【遊戯王マスターデュエル】アトラクションにご招待!リトマス・アメイズメントデッキを解説!

驚楽のデュエルに1名様、ご案内!

こんにちは、ヨッケイです。

皆さんも、マスターデュエルを楽しんでいますか?

今回は「アメイズメント」と「リトマスの死の剣士」を組み合わせた「リトマス・アメイズメント」デッキの紹介です。

どちらのカードもクセの強いカード群ですが、しっかりハマれば独自の戦い方が可能になります。

罠カードを中心としたビートダウンデッキなので、いわゆる【罠ビート】に近い側面を持っています。

  1. 「リトマス・アメイズメント」デッキの構成と使い方を解説!
  2. リトマスの死の剣士がメインアタッカー!
  3. キーカードは門前払い!
  4. アトラクション罠カードで相手をかく乱!
  5. 罠を守るには天獄の王!
  6. 全体除去罠で相手に痛手を与えよう!

この記事は5分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!

「リトマス・アメイズメント」デッキの構成をご紹介!

メインデッキ

レアリティカード名枚数
Rマンジュ・ゴッド2
R魔神儀-キャンドール2
SR驚楽園の案内人 <Comica>2
R魔神儀-タリスマンドラ2
UR驚楽園の支配人 <∀rlechino>2
UR天獄の王2
SRリトマスの死の剣士3
SR儀式の下準備2
SR強欲で金満な壺2
Nリトマスの死儀式3
URスケープ・ゴート1
SRアメイジングタイムチケット1
R激流葬3
Rつり天井2
Nイタチの大暴発2
R無差別崩壊2
SRトラップトリック2
SRA・∀・CC3
RA・∀・WW1
RA・∀・HH1
R門前払い3
Rリターン・オブ・ザ・ワールド2

EXデッキ

レアリティカード名枚数
SRリンクスパイダー1
SRトロイメアフェニックス1
N転晶のコーディネラル3
URファイアウォール・ドラゴン1
UR閉ザサレシ世界ノ冥神1
自由枠8

レアリティ内訳

レアリティ枚数必要トークン
UR7210
SR15450
R20600
N8240

デッキの中核になるカードの紹介!

リトマスの死の剣士

このデッキのアタッカーであり、第一のエースモンスターです。

フィールドに罠カードがあれば、攻守が3000ポイント上がる一風変わったモンスターです。

一見、永続罠カードでしか効果を発揮できなさそうですが、罠装備カードなどフィールドに残るタイプの通常罠カードでも効果を発揮することができます。

戦闘破壊耐性をもち、罠カードの効果を受け付けません。

罠カードの効果を受けないことがこのモンスター最大のメリットです。

「激流葬」のような、全体破壊罠カードからも生き残ることができます。

モンスター、魔法カードの効果による除去には無力です。

破壊された場合、墓地の罠カードを再利用することができます。

「激流葬」などの全体除去罠カードを再利用すれば、相手をけん制することができます。

伏せた罠カードは、そのターンに発動することができないので注意しましょう。

リトマスの死儀式

「リトマスの死の剣士」を儀式召喚できる儀式魔法カードです。

墓地のこのカードと「リトマスの死の剣士」をデッキに戻すことで、カードを1枚ドローできます。

「魔神儀」モンスターなど、デッキに儀式関連カードがなければ腐ってしまうカードをサポートする役割もあります。

驚楽園の支配人 <∀rlechino>

モンスター名は、アメイズメント・アドミニストレイター<アルレキーノ>です。

読みづらい上に覚えにくい、なんとも難儀なモンスターです。

このデッキにおける第二のエースモンスターです。

罠カードの発動で手札から特殊召喚されます。

「激流葬」などの全体除去罠カードが発動したあと特殊召喚できれば、ガラ空きの相手に攻撃を加えることも可能です。

相手が召喚したモンスターに対して、デッキから「アトラクション」罠カードを装備することができます。

「アトラクション」罠カードは相手に装備されると、様々な妨害効果を発揮します。

状況に応じた「アトラクション」に相手モンスターをご招待!

  • 2体目以降のアルレキーノを手札に加えたい:A・∀・CC
  • 相手の攻守を入れ替えたい:A・∀・WW
  • 相手を裏守備表示にしたい:A・∀・HH
  • 相手のレベルを下げたい:A・∀・RR
  • 相手の攻撃力を下げたい:A・∀・MM  etc…

これらのカードは全て装備カードとして装備されるので「リトマスの死の剣士」の攻撃力上昇効果とも高相性です。

墓地にある「アトラクション」カードを除外することで、相手フィールドのカードを破壊できる効果も便利です。

マスターデュエルでは召喚演出もあります。

デッキの動かし方を解説!

このデッキの基本的な動きを4つの項目に分けることができます。

  • ①リトマスの死の剣士を儀式召喚
  • ②門前払いかアメイズメント罠カードで相手を妨害
  • ③驚楽園の支配人 <∀rlechino>を展開し、妨害能力を強化
  • ④展開に対し全体除去罠カードを発動し、チャンスを与えない

順番に解説していきます。

①リトマスの死の剣士を儀式召喚

まずはここから。

「リトマスの死の剣士」を儀式召喚します。

豊富な儀式サポートカードを使って高速召喚を目指します。

儀式の下準備

「リトマスの死の剣士」「リトマスの死儀式」を手札に加えることができます。

1枚で2枚のカードを同時にサーチできる、非常に優秀な儀式サポートカードです。

マンジュ・ゴッド

召喚成功時に、儀式関連カードをサーチすることができるモンスターです。

古くから儀式召喚をサポートしてきたカードです。

最近はこれから紹介する「魔神儀」モンスターにお株を奪われ気味ですが、いざとなれば戦闘にも使えるステータスを持っています。

魔神儀-キャンドール

手札にこのカードと「リトマスの死儀式」があるだけで「リトマスの死の剣士」を儀式召喚することができます。

そのかわり戦闘能力を一切持たずEXデッキからの召喚に制限がかかります。

魔神儀-タリスマンドラ

手札にこのカードと「リトマスの死の剣士」があるだけで「リトマスの死の剣士」を儀式召喚することができます。

非常に便利ですが、デッキに相方となる「魔神儀」モンスターがいない場合、完全に腐ってしまいます。

デュエル後半になるほど、腐る可能性は大きくなっていきます。

リターン・オブ・ザ・ワールド

儀式召喚をサポートする永続罠カードです。

儀式モンスターを1度デッキから除外する必要があるので、即効性はありませんがそのカードを手札に加えるか、直接儀式召喚することができます。

墓地に儀式モンスターがいれば、そのモンスターをデッキに戻すことでも儀式召喚が可能です。

注意点として、フィールドに存在している「リトマスの死の剣士」をリリースして、除外されている「リトマスの死の剣士」を儀式召喚することはできません。

「リトマスの死の剣士」は罠カードの効果を受けないため、リリースが行われず「リターン・オブ・ザ・ワールド」が墓地に送られるだけで処理が終了してしまいます。

②門前払いかアトラクション罠カードで相手を妨害

永続罠である「門前払い」フィールドに残るタイプの罠カードである「アトラクション」罠カードで、妨害をしつつ「リトマスの死の剣士」の攻撃力を維持していきましょう。

門前払い

戦闘ダメージを与えたモンスターを手札に戻す永続罠カードです。

全プレイヤーに効果を及ぼすので、自分のモンスターもバウンスされてしまいます。

しかし「リトマスの死の剣士」は罠カードの効果を受けないので、手札バウンス効果も当然受けません。

通常のデッキで手札バウンスは痛手ですが、このデッキのモンスターは手札に戻ったとしても問題ないモンスターで基本的に構成されています。

「アルレキーノ」「マンジュ・ゴッド」などはむしろ手札に戻ってくれた方が好都合である場合も多いです。

あえて相手に自爆特攻し戦闘ダメージを受けることで、相手モンスターを手札に戻すといった使い方もできます。

A・∀・WW(アメイズ・アトラクション・ワンダーホイール)

相手モンスターに装備すれば攻守反転効果、自分のモンスターに装備させれば手札交換効果をもつカードです。

攻撃力よりも守備力が低いモンスターは多いので、相手の意表を突くことができます。

A・∀・HH(アメイズ・アトラクション・ホラーハウス)

相手モンスターに装備すれば、相手モンスターを裏守備表示できます。

相手のエスシーズ召喚やシンクロ召喚を妨害するなど、使い方は様々です。

自分のモンスターに装備できれば、モンスター効果を無効にする効果を使用できるようになります。

裏守備にしてしまった場合、フィールドのこのカードは破壊されてしまうので「リトマスの死の剣士」の攻撃力アップ効果には貢献できません。

出来れば自分の「驚楽園」モンスターに装備し、フィールドに維持したいカードです。

天獄の王

自分のターンで相手に公開することで、公開している間セットされたカードが破壊されなくなります。

このデッキは、フィールドに罠カードを伏せる頻度が多いので、罠カードを守るこのカードは非常にありがたいです。

セットされたカードの発動に伴って、手札の自身を特殊召喚する効果を持っています。

相手ターンに召喚し、奇襲を狙うもよし。

自分のターンに召喚して、追撃を行うもよしです。

このカードを公開している相手のターンに特殊召喚すると、デッキから好きな魔法・罠カードを1枚フィールドにセットすることができます。

状況に応じた魔法・罠カードをセットしましょう。

しかし、この効果でセットしたカードは、自分のターンのエンドフェイズに破壊されてしまうので、永続罠カードとは相性がイマイチです。

「門前払い」で手札に戻すことができれば、再び効果を使い回すことができる点もこのデッキには嬉しいところです。

③驚楽園の支配人 <∀rlechino>を展開し、妨害能力を強化

アメイジングタイムチケット

使うターンによって効果が変わるカードです。

800ポイントのライフポイントを要求されますが、便利なサーチカードです。

自分のターンに使えば好きな「驚楽園」カードを手札に加えることができます。

基本的には自分のターンに使うことで「アルレキーノ」をサーチします。

相手のターンに使うと好きな「アトラクション」罠カードをフィールドにセットできます。

セットしたターンにも使うことができるため、即効性もあります。

A・∀・CC(アメイズ・アトラクション・サイクロンコースター)

相手のモンスターに装備させることによってデッキから「アルレキーノ」をサーチすることができます。

基本的にはコチラのサーチ効果を主に使っていくことになります。

「サイクロン」など魔法・罠破壊カードにチェーンして使うと、サーチ効果が間に合わないので、いっそのこと相手のドローフェイズ・スタンバイフェイズに発動し装備させ、効果を使ってしまうのもアリですね。

装備させたモンスターをシンクロ召喚エクシーズ召喚の素材にされた場合も、チェーンブロックを作らないので、サーチ効果を使うことができません。

自分のモンスターにつけた場合、相手の魔法・罠カード1枚と共に墓地に送られます。

相手フィールドの魔法・罠カードを破壊せず、墓地に送る効果は珍しいですね。

驚楽園の案内人 <Comica>

召喚することでデッキの「アトラクション」罠カードをフィールドにセットできます。

セットしたターンには使えないので、即効性はありません。

基本的には「A・∀・CC」をデッキからサーチしてセットします。

装備されている「アトラクション」罠カードの装備対象を変更できます。

「アトラクション」罠カードの効果を変更したり、「アトラクション」罠カードが相手と共に破壊されることを防ぐことができます。

④展開に対し全体除去罠カードを発動し、チャンスを与えない

相手の展開に対しては全体除去罠カードで対応します。

「リトマスの死の剣士」は罠カードの効果を受けないため、自分への被害が少なく、積極的に利用できます。

どれも発動のタイミング次第では、大量のアドバンテージを稼ぐことのできるカードです。

1枚で相手の戦意を喪失させてしまうことすら可能です。

激流葬

古くから遊戯王に存在する全体除去罠カードです。

召喚・特殊召喚にしか対応していませんが、破壊力は絶大。

フリーチェーンカードではないので魔法・罠カード除去には無力です。

レアリティもRなので、手に入れやすいのもグッド!

つり天井

フィールドに4体以上のモンスターが存在する場合、フリーチェーンでフィールドのモンスターを全て破壊することができます。

大量展開が当たり前の現代遊戯王では、発動条件を満たすことは難しくありません。

モンスターの数は、自分のモンスターを含むので条件を満たすのは余計に簡単です。

最近では効果による破壊耐性を持ったカードも多く、このカードで対応できないこともあります。

それらのモンスターを召喚しようとしている下準備の段階で、発動しましょう。

タイミングの見極めが重要です。

無差別崩壊

いつでもフリーチェーンで使える全体除去罠カードです。

上記2つのトラップに比べて、発動のタイミングを選ばない代わりに効果自体が不安定です。

ダイス2つ分の数値より低いレベルのモンスターを破壊することができます。

リンクモンスターには全く効果が及ばないので、リンク召喚前のタイミングを見極めて、使ってしまいましょう。

イタチの大暴発

自分のライフポイントが少なくなるほど効果が上がる罠カードです。

自身のライフポイントによっては、相手フィールドのモンスターを全てデッキにバウンスすることも可能です。

デッキへのバウンスは再利用が行いにくく「除去効果」としては上位に位置します。

ピンチになればなるほど効果が上がるので、まさにこのデッキの切り札です。

これほど強力であるにも関わらず、レアリティが「N」になっています。

トラップトリック

デッキから好きな通常罠カードをフィールドにセットすることができます。

サーチするカードはいつでも発動できるフリーチェーン罠カードにしたいところですが、あえて「激流葬」のようなカードを選択し、相手にゆさぶりをかけることもできます。

このカードを発動した後に使用できる罠カードは1枚だけになってしまうので、できれば相手のエンドフェイズに使用してデメリットを踏み倒したいところです。

このデッキの利点

罠主体デッキに対して強い

「リトマスの死の剣士」は罠カードの効果を受けないので【蟲惑魔】など、モンスター除去を罠カードに依存しているデッキに対しては無類の強さを誇っています。

このデッキの弱点

再現性が低い

上記で紹介したような理想的な動きができることは少なく、デュエルの度に初手に応じたアドリブをきかせながら動く必要があります。

準備に時間がかかる

先行1ターン目などはほとんどできることがなく、準備ができるまで数ターンかかることもあります。

現代遊戯王においては一気に攻め込む「速攻型」デッキが主流なので、まずはその攻めを掻い潜る必要があります。

「王宮のお触れ」など罠封じカードが致命傷

罠カード主体のデッキなので、罠カードを無効にされると戦術が制限されてしまいます。

「リトマスの死の剣士」と「アルレキーノ」は機能するので、それだけで戦い抜きましょう。

魔法・罠が除去されると辛い

魔法・罠カード除去の手段が豊富なデッキを相手にした場合「門前払い」「アトラクション」罠カードが破壊されてしまうので、厳しい戦いを強いられてしまいます。

さいごに

罠カードの有効性が軽視されるようになってから、かなりの年月が経ち今や罠カードを全く採用しないデッキも少なくありません。

個人的に筆者は伏せカードによる駆け引きが大好きで、そのようなカードを伏せないデッキが主流になることは、少し寂しくもありました。

「聖なるバリア-ミラーフォース-」を警戒したプレイングなども、今ではほとんど見かけません。

しかし、罠カードには1枚で状況をひっくり返すパワーが秘められています。

油断している相手に一泡吹かせてあげましょう。

というところで今回はここまで!

皆様のよいマスターデュエルライフを祈っています。