これですべてわかる!ウマ娘を2世紀駆け抜けたトレーナーが語るオールB育成のコツ

ウマ娘を駆けて2000年

ウマ娘ライフ、楽しんでおりますでしょうか。

私はウマ娘の育成完了数が「691回」となっていたので、691×3年=2073年の月日が流れていました。

光陰矢の如しとはまさにこのことですね。

そんな私が編み出した「オールB育成のコツ」をお伝えしていきたいと思います。

このサイトの使い方ですが、①~③でオールB育成の基礎を④~⑥でオールB育成に役立つ資料などを展開しています。

上記のタブから各項目に飛べますので、ご活用ください。

  • ①なぜオールBにするのか
  • ②手持ちのサポートカードと相談して育てるウマ娘を決める
  • ③強いサポートカードの定義
  • ④育てるウマ娘を決める
  • ⑤各適性ウマ娘との付き合い方
  • ⑥優秀な白因子の一覧

①なぜオールBにするの?

育成完了時、B(600)以上のステータスが星3青因子になる可能性があるためです。

優秀な因子を狙うための育成法なので、欲を言えば「URA因子」「G1レース因子」「汎用性の高いスキル因子」もほしいですね。

それぞれ別の章で説明していきます。

URA因子の継承には、孫の代までURA因子があると付属する確率が上がるので、★1でいいので可能であれば意識していきましょう。

②手持ちのサポートカードと相談して育てるキャラを決める

「低レアサポカのみでオールB育成してみた」という攻略情報は星の数ほど出回っていますが、どんなサポートカードを持っていても対応できるテンプレさえあれば、それに越したことはないと思います。

というわけで、手持ちのサポートカードを確認し、最適解を見つけ出す手法を作ってみました。

ではさっそく育成画面に移りますが、ここで注目するのはココ。

「成長率」です。

見落としがちですが、キャラにはそれぞれ上がりやすいステータスが決まっています。

マックの場合は「スタミナが+20%のボーナス」「賢さが+10%のボーナス」となっているので、取りあえずスタミナの育成に関しては強いサポートカードが必要ないことがわかります。

つまり手持ちのサポートカードを見て、強いカードがなければキャラクターの成長率を頼ればいいのです。

編成に関しては各ステータスを1枚ずつ配置したほうがよいですが、上述したように不足分をキャラ補正で補う場合、特に体力消費の大きい根性トレーニングをカバーできるようにするといいでしょう。

③強いサポートカードの定義

サポートカードって見る欄が多くて最初のころはよくわからないと思いますが、ことステータスに関して気にするべきは、たったふたつの項目です。

・トレーニング効果アップが高い(10%以上)
・やる気効果アップが高い(45%以上)

の、上記いずれか、あるいは両方を満たすカードが、育成によるステータスアップ効率が良い、と言えます。

・汎用性が高く上昇率が高い「トレーニング効果アップ」
・絶好調を維持してそこそこの上昇率になる「やる気効果アップ」
「トレーニング効果アップ15%」≒「やる気効果アップ70%」ほどの差である

という情報を元にすると、無課金でもフレンドPt交換で4凸できる『ハルウララ・うらら~な休日』トレーニング効果アップ15%、やる気効果アップ30%を持っており非常に強い、ということが見えてきます。

友情ボーナスなしの育成効果なら、キタサンブラックを凌ぐほどです。

更に保有スキルがないという性質上、スキルヒント(トレーニング中に出る赤いビックリマーク)を踏めば「スピ+1、パワ+1、根性+6」が確実に上昇することになります。

ハルウララはオールB育成に限って強いですが、SRにも上記2つが高く優秀なカードがいっぱいあるので、凸が進んでいるものは確認してみましょう。

なお、おまけ情報になりますが「〇〇ボーナス+1」はあるといいかも、といったプラス要素になります。

〇〇には、スピードボーナスとかパワーボーナスなどが入ります。

〇〇ボーナスは通常の育成であれば強力なスキルですが、オールB育成ではそれほど重要視しません。

〇〇ボーナスは
サポートカードが重なった際の上振れ要因に成り得る(それぞれの倍率の前のほうに+1が入るため)
上昇量が少ない初期育成で役立つ(オールB育成はトレーニングレベルが上がりにくい)

上振れを除いて、体感だと「トレーニング効果アップ+8%ないし、やる気効果アップ40%アップ」ほどの上昇量と見積もっています。

上振れした場合は「トレーニング効果+30%」くらいパワーがあると思います。

④育てるウマ娘を選ぶ

それでは、お手持ちの強いサポートカードがなんとなくわかったところで、育てるウマ娘を決めましょう。

というわけで今リリースされているウマ娘たちを、補正されているステータス毎に並べてみました。

なお、継承する際に相性が悪く「◎」になりにくい子には名前の前に「●」を、相性が最悪な子には「x」を入れておきました。

強いサポートカードがない部分をウマ娘の成長率で補うという話だったんですが、オールB育成を初めてするor楽に周回したい、という方はスタミナ適性のあるウマ娘か、目標レースが中~長距離のウマ娘を選ぶことを強くオススメします。

スピード適性「+20%」を持つウマ娘たち

●サイレンススズカ
エルコンドルパサー
アグネスタキオン
●サクラバクシンオー
トウカイテイオー
オグリキャップ
タイキシャトル
xスマートファルコン

スタミナ適性「+20%」を持つウマ娘たち

シンボリルドルフ
スペシャルウィーク
ゴールドシップ
メジロマックイーン
マヤノトップガン
マチカネフクキタル
テイエムオペラオー
ナリタブライアン
ミホノブルボン
メイショウドトウ

パワー適性「+20%」を持つウマ娘たち

ウオッカ
エアグルーブ
ウイニングチケット
xキングヘイロー
メジロライアン
ナイスネイチャ
●フジキセキ
xヒシアマゾン
xカレンチャン

根性適性「+20%」を持つウマ娘たち

ダイワスカーレット
ライスシャワー
●ゴールドシチー
●ナリタタイシン
xハルウララ(相性のいいキャラが存在しない)

賢さ補正「+20%」を持つウマ娘たち

xマルゼンスキー
スーパークリーク
セイウンスカイ
ビワハヤヒデ

例外的な適性を持つウマ娘たち

エルコンドルパサー・ヒーラー「スピード&根性+15%」
グラスワンダー・ヒーラー「スタミナ&賢さ+15%」
エアグルーブ・ウェディング「スピード&パワー&根性+10%」
マヤノトップガン・ウェディング「スピード&スタミナ&賢さ+10%」
トウカイテイオー・新衣装「スピード&スタミナ&根性+10%」
メジロマックイーン・新衣装「スタミナ&パワー&賢さ+10%」

育ててみた感想ですが、+20%がひとつあるほうが、個人的には育てやすかった印象です。

理由として定かではありませんが、+1されるかされないか、というハードルを越えてくれていたからではないか、と思っています。

異世界転移イベントで登場したエル&グラスの15%アップも上げやすかったですね。

⑤各適性ウマ娘との付き合い方

育てるウマ娘を決めたところで、各適性毎に意識することが異なるので、それぞれまとめます。

一度に全部を読む必要はないので、各項目を読んだら次の章に進んでもらって大丈夫です。

・スピード補正を持つウマ娘を選んだ場合
スピードは「根性・賢さトレーニング」での抱き合わせでも上がるため、相対的に「スピードトレーニング」をする機会が減ります。
本来スピードトレーニングの抱き合わせで上がるはずのパワーが不足しがちになるため、序盤からパワートレーニングのレベルを上げるよう意識するといいでしょう。
因子は「根性」>「パワー」>「スタミナ」あたりがあると育成が楽になります。
また、短距離~マイル適性のウマ娘を育てる場合は、序盤ガッツリスピードを上げて、以降他のステータスを上げていく形を取らないとメインのレースに勝てなくなってしまうので注意しましょう。
オールB育成の難易度は全体的に並ですが、いざというときは「賢さ」や「根性」のB判定を諦める選択を取るのも重要です。

・スタミナ適性を持つウマ娘を選んだ場合
スタミナ適性のウマ娘は全体的にバランスよくトレーニングをこなす必要があります。
因子は何を選んでもいいですが、スピードがあるとジュニア期が楽になり、根性やパワーがあると終盤で救われることがあります。
少ないステータスを上げて順当にBにしていくだけなので考えることが少なく初心者にオススメで、かつ中~長距離ランナーが多いため試合にも勝ちやすく、さらにいえば誰を選んでも他ウマ娘との相性が比較的良好、というメリットがあり、非常に育てやすいです。

・パワー適性を持つウマ娘を選んだ場合
スタミナが不足しがちになるため、序盤からスタミナトレーニングのレベルを上げるよう意識するといいでしょう。
マイル適性のウマ娘を育てる場合はスピードも重要になってきます。
パワー適性を持っているウマ娘は全体的にオールB育成の難易度は高めになっており、因子はスピードかスタミナを選べると少し楽になります
差しウマが多いので強力な加速スキルを持つサポートカードがあれば安定感が増すでしょう。

・根性適性を持つウマ娘を選んだ場合
根性トレーニングは全トレーニングの中で最も体力の消費が多いため、スタミナトレーニングをうまく活用しましょう。
根性適性を持つウマ娘もスタミナ適性に次いで育てやすいウマ娘といえます。
因子はスピードかパワーを選んでおくとよいでしょう。
ネックなのは該当するウマ娘が極端に少ないことです。

・賢さ適性を持つウマ娘を選んだ場合
どんな適性を持つウマ娘にせよ賢さトレーニングを挟みながら育成するため、賢さトレーニングをする機会が減る=お休みを入れる回数が増える、ということになってしまいます。
お休みは「夜更かし気味」になる可能性があるため、実は安定しない選択肢になっています。
一見すると育成が難しそうに見えますが、賢さ補正を持つウマ娘たちはスタミナや根性のサブ適性を持っており、かつ中~長距離ランナーが多いため、不思議と育成が容易になっています。
固有イベントで「小さなほころび」を貰うスーパークリークでさえ育てやすい部類でした。

⑥優秀な白因子たち

トレーニングを優先してステータスを上げていくことが重要ですが、もっと大事なのはファン数を32万人以上でURAファイナルを優勝することです。

32万人突破のためにはメインレース以外にもG1レースを勝利する必要がありますが、どうせなら良い因子になるG1レースに出たいですよね。

ということで良好なG1因子はこちらになります。
それぞれ「スピード+a」のステータスが伸びます。

良好なG1因子

ジュニア級12月前半:阪神ジュベナイルフィリーズ:マイル
ジュニア級12月前半:朝日杯フューチュリティステークス:マイル
ジュニア級12月後半:ホープフルステークス:中距離
クラシック級5月前半:NHKマイルカップ:マイル
シニア級5月前半:ヴィクトリアマイル:マイル

それ以外のG1レースはいずれも単体でステータスが上がるものであり、賢さが上がる秋華賞以外は大体オススメです。

また、スピードが上がる下記のG1レースもオススメです。

準オススメなスピードが上がるG1因子

クラシック&シニア6月前半:安田記念:マイル
クラシック&シニア9月後半:スプリンターズステークス:短距離
クラシック&シニア10月後半:天皇賞(秋):中距離
クラシック&シニア11月後半:マイルチャンピオンカップ:マイル
シニア3月後半:高松宮記念:短距離

オールB育成に最適な中~長距離ランナーを育成する場合のファン数も稼げる3年間のレースレシピはこちらになります。

中距離以遠でオススメ周回レースレシピ

ジュニア級12月後半:ホープフルステークス
クラシック級4月前半:皐月賞
クラシック級5月後半:日本ダービー
クラシック級10月後半:菊花賞
クラシック級11月前半:エリザベス女王杯
シニア級3月後半:大阪杯
シニア級4月後半:天皇賞春
シニア級6月後半:宝塚記念
シニア級10月後半:天皇賞秋
シニア級11月後半:ジャパンカップ
シニア級12月後半:有馬記念

マイル適性がある場合のおすすめレースはこちら。

上のリストとかぶってしまう部分があるんですが、見やすいのであえてかぶせます。

マイル適性込みのオススメレースレシピ

数が多いので、レース難易度が高いレースには「●」をつけておきました。
ただし、いずれも重賞がもらえるレースなので可能ならば出たいところ。

ジュニア級12月前半:阪神JF
ジュニア級12月後半:ホープフルステークス
クラシック級4月前半:皐月賞
クラシック級5月前半:NHKマイルカップ
●クラシック級5月後半:日本ダービー
●クラシック級10月後半:菊花賞
クラシック級11月前半:エリザベス女王杯
シニア級3月後半:大阪杯
●シニア級4月後半:天皇賞春
シニア級5月前半:ヴィクトリアマイル
シニア6月前半:安田記念
●シニア級6月後半:宝塚記念
シニア級10月後半:天皇賞秋
シニア級11月後半:ジャパンカップ
シニア級12月後半:有馬記念

補足ですが、ダートのレースでは

クラシック・シニア11月前半:JBCクラシック:中距離:「スピード・根性」
クラシック・シニア11月前半:JBCレディースクラシック:マイル:「スピード・根性」

となっており、2年に渡ってどちらかクリアしたいところですが、天皇賞とジャパンCの間にあるのが悩みどころ…

おわりに

「青3因子+URA3因子」を持つウマ娘を作り出してからウマ娘が始まる、と思い込んでいる私はまだスタートラインにさえ立っていません

2000年経ってもまだまだやることがあるなんて素晴らしいゲームですね。

これからもウマ娘ライフを謳歌していきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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