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突如登場した2人の新キャラクター達!その正体は……?
2022年3月下旬。
大侵寇を控えたこの時期、突如まさかの2人(2振?)の新キャラクター達が姿を現した事で、界隈が騒然となりました。
緊急入電を通して現れた「謎の人物」、そしてTwitterにて公開された実装時期不明の新刀剣男士。
彼らに関する話題で、今審神者間は持ち切りです。
という事で今回は、審神者間で騒がれている彼らの「正体」に纏わる情報について書いていこうと思います!
- 審神者間で噂されている「謎の人物」と新刀剣男士の正体候補の「刀」について紹介!
- 各刀達が候補として挙げられている理由を解説&考察
- 刀や候補理由について知る事で、より刀剣乱舞の世界を楽しむ事ができる
この記事は5分ほどで読み終わります。
特に刀剣乱舞は好きだけどそこまで歴史に詳しくない、新キャラの考察をしたいけどまだ刀に関する知識が少ない所為で難しい、といった方はぜひ最後まで読んでいって下さると幸いです!
2022年3月時点で公式から発表されている情報
まずは2022年3月26日時点で、公式から明かされている新キャラクター達の情報を整理してみたいと思います。
以下の情報が、現在公式から公開されているものです。
【刀剣乱舞 公式から明かされている謎の人物の情報】 ・正体不明の『謎の人物』であること ・政府のクダ屋であること(三日月宗近による発言) ・大侵寇での入手は不可 |
【刀剣乱舞 公式から明かされている新刀剣男士の情報】 ・一部だけビジュアルを公開 ・実装時期未定→大侵寇にて入手可能確定! |
両振共、気になる点がいくつかありますね……。
という事でまずは、「謎の人物」の方から公開情報で気になる箇所に迫ってみましょう。
「謎の人物」について
彼に関して一番気になるのはやはり、「クダ屋」というワードです。
「クダ屋」とは実在する用語です。
妖怪・憑き物の1種である「管狐」を所有している家の事を指し、その家で物を貰うと管狐が迫ってくるという言い伝えがあるそうです。
刀剣乱舞で管狐といえば、マスコットキャラクターであるこんのすけがそれに当たります。
「政府の」とついてるところから考察するに、「謎の人物」が政府にてこんのすけに関わる役職の者である事が推測できるでしょう。
次のイベント「大侵寇」での入手は不可能との事ですが、あくまでも発表されているのは「『大侵寇』での入手」の為、今後入手ができる可能性はあります。
またクダ屋の言い伝えには続きがあり、それが「クダ屋から物をもらうと管狐がついてくる、この管狐をクダ屋に返すには(貰った物の)倍の物を返す必要がある」というもの。
この言い伝えを鑑みるに、もしかしたら今後、クダ屋である彼に何か『物』を貢ぐ(もしくはそれに類する何か)事で彼を貰える、そんな彼専用のイベントが起こる可能性も考えられるのではないのでしょうか。
新刀剣男士について
新刀剣男士について一番気になるのは、やはりビジュアル面についてでしょう。
後の項目にて改めて記載しますが、現時点で公開されているビジュアルを基に、既にある「刀」である可能性が審神者間では推測されています。
一部だけの公開とはいえ、多くの情報を秘めたその内容に、多くの審神者達が注目しています。
また昨日(2022年3月25日)、新刀剣男士の実装日が大侵寇当日になる事が確定しました。
彼が大侵寇の報酬の刀剣男士であるという事は、大侵寇のイベントに深く関わってくる刀剣男士になる可能性もあります。
大侵寇は刀剣乱舞というゲームの根底に関わるような、重大イベントになる事が見込まれますので、一体どのような刀剣男士がやってくるのかとても気になるところです。
とういう事で、公式からの公開情報をおさらいしたところで、次は「謎の人物』」新刀剣男士の正体である可能性が高いと審神者間で騒がれている刀達の紹介・解説していこうと思います!
まずは「謎の人物」と新刀剣男士、その両者にて候補として挙がった刀に関する紹介・解説です!
「謎の人物」&新刀剣男士の正体候補. 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
「謎の人物」、新刀剣男士共に正体候補として挙がっている剣の名。
天叢雲剣は、日本神話に登場する三種の神器の1つです。
男神・素戔嗚命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した際に、その尾の部分から取り出した剣だといわれています。
別名の「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」の方が、名としては有名かもしれません。
草薙剣と天叢雲剣は別物だという説もあるようですが、同一とする説の方が広まっているようです。
現在は名古屋にある熱田神宮にて祀られています。
また三種の神器は、かつてはその全てが天皇のもとにありました。
その為、現在も皇居宮中には天叢雲剣の写しが鎮座しているとの事です。
天叢雲剣だと考えられている理由
最初、天叢雲剣は「謎の人物」の正体候補として挙げられた刀でした。
理由としては「謎の人物」が、口にした「八雲立つ」という台詞にあります。
この「八雲立つ」といわれて真っ先に出てくるのは素戔嗚命が詠んだとされる、この歌です。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を |
八岐大蛇を倒した素戔嗚命は、その事をきっかけに櫛名田比売(くしなだひめ)と夫婦になります。
この櫛名田比売と共に暮らす場所として、「須賀の地」にたどり着いた際に詠んだのが「八雲立つ」の歌なのです。
これまでにも、政府からの緊急入電を通して登場した新刀剣男士の中に歌を詠む者はいました。
詠まれた歌は男士の正体に深く関わっているものとなっており、今回もまたそのパターンで捉えると「八雲立つ」といった彼は天叢雲剣なのではないか、という考察が審神者間で飛び交う事となりました。
ですが、新刀剣男士の登場によりそれが揺らぐ事に。
というのも、現在公開されている新刀剣男士の衣装に、三種の神器の1つ「八咫鏡」に刻まれた模様に似た紋が描かれていたから!
また公開されている衣装の構造や髪型が古刀である小烏丸の衣装と似ている事もあり、その点も彼が天叢雲剣である可能性が高いと推測される理由となっています。
なお、小烏丸を作ったとされる刀工・天国(あまくに)は、天叢雲剣を作った刀工でもあるとのこと。
ともすれば、新刀剣男士の方が天叢雲剣である可能性が高い……!?
しかしそうなると、「謎の人物」の方はどうなってしまうのか。
という事で、次は「謎の人物」の正体候補として挙がっている、2振の刀について紹介します。
「謎の人物」の正体候補1. 狐ヶ崎為次(きつねがざきためつぐ)
鎌倉時代の刀工・為次が作り上げた太刀。
号である「狐ヶ崎」の由来は持ち主であった武士・吉川友兼(きっかわ ともかね)が、鎌倉時代初期に起きた「梶原景時の変」にて、武将・梶原景時(かじわら かげとき)をこの刀で討った場所が狐ヶ崎だった事にあります。
吉川友兼は、梶原景時の変で受けた傷で亡くなってしまいますが、狐ヶ崎為次自体はその後も吉川家の宝として伝来し続けます。
2022年3月現在は、山口県にある吉川家の歴史資料館「吉川資料館」にて所蔵されているとのこと。
毎年秋頃限定で展示が行われています。
狐ヶ崎為次だと考えられている理由
「謎の人物」が狐ヶ崎だと考えられる理由として、まずあげられるのはその外見にあります。
「謎の人物」の頭には片耳だけですが、狐と思われる耳がつけられています。
現状、刀剣乱舞には既に「狐」に纏わる刀達がいくつも存在しています。
そしてその誰もが狐を髣髴とさせる何がしかのアイテム、もしくは連想させる髪型などをしています。
となれば、「謎の人物」の耳も彼の正体に関わってくる要素である可能性は高いでしょう。
またもう1つの理由として、画面下にちらりと映り込んでいる袖が青江派のものに似ている、という声が審神者間であげられています。
現在、刀剣乱舞に実装されている青江派は、にっかり青江と数珠丸恒次の2振です。
確かに2振の袖を見てみると、「謎の人物」の袖とそっくりですね。
実は狐ヶ崎為次の作刀者・為次は、青江派の中でも「古青江派(こあおえは)」と呼ばれる派の刀工である事が発覚しています。
古青江派は、平安から鎌倉時代中期頃に活躍した青江派の刀工の事をいいます。
それを知ってから見ると、「謎の人物」が狐ヶ崎為次である可能性は濃厚なようにも感じられますね。
ただそうなると、入電の際に言っていた「八雲立つ」とはなんだったのか……。
次の新刀剣男士の実装に向けた暗喩、メッセージだったのでしょうか?
というわけで、今度は「八雲立つ」に注目した、もう1つの正体候補についても紹介したいと思います。
「謎の人物」の正体候補2. 八雲正宗(やくもまさむね)
刀工正宗が作刀した刀。
号の「八雲」の由来は、金象嵌で「八雲」と入っている事からきています。
伊達政宗で有名な武家・伊達家に伝来した刀となっています。
刀剣の鑑定などをか行とする名家・本阿弥家にて鑑定が行われた際、「これは金千枚になる」という評価を貰っており、名家お墨付きの名刀だといえます。
なお、ここでいう金とはもちろん、小判(両)の事です。
時代や環境によって両の価値は変わってきますが、最低でも13万ぐらいはあった事は確かなようです。
13万×千枚(千両)と考えると、とんでもない値打ちがつけられた刀である事がよくわかりますね……。
八雲正宗だと考えられている理由
先も記述しましたように八雲正宗だと考えられる理由は、「八雲立つ」という台詞があるから、というものです。
実のところ、八雲正宗である可能性は新刀剣男士が登場する前から、じわじわと噂されていた説でした。
八雲=八雲と名のつく刀剣男士、という考え方は安直なのではないか、という意見も無きにしもあらずですが、しかしそうであってもおかしくはない捉え方のように思います。
またもう1つの理由として、大侵寇に向けて開催中のイベント「対大侵寇強化プログラム」の報酬の中に、日向正宗があった事が挙げられています。
対大侵寇強化プログラムは全3回にわけて開催されており、度条件クリアで異なる刀剣男士が報酬として配布されてきました。
その内の1振に日向正宗の姿があったのです。
報酬の刀剣男士達が、なぜ報酬として選ばれたのかは不明です。
ですがもし、これから登場する刀達のことを示唆する為のものだったと思えば日向正宗繋がりで、八雲正宗が来る可能性は十分に考えられます。
また刀剣乱舞には既に、4振の伊達家に伝来した刀達が実装されています。
伊達組と呼ばれる彼らに繋がる新たな刀として、八雲正宗が実装される可能性は大いにあるのではないのでしょうか。
まとめ
以上、「謎の人物」と新刀剣男士の正体と推測される刀達の紹介でした。
それにしても、よく考えるとなぜ三日月宗近は「謎の人物」が「政府のクダ屋」である事を知っていたのでしょうね。
政府からやってきた政府組の男士達ならまだしも、本丸で審神者によって鍛刀(もしくは戦場で拾ってきた)された場合が多い三日月宗近が政府の内情を知っているのは、どこか矛盾を感じずにはいられません。
しかし反面、思い出すのは以前突然行われた、三日月宗近の配布。
突然時の政府から配布された三日月宗近に、界隈が騒然となった記憶は今でも鮮明に思い出せます。
きっとほとんどの審神者が、自本丸の三日月宗近と習合した事でしょう。
もし、この配布された三日月宗近が持っていた政府での記憶が、習合の際に自本丸の三日月宗近に引き継がれていたとしたら?
そう考えると、三日月宗近が政府から配布された理由が、なんとなくで察せられるような気がしてきませんか?
本当のところはわかりませんが、もしそうだとしたら大侵寇は今までにないぐらい綿密に練られた大きなイベントであるという証明になります。
一体、大侵寇当日にどんな展開が待っているのか。
楽しみなような、怖いような気持ちで、胸の高鳴りが止まりません!
それでは今回の記事はここまで。
皆さん、よき刀剣乱舞ライフをお送りください。
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