はじめに
今日は「ステラーブレイド」のレビューを行いたいと思います。
主人公のコスチュームや演出が、過度に性的過ぎるとして、賛否両論あるゲームですが、それを抜きにして純然たるアクションゲームとして評価してみたいです。
買おうか買うまいか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
アクションゲームが苦手な私ですが、さて楽しめるゲームでしょうか。
- ステラーブレイドは韓国の SHIFT UP が製作した SF アクションアドベンチャーゲーム
- グラフィック・音楽はなかなか高品質
- 一本道のエリアでは、マップ表示がない。落ちているアイテムも多いので、攻略サイトの情報を参照しつつのプレイは必須
- 様々なギミックが仕込まれたフィールドはアクション要求度は高め
- 難易度を下げたストーリーモードでも、中ボスキャラとの戦闘は歯ごたえあり
この記事は約 3 分で読めますので、ぜひ最後まで目をお通しください。
ステラーブレイドとは
ステラーブレイドは韓国の SHIFT UP が製作した、SF アクションアドベンチャーゲームです。
発売前から、主人公イヴのセクシーなコスチュームやちょっと性的な演出が、話題になってきました。
ゲーム業界にも、ポリコレの圧力が高まっていますが、それに反発するようなゲームです。
仲間のタキはちょっと K-POP アイドル風のルックスですね。
美男美女ばかりが活躍する日本のゲームを遊び慣れているので、そんなに目くじらたてるほどのことかな?とは思います。
私がアップデートできていない時代遅れのおっさんなんでしょうか。
「格闘技術の高い女はゴリラみたいな見た目をしているだろう」というのは、合理的ですが欧米の価値観ですよね。
難易度は高め、歯ごたえのあるアクション
ゲーム開始時に難易度を「ストーリーモード」か「ノーマルモード」かで設定できます。
「ストーリーモード」は難易度易しめのはずで、私はこちらを選んだのですが、それでも中ボスキャラは強い。
「ストーリーモード」では敵のモーションに「隙」ができるらしいのですが、私にはあまりその「隙」が実感できません。
序盤から中ボスキャラがワラワラと出てきますが、何度も何度も死亡してリトライしています。
アクションが苦手な私には死にゲーといえるほどの難易度。
まぁ死亡からのリトライは、全回復&ポーション全補充で再開なので、楽と言えば楽です。
また、リトライ時の待ち時間も短いので、これも楽です。
アクションが苦手な人向けの対策は一応打ってあるイメージですね。
うまくパリィが決まったり、コンボ攻撃が通ったりした時の爽快感は高い物があります。
小学校の時のトラウマが……。こちらも歯ごたえありのギミックアクション
敵との戦闘以外にも、アクションをこなさなければなりません。
まず鉄棒アクション。
鉄棒にぶら下がり、体を揺らしながら隣に飛び移ります。
小学校時代、鉄棒が苦手で逆上がりがなかなかできなかった私には、トラウマが蘇ってくるシーンです。
振り子のように体を揺らし、タイミングを見計らって手を離す必要がありますが、なかなかそのタイミングがつかめない。
失敗して何度も落下して死亡しました。
同様に水泳のシーン。
泳げない私には以下同文。
まぁイブは溺れないからいいです。
マップ表示は?マップ表示はないの?
本ゲームは、一本道のルートにはマップが表示されません。
(開けた大きなエリアにはマップ表示が用意されています)
一本道とはいっても、裏通りへの枝分かれなどはあるので、ちょっと自分の位置を見失いがちですね。
一本道でもマップ表示機能は欲しかった。
アイテムの取りこぼしがないようにするのも一苦労です。
攻略サイトに頼り切り
賛否両論あるのでしょうが、私は攻略サイトを参照してプレイを進めるのには賛成です。
本作ステラーブレイドも、回収するアイテムが多く、先へ進むためのギミックも多く、マップもないので、攻略サイトの参照は必須と言えます。
ぜひ iPad かアンドロイドタブレットで攻略サイトの情報を見ながらゲームを進めてみてください。
攻略サイトの情報を見るのは邪道だ、という意見もあり、たしかにそうなんですが、私は必要悪かなと思っています。
本ゲームは、自力でなんとかする、という情報量の限度を超えています。
ビルの谷間に水が溜まったプールのようなものがあり、これをどうやって乗り越えれば良いのか、攻略サイトの情報が無ければ詰んでしまうところでした。
トレーニングモードを活用しよう
敵との戦闘は、強攻撃・弱攻撃を織り交ぜて、敵の攻撃はパリィ・回避する、という今風のアクションゲームのスタイルです。
敵との戦闘との(仮想)トレーニングを、スキルツリーセットの時に行えます。
パリィ・回避するタイミングを体で覚えるためにも、トレーニングで練習に励みましょう。
若干ですが、練習を繰り返して、戦闘でうけるダメージが減少した気がします。
本ゲームはただ攻撃ボダン連打だけでは勝てません。
タイミングを見計らって敵の攻撃を回避・パリィすることを覚えないと、受けるダメージばかり増えてゲームが進められなくなります。
あと、βスキルの発動を覚えないといけません。
ちょっと理解が追いついていないので、βスキルについて調べないといけません。
セーブはちょっと不便
フィールドの所々に存在するキャンプ・物資キャンプで休憩(ヒットポイント回復とボーション補充)とセーブ・スキルの設定が行えます。
セーブできる箇所がかなり限られてしまうのは不便ですね。
隙間時間にちょこちょことゲームを進める、ということができません。
セーブポイントを拠点にして雑魚敵を倒してチマチマレベルアップ、という定番技も使えません。
次のセーブポイント(キャンプ)までの時間が推定しづらいので、時間を区切ったプレイがやりづらい。
ちゃんと数時間、まとまった時間を用意してプレイすることが必要です。
スキルツリーは複雑
スキルツリーはかなり複雑です。
取得するスキルの優先度・取捨選択などは、やはり攻略サイトの情報頼りになりますね。
一応お勧めスキルに誘導はしてくれるようですが。
しかし果たして本当にお勧めかどうかはわかりません。
スキルツリーを開放してアクションを強化していくのですが、ノーヒントではスキルの優先度がわかりません。
ここもやはり攻略サイトの情報頼りになるでしょう。
スキャンは不便だろう
相棒のアダムが、ドローンで随伴して、主人公をサポートしてくれます。
ドローンが地形をスキャンすると、次に進むべき場所のヒントを表示してくれるのですが、表示は短時間で消えてしまうので、不便ですね。
ストーリーを進めると、ドローンのアップデートが行われて改善されるらしいです。
まとめ
ステラーブレイドは、難易度の優しいストーリーモードであっても、アクションが苦手な人には若干厳しい、歯ごたえありのアクションゲームです。
グラフィックは美麗、サウンドもなかなか良いですね。
敵は強く、何度か死にながらリトライして、行動パターンを覚えて回避・パリィを活用していると倒せるようになります。
アクションがうまく決まった時の爽快感は高いものがあります。
アクションが苦手な人向けの救済策は一応打たれていますが、私が低レベルなだけかな?
ネガティブな意見もいろいろ書きましたが、アクションが苦手な私でも、リトライしていればクリア出来るかな?という絶妙な難易度だと思います。
それではまた。