斬術工無頼一人旅!本当に可能?
エクスペリエンス社が贈るゲーム「黄泉ヲ裂ク華(以下:黄泉華)」は、6人1チームでダンジョンからの脱出を図るDRPGです。
基本的には6人(場合によってはメンバーの入れ替えなども行って、それ以上)での探索と戦闘を想定されたゲームバランスとなっています。
ですが、黄泉華に限らずDRPG界隈には必ずと言っていいほどされるチャレンジが存在。
それこそが「一人旅」「ソロ攻略」。
つまりは「6人での探索をやめ、メンバー一人だけでゲームを攻略する」という方法です。
いわゆる縛りプレイですね。
黄泉華でもこのチャレンジは行えます。
黄泉華の職種の中には優秀なスキルが揃っていて、一人でも攻略を進めることができるようなものも。
特にその中でソロチャレンジ向きとされているのは「斬術工」。
今回はその斬術工を用いて、黄泉を一人で脱出するための方法を手ほどきさせていただきます。
尚、今回の内容は主にエクスペリエンス社ゲームに慣れたプレイヤーや、DRPG好きプレイヤー向けの縛りプレイ用のものになります。
初心者プレイヤーや、冒険に困難を求めていないというプレイヤーにはあまりおすすめできない内容になりますので、注意してください。
- 斬術工はビルド次第で一人旅ができてしまうほど優秀な職種!
- 一人旅をするならスキルが優秀な「総合斬術工」がおすすめだが、専門でも可能!
- 武器は即死付与のものが多い「カタナ」がおすすめ!
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
斬術工無頼一人旅!ビルド方法は?
黄泉華は基本的に6人1チームで攻略をしていくゲームですが、職種やビルド、装備次第では一人旅もできます。
さすがに後列職である魔術工や聖術工、攻撃力に劣る防術工などは難しいですが、一人でも十分に戦える性能を持つ斬術工や闘術工ならば可能。
特に斬術工はパッシブスキルが自分にだけかかるものの、強力なものが多いため、一人旅適性はかなり高いと言えます。
では、斬術工はどのようにビルドしていけば一人旅ができるような猛者になるのでしょうか。
以下、ビルドについて詳しく説明していきます。
昇進は「総合斬術工」がおすすめ!
斬術工には攻撃力に極端に特化した「専門斬術工」と、攻撃力に特化しつつもマイルドな性能を持つ「総合斬術工」という分岐があります。
この分岐ですが、一人旅をするなら「総合斬術工」にするのがおすすめです。
理由は、専門に比べて攻撃力に劣る部分はあるものの、優秀なスキル構成をしているからです。
特に手数を相対的に増やせるパッシブスキルや、癖のない範囲攻撃を持つことは一人旅としては非常にありがたいもの。
攻撃を回避するパッシブスキルなども持っているため、専門に比べると生存力が安定しやすいのも利点ですね。
代わりに専門で覚えられた攻撃と回復を兼用するアクティブスキルは持っていません。
回復は主にアイテム頼りとなることに注意してください。
能力値は「筋力」「体力」「速力」「運気」に注力!
一人旅をする際に必要な能力値ですが、これに関しては普段の運用と変わりありません。
物理攻撃担当の職種ですので、「筋力」「体力」「速力」「運気」に振っていきましょう。
攻撃用の筋力、HPと防御の体力、命中率と回避率の速力、スキル発生率などにかかる運気です。
霊力と知力ですが、これに関してはMPに関係するものの、振る必要はありません。
尚、一人旅の利点として、道中で手に入れたアイテムは全て課長(主人公)が独り占めすることができます。
そこそこ手に入る能力値アップのアイテムや、スキルポイントが貰えるアイテムも同様です。
なので、一人旅をすると、6人で攻略しているときよりも課長がかなり強くなる傾向に。
霊力と知力も確保できる=MPもそれなりになる上、その他の能力もガチガチに強化されるので、意外に困りませんよ。
武器はカタナがおすすめ!
斬術工は「ヤイバ」「カタナ」「タンバ」といった武器が扱えますが、一人旅をするなら断然「カタナ」を選ぶべきです。
カタナはそこそこに攻撃力が高く、命中率が高い優秀な武器。
片手武器であることも多いので、「二刀流」で二本持ちすれば、手数も補えます。
更にはカタナは即死の状態異常が付与できるものも多く存在。
運が良ければ黄泉族をバッタバッタと切り捨てていけるという利点もあります。
また、黄泉華最強の武器はカタナカテゴリーの「村正カタナ」。
かなりの性能を誇る武器なので、持っていると攻略難易度が大きく変わります。
特にソロ攻略ならば、このカタナを扱わない理由はありません。
普段からカタナを扱い、カタナ用のパッシブも振って、村正カタナの入手に備えておきましょう。
斬術工無頼一人旅!おすすめスキルは?
一人旅には便利なスキルを多数覚える斬術工。
その中でも特におすすめのスキルを紹介していきます。
尚、以下で主に紹介するのは、総合斬術工のスキルとなります。
専門斬術工でしか覚えられないスキルは後述の項目にて参照ください。
二刀流
初期職の斬術工から覚えられるパッシブスキルです。
片手持ちの武器を一本ずつ装備できるようになり、恒常的に攻撃を二回に増やします。
単純に攻撃力が上昇し、手数を増やして殲滅力を上げてくれます。
攻撃回数が多くなるため、状態異常の発生もしやすくなり、覚えているだけで便利なスキルです。
ただし、覚えたての状態では左手に装備した武器の攻撃力にマイナス補正(20%~5%)がかかってしまいます。
なので、早めにスキルレベルを上げたい技でもありますね。
覚悟の心得
初期職の斬術工から覚えられるパッシブスキルです。
HPが減少している状態の場合、攻撃力が上昇(20%~40%)します。
HPが最大の状態からほんの少しでも減少していれば攻撃力アップの恩恵を受けられます。
1でも減少していれば補正がかかるため、地味に壊れ気味のスキルと言えるでしょう。
一人旅の場合は攻撃が自分自身に集中することもあって、非常に発動の機会に恵まれていると言えます。
覚えておいて一切損はありません。
身代わりの術
昇進後から覚えられるパッシブスキルです。
黄泉族からの攻撃をスキルレベルに応じた確率(最大+15%)で完全回避します。
攻撃であれば受け流して完全回避してくれる、総合斬術工の保険とも言えるスキルです。
防御力の低い総合斬術工ですが、このスキルが発動すれば生存力を引き上げることが可能。
速力と運気を上げれば発生確率を上げられるというのも嬉しいポイントです。
また、後述する「蜂の心得」との組み合わせにもシナジーがあり、ソロ攻略には必要不可欠なスキルと言えるでしょう。
しかし、それでも発生率は高くありませんので過信は禁物。
治療などは余裕をもって行いましょう。
蜂の心得
昇進後から覚えられるパッシブスキルです。
攻撃を回避した後に、攻撃者に対してスキルレベルに応じた確率(最大+65%)で反撃を行います。
この反撃は高威力になるという特性を持っています。
回避をトリガーに発生する反撃技です。
スキルレベルを上げると発生率が上昇します。
また、運気と速力を上げることでも発生率を上げることが可能です。
回避がトリガーという時点で不確定な要素は入りますが、身代わりの術で回避した場合も反撃は発生します。
単体攻略であるがゆえに攻撃を受けやすくなっているため、必然的に発動回数も増えていくスキルと言えるでしょう。
決して必ず発動するというものではありませんが、発動すると心強いダメージソースとなることも事実。
手数を増やす可能性も出てくるため、覚えていて損はありません。
追撃
昇進後から覚えられるパッシブスキルです。
攻撃の後に一定確率(最大+35%)でもう一回攻撃を行います。
攻撃の威力は若干落ちますが、手数を確率でとはいえ無条件で増やせるスキルです。
スキル攻撃の後にも発動する可能性があるため、火力貢献度はかなり高いと言えるでしょう。
腕力と運気で発動確率が変動するため、最終的には結構な確率で追撃してくれるようになります。
旋風撃
昇進後から覚えられるアクティブスキルです。
敵一列に攻撃を行います。
初期状態ではダメージにマイナスがかかっていますが、スキルレベルを上げていけばプラスに転じるようになります。
事前の溜めも、命中マイナス補正も見られない癖の少ない範囲攻撃であり、手数が圧倒的に少ない一人旅の心強いお供です。
消費MPも最大9とかなり軽量で、消耗も少なめなのがポイント。
スキルを覚えていれば追撃を、武器についていれば即死も発生することがあるので、お世話になることも多い技でしょう。
カタナ習熟
昇進後から覚えられるアクティブスキルです。
スキルレベルに応じて、カタナの攻撃力を上昇させます。
カタナを装備している限りは最大+25%の攻撃補正が得られます。
カタナ装備が常であろう一人旅斬術工には無条件でかかる攻撃パッシブ。
覚えておくのに全く損はありません。
斬術工無頼一人旅!専門だとどうなる?
上記まで「総合斬術工」で一人旅をする前提の紹介を行ってきました。
では、もう一つの昇進である「専門斬術工」ではどうなるのでしょうか。
端的に言えば、更に難しくなります。
防御系のパッシブスキルは一切なくなるので、攻撃を防御する手段は皆無。
斬術工の弱点である脆さに拍車がかかります。
それでいて頼れる仲間はおりませんので、総合の一人旅よりも難易度は上がると言わざるを得ません。
ただし、攻撃力は総合の上を行く専門。
豊富な火力上昇パッシブと、強力なアクティブを絡めた戦法、スイッチブーストを的確に使用していけばできなくもありません。
より「やるかやられるか」のパワーバランスを楽しみたいという場合は試してみてもいいでしょう。
おすすめスキルは?
おすすめスキルは「二刀流」「覚悟の心得」「カタナ習熟」に加えて、専門専用の「疾風怒濤」「血吸い斬り」「続・二刀流」です。
「疾風怒濤」は専門のメインウェポンとも言えるアクティブスキル。
敵一列に4~7回のランダム攻撃を行います。
攻撃一回一回にはダメージマイナス補正(最小-35%)が入りますが、それを手数で補っていくタイプのスキルとなります。
デメリットとして防御が激減し、消費MP自体も大きいので、切り札としてはかなりアンバランスな印象。
使用する際はスイッチブーストでの補助を忘れないようにしましょう。
「血吸い斬り」は総合にはなかった攻防一体のアクティブスキル。
最大195%の攻撃補正が入った攻撃を加え、与えたダメージの60%を吸収します。
アイテムに頼らない回復手段として非常に優秀ですが、ダメージ自体はそこまで特筆すべきほどでないことには注意です。
「続・二刀流」は二刀流の攻撃を更にブーストするパッシブスキル。
二刀流状態のときに限って最大+25%の攻撃力上昇効果をもたらします。
デメリット無しで二刀流時の恩恵が強まるため、火力増強のために覚えておきましょう。
まとめ
本来ならば6人で攻略するダンジョンをたった一人で踏破する「一人旅」。
かなり困難な道のりとなりますが、斬術工ならばできないということはありません。
総合でも専門でも裏ボスまで制覇したというプレイヤーの声もあります。
スキルと装備、ビルドの方法を吟味し、全滅しても諦めないで進み、トライ&エラーを繰り返していけば決して不可能ではないのです。
もし普通の遊び方に飽きた、もっと茨の道を歩んでみたいというプレイヤーはぜひとも試してみてください。
ちなみに筆者が実際に課長を一度斬術工に転職させ、行動させてみたところ、存外に戦いやすいように感じました。
全クリは出来るかどうかは判断をしかねますが、一人での行動に関してはかなり十分な印象。
機会があればこの斬術工一人旅構成での一人攻略をレポートしてみたいと思っていますので、お楽しみに(!?)
ライター紹介
- 幅広いゲームが大好きな、ゲーマー歴20年以上の女ヲタク「カンダカズマ」です。
海外ゲームから国内ゲーム、アクションからRPGまでいろいろ嗜みます。
マニアックなメーカーの作品を遊ぶことも多いので、マニアックでマイナーなメーカーの作品(特にエクスペリエンス社の作品)の面白さを共有できればと思います。
みなさまのゲーム選びの参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。