じがします。
3、バランス調整が難しい
初登場時が顕著でしたが、「避けて火力が高い」という状況にあるため、ゲームバランス的に使いにくいというのがあります。
また、合体攻撃の種類が豊富なため、誰を出して誰を出さないかという、作品内の段階で混乱が出ます。
- ゴッドガンダム×マスターガンダム
- ゴッドガンダム×ライジングガンダム
- ゴッドガンダム×シャッフル同盟
など、バリエーションが豊富で、シャッフル同盟に関しては5体いて、出撃枠も圧迫してきます。
全部出ると…
8体(+風雲再起も入れると9体)のモビルスーツが一作品で占めるというのは他作品にはありません。
しかも全機が強い。
なので、マスターアジアを出すか、シャッフル同盟を出すかということが現実的な出方になってきます。
まとめ
火力が強い分燃費はあまりよくありませんが、出演時はおおむね使いやすいです。
合体攻撃がかっこいいため、スーパー系が減少傾向の昨今では
「いっそスーパー系の扱いで出てもいいかな」
と思う魅力的な作品です。
作品間のバランスが難しい面もありますが
キャラ、演出、性能全てが魅力にあふれており、今後のスパロボシリーズにも継続で出てもらいたい、そんな作品です!
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