インディーズゲームながらリリースから1ヶ月も経たない間に500万ダウンロードを超えたゲーム『VALHEIM(ヴァルヘイム)』。
まだアーリーアクセス版であることや、AAAタイトルに比べるとグラフィックがしょぼいような・・といった理由から買うかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか?
結論、かなり面白いです。
いろんなゲームの良いとこ取りされていて時間が溶けていくゲーム、それがVALHEIM。
この記事では、VALHEIMってどんなゲームか?や実際プレイして感じた良い所、改善してほしいところをお伝えします。
購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
- RPG要素があり、遊びやすいサバイバルクラフトゲーム
- 低容量低価格ながらもやりごたえ十分!
- 建築ガチ勢も満足の本格的な仕上がり
そもそもVALHEIMはどんなゲーム?
タイトル | VALHEIM(ヴァルヘイム) |
ジャンル | オープンワールドサバイバルクラフト |
対応機種 | PC(Steam) |
発売元 | Cofee Stain |
プレイ人数 | 1人〜10人 |
発売日 | 2021/2/22 |
VALHEIMはSteamにて配信中の「オープンワールドサバイバルクラフトゲーム」。
似たようなゲームだとArkやマインクラフトが挙げられますね。
北欧神話が舞台となっていてプレイヤーはバイキングとして冒険しながら生き抜いていきます。
好きな場所にマイホームを建てて、「いってきまーす!」と出かけて敵と戦い新しい武器を手に入れたり、帰ってきてマイホームの増築に勤しむ。VALHEIMはそんなゲーム。
まだアーリーアクセス版ですが、2050円という価格の安さもあってか、リリース直後からしばらくsteamランキング1位に鎮座、圧倒的に高評価で今もなおランキング上位にいます。
実際プレイしてみての印象は「いろんなゲームのいいとこ取りしたゲーム」でかなり面白いです。
がっつりハマれるゲームを探している方にはぴったり。
どんなことができるゲームなのかをご紹介していきます。
広大なマップを冒険しながら生き抜いていく
広大なマップをサバイブしていきます。
VALHEIMのマップはかなり広く、1日探索したくらいじゃまるで埋まりません。
まずは木と石を集めて斧とつるはしを作るのはサバイバルクラフトゲーのお決まり!
基本的に何をしても自由ですが、VALHEIMではフギンというNPCが次にやるべきことをふわっと教えてくれます。このあたりは後で触れようと思います。
鹿を狩ってみたり、拠点にできそうな場所を探したり、ダンジョンを見つけたりしながら少しずつ強くなったり便利になったりしながら行動範囲を広げていきます。
もちろん狩ったお肉は帰ってこんがり焼いて美味しくいただきます。
本格派の拠点建設
自分だけの拠点作りができるのもVALHEIMの楽しさのひとつ。
何歳になっても「拠点」とか「基地」を作るというのはワクワクします。
生きていくための食料をさくっと調達したあとは、仮拠点となるマイホームを作っていきます。
VALHEIMの建設はかなり細部までこだわられていてリアルで、他ゲームの感覚で作っていくとせっかく作ったマイホームが崩壊します。
熱源がないと寝ることができないので焚き火なんかを家の中に置くことになりますが、何も考えずに置くと煙が充満して死にます。
これ多分ほとんどのプレイヤーが体験したのではないでしょうか?
煙をどこから逃すか?など考えて建築しなければいけない、など妙にリアリティがあります。
ややクセのある建築ですが、建築パーツはかなり多く解体時はロスなく回収可能など親切設計になっていて「ガンガン建築を楽しみたい!」という人でも満足な仕上がりとなっています。
アクション性の高い戦闘
VALHEIMはかなり戦闘に重きを置いて作られています。
もちろん本格アクションゲームほどではないものの、ガードやローリングでの回避、スタミナ管理などサバイバルゲームの中ではかなり高いアクション性です。
ポチポチ攻撃ボタンを押すだけの戦闘ではないので、装備を更新してすこしずつ強くなっていくのがより楽しく感じます。
マルチプレイも可能
最大10人までマルチプレイで遊ぶこともできます。
すこし知識がある方なら専用サーバーを立ち上げて遊ぶことも可能。
序盤はソロでも余裕ですが、進むにつれてマルチプレイ向けの難易度になってくるので、あまりこの手のゲームに自信のない方はお友達と一緒にやると良いかもしれません!
VALHEIM(ヴァルヘイム)のよかったところ
遊んでみて感じたVALHEIMのよかったところを紹介していきます!
RPG要素が強く遊びやすい
筆者は過去にArkやマイクラなどでも遊んだことがあるのですが、最初の仮拠点を作ったくらいで投げてしまいました。
「何したらいいんだろう??」とか、「なんの為に頑張って食料ばっかり集めてるんだろう?」とか思ってしまうからです。
VALHEIMを投げずに遊べているのはサバイバルゲームとしてはライトに作られている代わりに、RPG要素が取り入れらているからです!
一本道じゃないけど、NPCのフギンが「次はだいたいこれやればいいよ」という良い塩梅の目的を与えてくれます。
空腹度などの要素はあるのでサバイブ感はあるけど、厳しい設定じゃないので探索や各地のボス攻略に専念できたりとRPGとサバイバルゲームが絶妙に融合されていると感じました。
この点はとてもゲームを遊びやすく熱中しやすいものにしていて良かったです。
探索が楽しい
マップがかなり広く、森や沼、極北や灰の地などさまざまなバイオームがシームレスにつながっていて飽きません。
出かける度に新しい発見があり、新素材や拠点を建てれそうな場所を見つけたときにはかなり興奮します。
グラフィックについて
最初、ローポリで作られたキャラクターを見てグラフィックしょぼいな・・と思いましたが、ゲームを遊んで内に印象がガラッと変わりました
良い言い方をするならVALHEIMのグラフィックには味があります。
例えるならゼルダの伝説BtoWのような味のあるグラフィック。
超リアルなグラフィックではないですが、細かいところまで作り込まれていて風景などは容量が1GBのゲームとは思えないものとなっています。
個人的にはゲームの面白さもあってAAAタイトルをプレイしてからVALHEIMをプレイするとホッとするようになりました。
おまけ:容量が1GB
かなり大きな容量のゲームが多い中、VALHEIMの容量は1GBなんです。
PCストレージが常にカツカツな筆者にとってはかなり重要ポイントでした。
最終、買ってみようかなとなったのはこれと2050円という価格の低さでしたが、お値段&容量以上にハマりました!
VALHEIMの改善してほしいところ
良い所ばかり紹介していますが、ここは改善してほしい!というところもいくつく存在します。
着せ替えをあまり楽しめない
ここが一番アップデートでどうにかしてほしいところです。
とくに防具の選択肢が少なく、せっかくキャラメイクがあるのに着せ替えがあまり楽しめません。
やはり自キャラにお気に入りの服を着せて冒険したいですよね。
ここは改善を期待してます!
NPCがもう少しいてもよかった
ゲーム上にNPCはフギンしかいません。
NPCがいないことで生まれるサバイバルしてる感もあるのですが、プレイしていて「なんかMMORPGで遊んでるみたいだな」と思うことがしばしばあります。
NPCがいればもっとMMOっぽくなるし探索の楽しさも増すのになと。
筆者はMMOが好きなのでそう思いましたが、この部分は賛否両論あると思います。
建築がむずかしい
建築にリアリティがあり本格的な分、人によっては難しいです。
筆者は拠点建築が好きですが、得意というわけではありません。言ってしまえば「簡単にかっこいい拠点が作りたい!」のです。
現状、頭に思い描いた拠点を形にするハードルはすこし高め。
作れるものの幅は広いので、もう少し建築が得意じゃない方向けの機能を実装してくれるといいなと期待しています。
VALHEIM(ヴァルヘイム)のレビューまとめ
VALHEIMがどんなゲームか?プレイしてみて良かった点・改善を期待する点などについて書かせていただきました!
いろんなゲームの良い所を取り込んでいて遊びやすい、されど安っぽくも仕上がっていないやりごたえのあるゲームです。
現状でもかなり面白いですが、まだアーリーアクセス版でさまざまなコンテンツが追加させることが予想できますし、この手のジャンルの覇権となることも十分に期待できるゲームです。
2050円と低価格なので迷っている方がいれば今のうちにプレイしてみてはいかがでしょうか?
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