【ウマ娘】意外と知らない、「距離適性」「バ場適正」「脚質適正」はどのステータスに補正がかかる?どれぐらいステータスが上がるの?

適正が上がると何が変わるの?その疑問にお答えします!

「育成ではとりあえずAにしておく」とか「タウラス杯やジェミニ杯に出すウマ娘はS欲しい」とか

適正に関してぼんやりとした知識はあるけど、実際何のステータスがどれぐらい変わるか知ってる人は少ないのではないでしょうか?

今回は各適正で一体なにが変わるのか?そしてどう強くなるのかを解説していきます!

継承ウマ娘選択の赤因子選びや、チャンピオンズミーティング・チームレースといった対人戦で勝てるウマ娘選びにお役立ち情報となります!

  1. 大まかに距離適性はスピード、バ場適正はパワー、脚質適正は賢さ
  2. 継承で適正をあげよう!あげ方のポイント!
  3. 解析情報と合わせてみる、数字のお話

「ステータスが高いウマ娘」と「適正がSになったウマ娘」でどっちを選ぶ?といった際の参考にもなります!

大まかに距離適性はスピード、バ場適正はパワー、脚質適正は賢さ

距離適性

公式の「ヘルプ・用語集」には上記のような記載があります。

なんとなくウマ娘をプレイしていた人は見たこと無い人もいるのではないでしょうか?

他にも参考になる用語があるので、一度目を通しておくことをオススメします!

距離適性はスピードに影響します。

スピード1200同士が戦うことになりやすい、短距離やマイルなんかでは特に距離Sのウマ娘は強いです。

対人戦では最も重要視される適正です。

バ場適正

バ場適正は公式の表記では力強さという書き方になっていますが、ステータス的な言い方をすると、パワーに影響しています。

この適正が低い場合は、ラストスパートの伸びなどパワーが関わる部分がとても弱くなります。

育成で皐月賞を走ることになるスマートファルコンが、1位でリードしてたのに終盤抜かれるのはこれが要因です。

 

脚質適性

脚質適性は公式の表記では冷静さという書き方になっていますが、ステータス的な言い方をすると、賢さに影響しています。

しかし、賢さが関連する要素すべてに影響するわけではなく、スキルの発動率には影響しません。

主に掛かり率や下り坂でのスタミナ減少量などに影響してくることになります。

高いに越したことが無い部分ではありますが、低くてもなんとかなる部分でもあり、育成序盤や特定のウマ娘においては適正に関わらず逃げでレースに出ることも。

適正の総評

チャンピオンズミーティングにおいて距離適性のSが特に重要視される理由や、育成序盤では脚質適正に関わらず逃げが安定するのは、関連しているステータスの違いによるものです。

ハルウララの有馬記念は、スピード・パワーにマイナスの補正がかかってる状態で走っているということになるため、とても辛いわけです。

対人戦においては主に距離適性>バ場適正>脚質適性の順で重要視されています。

賢さが重要視される逃げでは脚質適性の重要度も高いため、ウマ娘や作戦ごとにどの適正が最も欲しいか、というのは異なってきます。

他にも適正はチームランクに影響を与えます、ランクを上げてミッション達成を狙ってみるのも1つです!

継承で適正をあげよう!あげ方のポイント!

どの適正も上げる方法は継承になります。

継承するウマ娘の赤因子に応じて適正の上昇が発生します。

育成開始時の初回の継承で上昇するのは最大でAまでで、Sに上げるには2回目・3回目の継承での運次第となります。

初回の継承での適正の上がり方は以下の表になります。

B→A★1
C→A★4
D→A★7
E→A★10

初回の適正の上昇に関しては確定で起きるもののため、因子さえあればAまで持っていくのは難しくありません。

2回目・3回目の継承に関しては、星の数に関わらず赤因子の継承に成功した場合には1段階適正が上昇します。

星の数によって変わるのは、継承される確率で、その確率は以下の表になります。

1%★1
3%★2
14%★3

このような確率になるといわれています。

実際には継承ウマ娘と育成ウマ娘の相性なども関わってきて、確率は変動しますので、あくまで目安の数字となることをご了承ください。

ご覧いただいて分かる通り、赤因子が星3になると確率が大きく変わります。

そのため、適正Sを狙う場合は赤因子星3のウマ娘を継承ウマ娘として選択するのがとても重要になってきます。

場合によっては青因子が星2や星1なウマ娘であっても赤因子が星3であれば継承の選択肢に入ってきます。

解析情報と合わせてみる、数字のお話

ここからは解析情報を多分に含みます、また細かな数字を扱うため、苦手な方はご注意ください。

脚質適正

解析情報を見たときに一番わかりやすいのがこの適正になります。

そのため、上記と順番が変わりますが、脚質適正から解析を見ていきましょう。

実際にレースで使われる賢さ値の求め方=素の賢さ値 × やる気係数 × 脚質適正 +  スキル補正

となっており、ここで脚質適正が関わってきます。

この脚質適正の効果量が下記になります。

脚質適正:S 1.1、A 1、B 0.85、C 0.75、D 0.6、E 0.4、F 0.2、G 0.1

賢さが1000であれば1100、賢さ400であれば440ということになります。

前述の通り、スキルの発動率に関しては、この脚質適正の補正は関係してきませんのでご注意ください。

掛かり率や下り坂でのスタミナ消費軽減はもちろん、乱数が絡みますが速度にも影響してくるステータスです。

ですが、あくまで運要素の引き上げであり、賢さが高い=速いウマ娘とはなりません。

賢さが高いウマ娘の乱数の下限<賢さが低いウマ娘の乱数の上限、となることもあります

距離適性

対人戦において最も重要視される傾向にある距離適性ですが、こちらは脚質適正と違い、直接スピードの値に補正をかけるものではありません。

ですが、スピードの関わる項目での計算に用いられるため、概ねスピードがあがるという考えで間違いありません。

また、距離適性ではスピードのみではなく加速度にも影響してきます。

それぞれの効果量は下記になります

速度 距離適性:S 1.05、A 1、B 0.9、C 0.8、D 0.6、E 0.4、F 0.2、G 0.1

加速 距離適性:S ~ D 1.0、E 0.6、F 0.5、G 0.4

速度に関してはとても長い式になるため、適正とスピードが実際に式に含まれる部分を抜粋します。

「sqrt(500.0 × 補正スピード値) × 距離適性 × 0.002」といった形でスピードと適正が使われています。

フェーズ2(レース中盤)から最後まで、この式の一部分は使われ続け、スピードと距離適性が実際の速度に関わってくるため、レース中の効果量はとても大きいです。

昨今はスピードカンスト同士が戦う場面もとても増えてきているため、スピードを上げられる距離適性はとても重要視されています。

走る距離や作戦によらず、スピードは大事なため、3つある適正のうち一番上げたい部分になります。

バ場適正

バ場適正も距離適性と同じく直接パワーに補正がかかる数値ではありません。

加速度に補正をかけます、こちらも計算式は複雑なため、一部を抜き出しますと、

「sqrt(500.0 × 補正パワー値) × バ場適性係数」といった形でパワーとバ場適正が使われています。

バ場適正係数の効果量は下記になります。

バ場適性:S 1.05、A 1、B 0.9、C 0.8、D 0.6、E 0.4、F 0.2、G 0.1

バ場適正はパワーではなく加速度に影響するものであり、パワーが影響する「レーン移動」や「上り坂」には影響しない点はご注意ください。

加速度はウマ娘の状態が「現在速度<目標速度」になったときに効果を発揮します。

特に終盤に入りスパート状態に入ると、大きく目標速度が上がるため、加速はとても重要な要素になります。

バ場適正は芝orダートの2種類しかなく、ほとんどのレースが芝のため、芝因子を所持しているととても汎用性が高いのが魅力です。

追込など後ろめの脚質は、元からある速度補正が大きいため、少し素のスピードの数値で負けていても、加速さえ出来れば抜くことも可能です。

そのため差し・追込などでは加速を重視し、バ場適正をSにするのも一考の余地ありです。

さいごに

適正を理解し、ウマ娘の脚質と育て方にあった適正Sをつけるのは、対人戦で勝利するための重要な秘訣になります!

願わくば、これを読んでいただいてる皆様のもとに望む赤因子が出現することを!