15年以上続くアサシンクリードシリーズ
約15年もの間、長らく愛され続けるアサシンクリードシリーズ。
2024年11月15日には日本の戦国時代を舞台にしたアサシンクリードシャドウズが発売されるので、興味を持っている人はいるかと思います。
ただ、どれを優先してプレイしたらいいかわからないって人もいるのではないでしょうか?
そこでアサシンクリードを今から始める人向けに、どの作品がおすすめか又は優先してプレイしたらいいかご紹介します。
こちらは後半の記事となりますので、まずは下記のURLにある前半の記事をご覧ください。
- アサシンクリードオリジンズより現代日本のアサシンが登場
- プレイして満足感が得られるのは、アサシンクリードⅣブラックフラッグとアサシンクリードオデッセイ
- 優先してプレイしてほしいのは、アサシンクリードオリジンズからアサシンクリードヴァルハラまでのシリーズ
この記事は5分で読み終わりますので、最後までお楽しみください。
全シリーズの紹介
アサシンクリードはこれまでに下記の作品を発売しています。
メインシリーズ
作品名 | 扱った時代や事件と場所 |
アサシンクリード | 1191年:第3回十字軍遠征期のアラブ |
アサシンクリードII | 15世紀:ルネサンス期のフィレンツェ |
アサシンクリードブラザーフッド | 15世紀:ルネサンス期のローマ |
アサシンクリードリベレーション | 16世紀初頭:帝位争奪に揺れるオスマン帝国 |
アサシンクリードIII | フレンチ・インディアン戦争からアメリカ独立戦争(1753年~1783年)のアメリカ |
アサシンクリードIV ブラックフラッグ | 海賊黄金時代末期(1716年~1726年)のカリブ海 |
アサシンクリードローグ | 7年戦争(1756年~1763年)のアメリカ |
アサシンクリードユニティ | フランス革命(1789年~1795年)のパリ |
アサシンクリードシンジケート | 1868年:産業革命期のロンドン |
アサシンクリードオリジンズ | プトレマイオス朝(紀元前305年~紀元前30年)末期の古代エジプト |
アサシンクリードオデッセイ | 430年:ペロポネソス戦争の古代ギリシア |
アサシンクリードヴァルハラ | 9世紀後半のイングランド |
アサシンクリードミラージュ | 861年:イスラム黄金時代のバグダッド |
外伝シリーズ
作品名 | 扱った時代や事件と場所 |
アサシンクリードブラッドライン | アサシンクリードから数ヶ月後のキプロス島 |
アサシンクリードⅢ レディリバティ | フレンチ・インディアン戦争後からアメリカ独立戦争の最中(1765年~1780年)のニューオリンズ |
アサシンクリードクロニクル チャイナ | 1526年:明朝時代の中国 |
アサシンクリードクロニクル インディア | 1841年:後継者争い中のシク王国(インド) |
アサシンクリードクロニクル ロシア | 1918年:十月革命期のロシア |
下記より各シリーズの特徴やあらすじをざっくりと紹介します。
アサシンクリードユニティ
PS4で初めて販売されたアサシンクリードユニティ(以後ユニティ)。
PS4ということもあり、解像度や一度に表示できる人が増えたことが特徴です。
そのため、群衆の中に紛れるというアサシンらしいことがやりやすいです。
また、パルクールがシリーズの中で最もスピード感がありながらも、動きにリアル感があることも特徴の1つ。
主人公がフランス貴族であることも相まって、華麗とっても過言ではありません。
ストーリーはアサシンの父とテンプル騎士団で育ての叔父をテンプル騎士団に殺害されたアルノ・ドリアン(以下アルノ)が、フランス革命で混乱するパリでアサシンとして父と叔父を殺害した黒幕を追っていくというもの。
内容として見るとアサシンクリードⅡと似ておりますが、ユニティはアサシン教団の腐敗とテンプル騎士団との融和を図るために奔走するアルノの勇姿が垣間見えます。
そのため、利害が一致すれば敵とも協力し合えるとストーリーを通して伝えてきます。
アサシンクリードシンジケート
イギリスのロンドンを舞台にしたアサシンクリードシンジケート(以下シンジケート)。
産業革命を舞台にしており、エヴィーとジェイコブのフライ姉弟を中心にロンドンを手中に収めるべく画策するテンプル騎士団と戦いつつ、アーティファクトを手に入れるといったストーリーとなります。
当時から問題となっていた社会格差や子ども労働者に触れており、産業革命期のロンドンの現状を知れることも特徴の1つ。
その状況下の中で、衝突しながら成長していく2人を見ていくのも面白いです。
現代に近いということもあり、移動手段は馬車や蒸気機関車。
また、ロープランチャーという一瞬で壁を登れる便利グッズが登場し、移動が格段にスムーズとなっています。
シンジケートに関する特徴は下記の記事で詳しく紹介しておりますので、興味を持った人はぜひ!
アサシンクリードオリジンズ
アサシンクリードオリジンズ(以後オリジンズ)は、これまでのアサシンクリードを変えた作品です。
それは従来のステルスアクションからレベルアップ制のアクションRPGに変更したこと。
この大きな変更に戸惑う人もいましたが、完成度の高さに度肝を抜かれました。
また、オープンワールドになっており、ピラミッドといった古代エジプトを駆けまわることが可能!
ストーリーも主人公のバエクを中心にアサシン教団の起源を描いた物語で、知られざる事実も発覚します。
オリジンズより難易度が選べるようになり、アクションが苦手な人でもとっつきやすい作品となっています。
現代編も新しくなり、主人公レイラ・ハサンを中心に過去のアサシンたちの動向を探っていくものに変更。
まさにオリジンズを経て、アサシンクリードシリーズが抱えていたマンネリを脱却できたと言っても過言ではありません。
アサシンクリードオデッセイ
アサシンクリードシリーズで最も古い時代であるペロポネソス戦争を舞台としたアサシンクリードオデッセイ(以後オデッセイ)。
それだけではなく、主人公が男性のアレクシオス、女性のカサンドラから選べ、主人公によって1人称が変わるのも特徴の1つです。
システムはオリジンズから続くアクションRPGで、スキルが充実したことで戦闘がより快適になっています。
本作はハクスラ要素を取り入れており、強い装備が手に入ったらすぐ変更で、強くなっていくのが一目瞭然!
ストーリーも主人公が離れ離れになった家族に会うために、古代ギリシアを旅していくというもの。
オデッセイはシリーズの中で、テンプル騎士団ではなく別組織・コスモスの門徒と戦う内容となっています。
また、アサシン教団が設立する前になるため、アサシンが一切登場しない作品でもあります。
オデッセイに興味を持ちましたら、下記の記事に詳しい内容を記載しておりますので、ぜひご覧ください。
アサシンクリードヴァルハラ
アサシンクリードヴァルハラ(以後ヴァルハラ)は、ヴァイキングが活躍した時代を舞台にしています。
主人公はエイヴォルですが、男性と女性バージョンが選択できることが特徴です。
システムはオリジンズとオデッセイ同様のレベルアップ制で、スキルを手に入れて強くなっていくことも特徴の1つ。
また、戦闘では暴力性と残虐性がむき出しのヴァイキングらしいどう猛さを見せてくれます。
ストーリーでは、ノルウェーとイングランドをオープンワールドで移動でき、様々な人の出会いや探検で経験値を積んでいきます。
エイヴォルはアサシンではありませんでしたが、アサシンのバシム・イブン・イスハーク(以後バシム)との出会いを通して、アサシンの技を身に着けることが特徴。
加えて、オリジンズから始まったレイラ中心の現代編もヴァルハラで終わりを迎えるので、気になる人は手に取って確かめてみてください。
アサシンクリードミラージュ
原点回帰を図ったアサシンクリードミラージュ(以後ミラージュ)。
ミラージュではオリジンズから始まったアクションRPGから、ステルス重視の従来のアクションに戻っています。
レベルアップは無くなりましたが、スキルはもちろんのこと、一撃で複数を倒せる暗殺の極意が使用可能。
暗殺の極意によって、従来のステルスアクションをより快適にしてくれています。
ストーリーは、ヴァルハラで登場したバエクがマスターアサシンになるまでの過程が描かれております。
一塊のコソ泥だったバシムがアサシンとの出会いを通して、成長していく姿は見もの。
ヴァルハラをプレイしないとわからない部分が多いので、ヴァルハラをプレイした後にミラージュをプレイすると、120倍楽しめるのでおすすめです。
ミラージュについても詳しく紹介しておりますので、気になる人はぜひチェック!!
アサシンクリードブラッドライン
アサシンクリードブラッドラインは、アサシンクリードの続編にあたります。
アルタイルのその後を描いており、舞台となるキプロス島で妻との出会いやテンプル騎士団との戦いがプレイできます。
ただ、PSPでしかプレイできない点や暗殺対象との戦いがライフ制の戦いという点なのが特徴。
プレイできる環境が限られているので、アサシンクリード同様リメイクされることを切に願う作品でもあります。
アサシンクリードⅢレディリバティ
アサシンクリードⅢと同時代の物語・アサシンクリードⅢレディリバティ。
女性主人公アヴリーンを操作し、テンプル騎士団と戦いつつも幼いころに生き別れた母親を探すというのが本作の大まかなストーリーです。
代表的な特徴としては、アサシン・レディ・奴隷の服装をアヴリーンが着こなすということ。
それぞれに特徴があり、場面に合わせて服装を切り替えていく楽しさがあります。
また、アサシンクリードⅢの外伝作品なのでコナーと共闘するミッションがあることが特徴の1つです。
アサシンクリードクロニクルチャイナ
アサシンクリード初の横スクロールアクションとして発売されたアサシンクリードクロニクルチャイナ。
中国人の女性アサシン、シャオ・ユンを操作し、宮廷を牛耳るテンプル騎士団との戦いを描いています。
ステルスを重視した作品であり、それに応じた評価制度も導入されているのが特徴。
そのため、いかにして敵をやりすごすか暗殺するかで見つからないことが重要となります。
また、シャオ・ユンのみ足にアサシンブレードがあることが特徴で、暗殺の際には武芸のように美しい暗殺を見せてくれます。
アサシンクリードクロニクルインディア
チャイナの次に出されたのが、アサシンクリードクロニクルインディア。
インドを舞台にアルバーズ・ミールが恋人とアサシン教団を守るために、テンプル騎士団と戦います。
また、アルバーズの息子がシンジケートに登場している繋がりも。
前作の特徴であるステルス重視であることは変わらず、チャクラムを使用したり、象に追われたりとインドらしさが出ていることが最大の特徴です。
アサシンクリードクロニクルロシア
アサシンクリードクロニクルシリーズの最後の作品となるアサシンクリードクロニクルロシア。
舞台は、1917年にロシアで起きた10月革命でシリーズの中で最も近代に近いです。
そのため、ラジオやエレベーターといった馴染みのある物が登場します。
ストーリーもアーティファクト回収の任務を受けたニコライ・オレロフが、皇女アナスタシアも救ったが故にアサシン教団とテンプル騎士団双方から追われるというもの。
そこに戦車やサーチライト、地雷が行く手を阻んできます。
また、ニコライはスナイパーライフルを使った狙撃を得意とし、アナスタシアはアーティファクトの力でアサシンの能力が使えるため、プレイスタイルが違った2人が操作できるのが特徴です。
チャイナ・インディア・ロシアはアサシンクリードクロニクルとしてセットで販売されているので、気になった人はぜひプレイしてみてください。
おすすめの作品はこれだ!!
ここまで、アサクリのメインと外伝シリーズの特徴を紹介しました。
作品ごとに様々な特徴があるのが魅力的ですが、個人的におすすめの作品はこちらになります。
- アサシンクリードⅣブラックフラッグ
- アサシンクリードオデッセイ
ブラックフラッグは海戦をメインにした作品で、船での戦いが好きな人は非常に刺さる作品となっています。
また、主人公が海賊ということで豪快でありながらも、アサシンとして生きることを決めた後に性格が変わる、エドワードの成長を垣間見えるストーリーにもなっており、飽きることなく楽しめます。
オデッセイは、何と言っても戦闘が非常に楽しいことがおすすめのポイント。
スキルを使って敵を一網打尽にする快感はオデッセイのみ味わえます。
また、ハクスラ要素で強さが目で見てわかるようになっているので、強さが実感できやすいです。
装備に応じて服装も変わるので、色々な面で楽しめるのは言うまでもありません。
ストーリーを重視する場合(過去編)
上記2作品は1作品でもいいからアサクリを楽しみたいって人向けの紹介でした。
中には一貫したストーリーを楽しみたいって人もいるかと思います。
そこで、下記の3作品を楽しむとストーリーが楽しめるかと思います。
- アサシンクリードⅡ
- アサシンクリードブラザーフッド
- アサシンクリードリベレーション
アサシンクリードⅡからリベレーションはエツィオを中心としたストーリーで、1人の男がアサシンになる過程と引退までを丁寧に描かれています。
作品を追うごとに外見や考え方が変わっていくのが特徴で、3作品を遊ぶだけで満足が得られることは間違いありません。
また、エツィオコレクションとしてまとめて発売されているので、手に取りやすいかと思います。
ストーリーを重視する場合(現代編)
上記では過去編でストーリーを楽しむ場合をご紹介しました。
現代編では下記の3作品が個人的におすすめです。
- アサシンクリードオリジンズ
- アサシンクリードオデッセイ
- アサシンクリードヴァルハラ
アサシンクリードオリジンズからアサシンクリードヴァルハラは過去編に一貫性はありません。
しかし、レイラを中心とした現代編に日本のアサシンであるタカクラ・キヨシが登場しており、次回作のアサシンクリードシャドウズで何らかの形で登場してくると踏んでいるからです。
皆さんもぜひおすすめ作品を手に取って遊んでみてくださいね。
ライター紹介
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FF14やドラクエ10、PSO2といったオンラインゲームを現役でプレイ中。たまにロストアークもプレイ。他に、switchやPS5のゲームもプレイしています。ただ最近は、インディーズゲームの魅力にハマり、常に面白いインディーズゲームを探しています。
皆様には、埋もれている面白いゲームの紹介やプレイ中のゲームの攻略情報を届けていきます!
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