待望の新プリテンダー「ヘファイスティオン」登場!
2022年1月12日、「Fate/Grand Order(以下:FGO)」にて、復刻イベント「レディ・ライネスの事件簿」に合わせた新ガチャが公開。
同イベントにて主役級のキャラクターとされている「司馬懿」がピックアップされています。
同時に、同イベントの追加シナリオに登場する「フェイカー」こと「ヘファイスティオン」もピックアップ。
「オベロン」以来の二人目のプリテンダーとして実装されたのです。
そこで、今回はイベントの追加イベントの主人公格として登場したヘファイスティオンの性能と、それを踏まえた運用法を考察。
彼女の強みを生かした戦闘方法や編成について言及していこうと思います。
以下、性能解説及び運用法はあくまで筆者の個人的な見解も含んだ内容となります。
そのことを了承の上で、参考にしていただければ幸いです。
- 星4プリテンダー「ヘファイスティオン」は自己強化を中心としたスキル構成のサーヴァント
- Arts系宝具とNP増加スキルを持ち、宝具連発が得意
- 同じArts系サーヴァントと組ませたり、Arts強化系概念礼装の装備が有効
この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
星4プリテンダー「ヘファイスティオン」の基本性能
星4プリテンダーであるヘファイスティオンの基本性能は以下の通りです。
名前 | ヘファイスティオン |
クラス | プリテンダー |
レアリティ | 星4 |
HP(レベル80フォウ無し) | 11168 |
ATK(レベル80フォウ無し) | 9879 |
攻撃相性有利 | セイバー・ランサー・アーチャー・バーサーカー・アルターエゴ・キャスター(スキル使用時のみ) |
攻撃相性不利 | ライダー・キャスター(通常時)・アサシン・フォーリナー |
防御相性有利 | アルターエゴ・キャスター(スキル使用時のみ) |
防御相性不利 | バーサーカー・フォーリナー |
コマンドカード構成 | Buster×2・Arts×2・Quick×1 |
含有する属性 | サーヴァント・地属性・中立・中庸・女性・人型・愛する者 |
声優 | 大地葉 |
以上です。
自己強化を得意とするArts系アタッカー!
星4プリテンダーであるヘファイスティオンの性能を一言で表すなら「自己強化を得意とするArts系宝具アタッカー」。
Artsカード2枚にArts宝具を備え、NPを蓄積させてから宝具を連発する戦闘方法を取ることが非常に得意です。
特にArtsコマンドはスキル「彼もまたイスカンダルなのだから(偽)」で強化可能。
パッシブスキルとして備わった「陣地作成EX」によって決して非凡ではない攻撃力とNP回収率を誇ると言えるでしょう。
また、宝具はArtsであるために前述のスキル群で強化済み。
更にはパッシブスキル「忘却無効EX」の効果で威力が上昇しているのが特徴です。
攻撃前に宝具威力をアップさせる効果もあるため、Arts系宝具の中では威力が出やすい傾向にあります。
宝具は「摩天の車輪(ヘカティック・ホイール)」。
敵単体対象の攻撃宝具で、攻撃前に宝具威力アップの効果を付与。
更に攻撃対象のArts攻撃耐性とBuster攻撃耐性を3ターンダウンさせるオマケ効果がついているのが特徴です。
この効果のおかげで、後のArtsアタッカーやBusterアタッカーの手助けも可能と言えるでしょう。
ただし、性能は基本的に自己強化ばかりのため、宝具のデバフ以外の援護はあまり得意ではありません。
また、Arts系の宿命か、クリティカルスターの排出は苦手。
クリティカル系アタッカーとの相性は良いとは言えないでしょう。
宝具ブッパもお手の物!?
ヘファイスティオンはスキルに「高速神言」を所有するサーヴァント。
つまり、NP獲得が非常に容易。
高速神言はLv8になるとNPを108%もチャージするという便利スキル。
Lv1の時点でも60%のチャージが行えるため、スキルレベルをそこまで上げなくても概念礼装やアペンドスキル次第では開幕で宝具を放つことが可能です。
そのため、ヘファイスティオンは開幕での速攻勝負が大得意であるということが言えるでしょう。
更にヘファイスティオンはArts系スキルが充実していることもあり、宝具解放後のNPリチャージも得意。
構成やカード配分次第ではすぐに宝具をもう一度装填して放つこともできます。
宝具の連発が可能で、その威力も馬鹿にならないヘファイスティオンは、言うなれば雑魚散らしよりもボスキラーに優れたキャラクターと言えるでしょう。
ターゲッティングでタンクの役割も可能
ヘファイスティオンのスキル「無名の恩恵EX」は自身にターゲット集中+防御大アップ+NP獲得量アップの効果を付与し、味方全体の呪いを吸収するという効果を持ちます。
これにより、ヘファイスティオンは攻撃以外にもタンク的な役割を担うことも可能でしょう。
ただし、ヘファイスティオンが防御有利を取ることができるのは、アルターエゴと、スキル「彼もまたイスカンダルなのだから(偽)」使用中のキャスター相手のみ。
防御有利がないだけでも過信は禁物であると言えるため、注意してください。
もしタンクとしての役割をある程度担わせるならば、味方は回復や無敵・回避付与が可能など、彼女のケアをできるメンバーにするといいでしょう。
一時的な「ライダー」としても運用可能?
ヘファイスティオンのスキル「彼もまたイスカンダルなのだから(偽)」は攻撃力の底上げ以外にも特徴的な効果が存在します。
これには「自身のクラス相性に3ターンライダーのものをプラスする」という効果があるのです。
つまり、キャスター相手に防御有利、攻撃有利の状態になるということ。
普段は不利な相手ですが、これにより三騎士クラスにキャスタークラスが混ざった相手の編成にも使いやすくなると言えるでしょう。
ただし、このスキルの持続は3ターンのみ。
以降はリチャージまで不利な状況が戻ってきてしまうため、過信は禁物。
効果時間中にヘファイスティオンが苦手な相手をとっとと処理してしまうなどのカバーが必要不可欠ですね。
星4プリテンダー「ヘファイスティオン」の編成
プリテンダーであるヘファイスティオンは、三騎士であるセイバー・アーチャー・ランサー、そしてアルターエゴとバーサーカーに攻撃有利を取ることができます。
その相性を踏まえると、ヘファイスティオンと一緒に運用するのは必然的にセイバー・アーチャー・ランサー・バーサーカー・ルーラーとがメインとなるでしょう。
場合によってはフォーリナーとの編成も可能です。
では、ヘファイスティオンを運用する上でどのような編成がおすすめなのでしょうか。
考察してみました。
味方をサポートするArts系サーヴァントがおすすめ!
ヘファイスティオンは自己強化スキルをメインとした、Arts系宝具アタッカーサーヴァント。
自己強化に特化しているという面を踏まえて、彼女を存分に戦わせてくれるサポート能力持ちのサーヴァントをパートナーとしておすすめします。
特に同じArts系宝具やコマンドカードのサーヴァントを編成すると有効でしょう。
例として挙げていくと、以下のメンバーがおすすめです。
・味方にバフをかける能力に特化したArts系サーヴァント(紅閻魔、ネロ・ブライド、イアソンなど)
・味方を守る能力、回復する能力を持ったサーヴァント(ジャンヌ・ダルク、ナイチンゲールなど)
・Arts耐性ダウンや防御ダウンなどのデバフ持ちサーヴァント(水着メイヴ、ヴリトラなど)
紅閻魔やネロ・ブライドなどのセイバーとは、ヘファイスティオンのアペンドスキル「対ランサー攻撃適正」の関係もあり、非常に良好な関係と言えるでしょう。
おすすめパートナーは「パーシヴァル」!
そんな中、筆者イチオシのヘファイスティオンのパートナーはずばり「パーシヴァル」。
クラスはランサーで、前述した対ランサー攻撃適正を活かすことはあまりなくなりますが、パーシヴァルとヘファイスティオンはスキルが相互に作用しあうキャラクター同士と言えます。
パーシヴァルは味方をターゲッティングや無敵スキルで守りつつ、高い回転率を誇る宝具を連発しながら戦うArts系宝具アタッカー兼タンクサーヴァント。
ターゲッティングの付与を互いに行っていくことで、全体宝具や全体攻撃以外には絶対的な防御態勢を敷くことができます。
また、ヘファイスティオンには足りない無敵付与+HP回復スキル「救済の光B」のおかげで、ヘファイスティオンの防御的な不安も除去。
更には「聖杯の加護A」で味方全体の宝具威力を上昇させることが可能な他、パーシヴァル自身のNPチャージと攻撃力アップもやってのけるのです。
挙句、パーシヴァルの宝具「光さす運命の槍(ロンギヌス・カウントゼロ)」は敵全体に攻撃をしつつ、HPの残り比率が最も少ない味方のHPも回復させるという能力。
ピンチに陥ろうとも、ヘファイスティオンや自身、更には三人目のメンバーをしっかりと守ることができるのです。
もちろん宝具の属性はArtsなので、Artsチェインも狙える他、ヘファイスティオンの宝具のデバフによる攻撃力の向上も見込めるでしょう。
ヘファイスティオンは単体宝具なので、全体宝具による雑魚散らしも担えるのも好ポイントでしょう。
ヘファイスティオンのサポートをこなしながら、ヘファイスティオンと並び立って味方の盾となることが可能なのがパーシヴァルの魅力。
持っていたら是非ともヘファイスティオンと一緒に運用してみてください。
サポート特化のキャスターサーヴァントや、事件簿メンバーとの相性はよくない
Arts系宝具アタッカーとして運用されることが多いだろうヘファイスティオンですが、クラスの相性的に、サポート系キャスターとの相性は決して良好とは言えません。
キャスターは相性的な意味で、プリテンダーとは性能がガッチリと合わないためであります。
Arts系サポキャスター「アルトリア・キャスター」も、クラス相性を考えると手放しにおすすめできるわけではないでしょう。
もしサポート系キャスターと組ませる場合は、サポート系キャスターは完全なサポートのみの存在として、戦力として数えないほうがいいですね。
また、作品の出展的に「諸葛孔明」や「司馬懿」などの事件簿メンバーや、史実でも関係がある「イスカンダル」とも組ませたくなるでしょう。
ですが、こちらも前述と同様にクラス相性の関係で組ませる意味はほぼ無し。
ギリギリスキルのおかげで司馬懿やイスカンダルとの相性は悪くないと言えますが、3ターンしか持たないため、無理は禁物です。
星4プリテンダー「ヘファイスティオン」におすすめの概念礼装
Arts系宝具アタッカーとして運用されるだろうヘファイスティオン。
どのような概念礼装を装備させるのがベターなのでしょうか。
いくつか例を挙げて紹介します。
Arts・宝具威力アップ系
ヘファイスティオンに装備させる概念礼装は、素直にArtsアップや宝具威力アップのものを選びましょう。
彼女の宝具運用をサポートするような概念礼装がベストです。
「高速神言」のおかげでNPに関しては全く心配がいらないので、最悪初期NPアップなどの性能がついていなくても運用が可能。
編成次第では低いコストの礼装でも活躍が見込めます。
NP獲得量アップ・毎ターンNPチャージ系
ヘファイスティオンは豊富なArtsカードによる宝具回転率が魅力。
それを底上げするようなNPアップ関連の概念礼装も相性が良いと言えます。
毎ターンNPをチャージする礼装も、ヘファイスティオンの宝具回転率を上げてくれる良采配。
とにかく彼女の得意な宝具攻撃を補助して上げると輝きますね。
ダメージカット・無敵付与・回避付与・毎ターンHP回復系
ヘファイスティオンはアタッカーとしてだけでなく、運用次第ではタンクとしても活用可能。
そんなタンクとしての活躍をするためには、あまり良くない防御相性を克服する必要があります。
そんな悩みを解消してくれるのが、ダメージカットや無敵付与、回避付与、HP回復などの効果を持つ概念礼装。
受けるダメージ自体をそもそも少なくしたりするのがおすすめです。
これに合わせて、前述したパーシヴァルや、ジャンヌ・ダルクなどの防御性能やサポート性能に優れたサーヴァントを編成していけば、思った以上の粘り強さを発揮してくれます。
さいごに
復刻版「レディ・ライネスの事件簿」にて追加された星4プリテンダー「ヘファイスティオン」。
三騎士に対して有利が取れるという幅広い攻撃範囲を持つArts系宝具アタッカーであり、味方を守る能力も備えたサーヴァントとなっています。
サポート系のArts系サーヴァントとの相性は抜群であり、中でも紅閻魔やネロ・ブライド、パーシヴァルと組ませるのがおすすめです。
礼装も素直な性能のものを選んで問題がなく、場合によっては多少コストの低い礼装を選んでも十分な活躍が見込めます。
恒常のサーヴァントとして追加されたため、いつでも召喚で呼べる可能性があるのも大きな利点。
癖の強そうなクラスに反して素直な性能を持っているため、ゲームを始めたばかりのマスターにもおすすめのサーヴァントとなっています。
もし持っている人がいるならば、義理堅く意外と献身的なプリテンダー「ヘファイスティオン」を育ててみてはいかがでしょうか。
ライター紹介
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幅広いゲームが大好きな、ゲーマー歴20年以上の女ヲタク「カンダカズマ」です。
海外ゲームから国内ゲーム、アクションからRPGまでいろいろ嗜みます。
マニアックなメーカーの作品を遊ぶことも多いので、マニアックでマイナーなメーカーの作品(特にエクスペリエンス社の作品)の面白さを共有できればと思います。
みなさまのゲーム選びの参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。