【ポケモンSV】ファイアロー(アタッカー型)徹底考察・育成論

【ポケモンSV】ファイアロー(アタッカー型)徹底考察・育成論

ポケットモンスターX・Y(ポケモンXY)で登場した序盤鳥ポケモン「ファイアロー」はその昔、序盤鳥でありながら、異例の使用率トップ3常連という快挙を成し遂げました。

そんなファイアローは環境を破壊する性能ゆえに弱体化(ナーフ)されてしまい、現在は当時のほどの脅威はありませんが、それでも強力なポケモンの1匹です。

本記事ではポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)に於けるファイアローの育成論・対策を紹介していますので、「んほぉ~ファイアローたまんねぇ~」「もっと知りたいなファイアローのこと」という方はぜひご覧になってみてください。

  1. ファイアロー育成論に関して
  2. 対策ポケモンに関して

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、ぜひご覧になってみてください!

ファイアローとは?

ファイアローは唯一無二の特性「はやてのつばさ」により、HPが満タンのとき、すべてのひこう技を優先度+1で使用できます。

つまり、どんなに相手のすばやさが高かろうと関係なく、先制で攻撃できるのです(相手が先制技を使用する場合は除く)

  • 特性はやてのつばさ により、相手のすばやさに関係なくひこう技を先制で使用できる

ファイアロー育成論

タイプ
ほのお ひこう
特性
はやてのつばさ
種族値
H56 A80 B114 C124 D60 A136
性格①
ようき①
努力値①
A252 D4 S252
実数値①
H153 A133 B91 C84 D90 S195
HPが削られても最速マスカーニャを抜けるようにしたようき最速型です。
性格②
いじっぱり
努力値②
H44 A252 B4 D20 S188
実数値②
H159 A146 B92 C84 D92 S170
A・・・少しでも火力を出せるように極振り
S・・・最速ガブリアス抜き
残り耐久
持ち物
こだわりハチマキ アタッカー型は耐久がないので、つるぎのまいを積むよりはブレイブバード・フレアドライブ連打のほうが効果的な場面もあります。
いのちのたま
特性はやてのつばさと相性は良くありませんが、つるぎのまいとあわせて全抜き性能を高めることができます。
あつぞこブーツ
ステルスロックでHPを削られるのを防ぎます。
テラスタル候補
ひこう 特化ブレイブバード@こだわりハチマキ はガブリアスやセグレイブすら乱数で落とす火力が出ます。
でんき みずタイプ対策です。
テラバーストがヘイラッシャ・ペリッパー などに刺さります。
くさ いわタイプ・みずタイプ対策です。
テラバーストがカバルドン・ヘイラッシャなどに刺さります。
技候補
物理技
ブレイブバード 安定した火力を出せるタイプ一致技です。
反動があるので、特性はやてのつばさで使用できるのは1度だけ。
アクロバット 道具を消費することで威力2倍(110)で使用できますが、すぐに消費できる道具は限られています。
そらをとぶ 基本的にひこう技は、ブレイブバード・アクロバット・そらをとぶ の中から選択です。
1ターン相手に行動を許してしまう点が欠点です。
フレアドライブ 反動ダメージがあるので、特性はやてのつばさ と相性は良くありませんが高火力のタイプ一致技です。
ニトロチャージ ニトロチャージで倒せる体力であれば、反動のないニトロチャージを使用してすばやさも上げておきます。
はがねのつばさ 威力はひかえめですが、いわタイプに刺さります。
とんぼがえり こだわりハチマキと相性が良いです。
マスカーニャは持ち物なしでも、ようきA252振りで確定1発です。
変化技
つるぎのまい もともとすばやさが高いので、特性はやてのつばさ がなくとも上を取れるパーティーであれば、積んで全抜き性能を高めるのもありです。
ねごと キノガッサなどの催眠対策として採用します。

対策ポケモン

ポケモン 解説
ウォッシュトロム
ほのお技・ひこう技ともに半減で受けられます。

ただし、H振りだけではこだわりハチマキ+ブレイブバードを何度も受けられないのでHP管理には注意。

 

ヘイラッシャ
等倍ながら、HB特化でブレイブバード@こだわりハチマキ+ひこうテラスタル をほぼ2回耐えられる数少ないポケモンです。

特性てんねん によりつるぎのまいの効果も無効化できます。

キョジオーン ほのお技・ひこう技ともに半減で受けられます。

特性きよめのしお で耐久型ファイアローに多いおにびも無効です。

【ポケモンSV】ファイアロー(アタッカー型)徹底考察・育成論 まとめ

  • 特性はやてのつばさにより繰り出されるひこう技が強力
  • ひこうテラスタルのおかげで全盛期以上の火力が出る
  • もともとのA種族値は低いので物理受けやタイプ相性半減のポケモンで受け切ることができる

というわけで、今回はファイアローの育成論と対策をご紹介しました。

ファイアローの全盛期を知る人は、よくわかっているかと思いますが、A種族値81から繰り出される「こだわりハチマキ+ブレイブバード」は予想以上に強力です。

特性の弱体化により、確かに使用率は急落しているので弱くなったと捉える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ひこうテラスタルにより全盛期以上の火力を出すことが可能になったことに焦点を当ててみると老いてますます健在とも考えられるのではないでしょうか。

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