【幻塔】スマホの動作が重い・カクツクときの対処方法【Tower of Fantasy・タワーオブファンタジー】

この記事では、「幻塔(タワーオブファンタジー)」をスマホでプレイする際に、動作が重くなったり、カクツク時の対処方法をご紹介します。

スマホのスペック面でお困りの方は、是非とも目を通していただければと思います。

『幻塔(タワーオブファンタジー)』はハイスペックなスマホを要求するゲームです!!

2年早くサービスが開始された「原神」は、要求スペックが非常に高いゲームでした。

その「原神」のポジションを奪いに来たゲームだけあって、『幻塔(タワーオブファンタジー)』をスマホでプレイする際にはかなりの覚悟が必要です。

本日は、実際にプレイを開始したものの、

・動作が重くなる

・時間が経つとカクツク

・発熱量が凄い

・バッテリーの減りが早い

などのスペック面での障害が出ている方に対し、対処(できるかもしれない)方法を幾つかご紹介したいと思っています。

ではさっそく、詳細を見ていきましょう。

『幻塔(タワーオブファンタジー)』の動作が重くなりやすい理由

ストレージの使用量が大きい

 

原神がVer2.0(令和3年8月)の段階で「15.75GB」、Ver2.8(令和4年8月)の段階で「24.6GB」でした。

そのため、原神のサービス開始時(令和2年9月)の容量は「10GB以下」であったと予想されます。

それに対し、『幻塔(タワーオブファンタジー)』はサービス開始時に「10.62GB」の容量となっているため、原神と比べても容量が大きいゲームと言えます。

描画が細かい

2020年にサービスが開始された「原神」もスマホゲームとは思えない描画の細かさでした。

その2年後に実装された『幻塔(タワーオブファンタジー)』は、更に上を行く描画性能となっております。

スマホの限界に挑むゲーム

以上のように、「スマホでこんなゲームがプレイできるようになったのか!!」と驚くほどのデータ容量・描画性能となっております。

本来であればゲーミングパソコンでプレイしたとしても重くなってもしょうがないようなレベルのゲームであるため、スマホでプレイする際には何らかの障害(重くなる・カクツクなど)が出てくることも十分に考えられます。

スマホが重くなった・カクツク際の対応方法(例)

必ずしも解決するとは限りませんが、スマホが重くなった等の症状が出てきた時の対応方法をご紹介します。

スマートフォンを再起動する

もっともスタンダードな解決方法ではありますが、

・スマートフォンの再起動

が効果的であることが多いです。

基本的にスマホは電源をつけっぱなしで長時間使用することが多いですが、使用したアプリのメモリがうまく開放されず、メモリを圧迫していることがゲームが重くなる原因になるためです。

「熱」が原因であることが多い

スマートフォンに限らず、電化製品は「電気」を使用します。

「電気」は電子部品の中を通るときに必ず「熱」を発しますが、この熱が溜まりすぎると電子部品が故障してしまいます。

スマートフォンには、

・熱が溜まりすぎると、電子部品を故障から護るため、敢えて動作を遅くして発熱量を下げる

という機能が備わっています。

発熱によってゲームの動作が遅くなるのは、この機能によるものです。

このような状況にならないため、スマートフォンには「発生した熱を外に逃がす」仕組みになっており、通常の使用方法では早々動作が遅くなったりはしません。

一方、前述のように『幻塔(タワーオブファンタジー)』は要求スペックが大きいゲームであるため、スマホに大きめの負荷がかかり、普段使いよりも発熱量が大きくなります。

そのため、電子部品の「発熱」が外気での冷却(放熱)を超えてしまい、機器内部の温度がドンドン上昇した結果、セーフ機能が働いて遅くなってしまうわけです。

このスマホの異常な発熱を抑制するためには「冷却(放射)効率を上げる」ことが有効です。

ここでは具体的な幾つかの対策をご紹介します。

スマートフォンの保護ケースを外してみる

スマホを利用する方の多くは、落下時の故障防止のために別売りのスマホケースを利用していると思います。

スマホケースの多くは弾力性のある「ゴム状の素材」や「プラスチック素材」が採用されています。

これらの材料は、確かにスマートフォン落下時にクッションになり、故障から護ってくれます。

しかし、熱伝導率が悪い材料でもあるため、スマホ内部の熱を外に逃がしにくいという特徴もあります。

これらのケースを装着したまま『幻塔(タワーオブファンタジー)』を長時間プレイすると、スマホ内部の発熱量が増加し、動作が遅くなる可能性があります。

動作が重くなるとともにスマホの発熱を感じた際には、スマホケースを一旦外して熱を逃がしてあげると解決するかもしれません。

また、誤って落としたりした場合の破損が怖い方は、「熱伝導性の高い材料を使ったケース」や「メッシュ状などにして通気性を高めたケース」を使用すると良いでしょう。

クーラーの効いた部屋や扇風機の前でプレイする

非常に原始的な方法ではありますが、確実に効果を発揮する対策と言えます。

スマホの冷却効率は、外気の気温が低いほど良くなるためです。

逆に言うと、暑い場所でプレイすると、スマホの熱が逃げにくく、動作が遅くなりやすいとも言えます。

急激な冷却はスマホの故障の原因になるので注意が必要

スマホを冷やせば熱が逃げやすくなるというお話をしましたが、急激な冷却は故障の原因にもなってしまいます。

例えば、氷や保冷剤の上にスマートフォンを置くなどの行為です。

スマホを急激に冷やすと、スマホ内の空気が結露し、水滴が発生する恐れがあります。

電子機器は基本的に水に弱いため、この結露水が故障の原因になることもありえます。

スマートフォン専用の冷却クーラーや冷却ファンを取り付ける

ちょっと敷居が高いですが、非常に効果が期待できる対策となります。

基本的には常温保冷剤とスマホ用専用ファンの組み合わせとなります。

常温保冷剤は、30℃前後で溶けたり固まったりする材料を使用しており、スマホ内部に結露が発生する恐れの少ない保冷剤と言えます。

スマホ用専用ファンは、スマホに取り付ける小型の扇風機のような危機であり、使用者に影響を与えることなくスマホを冷却することができます。

「スマホケースと一体化したもの」、「スマホを設置するもの」、「スマホに取り付けるもの」など色々な種類があります。

この方法を採用する場合は、ご自分の『幻塔(タワーオブファンタジー)』のプレイ方法に適したものを検討してみてください。

ゲーム内の「画面設定」で描画レベルを下げる

『幻塔(タワーオブファンタジー)』では、ゲーム内で画面設定をコントロールすることができます。

動作が重くなったり、カクツクことがあれば、デフォルトの「良好」から「バランス」や「スムーズ」に切り替えましょう。

細かく設定したいのであれば「上級設定」で色々な設定を変えてみるのも有効です。

インターネット回線を見直してみる

『幻塔(タワーオブファンタジー)』はインターネットを介してサーバとのデータのやりとりをおこなうゲームです。

その頻度が結構な回数であるため、インターネット回線が遅いと、ゲーム自体が遅く感じる可能性があります。

Wi-fi環境で試してみる

『幻塔(タワーオブファンタジー)』の動作が重くなった時、それがスマートフォンに原因があるのか、インターネット環境に原因があるのか、特定しにくいことが多いです。

もっとも手っ取り早いのが、スマートフォンを購入した店舗や、キャリアのショップに行って、動作状況を試してみることです。

駅や喫茶店などのフリーWi-fiだと、Wi-fi自体が遅い可能性があるため、確認が難しいです。

Wifiルーターを再起動する

自宅のwi-fiルーターを利用している場合で、回線が遅いと感じた場合は、

wifiルーターの電源を落として、30秒待って、起動する。

という簡単な方法で復旧できることも意外と多いので、試してみてください。

Wifiルーターの購入を検討する

使用しているルーターが古い場合は、新しいルーターに買い替えることで改善される可能性もあります。

例えば家族でWifiルーターを共有している場合で、他の家族の方も「最近回線が遅いなあ」と感じているようでしたら、ルーターや下記の「プロバイダー」の見直しを検討してもよいかもしれません、

プロバイダーを見直す

『幻塔(タワーオブファンタジー)』だけでなく、ネットサーフィンなどでも遅さを感じるようでしたら、プロバイダーの見直しも選択肢に入ってきます。

特にADSLなどをご使用の方は、光回線への移行を検討されてもよいかもしれません。

最新のスマートフォンに買い替える

究極的な選択肢ではありますが、スマートフォンを買い替えれば多くの問題が解決する可能性があります。

決して少なくない出費ではありますが、ゲーム以外にも活用する機器であるため、検討の価値はあると思われます。

【幻塔】スマホの動作が重い・カクツクときの対処方法のまとめ【Tower of Fantasy・タワーオブファンタジー】

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

ゲーム開始時から重い場合はスマートフォンの性能不足であることも考えられますが、プレイ開始後に徐々に重くなる場合は「熱」が原因であることが多いです。

再起動がてらスマホの放熱を待ってみたり、スマホケースを外してみたりするのが、単純ではありますが効果的な対策となります。

では、本日はこの辺で。

ではでは。

ライター紹介

横島先生
こんにちわ、『横島先生』と申します。
工学の博士号を持つ異色のゲームライターです。
ネットゲーム歴は長く、「Diabro2」や「Age of Empire2」などの海外ゲームから入り、国産ゲームでは「FF11」を長くプレイしておりました。
現在はmihoyo社の「原神」に出会い、熱中しております。
皆様に有意義な情報をお伝えしたいと考えておりますので、何卒、よろしくお願いします。
twitterアカウント:https://twitter.com/yokoshimasensei