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共に歩んできた「月姫」と『MELTY BLOOD』
「Fate」シリーズを筆頭に、幅広い年齢層に高い人気の作品を数々と送り出す TYPE-MOON
その人気の礎と言っても過言ではない「月姫」ですが、2008年にTYPE-MOON10周年記念としてリメイクの制作が発表されました。
遂に発売が2021年8月予定となり、更に嬉しい不意打ちが!
「月姫」の世界観で描かれる2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD』も新生して、2021年に発売決定しました!
『MELTY BLOOD』は「月姫」と同じく同人ゲームとして初代が発売され、改良を重ねてアーケードへ進出。
メジャータイトルのみが取り扱われる、日本最高峰の対戦格闘ゲームイベント「闘劇」の開催種目にも選ばれました。
原作ファンのみならず、格闘ゲームファンにも人気を博したタイトルです。
そんな『MELTY BLOOD』って? その魅力は?
- TYPE-MOON 人気の火付け役「月姫」大ヒット中のウソ広告が始まり!?『MELTY BLOOD』誕生
- 原作同様に奈須きのこさん執筆のストーリー ビジュアル面は全て武内崇さんの描き下ろし ビジュアルノベルとしての楽しさ
- 原作の世界に入り込んだかのような爽快な操作性とコンボ 原作に忠実なキャラ設定とスキル
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
人気の火付け役「月姫」大ヒット中のウソ広告が始まり!?『MELTY BLOOD』誕生
聞いたことはあるけれど「月姫」も『MELTY BLOOD』もプレイしたことはないよ~って方もいらっしゃると思います。
TYPE-MOON が同人サークルとして、2000年のコミックマーケットにて「月姫」を頒布。
同人ゲームとして異例の大ヒットを記録し、のちに数々のヒット作を送り出す商業ゲームメーカー移行への足掛かりとなります。
のちに月箱(原作+ファンディスクを含めたもの)の発売をもって、同人サークル TYPE-MOON は商業ゲームメーカーへ移行します。
コミックマーケットで頒布され、20年近く経過した今でも頒布価格2000円だったソフトが15倍以上~30倍近くの超高値で取引されています。
恐ろしい人気ですね!
最初はネタ!?「TYPE-MOONさんには、何も言っていません」
そんな「月姫」人気が高まる中、フランスパン(旧名 渡辺製作所)の同人誌で『MELTY BLOOD』開発中の記事が掲載されます。
よく見ると「TYPE-MOONさんには、何も言っていません(笑)」との注釈があります。
フランスパンの主犯 なりたのぶやさん(同社ではプロデューサー=主犯と呼ぶそうです)はSNSでこう呟いています。
武内御大の目に止まって、いつ作るんですかって連絡来たから今の我々がある
『MELTY BLOOD』シリーズを足がかりに、フランスパンも商業メーカーへと移行します。
月姫リメイクと共に新生する『MELTY BLOOD』2つの発表は、ファンとしてとても楽しみで、嬉しく思います!
奈須きのこさん執筆のストーリー ビジュアル面は全て武内崇さんの描き下ろし ビジュアルノベルとしての楽しさ
『MELTY BLOOD』は格闘ゲームだけの魅力だけではなく、原作同様に奈須きのこさん執筆のストーリーが楽しめます。
「月姫」本編から1年近く過ぎた舞台で進行されます。
1本道ではなく、戦闘の結果次第でノベルパートの内容が分岐していくシステムも楽しいです。
同シリーズのヒロイン兼主人公は「シオン・エルトナム・アトラシア」、あだ名はエジプトニーソです。
「月姫」原作の主人公の主人公である「遠野志貴」は「一年前の殺人鬼の再来」を確かめるべく、彼女に協力する形で登場します。
シオンはエジプトの錬金術師で、疑似神経エーテライトで他人の脳をハッキングする能力を持ちます。
吸血種である死徒の大元で「死徒二十七祖」(月姫本編とFateシリーズ FGO でも出てきます)の第十三位「タタリ」に因縁があり追っています。
「予測済です」が口癖。自身の計算が狂うと途端に感情的になる可愛らしい部分もあります。
コンボ威力が高く、武装している拳銃バレル・レプリカとエーテライトで中距離攻撃もそつなくこなすオールラウンダーです。
「ワラキアの夜」
死徒二十七祖の第十三位「タタリ」その俗称になります。
「タタリ」は人の心のイメージや噂、不安を具現化し顕現する怪奇現象システム。
始めてその現象が発生したワラキア地方の名からその俗称が付けられたそうです。
発生した現象のカタチは「シオン」のゆかりある人と同じようですが・・・。
発生した怪奇現象は一晩しか持たない「固有結界」のためか、舞台劇のような口調とメルブラ随一の長いなが~いセリフが特徴的です。
大柄のキャラらしい長いリーチの中距離牽制、機動力も高いため相手を翻弄する戦いが得意です。
「タタリ」の影響で出演する原作シリーズキャラクターが豊富!もちろん個別ストーリーあります!
「月姫」外伝、ファンディスクといえる程に登場キャラクターが豊富で、ストーリーエンディングには武内崇さんによる個別の描き下ろしあります!
ほんの一部にはなりますが、ご紹介します。
遠野家の双子メイド「翡翠」と「琥珀」
「翡翠」は原作の主人公である志貴の世話を任せられるメイドさん、「タタリ」の影響で戦闘能力を有してしまいました。
原作では寡黙で感情表現が乏しい印象ですが、「洗脳探偵翡翠ちゃん」の異名を持ちます!
メイン武器はメイドさんらしく掃除道具や調理道具ですが、ここぞの洗脳スキル!と設置技が多く起き攻めが得意です。
志貴の妹のである「秋葉」の世話を見る、もう一人のメイドさん「琥珀」待ってましたと言わんばかりに戦闘能力を有してしまいます!
翡翠とは異なり、いつも笑顔を絶やさず面倒見がいい印象で、一見すると非の打ち所がないメイドっぷり!?
メイン武器はホウキですが、乗って怪しい薬品をバラまく!どこの地下で育てていたのか?明らかに危険な植物を設置したりします。
翡翠より機動力が高くホウキでリーチが長い、攪乱が強く設置スキルで起き攻めが強いです。
対戦してると「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!」状態になりやすいキャラNo1かもしれません!
もう一つの人格!?「七夜志貴」
「タタリ」は恐れや不安を映し出し、具現化する特徴を持っています。
その為か、もしくは過去の意識の関係なのか?「遠野志貴」では見せない感情をストレートに表します。
強い殺人嗜好の持ち主で、「遠野志貴」が「反転」したかの様な印象を受けます。
コンボがしやすく、手数が多いため相手を固めやすい初心者から~上級者までオススメのキャラです!
ちなみにお互い「モノ」の壊れやすい線が見える「直死の魔眼」を持つ、両儀式との対戦もできます!
シリーズファンは心躍りますね!
「MELTY BLOOD Actress Again Current Code」まではシオンストーリー 新生『MELTY BLOOD』は?
現在リリースされている『MELTY BLOOD』は「シオン」主人公として作られていて、「Actress Again Current Code」がシオン最終章として綴られています。
「エジプトニーソ」が気になった方は「Actress Again Current Code」がSteam版でリリースされていますので、ぜひプレイしてみてください!
新生『MELTY BLOOD』は月姫リメイクにあわせ展開するとの発表ですので、新たなストーリーが楽しめると思います!
原作の世界に入り込んだかのような爽快な操作性とコンボ 原作に忠実なキャラ設定とスキル
「月姫」原作では人外なる者や、それに対抗する力を有したものが驚異的な身体能力や能力を使い、戦いを繰り広げます。
もしかしたらなストーリー!?な組み合わせも『MELTY BLOOD』ならではですね!
2D対戦格闘による軽快な操作性で『MELTY BLOOD』は原作の臨場感あふれる戦いを楽しむことができます!
エリアルコンボ(空中コンボ)がメインのキャラが多く、キャラによって多数の繋ぎ方があり見ていてカッコイイです!
高ダメージを稼ぎ出すシビアなタイミングを要求するコンボを持つキャラや、コンボはそこそこにダウンさせてからの起き攻めが強力なキャラなどやり込み要素も抜群です。
コンボだけに留まらずタイミングはシビアですが防御技「シールド」を使い、反撃から攻防を一気に切り返すこともできます。
特定の条件下とタイミングで「シールド」を成功させると、隠し必殺技「ラストアーク」を発動して大ダメージを与えることもできます!
無数のルートがあるコンボと2D対戦格闘でスピード感がある差し合いと読み合い「シールド」を活用した切り返しとやり込み要素が高く、格闘ゲームファンを魅了したシステムも楽しいです。
原作に忠実なキャラ設定とスキル
キャラクター設定も原作に忠実に作られており、スキルや必殺技も原作シーンを映し出したものばかりです!
「アルクェイド・ブリュンスタッド」
原作のメインヒロインで吸血鬼の王族である「真祖」であり、同じ吸血種である「死徒」をも凌駕する圧倒的な身体能力で戦います。
遠野志貴の先輩「シエル」
通称は「カレー」もしくは「カレー先輩」とファンの間で呼ばれており部類のカレー好きです。
彼女は異端狩り組織「聖堂教会」の特化部門で、埋葬組織の「代行者」(Fateシリーズ言峰綺礼もかつては同じ所属)です。
代行者が使用する十字架を模した「黒鍵」がメイン武器で、彼女の生い立ちが故かとんでもない概念武装である「転生批判」の鉄槌を所有しています!
一部紹介ではありますが個別のストーリだけではなく、どのキャラも原作に忠実で楽しませてくれます。
さいごに
「月姫」と『MELTY BLOOD』ともに歩んできた世界感、今回「月姫」リメイクに伴い新生『MELTY BLOOD』も誕生するとのこと。
待ちに待ったこの時!当時「月姫」をプレイして、『MELTY BLOOD』で醒めならぬ興奮を味わう楽しい日々、それが再び来ると。
奈須きのこさんはこう答えています。
「月姫」は多くの人から応援していただいたんですけど、個人的にはデビュー戦のご祝儀みたいなものだと思っていて。
おもしろい部分が一部あることで拙さを許してもらえた作品だなと思っていました。じゃあ、次につくるものはみんなの期待を超えるものにしないといけないな。
原作ファンは待ち焦がれ、リメイク製作発表と構想から10年余月!ついに「月姫」リメイクと新生『MELTY BLOOD』が誕生します!
「こんなにも、月が綺麗だ・・・」再びあの夜を過ごしましょう・・・。
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