【原神】味方のシールド耐久値一覧と紹介!シールドの仕様から全キャラクターの使い方まですべて解説します!

まずはじめに

かつては「ダメージを受けなければヒーラーはいらない」とまで言わしめるほど重要な原神のシールド。

「鍾離のシールドって実際どれくらい硬いの?」「二番目にシールドが硬いキャラクターはだれ?」「鍾離の他に誰を選べばいい?」という疑問を解決するべく、シールドを使える全キャラクターに具体的な耐久数値と解説を交えて紹介していきます!

  1. 具体的にダメージをどれくらい受けれるか
  2. どんな武器と聖遺物を選んだらいいのか
  3. 選ばれる理由と選ばれない理由について
  4. 知っておくと高難易度でも割れないシールドの仕様

当記事のシールドの耐久値は、以下にルールを定めて決定します。

1.武器90Lv、キャラクターレベル 80Lv(突破5段階)、天賦レベル 8Lv(☆4キャラクターは運命の星座+3Lv込み)

2.PTメンバーのバフや元素共鳴等のPT編成による支援効果は含めません。

3.比較統一のためサブオプションは計算に含みません。

4.キャラクターチェンジに対応していないシールドは含みません。(北斗、雲菫の元素スキル等)

最大耐久値を目指すものではなく、サブアタッカー適性や元素チャージ等を考慮した使用例が多い構成で計算しています。

新しいキャラクター、聖遺物、武器の実装に応じて追記・編集を行います。
最終更新日 Ver 2.8(2022/8/5)

この記事は各キャラクター詳細に3分、全文20分程度で読み終わります。
早見表から気になるキャラクターを選んでいただくか、お時間のある方はぜひ最後まで読んでいってくださいね!

耐久値一覧 早見表

岩元素
鍾離 32,964 シールド特化
鍾離 22,585 アタッカー
ノエル  10,320  アタッカー
炎元素
トーマ 18,915 シールド特化
煙緋 11,645 シールド特化
辛炎 9,059 シールド特化
氷元素
ディオナ 9,795 シールド特化
ガイア 4,528  アタッカー
雷元素
北斗 4,023  アタッカー

岩元素シールド 詳細

☆5 鍾離

HP 参照 HP 36,110 使用武器 西風長槍
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
千岩牢固 4set HP HP 会心率
発動 元素スキル 【命の星座】2凸 元素爆発
耐久値 15,056 吸収補正(全) 22,585
効時間果 20秒 クールタイム 12秒
【追加効果】

・シールド展開中、自身周囲にいる敵の全元素と物理耐性を-20%

・2凸時に展開するシールドはマルチの場合、PTメンバー全員に展開。

・シールド展開中、ダメージを受けるたびにシールド強化+5%を獲得。(最大5重25%)

・6凸時に展開するシールドは受けたダメージ量に応じてHPを回復。

最高のシールド性能として設計されているだけあって、一切の武器・聖遺物なしでも耐久値 9,316 もあり、+20の花を装備するだけで軒並みの☆4キャラクターより高いという驚異の耐久値。

さらにシールドの効果時間20秒、クールタイム12秒というシールドを使えるキャラクターの中では唯一の効果時間が最長でクールタイムの方が短いシールドで、なおかつ全元素耐性を下げる補助効果もついているため、深境螺旋では今なお人権サポーターとして選出上位に君臨し続けている。

ソロプレイにおいては最強サポーターの一柱であることは揺るぎないが、ことマルチプレイにおいては2凸を解放していない鍾離をシールド特化にして選出してしまうと、一人シールドに守られ生き残るも時間切れになってしまうのはよくある光景。

どうしてもマルチで鍾離を選出したい場合は元素爆発アタッカー、もしくは物理アタッカーの武器と聖遺物を選択しよう。

『千岩牢固』4set効果を発動できるものの、ボス系の敵が重なると設置が不可能であったり残り時間に関わらず破壊されてしまったり、設置スキルのダメージ範囲がそれほど広くないということもあり、必ずしもセット効果を得られるわけではない点には注意。

PTバフを配りつつ鍾離本人も4set効果が適用される『旧貴族のしつけ』4setを使用した高火力サブアタッカーも人気も高い。

  • 螺旋12層であれば HP30,000 くらいを目安に、あとは好みで耐久値を足していこう!

ちなみにキャラクター90Lv、黒纓槍90Lv、天賦10Lv、『千岩牢固』4セット、メインオプション全部位 HP% にした場合、HP49,853 耐久値 14,178(補正後)32,964 になります。

☆4 ノエル

防御 参照 防御 1,662 使用武器 螭龍の剣
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
華館夢醒形骸記 4set 防御 岩バフ 会心
発動 元素スキル 【固有天賦】
ノエル以外の出場キャラクターのHPが30%以下で自動発生
耐久値 6,880 吸収補正(全) 10,320
効時間果 12秒 クールタイム 24秒
【追加効果】

・シールドを展開中、ノエル自身が通常攻撃または重撃で敵にダメージを与えると一定確率でPT全員を回復。1回の攻撃につき1回の回復を行う。この回復効果にはクールタイムはありません。

・1凸時にシールド展開中、100%の確率で回復。

・通常攻撃、または重撃が敵に累計4回命中するとクールタイム-1秒。この効果は0.1秒につき1回までカウント。

ノエルはサポーターよりも、アタッカーとして運用をすることで真価を発揮します。

純粋なサポーターとして待機状態で運用するとシールドのクールタイムが効果時間の倍の24秒と最長のため他のシールドに大きく見劣りしてしまいます。

回復効果に加えて、シールドのクールタイム減少や元素爆発の効果延長と、場に長く登場して攻撃するほど恩恵が滲み出てくる設計になっています。

肝心のシールドは岩元素シールドなので、杯や冠を防御にせずとも吸収効果で高い耐久値を持ち、防御を参照して攻撃力・回復量・シールド耐久値とすべての要素を上昇できる粒子生成以外の自己完結度が屈指のキャラクターです。

またノエルをメインアタッカーで使用すると、持ち前の防御力の高さから受けるダメージが他のキャラクターと比べて小さいため実質的な耐久値をさらに伸ばします。
(耐久値の約2倍見込み)

  • 岩共鳴、とくにゴローを編成することによって相対的ながら 20,000 以上に相当する耐久値を獲得!(防御1,000と比較)

『白影の剣』を採用すると耐久値と回復量をさらに伸ばせますが、聖遺物に要求されるステータスが会心率と会心ダメージの比重が大きくなり、厳選難易度が非常に高いものになってしまいます。
(華館夢醒形骸記・ゴローで防御力の確保が容易になり、ノエル自身と雲菫がバフと会心で大きくダメージを伸ばすため、武器選択はバフと会心系の重要度が高くなりました)

炎元素シールド 詳細

☆4 トーマ

HP 参照 HP 28,596 使用武器 黒纓槍
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
絶縁の旗印 2set
千岩牢固 2set
元素チャージ HP HP
発動 元素スキル 元素爆発 重ね掛け耐久値 +883
耐久値
重ね掛け
5,559
18,915
吸収補正(炎)
重ね掛け
13,898
47,288
効時間果 元素スキル 8秒
元素爆発  15秒
クールタイム 元素スキル 15秒
元素爆発  20秒
【追加効果】

・元素爆発を発動中、通常攻撃を入力するたびに追加攻撃を発生し、新たなシールドを獲得する。
このシールドはトーマの既存のシールドに重ね掛けができる。

・この追加攻撃は元素爆発ダメージ扱いのため、『千岩牢固』の4set効果を発動できません。

・シールドを獲得するたびにシールド強化を+5%、この効果は5重まで。(最大25%)

・1凸時、トーマ以外のキャラクターでシールドがダメージを受けた時に元素スキルと元素爆発のクールタイム-3秒。この効果は20秒に1回のみ発動。

・2凸時、元素爆発の効果時間+3秒。

シールドの重ね掛けにより、シールドの耐久値を回復することができる唯一のキャラクター。

重ね掛けの仕様があるためトーマを運用する場合は2凸していることが望ましく、4凸していると聖遺物厳選が易しくなって元素エネルギー周りが自己完結しやすくなります。

元素爆発による重ね掛けができないとスキル単体の耐久値はかなり低いため、元素チャージは過剰気味にして安定して元素爆発を使用できる方が結果的に耐久値が高くなります。

祭礼シリーズのようにスキルクールタイムをリセットする武器が長柄武器にもあれば良かったのだが…。

最大耐久値こそはかなり高水準の耐久値を有しているものの、スキル単体で発動直後のシールドは 耐久値5,000 程度しかなく、元素爆発の重ね掛けによる最大耐久値を維持するのは難しいため、体感での実質的な耐久値は推定の2/3程度といったところ。

  • 可能な限り元素スキルと元素爆発を織り交ぜ、耐久値を更新し続ける立ち回りを心掛けよう!
  • 元素スキルと元素爆発をそれぞれクールタイム回復直後に使用できれば、理論上は常時展開かつ最大耐久値のキープが可能(高難易度)

クールタイム管理によるキャラクターチェンジが煩雑になってしまい、思うように最大耐久値を獲得できない点には注意しよう。

炎元素シールドという点は辛炎と変わらないが、6凸時の効果が「通常・重撃・落下ダメージに15%バフ」という効果であるため、サポートできる範囲が広い。
その特性から宵宮や胡桃への翠緑4set用のシールド 兼 炎元素付着として、スポット採用されることがある。

しかし炎元素の追加攻撃を行うという性質上、夜蘭2凸、行秋完凸をしていないと炎元素アタッカーで起こす蒸発の邪魔になってしまうというリスクを抱えていることが評価を大きく下げる原因となっている。

西風長槍+HP時計よりも、黒纓槍+元素チャージ時計の方がHPと元素チャージの方が合計値が高いためオススメ。

4凸を未開放だったり元素チャージが足りていない場合は武器と時計を両方とも元素チャージにしよう。

西風長槍自体は他の西風シリーズと比べて基礎攻撃力が高い代わりに元素チャージが低いサブアタッカー向けの武器であり、会心率を稼ぐ余裕が少なく粒子生成もあまり期待できないためややミスマッチ。

元素爆発の直後や元素スキルを重ね掛けする際に通常攻撃+追加攻撃をキャンセルしつつ挟むことで1コンボにつき3~4hitが狙えるため、白粒子生成を期待するのであれば会心率30%程度がおおよそ安定化のライン。
(会心期待値は西風長槍の精錬ランクによって前後します。)

聖遺物のサブオプションにHP%と元素チャージ効率を最優先にしつつ、おまけで会心率が厳選できればかなり使いやすくなる。

☆4 煙緋

HP 参照 HP 25,878 使用武器 金珀・試作
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
絶縁の旗印 2set
千岩牢固 2set
元素チャージ HP HP
発動 【運命の星座】4凸 元素爆発
耐久値 11,645 吸収補正(炎) 29,112
効時間果 15秒 クールタイム 20秒
【追加効果】

・シールド展開そのものが命の星座による追加効果のため4凸必須。

・『金珀・試作』を装備時のみ、チーム全員のHPを回復。

ややニッチな金珀サポーターという枠のさらなるマイナー枠。

しかし侮ることなかれ、金珀のオプションと煙緋のシールド参照値がどちらもHPとマッチしており、他☆4キャラクターと比較しても遜色のない 10,000 以上の耐久値を獲得したうえで他の☆4シールドキャラクターがネックになりがちな「ディオナと比較してシールドしかできない」という点を金珀の回復効果でクリアしているほか、そのディオナともPT全体回復という点で差別化ができている。

また元素爆発でしか展開できない点も、金珀には装備者本人の元素エネルギーを回復する効果もついており、金珀が完凸時にはE18回復することができるため実質60族と同程度のチャージで運用が可能で、スキルモーションの速さと射程の長さから粒子生成面も極めて優秀。

  • 金珀・試作の元素エネルギー回復効果は元素チャージの影響を受けないため、精錬ランクによって信頼性と使い勝手が変わる点には要注意

トーマとは蒸発編成の翠緑枠として採用という競合に関しても、トーマのようにバフこそはないものの宵宮の長射程、胡桃への割合回復という点はかなりマッチしておりヒーラー枠も兼ねたPT圧縮効果が高いためトーマと比較すると回復が安定している点が売り。

PTの被弾状況に応じて聖遺物もそれなりに自由であり、厳選でシールドとチャージが十分であれば炎共鳴と合わせて攻撃バフに特化した『旧貴族のしつけ』4setを、回復量を求めるのであれば金珀・試作は治療効果バフの影響を受けるため『愛される少女』4setや2set複合などもオススメ。

☆4 辛炎

防御 参照 防御 1,945 【武器】 西風大剣
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
千岩牢固 4set 防御 防御 防御
発動 元素スキル 【運命の星座】2凸 元素爆発
耐久値 9,059 吸収補正(炎) 22,648
効時間果 12秒 クールタイム 18秒
【追加効果】

・スキル発動時、巻き込んだ敵の数でシールドの耐久値が Lv 1~3 に変化する。敵を3体巻き込むと Lv3 のシールドを展開し、周囲に継続的なダメージを与える『舞のリズム』を生成する。
『舞のリズム』の効果により『千岩牢固』の4set効果が発動。

・2凸時の元素爆発は Lv3 のシールドを展開。
この方法で生成された舞のリズムは元素スキル扱いのため、『千岩牢固』の4set効果を発動できる。

・シールド展開中は出場中のキャラクターに物理ダメージバフを+15%

・4凸時にスキルが命中した敵の物理耐性を-20%

・シールド展開時、自身に炎元素を付着。
(この効果により、一時的ながら地脈異常を解除することができる)

シールドの中では低めの評価を受けがちな辛炎、最たる理由はやはり肝心の耐久値がシールドに合わせたビルドにしてもメインオプションのみでは10,000を下回るのがやや苦しい。

シールドとしての信頼を保つためにも、十分な防御力を確保できない場合には白影の大剣を装備して10,000以上の耐久値が欲しい。

  • 華館2set+自由2setよりも千岩4setの方が若干ながら耐久値が高くなり、攻撃力バッファーにもなれるためシールド運用は『千岩牢固』がオススメ!

他の不遇な要素としては、物理ダメージに対するバフ&デバフを所持しているにも関わらず炎元素であるがゆえに『超電導に絡めない』『過負荷で敵を吹き飛ばす』という点で使いにくさを感じるところ。

特に物理編成における過負荷は、超電導のためには雷元素の優先度が高く、炎元素共鳴の主な相方はベネットになることが多いことを考えると吹き飛んでしまう相手には「攻撃をしようとしたら範囲外に吹き飛んでいる」「ベネットの元素爆発フィールド上で戦えない」とパーティのシナジーが損なわれがち。

そんな辛炎の使い勝手が大きく向上するのは2凸から。

スキルと元素爆発を交互に使うことでシールドを常時展開でき、元素爆発の会心率100%は聖遺物厳選で会心率を稼がなくても西風大剣による安定した白粒子供給やサブアタッカーとして高い効果を発揮し、『炎元素共鳴』『千岩牢固』合わせて攻撃+45%のバフを担える点は優秀な部類。

シールドとしては心もとなさが目立つ辛炎だが、4凸の物理耐性デバフまで含めると物理アタッカーに対するバフ効果は最大値を有していると言ってもいいだろう。

物理サポーターという枠で辛炎と競合するキャラクターは、シールドが使えヒールもこなせる『ディオナ』、千岩牢固の使い手が多い雷元素のサポーター『フィッシュル』『久岐忍』、無凸でも純粋に最高耐久値を誇り20%のデバフができる『鍾離』とライバルはとても多い。

これらとうまく差別化ができればシールド運用の辛炎を採用する価値が見出せる…はず。

氷元素シールド 詳細

☆4 ディオナ

HP 参照 HP 25,118 【武器】 祭礼の弓
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
旧貴族のしつけ 4set

千岩 2set
+ 絶縁の旗印
or 愛される少女
or 海染硨磲 2set

HP HP HP

(治療効果バフ)

発動 元素スキル
耐久値 (短押し)5,597
(長押し)9,795
吸収補正(氷) (短押し)13,993
(長押し)24,986
効時間果 (短押し)4.8秒
(長押し)12秒
クールタイム (短押し)6秒
(長押し)15秒
【追加効果】

・シールド展開中は移動速度+10%、スタミナ消費を-10%

・2凸時に展開するシールドはマルチの場合、PTメンバー全員に展開。
このシールドの耐久値と効果時間は短押し、長押しに関わらず50%の耐久値(上記の例だと5597×0.5=2799)と、5秒固定の効果時間のシールドを付与。

計算は旧貴族4set、冠HP、天賦+3Lvの前提であるため1凸を含んだ耐久値になります。

Ver 1 からプレイしている人にとって、第二のシールド要員として最も多くの人に選ばれてきたキャラクターだけあって、今でも根強い人気をもったマルチサポーター。

『千岩牢固』4set効果をディオナ自身では発動できないため、他のキャラクターで4set効果を発動してもらう必要がある。

実は耐久値自体はそれほど突出しているわけではなく、☆4らしい10,000前後の耐久値。

しかしその耐久値を補うことができる、祭礼の弓』という相性が抜群の☆4弓。

  • スキルの多段ヒットひとつひとつに祭礼のクールタイムのリセット判定があり、長押しで 5hit した場合は祭礼の弓が精錬ランク1でも9割を超える確率でクールタイムがリセット!

祭礼の弓の精錬ランクがあがるほど安定してシールドの常時展開が可能になります。
(精錬ランク3から理論上は常時展開できるが、耐久値や粒子生成を考えると高頻度で再展開が求められるため精錬ランクは高い方が望ましい。)

祭礼の弓を未所持の場合は『西風猟弓』『リカーブボウ』を装備しよう。

シールドを考えると1凸がないと耐久値がやや低めに感じられ、元素爆発を使用することで敵の攻撃力を下げる=シールドの耐久値を底上げしてくれるので、元素爆発の回転率が上がる2凸を目標に。

そんなディオナの本領は担える役割の多さであり、現状数少ない氷元素シールドで断続的に氷元素を付着できる設置型ヒールエリア生成ということもあり凍結・超電導・氷元素共鳴のパーティで活躍が期待できる。

シールド、ヒール、継続的な元素反応、粒子生成によるバッテリー能力と、突出こそしていないもののこれだけ多くの役割に対して十分に高いと言える性能を備えているため、何かしら痒い所に手が届く便利さがディオナの魅力。

6凸時の元素熟知バフは風元素キャラクター以外が獲得するのは珍しく、『ロサリア』『ガイア』のような氷元素の付着に強いキャラクターと組むことで、炎元素アタッカーへの溶解と会心率の安定感にも貢献しつつダメージを飛躍的に伸ばすことができる。

炎元素アタッカー側で溶解を起こすときは「氷元素が付着状態」と判定されるため、炎元素のキャラクターにも氷元素共鳴の会心率+15%が適用されます。

☆4 ガイア

HP 参照 HP 15,092 【武器】 天目影打
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
氷風を彷徨う勇士 4set 攻撃 氷バフ 会心
発動 【運命の星座】4凸
ガイアの残りHPが20%になると自動で発動
耐久値 4,528 吸収補正(氷)  11,320
効時間果 20秒 クールタイム 60秒
【追加効果】

・シールド展開そのものが命の星座による追加効果のため4凸必須。

ガイアをシールドキャラクターとして紹介するには少々苦しいが、念のため紹介。

基本的にはガイア本人の保険という形でしか発動しないため、用途がかなり限られる。
(筆者は有効活用する方法が浮かびませんでした…。)

エフェクトはノエルのシールドと似た形状で、氷元素らしく薄い水色のカラーで角度によって縁にハイライトや透明が入る結晶感のあるシールド展開。

雷元素シールド 詳細

北斗

HP 参照 HP 16,345 【武器】 桂木斬長正
【聖遺物】 (砂) (杯) (冠)
絶縁の旗印 4set 攻撃 雷バフ 会心
発動 【運命の星座】1凸 元素爆発
耐久値 2,615
(4,023)
吸収補正(雷) 6,537
(10,058)
効時間果 15秒 クールタイム 20秒
【追加効果】

・シールド展開そのものが命の星座による追加効果のため1凸必須。

上記ステータスでの元素スキルのシールド耐久値は6,366

  • ()内の耐久値は北斗の元素爆発にはダメージ軽減効果があり、この効果はシールドとは別に受けるダメージそのものを減らす効果のためシールドと重複可!

同軽減効果を持つキャラクターに『行秋』がおり、北斗と行秋の感電パーティで編成した場合、行秋の42~53%軽減と北斗の35%軽減は重複が可能で、軽減効果が複数ある場合は足し算による合計値で計算するため脅威の80%前後の軽減率に。

この場合の実質的な耐久値は約5倍になるため、なんと耐久値 13,075他の☆4シールドと遜色のない数値にまで跳ね上がる。

シールドの基本性能

基礎数値:参照ステータス×天賦倍率

強化要素:シールド強化バフ

軽減要素:防御力×ダメージ軽減×吸収補正×元素耐性

シールド強化バフが複数ある場合は、すべてのバフを足し算にして計算します。
(ステータス欄から確認可)

例として『千岩牢固』の4set効果 +30%『岩元素共鳴』+15% のバフがかかっている場合は 30+15 = 45% のシールドバフを獲得し、耐久値×1.45の補正がかかります。

耐久値 1,000 × シールドバフ45% = 耐久値 1,450

  • 『逆飛びの流星』の2set効果は装備者本人にのみ効果が発揮されるため、シールドを展開するキャラクターが装備してもシールド強化バフを引き継ぎません。

シールドの吸収効果とは

吸収補正は受けるダメージに対して岩元素が全元素及び物理ダメージに 150% の補正がかかり、炎・水・雷・氷元素は同元素に 250% の補正がかかります。

この吸収効果とはシールドに対してかかる補正ではなく、受けるダメージに対してかかる補正であり計算式はこちら。

耐久値-ダメージ×(1÷吸収補正)=残り耐久値

耐久値1000の岩元素シールドが、1000ダメージを受けた場合

正: 1000耐久値 - 1000ダメージ ×(1÷1.5吸収補正)= 残り耐久値 333

誤: 1000耐久値 × 150%吸収補正 - 1000ダメージ = 残り耐久値 500

耐久値の減少は最終ダメージによって決定するため、ダメージ軽減効果やダメージを受けるキャラクターの防御力元素耐性の影響を受けます。

よくシールドと勘違いされがちな『☆4 行秋 』雨すだれの剣はダメージ軽減に分類される効果であり、シールドの耐久値をおよそ1.7~1.8倍にしてくれるため、今回紹介する☆4キャラクターたちを鍾離並みのシールド耐久値にしてくれる名サポーターと言えますね!

深境螺旋でステータスと天賦をしっかり育成しているにも関わらず、☆4キャラクターのシールドが割れてしまう場合は『行秋』『北斗』といったダメージ軽減効果を持ったキャラクターを活用しましょう。

シールドの仕様

シールドの重複について

シールドを複数かけた場合、耐久値や吸収補正は重複しません。

展開中のすべてのシールドに対して受けたダメージ分だけ耐久値が減少します。

この時に吸収できるダメージは各シールドの吸収効果を個別に計算します。

1000ダメージの炎元素ダメージを受けて、耐久値1000の各元素シールドを同時に展開していた場合

元素シールド 吸収効果 残り耐久値
炎元素 250% 600
岩元素 150% 333
氷元素 100% 0

すべてのシールドに対して吸収補正に応じたダメージを耐久値から引かれた結果、氷元素シールドが耐久値0となるため破壊され、炎元素シールドと岩元素シールドが残ります。

シールドと重複できる要素について

受けるダメージによって耐久値が減少するため、受けるダメージに影響する元素耐性・ダメージ軽減・出場キャラクターの防御力によってシールドの耐久値を底上げすることができます。

ダメージ軽減一覧

・行秋の元素スキル『古華剣·画雨籠山』 24% ~ 53%

・北斗の元素爆発『 雷斫り』 20% ~ 37%

・ジンの元素爆発『蒲公英の風』(6凸) 35%

元素耐性一覧

・レザーの元素爆発『雷牙』 雷元素耐性+80%

・聖遺物セット効果(奇跡、守護、火渡り、雷打ち…等) 各元素耐性+30~40%

・元素共鳴『交差の護り』 物理を除く全元素耐性+15%

・アイテム『耐〇薬剤』 各元素耐性+25%

最後に

筆者が鍾離以外でシールドを誰か1人選ぶとしたら、やはり『ディオナ』になります。

解説でも触れた通り、ディオナ1人で多くの問題が解決するという事はPTの枠がかなり広くなり、氷元素共鳴と元素反応(溶解・超電導・凍結)は戦術に積極的に組み込んでいきたいものばかり。

ここが元素反応が弱い炎元素と岩元素シールドとの大きな違いです。

ただし、元素共鳴が強力なのは岩元素と炎元素も変わりないため元素反応だけを見て弱いというには早計です。

しかし「元素反応が強い」というのは鍾離すら持たないディオナだけの長所なので、鍾離を入手していたとしてもディオナは育成して損は無いと思います。

特に深境螺旋では『アビスの使徒・激流』に対して、ディオナはなかなか心強いです。

ディオナ1人いればシールドでクールタイム増加のペナルティを防ぎつつ、水元素のアビスバリアを展開されたら凍結でゲージを削りながら行動を封じるため、被弾機会そのものが少なくなってシールド耐久値が低くてもそれなりに長持ちします。

紫電や淵炎にはシールドは並の性能になりますが、それでもこの2体は基本的には動かないため設置型の元素爆発と相性がいいです。

☆4キャラクターで壊れにくいシールドを目指す場合は、シールドキャラクターの強化は最優先ではありますが、受けるダメージを意識することで普段なら壊れてしまうほどのダメージを受けてもシールドが壊れにくくなります。

うまく意識できれば鍾離以上のシールドを生み出すことも可能です。

そういう意味では受けるダメージは敵とのレベル差や防御力が影響してくるため、メインアタッカーのレベルはしっかりと上げておきたいですね。

どうしてとシールドが壊れてしまうのであれば、ダメージ軽減効果が高い『行秋』を育てましょう。

火力も元素付着もシールド耐久値も、何から何まで行秋が解決してくれます。

耐性に関しては物理耐性を高める手段はありませんが、『雷音観音』『禍津御建鳴神命』のような与えてくるダメージが雷元素ダメージのみといった強敵が相手の時には、レザーの元素爆発中の雷元素耐性+80%を活用するとシールドの耐久力が飛躍的に向上します。

魔神任務の難所である『黄金屋』や『一心浄土』にも有効だったりと、個人的にレザーは初心者にぜひオススメしたいキャラクターです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

星と深淵を目指せ!

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