キリトゲー『ソードアート・オンライン フェイタルバレット』をレビュー!
今回遊ぶゲーム
今回はPS4で発売中の「ソードアート・オンライン フェイタルバレット」をレビューします!
キリトの存在感が大きい本作ですが、SAOファンならプレイして損なしの作品となっています!
ちなみに、今回のレビューをざっくりまとめると!
- 本作は『ガンゲイルオンライン』が舞台の完全新規オリジナルストーリー
- 家庭用SAOシリーズ初のオリジナル主人公!
SAOお馴染みの添い寝もオリジナルキャラとできる - 育成やレア堀りなどのやり込み要素も充実
「ハクスラ」好きにおススメ!
この記事は5分で読み終わりますので気軽に最後まで読んでみてくださいね!
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ソードアートオンラインとは?
「ソードアートオンライン」は、川原 礫(かわはら れき)氏が手掛けるライトノベル作品で、今やアニメやゲームでも有名な人気シリーズです。
特にアニメは、主人公である『キリト』を中心とした、魅力的なキャラクターや、アニメならではの良質な戦闘描写で海外でも話題になるほど!
ライトノベルの方も、累計販売数が2600万部を突破しており、新作が販売されるや否や、速攻売り切れるほどの人気を誇っています。
ソードアート・オンライン フェイタルバレット(SAO:FB)とは?
「ソードアート・オンライン フェイタルバレット」は、原作第3部『ファントムバレット』の舞台である、ガンゲイルオンラインを舞台にした完全新規のオリジナルストーリー作品です。
『キリト』や『アスナ』などの原作キャラ、『プレミア』や『フィリア』などのゲームオリジナルキャラ。
そして、「ソードアート・オンライン フェイタルバレット」オリジナルキャラである『クレハ』や『ツェリスカ』と一緒に、銃と鋼鉄の世界を駆け巡り、辛く過酷な運命を生き残ろう!
『その選択は、銃弾よりも速く、重い。』
ソードアート・オンライン フェイタルバレットのここが良い!
家庭用SAOシリーズ初のオリジナル主人公!
「ソードアート・オンライン フェイタルバレット」は、これまでの作品とは違い、プレイヤーは『貴方自身』です。
性別やパーツを選んで自分のアバターを作っていくのですが、グラフィックの良さも相まってイケメンや美少女から、よく分からない変態まで自由に作れたりするのです。
ボイスも、熱血漢タイプやクールタイプなど結構種類があるので、理想のアバターを作りやすいのは嬉しいですね。
因みに、SAOお馴染みの添い寝も当然あり、主人公はゲームオリジナルキャラと添い寝できます。
分かりやすく、程よい難易度の戦闘アクション
ジャンルは「TPS」と一見初心者には難しそうですが、オートエイムやソードスキルなどの機能のおかげで、比較的優しめの難易度です。
プレイヤースキルよりも、成長要素の方が重要で『戦闘システムがTPSのRPG』の様な印象を受けました。
特に顕著なのが『ソード』カテゴリで、ソードスキルが強力な代わりに銃撃戦では不利、といった調整がされているため、アバターのレベルやステータスの振り方が重要になってきます。
しかし、物語後半で、『キリト』もやっていた「ソードで銃弾を切る」というスキルが使える様になり難易度は下がります。
『キリト』みたいなイケメンアクションがしたい人は後半まで粘りましょう!
育成やレア堀りなどのやり込み要素
今作では、育成によるステ振りやレア堀り(メモリーチップ)が重要。
ストーリークリア後は、いわゆる『ハスクラ』がメインとなってきます。
特に、高難易度だと『即死回避』と『自動回復』のメモリーチップがほぼ必須となるので、難しいと感じたらレア堀りに出かける様にしましょう。
どうしてもレアなメモリーチップがでない場合は、街にいる「足元を見る万屋」というNPCに頼りましょう。
法外な価格設定の代わりに、高性能なメモリーチップ付武器を売っています。
お金が有り余っているとどうしても利用しがちですが、同時に楽しみが一つ減っちゃう事を意味するので、多用は控えたほうがいいかも?
キリトモード完備!
メインクエストを進めていると、操作キャラが『キリト』に代わる『キリトモード』が遊べる様になります。
キリトモードは、ファントムバレットの死銃事件を追っていくストーリーで、メインクエストとは別で進行していくことになります。(時系列的には同時進行)
キリトモードとメインクエストは、それぞれ任意のタイミングで変更できるので、ある程度気楽に遊べるのが良いですね。
また、キリトモードでは原作キャラと添い寝できます。
ソードアート・オンライン フェイタルバレットのここが微妙…
細かな所で粗が目立つ
このゲーム、最初はただただ楽しいのですが、そこそこやり込んでくると細かな粗に気付いてしまいます。
UIが、お世辞にも使いやすいとは言えなかったり、敵が正確な射撃をするのに対して、NPCのAIがポンコツだったり…。
また、ストーリーはともかく、ダンジョンの設計が現時点でアバターのみが所持している『UFG』という移動装備を前提としている箇所が多く、設定に矛盾を感じます。
ダンジョン自体も、基本デザインがほぼ同じで新鮮味がなく、単調さが目立つのもマイナスでした。
イベントがキリト優遇
個人的に(オリジナル主人公がメインの作品でこれはどうなの?)と思ったのが、キリトとキリトモードの優遇。
メインクエストは、アバターと『キリト』のダブル主人公といった感じで、そのせいかSAO:FBオリジナルキャラが結構空気です。
例えば、メインヒロインの1人である『クレハ』は、物語中盤でとある悩みから一時孤立するのですが、それまで結構空気だったので共感しづらい…。
一応サブストーリーで、悩みの原因が見え隠れするのですが、逆に言えばそれだけです。
また、「キリトモード」も少し優遇しすぎかなと思うのが正直な感想です。
というのも、アバター、キリト共に原作キャラやゲームオリジナルキャラとのイベントがあるのですが、イベントCGのほとんどをキリトモードを占めています。
特にアバターは、原作キャラとの絡みが薄い(CG無し)代わりに、ゲームオリジナルキャラとのイベントが濃いという扱い。
それに対し『キリト』は、原作キャラとの添寝イベント&ゲームオリジナルキャラとのCG付きイベント完備、という明らかな優遇っぷり。
原作主人公を立てるのは当たり前ですが、そのせいでSAO:FBのキャラが薄くなるのは少しマイナスポイントでした。
運命に抗い、その手で大切な人を守り抜け!
細かな粗や、ゲームオリジナルキャラが薄いといった問題こそありますが、簡単操作でTPS初心者でも遊べるゲーム設計や初のオリジナル主人公など魅力的な部分もあり
「なんやかんや言いたいことはあるけどそこそこ楽しめた」
という感想がピッタリの作品です。
また、キリトモードの死銃事件も、ゲームオリジナル解釈部分も多く、原作を知っている人でも楽しめる様になっています。
SAO作品ファンなら買って損はないですよ!
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