【遊戯王マスターデュエル】やりすぎ女帝!?「フルール・ド・バロネス」はなぜ強い?

最強の汎用シンクロ

今回は「遊戯王マスターデュエル」に登場する、「フルール・ド・バロネス」について紹介していきます。

「フルール・ド・バロネス」の強さ、対策、採用デッキについての内容となっております。

  1. 圧倒的汎用性の高さ
  2. 採用デッキの候補
  3. 相手に出された場合の対策

この記事は5分で読めます。最後まで読んでってください!

「フルール・ド・バロネス」の効果

「フルール・ド・バロネス」の能力を簡潔にまとめると

シンクロ召喚(以下S召喚)に一切の制限がなく、

  • 1、「起動効果による除去」
  • 2、「万能無効」
  • 3、「帰還&蘇生」

の三つの効果を持ちます。

1、起動効果による除去

まず1の効果ですが、自分のターンに一度、フィールドのカード一枚を対象に取りそのカードを破壊できます。

対象に取る破壊であるため昨今では効かないモンスターも多いものの、この効果には発動条件、制約、デメリットが一切無く、「フルール・ド・バロネス」がいる限り延々と相手のリソースを削っていく事が出来ます。

さらに自分のカードも破壊できるため、破壊やフィールドから墓地へ送られた時に、発動する効果を持つカードのトリガーにすることも出来ます。

自分のフィールドを空ける目的にも使えるので非常に使い勝手のいい効果です。

2、万能無効

そして2の効果ですがこれがこのカードの真骨頂。

このモンスターが表側表示の時に一度だけ、カードの効果を無効にし破壊できます。

所謂「万能無効」というやつです。大抵のカードは問答無用でねじ伏せます。

現代遊戯王における最強効果の一つです。

「ヴァレルロード・S・ドラゴン」と違って下準備が必要なく、「クリスタルウィング・シンクロドラゴン」のように特定の効果しか無効に出来ないということもありません。

1回だけとはいえこの出しやすさと前準備無しで何でも無効破壊を持ってるのは反則級です。

また、正規召喚したものを「死者蘇生」で墓地から特殊召喚(以下 SS )したり、除外されたものを「D・D・R」で帰還させたりすればもう一度使うことが出来ます。

3、「帰還&蘇生」

3の効果は、互いのスタンバイフェイズ自分の墓地のレベル9以下のモンスターを蘇生し、自身は EX デッキに帰還出来ます。

これで再び自身を EX デッキから出すことでもう一度②の効果を使うことか出来ます。

蘇生範囲も広く、状況に合わせてバロネス以外のモンスターで勝負を決めにいく使い方も出来ます。

採用デッキの候補

突き詰めれば大体のシンクロデッキには入りますが、やはり今最もホットなテーマ「相剣」で見る機会が一番多いでしょう。

僕は「相剣」に「天威」を混ぜた「天威相剣」でシーズン5,6ダイヤランク到達しています。

「相剣」にはなんということでしょう、バロネスを一枚でシンクロ出来るモンスターが存在するのです!

そのモンスターとは…

この「相剣軍師-龍淵」です!

手札から「相剣」カードか幻竜族モンスターを捨ててSS出来、その後「相剣トークン」を特殊召喚出来ます。

「相剣トークン」はレベル4チューナーなので即バロネスが爆☆誕します。

さらに龍淵はS召喚の素材になると相手に1200ダメージを与えます。

バロネス出されるわ、ついでにまあまあのダメージ与えてくるわでフラストレーション溜まってる人も多いのでは?

天威ローズもおすすめ

他には「天威ローズ」もオススメです。

シーズン4で僕はこのデッキでプラチナ1(当時最高ランク)に到達しています。

レベル7の「天威」モンスターをSSし、「レッドローズ・ドラゴン」とシンクロします。

その後なんやかんやあって最終的に「真龍皇 V・F・D」が出ます。

先にバロネスが出ることで「原子生命体ニビル」のケアが出来、そのまま V・F・D で制圧します。

ただでさえ先行での制圧力が異常な V・F・D の横に何でも無効のバロネスが構えるという、相手からしたらふざけんなと言いたくなるような組み合わせです。

他には展開力とサーチ能力がずば抜けている「魔救」、シンクロの金字塔「ジャンド」などあげればキリがないです。

このカードへの対抗策

最強クラスのモンスター、「フルール・ド・バロネス」ですが、ランクマッチで勝ち抜くためにはこのカードへの対策を怠るわけにはいきません。

ということで簡単にではありますが、バロネスを対策出来るカードを何枚かご紹介!

壊獣

まず一枚目は「壊獣」です。

壊獣は「相手フィールドのモンスターをリリースし相手フィールドに SS する」共通効果を持ちます。

この効果は「召喚するにあたってのルール」という、「召喚ルール効果」及び「効果外テキスト」という側面を持ちます。

そのためこの部分については厳密には効果として扱いません。

ここら辺はコンマイ語を理解してないプレイヤーはちょっと飲み込みづらいかもしれませんが、
そういうもんだと理解してください。

ともかくこのモンスターはチェーンを介せず SS 出来るため、バロネスに効果を無効にされることはありません。

バロネス以外にも言えることですが、厄介な制圧モンスターはさっさと壊獣でリリースするのがてっとり早いです。

あっ「虚無空間」はやめてください死んでしまいます。

続いて二枚の紹介。

禁じられた一滴

冥王結界波

「禁じられた一滴」、「冥王結界波」です。

多少違いはあれどこの二枚は相手モンスターの効果を無効にすることができるカードです。

同じくモンスター効果を無効にできる「無限抱擁」、「エフェクト・ヴェーラー」と違い、このカードはバロネス含めモンスターの効果による妨害を受けません(一滴はコストあり)。

そのためバロネス以外の無効効果持ちがいたとしても、効果を通しやすいです。

これらのカードは所謂「捲り札」と呼ばれるもので、バロネス以外の制圧モンスターにも対応できるカードです。

特に「遊戯王マスターデュエル」は OCG 同様のマッチ戦ではなく、シングル戦となるためこういった強力モンスターにも一発勝負で挑まなければならないため、 OCG 以上に意義のあるカードと言えます。

「王宮の勅命」?うっ頭が…

最後に

いかがでしたか?

今回は「フルール・ド・バロネス」について簡潔に書いてみました。

バロネスの強さ、オススメデッキ、対抗策についてザックリではありますが分かっていただけたら幸いです。

今後ともこんな感じで「遊戯王マスターデュエル」について書いていこうと思うのでよろしくお願いします!