【ポケモンSV】ミミズズ（しっぽきり型）徹底考察・育成論

ポケモンにも適材適所はあります。

例えば、こうげき種族値が低いレディアンで物理アタッカーを担うこと、物理耐久が高く特殊耐久が低いイシヘンジンで特殊受けをするといったことは理に適っていません。

今回ご紹介する「ミミズズ」もその例外ではありません。

物理耐久が高く、数少ない「しっぽきり」の使い手でもあるので、活躍させるとなれば、やはり物理受けの起点作り型になることは物事の道理であるかと思います。

本記事ではそんなミミズズの物理受け・起点作りに焦点を当てて、育成論と対策を紹介しているので、「起点作り型のミミズズを育てたい！」「もっと知りたいなミミズズのこと」という方にピッタリの内容となっております。

ミミズズ育成論に関して
対策ポケモンに関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください！

ミミズズとは？

ミミズズは高い物理耐久を持ち、特性どしょくにより弱点であるじめん技を無効できるポケモンです。

また、ミミズズとモトトカゲしか覚えられない「しっぽきり」によりさまざまなポケモンに可能性を見出すことができる唯一無二のとも言える戦術を持っていることも特徴です。

特性どしょくによりじめん技は無効、じゃくてんはほのお・かくとうのみ
「しっぽきり」によりさまざまなポケモンの起点作りに役立つ

ミミズズ育成論

タイプ
はがね
特性
どしょく
種族値
H70	A85	B145	C65	D55	S65
性格
のんき
努力値
H244	―	B4	―	D12	―
実数値
H176	A105	B216	C80	D77	S76
H･･･しっぽきりでオボンのみが発動できる調整 S･･･先制しっぽきりで交代先のみがわりが壊されては元も子もないので、後攻しっぽきりできるように性格は下降補正
持ち物
オボンのみ		しっぽきりでオボンのみが発動します。
カゴのみ		てっぺき・ねむるを生かすために持たせます。
ゴツゴツメット		ボディプレス以外はダメージが期待できないので、接触技を誘いダメージを稼ぎます。
メンタルハーブ		ちょうはつ対策になります。
テラスタル候補
かくとう		ボディプレスをタイプ一致で使用できます。サザンドラ・ドドゲザンなどはてっぺきを積むことなく確定1発です。
でんき		特性どしょくのおかげで実質弱点がなくなります。
ゴースト		弱点であるかくとう技を無効化できます。ノーマル技・かくとう技・じめん技が無効に。
ミミズズはあくまでも、後続のサポートとして活躍するポケモンなので、テラスタルを使用することはほとんどないと思います。
技候補
物理技
ボディプレス		B種族値が高く、てっぺきも覚えられるので、場合によってははがね技よりも優秀です。
アイアンヘッド		命中安定のタイプ一致技ですが、すばやさが遅いので追加効果は期待できません。
アイアンテール		命中不安ですが、威力と追加効果が優秀なタイプ一致技です。
メタルバースト		物理面は固いので思ったよりもダメージが少ないこともあります。特殊面は柔らかいとは言え、等倍であれば最低限耐えてくれるので決めやすいかと思います。具体的にはハバタクカミのシャドーボール・サザンドラのあくのはどうなどはH無振りでも確定で耐えてくれます。
特殊技
てっていこうせん		しっぽきりを使用できない体力になってしまうと相手に起点にされてしまう可能性があるので、起点回避の退場技として使用します。
変化技
しっぽきり		HPを半分消費して、みがわりを残しつつ交代できます。 HPが半分以下になってしまうと使用することができないので注意が必要です。
てっぺき		耐久とボディプレスの火力を上げることができます。
ねむる		てっぺきを積んだあとのHP回復手段として使用します。
ねごと		ねむるとあわせて使用します。
ステルスロック		高い物理耐久を生かして、起点を作ります。
まきびし		高い物理耐久を生かして、起点を作ります。

対策ポケモン

ポケモン	解説
コノヨザル	ちょうはつでミミズズの変化技を防ぐことができ、ボディプレスはタイプ相性で無効です。
ラウドボーン	C実数値148以上のフレアソングでH252振りミミズズを確定1発で倒せます。特性てんねんによる積み技の起点になることもなく、フレアソングがしっぽきりのみがわりを貫通する点も優秀です。
テツノカイナ	いじっぱりA252インファイト（クォークチャージ込み）でHB特化ミミズズを高乱数で倒せます(170 ~ 204 (96 ~ 115.2%) 乱数1発 (75%))