キュワワーというポケモン
実は強いということはあまり知られていません。
というか、キュワワーというポケモンは対戦でほとんど見ることがないと思うので、何をしてくるのかすらわからない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、そんなキュワワーの強みや育成論を紹介したいと思います。
場合によっては、あのハバタクカミやパオジアンなどにも勝てる逸材なので、本記事をご覧になってご興味を持っていただけましたら、育ててみてください!
具体的なキュワワーの強みは下記のとおりです。
- 特性ヒーリングシフトのおかげで回復技を優先度+3で使用できる
- 素早さに振らなくても先制で攻撃できる
- 特殊型を相手に「めいそう」を積んで起点にできる
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
キュワワー育成論
タイプ |
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フェアリー | |||||
特性 | |||||
ヒーリングシフト |
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性格 |
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おだやか | |||||
道具 |
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おんみつマント |
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テラスタル |
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ほのお |
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種族値 | |||||
H51 A52 B90 C82 D110 S100 |
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努力値 |
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H252 ― B4 ― D252 ― |
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実数値 |
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H158 A64 B111 C102 D178 S120 |
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技候補 | |||||
特殊技 |
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ドレインキッス(必須) | 特性ヒーリングシフトにより、優先度+3で使用することができます。 威力は低いですが、回復量が与えたダメージの3/4という大きい点が優秀な技です。 ただし、火力はないので「めいそう」を積んでから使用するのが基本になります。 |
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テラバースト(ほのお) | ハッサムやはがねテラスタルに対して使用します。 あると便利ですが、採用しなくても十分戦えます。 ※威力は素テラバースト(威力80)>ドレインキッス(50)となり、タイプ一致補正を含めても若干、テラバーストのほうが上になります。 |
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ギガドレイン |
威力はタイプ一致ドレインキッスと同じです。 回復量という点ではドレインキッスが僅かに上回っています。 ギガドレインはテツノツツミ・暁ガチグマ・ラグラージなどに有効です。 |
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アシストパワー |
めいそうと相性の良い攻撃技です。 火力の低いキュワワーが相手に大ダメージを与えられることが期待できます。 |
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変化技 | |||||
こうごうせい(必須) | ドレインキッス・やどりぎのタネの回復量では追い付かないことがほとんどです。 「めいそう」で耐久を高めつつ、HPを回復する手段として必ず採用しておきたい技です。 |
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やどりぎのタネ | ドレインキッス、こうごうせい、めいそうはいずれも必須の技なので、最後の1枠はテラバーストとの選択になると思います。 やどりぎのタネによる回復は、「めいそう」を積みやすくしてくれるほか、ラッキー・ハピナスといった特防が高いポケモンに対しても戦えるようになります。 |
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めいそう(必須) | キュワワーは特性自体は強いのですが、いかんせん、火力が全然足りないので、めいそうで火力・耐久ともに上げてから攻撃するのが基本行動になります。 「めいそう」はヒーリングシフト対象外なので、素早さ依存になりますが、現在の対戦環境はキュワワーよりも素早いポケモンが多いので、素早さに振って耐久を落とす意味はあまりないかと思います。 |
調整内容
テラスタル>はがね弱点を補え、攻撃面でも相性補完の取れる「ほのお」が使いやすいです。
持ち物>おんみつマント>ハバタクカミの「シャドーボール」「ムーンフォース」に対して安定するようになります。
性格>今回は「おだやか」にしていますが、「ずぶとい」でHB特化にしても問題ありません。
HB>ようきA252パオジアン@いのちのたま のつららおとし確定2発(130 ~ 153 (82.2 ~ 96.8%) )
HD>おくびょうC252ハバタクカミのムーンフォース確定3発(57 ~ 67 (36 ~ 42.4%))
有利・不利
▼有利
ハバタクカミ・テツノツツミ・水ロトム・サザンドラ・カミツオロチ・オーロンゲ・ママンボウ
▼不利
カイリュー・サーフゴー・水ウーラオス・ハッサム・ラウドボーン・ソウブレイズ・キラフロル
対策・弱点
カイリュー
タイプ相性的には有利に見えますが、めいそうを積んでいない状態だと相手にするのは厳しいです。
H振りだけでは、いじっぱりA252カイリューのノーマルテラスタルしんそくで確定2発で倒されます。
サーフゴー
おくびょうC252ゴールドラッシュでも乱数1発で倒されてしまうので、テラスタルが必須になります。
「めいそう」を積んで粘ることはできますが、「トリック」「わるだくみ」を警戒するのであれば、一旦引いて様子を見たほうが良い相手です。
ラウドボーン
通常、ほのおタイプに対しても「めいそう」を積んでテラスタルを使用すれば、ごり押しできないことはありません。
しかし、ラウドボーンに関しては「てんねん」により「めいそう」が無意味になってしまうため、相手にすることはできません。
水ウーラオス
一見、キュワワーが有利に思えるかもしれませんが、ドレインキッスの火力が足りないので、C無振りの場合には事前に「めいそう」を3回積んでおかなければ倒せません。
一方の水ウーラオスの攻撃については、こだわりハチマキ or 水テラスタルの「すいりゅうれんだ」を受けきることができません。
オーガポン
オーガポンの中でも、特に炎オーガポンは火力が高いうえに、ドレインキッス・テラバースト(ほのお)も半減なので「めいそう」を積んでいたとしても相手にすることは非常に難しいです。
物理型
キュワワーはあくまでも特殊型相手に対して、めいそうを積むことでその真価を発揮するポケモンです。
物理耐久はそれほど高くないので、物理技で攻撃されると、簡単に倒されます。
状態異常
特に「どく」「もうどく」はキュワワーの天敵です。
相手のパーティーに「どくびし」「どくどく」の使い手がいないか注意しなればなりません。
トリック/すりかえ
トリック(すりかえ)でこだわり系道具を押し付けられてしまうと、置物になってしまいます。
ほえる/ふきとばし
めいそう対策として、ほえる(ふきとばし)を採用しておくことも対策方法のひとつです。
アンコール
悠長に「めいそう」を積んでいると「アンコール」されることもあります。
比較的、有利対面のポケモンでは「アローラキュウコン」「アリレーヌ」辺りは覚えている可能性があるので注意しなければなりません。
ヘドロえき
非常にマイナーな対策方法ですが、特性ヘドロえきのポケモンに対して「ドレインキッス」「やどりぎのタネ」などのHPを吸収する技を使用すると、使用者のHPは回復することはありません。
相手が交代しない限り、延々とダメージを受け続けることになります。
本記事のまとめ
- キュワワーの強みは「めいそう」で特殊型を起点にできること
- ダメージを受けても「ドレインキッス」「こうごうせい」などで先制で回復できる
- 育成するならHB特化 or HD特化がオススメ
というわけで、今回は使用率はそれほど高くないながらも強力なキュワワーの育成論や対策に関してご説明しました。
ポケモンは何も使用率上位のポケモンだけが強いというわけではありません。
キュワワーのように使用率はそれほど高くないにも関わらず、使用率上位のハバタクカミに強いポケモンだって存在します。
ランクバトル(ランクマッチ)で勝ち抜くうえで大切なこと、それはカイリュー、ハバタクカミ、サーフゴー、水ウーラオス、ディンルー といった多くの方が使い、多くの方が使っているパーティーに如何に刺さっているかに着目することです。
それを考えてパーティーを組むことで勝率は上がってくるはずです。
ライター紹介
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