【 VALKYRIE ELYSIUM 】シリーズ最新作の評価と感想(10月3日更新)【ヴァルキリーエリュシオン】

ヴァルキリーエリュシオンとは

本作「ヴァルキリーエリュシオン」は、ヴァルキリープロファイルから続くシリーズの最新作です。

ただ、ヴァルキリーシリーズではあるものの、これまでとの作品とは繫がりがない為、これまでの作品を知らなくても楽しめるようにはなっています。

私は別の記事で体験版レビューをさせて頂いていますが、今回は実際に製品版を進めていく中で自分が思った事を記事にしてみました。

個人的な評価は「面白い」のですが、少し注意して頂きたい事もあります。

この記事は5分程度で読み終わりますので、是非読んでみて下さいね!

※全てクリアしたので内容追加してます!(10月3日)

  1. 全体的に重い・暗いストーリー
  2. エインフェリアが仲間なってからが本番
  3. 一番の魅力はアクションの自由度

テーマがやや重い作品

このゲームをオススメする前に、少しだけお伝えしておきます!

まずヴァルキリープロファイルシリーズは、生死について触れる事の多い作品であるという事です。

主人公のヴァルキリーは「神族」で、仲間になるのはエインフェリア。

エインフェリアとはヴァルキリーによって選ばれた「強い魂」を持つ死んだ人間です。

エインフェリアになる際、何故死んだのか・どんな苦悩があったのか等、その人物についてより深く理解する為のエピソードがあったりします。

最新作であるエリュシオンもまた崩壊しつつある世界でのお話なので、楽しくワイワイと旅をする、といったものではなく、全体的にちょっと重い・暗いストーリーです。

ストーリー重視の方は注意した方が良いポイントになっています。

序盤から少しずつ盛り上がる!

体験版で出来る範囲は「 Chapter 1」だけなのですが、正直ストーリーはほとんど進みません。

そして登場人物も、その時点では喜怒哀楽の少ない神族であるヴァルキリーとオーディンがメインなので、イベントの盛り上がりも微妙です。

ですが、序盤さえ乗り越えれば徐々にストーリーは盛り上がってきます!

人間らしさあふれる仲間達

エインフェリア達の行動や言葉が、ヴァルキリー達と違って非常に人間味があるので、明るくない世界観ではありますが良い意味で賑やかに。

ヴァルキリーはオーディンに忠実で、使命について何の疑いもありません。

ですがエインフェリア達がいる事によって、ただ使命を達成するだけで良いのか、ヴァルキリーがそんな事を考えさせられたり。

ただただ魂を浄化するだけ、言われた事をするだけだったヴァルキリー。

少しずつ人間を気遣ってあげるようになり、文句を言いつつサブクエストのお願いも聞いてあげたり…ヴァルキリーがちょっとだけ人間っぽくなっていく。

そういった変化が見られるのも本作の魅力の一つです。

アクションにこそ面白さがある!

体験版レビューでも記載しましたが、ここが一番の評価ポイントですね。

アクションの豊富さ、そのアクションを助ける育成システム。

戦闘が多い本作ですが、個人的にそこが全く苦になりません。

深みや幅のあるアクションでありながら、敵は弱点を攻撃すれば何とかなる、というようなシンプルな部分もあります。

アーツにより広がる戦術

まだ中盤あたりですが、結構な種類のアーツが揃っています。

戦闘時にいつでもアーツは変更出来るので、ボス戦前に準備したりする手間がありません。

すぐさま発動出来るアーツもあれば、発動までに時間を要するアーツもありますが、アーツは発動時にヴァルキリーが無敵状態となるメリットが。

アーツを使いたいけど邪魔をされて、距離をとって再度アーツ…なんて事がないので、アーツをどんどんコンボに組み込めるという楽しさがあります!

エインフェリアを自分の戦術に合わせる

エインフェリアの設定も変更出来ます。

召喚時間はどうするのか、戦闘で使う技はどうするのか、みんなバランス良く使うのか。

自分がどういった戦術で戦うかに合わせてエインフェリアも設定しましょう!

エインフェリア・アタックは対象のサブクエストを達成する事で習得出来るので、エインフェリアの強化も出来、更に深くその人物を理解するきっかけにもなります。

テクニックを駆使して敵を攻める!

戦闘で出来る事は大きく分けて「通常攻撃」「ディバインアーツ」「召喚」「ソウルチェイン」の四つ。

これが組み合わさると本当楽しい…!

敵の攻撃に対してジャストガードしたり、反撃したり、弓矢を跳ね返したり、ヴァルキリー個人にもテクニカルなアクションは備わっています。

数多の敵が相手でもエインフェリアと弱点を攻め、距離を離されてもすぐにソウルチェインで間合いを詰める。

体験版レビューではアクションが楽しい、なんてお伝えしましたが、そんなの比じゃないくらい出来る事が多い!

装備によっても重視される要素が、一撃か、範囲攻撃か、スピードか、と全然違うので、自分にぴったりな装備を極める楽しさもあります。

総合評価

このゲームの面白さはどこにあるのか?

…ヴァルキリーは分からないそうですが、結局進めれば進める程ストーリーもアクションも面白い!という事です。

正直今までのシリーズとの繋がりがないので、「ヴァルキリーらしさ」は出てくるワードとか、そういったものしかないのですが…

初めての方には「アクションが楽しい一つの作品」として、シリーズファンの方には「今までとは違ったヴァルキリーの物語」としてオススメ出来るタイトルです。

私は PS 5版ですが、ロードも早くてストレスらしいストレスは今のところありません。

むしろまたこのシリーズが遊べている、という嬉しさの方が強いですね。

(10月3日追加分)

…と、ここまでは中盤までの私の評価です。

中盤~クリアまで終了した最終的な評価をまとめてみます。

項目良い点気になる点
ストーリー序盤~中盤への盛り上がりが楽しい。登場人物が増えて、ヴァルキリーの心情の変化が表現されているのも面白い。エインフェリア達の個性がしっかりしてて、みんな良い人。終盤があまりにもアッサリ。ヴァルキリーが少しずつ変化してきたと思ったら突然激変。ある特定のキャラの前では性格が…もちろんそうなる理由はあるが、それにしてもあるイベントで出てくる選択肢が個人的には「???」と思うような内容でビックリ。全体的にボリューム少なめで、10~15時間でクリア出来る。
アクション様々な戦術で敵の弱点を突いたり、自分だけの立ち回りを追求出来る。このゲームで一番面白い部分はアクション。特に終盤、ヴァルキリーやエインフェリア(4人)、加えて出現する敵数も多いので、アーツや技が入り乱れると、もう何が何だか分からない(見えない)。楽しいはずのアクションが辛くなってくる。
システムとか色々( PS 5版)ロード時間が短いのでストレスにならない。アイテムを入手する手段が宝箱のみ。ショップ等もないので、アイテムを揃えたいならもう一度クエストをクリアしていくしかない。

総合評価…★★★☆☆

序盤~中盤まではものすごく楽しいです。

アクション、ストーリー、登場人物達、特に気になるところはなかったので。

ただ、終盤はキャラの急な変化や、戦闘での敵の多さ・派手なアーツが入り乱れる等、色々忙しく疲れてしまいます。

正直ちょっと少ないなあと思ってしまうボリューム、クリア後のやり込み要素がほぼないのも気になります。

ヴァルキリーシリーズはクリア後の要素も充実していましたしね(今後追加コンテンツが来る事が分かっているのですが…)。

色々記事にしてみましたが、結局のところ終盤のごちゃごちゃした展開が個人的には合わなかったなあ、という印象です。

でも何故かまた遊んでいる自分がいるんですよね。

終盤は大変だけど、もうちょっと上手く立ち回る事が出来るんじゃないか?って、思いながら遊んでます…

合わない部分もありつつ、でも楽しいんです、結局ね。

ちょっと検討してみよう…という方は、私が本作を進めている記事もありますので、そちらも読んで頂けたらと思います!

【 VALKYRIE ELYSIUM 】プレイ日記(攻略) Chapter 1「救済の使徒 ヴァルキリー」【ヴァルキリーエリュシオン】

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ライター紹介

しらたま
おもちが大好き、しらたまです。
基本的にどんなジャンルでも遊びますが、バイオやモンハン、ファイアーエムブレムは全シリーズやりこんでます。
アプリだとDBZドッカンバトルやパワプロが中心。
記事を読んで楽しんでもらえたら最高です~!