【ポケモンSV】ルガルガン(まひるのすがた)考察・育成論|ダブルバトル

はじめに

種族値・タイプ・構築、そんなものすべて関係ありません。

そう、すべてひるませてしまえばね。

本日ご紹介するのは、ダブルバトルで密かに猛威を振るっているルガルガン(まひるのすがた)(以下、ルガルガン)です。

その強さと魅力を一挙にご紹介いたします!

  1. ダブルバトルに於けるルガルガンの運用方法に関して
  2. ルガルガンの育成論
  3. 対策に関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください!

ダブルバトルでのルガルガン

ダブルバトルで特に強力な技のひとつには複数のポケモンに効果がある「いわなだれ」があります。

ルガルガンはそんないわなだれを高いすばやさから繰り出すことで、より多くの相手をひるませることができるのです。

それでも、ルガルガンより早いポケモンは数多く、ダブルバトルでは おいかぜ によりさらに多くのポケモンに上を取られる可能性があるのです。

だからこそ、ダブルバトルでは特性すなおこし(主にバンギラス)と組み、遥か高みから行動するのです。

  • いわなだれは相手複数を対象とした技なので、相手2匹に対してひるみ効果を狙うことができる
  • ルガルガンはすばやさが高いポケモンであり、特性すなかきによりこだわりスカーフ・おいかぜ よりも早く動ける
  • 特性すなかきの発動には、すなあらし・すなおこし が必要

ルガルガン育成論

 

タイプ
いわ
特性
すなかき
性格
いじっぱり
種族値
H75 A115 B65 C55 D65 S112
努力値
H244 A252 D12
実数値
H181 A193 B85 C67 D87 S132
持ち物候補
こだわりハチマキ いわなだれ以外使用しないという気概であれば、こだわりハチマキでも良いかもしれません。
いのちのたま 火力と技選択を両立できますが、耐久は下がります。
とつげきチョッキ すなあらしによるD上昇とあわせると、特殊耐久はかなりのものになります。
きあいのタスキ 苦手なポケモン・突破が難しいポケモンに がむしゃら を使用できます。
テラスタル候補
いわ
いわなだれの威力をさらに上げることができます。
すなあらしによるD上昇の恩恵が受けられます。
ひこう
弱点であるじめん技を無効化、かくとう技を半減で受けられます。
すなあらしによるD上昇の恩恵は受けられません。
フェアリー
弱点であるかくとう技を半減で受けられ、じゃれつくをタイプ一致で使用できます。
すなあらしによるD上昇の恩恵は受けられません。
技候補
いわなだれ ダブルバトルでは相手2匹が対象となるので、2匹に対してひるみ効果を狙えます。
威力はダブルバトル仕様で3/4(0.75倍)となるので若干の火力不足は否めません。
ストーンエッジ 命中不安ですが高火力です。
アクセルロック あると便利かもしれません、命中安定のいわ技でもあります。
インファイト いわ技が通らないはがねタイプへの最高打点です。
じゃれつく 主にガブリアス・コノヨザルへの有効打です。
ほのおのキバ はがねタイプへの有効打です。
かみくだく サーフゴーなどに刺さります。
ふいうち アクセルロックよりも威力は高いです。
ドリルライナー 急所に当たりやすい技ですが、命中率95%には安心できません。
がむしゃら きあいのタスキとあわせて使用します。
ちょうはつ トリックルーム・キノコのほうしなどの対策として使用します。
つるぎのまい ダブルバトルではなかなか積む隙がないですが、積めると強いです。
ファストガード 使用する機会はほとんどありませんが、自分と味方への先制技を無効にできます。

対策ポケモン

ポケモン 解説
ガブリアス ダブルバトルの環境では、特性すながくれ のガブリアスも多数存在しています。
ガブリアスはいわなだれを半減で受けられる上に、バンギラス・カバルドンとともにルガルガンを選出している場合にはガブリアスの特性すながくれ が発動し、技が当たらないということになりかねますので注意しましょう。
ペリッパー ダブルバトルではペリッパーを筆頭に雨パも多く活躍しています。
ペリッパーはルガルガンに対してタイプ相性では不利ですが、天候を取り返すために対面することもしばしばあるかと思います。
一見、有利な対面ですが、嬉々としていわなだれ対策としてワイドガードを選択してくるので警戒しましょう。
イルカマン ペリッパーとともに選出されることが多いイルカマン。
いくらすばやさが早かろうがジェットパンチの前では無意味です。
イルカマン(ようきA252)ジェットパンチ→ルガルガン(無振り)に対してのダメージ168 ~ 200 (112 ~ 133.3%) 確定1発 です。
つまり、HP振りだけではほぼ耐えないということです。

まとめ

  • 高いすばやさを生かした上からの いわなだれ が強力
  • 苦手な構築・苦手なポケモンもひるませられれば問題ない

でも、今思えばこのルガルガン(まひるのすがた)がこのような相手をひるませる型で活躍するのは必然だったのかもしれませんね。

まひるのすがた と ひるませる だけに。

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