【ニーアリィンカネーション】悲報!まさかの2024年4月30日サ終!【リィンカネ】の世界よ、永遠なれ!

【ニーアリィンカーネーション】は2021年2月18日にリリースされた、ソシャゲ。

これまでサービス開始以降、【ニーア】シリーズのソシャゲ版として注目を集めてきたこのゲームを、筆者としても何度かレビューさせていただきました。

そんな中、まさかの悲報が。

この世界観と壮大なビジュアルが美しい、ソシャゲと思えない程のR P Gである【ニーアリィンカーネーション】(以下、略して【リィンカネ】が、

奇しくも2024年4月30日に、サービス終了するというのです。

これまで、【ニーアリィンカーネーション公式生放送】も何度となく放送され、全17回ほど放送されてきました。

公式生放送が定期的にアップされる中で、やはり信頼ある【ニーア】シリーズには、ソシャゲと言えどもファンの方も多くいると信じてやまなかったのですが、何故・・・?

という思いと共に、実を言いますと、かくいう筆者もひととき【リィンカネ】を離れてしまった一人です。

今回は度々【リィンカネ】ワールドをレビューさせてもらった者の締めくくりとして、

この大きなサ終と、心が離れてしまったその隙間を検証、そして華やかな終わりをクローズアップするとともに、最後まで遊びきってレビューも完結させたいと思います!

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(以下、一部ネタバレあり)

  1. 思い出に浸るメインストーリー3本、これぞ【ニーア】シリーズ定番の悲劇。
  2. 最終章『ヒトと世界の物語』完結。【リィンカネ】キャラ総集編!遊びは最期です。
  3. 【リィンカネ】の思い出を書き連ねつつ、【ニーア】シリーズへ想いを馳せる。
  4. 最後のガチャで、引きまくってみた。思い出のキャラ【フィオ】の複数バージョン。

※この記事は5分で読み終わります。【リィンカネ】をご存知ない方にも、【ニーア】シリーズが好きな方にもおすすめです。ぜひ気軽に読んでみてください。

【リィンカネ】、この世界観が好きだった、その魅力。

振り返ってみる【リィンカネ】の『魅力』とは?

【リィンカネ】の魅力はなんといっても、恐ろしいまでの悲劇の描き方。

それは【ニーア】シリーズ全般の特徴でもある、『どうやったって暗くなるしかないようなストーリー』、というのが前提にあるからです。

筆者としては暗い話が好きなほうではないのですが、このダークな世界観はゲーム内というよりは、現実世界の日々のニュースを見ているかのようだと、今このサ終が決定してから思うようになりました。

というのも昨年2023年に起きた、様々な事件の数々。

大規模組織で起こる事件、トラブル、政治の世界の汚職・・・まるで【リィンカネ】で描かれる人々の悲劇の歴史、、、そのことを改めてこのソシャゲは彷彿とさせるのです。

私はこれを『魅力』と表現するのもまた悩みますが、

しかしこれほどの悲劇=現実を描くこともまた、真似のできない【ニーア】シリーズの個性だと感じるのです。

本項では、この【リィンカネ】の個性という名の【思い出】を、あくなきまで語り、残しておきたい、

そんな気持ちで、この物語を考察し、書き綴りたいと思います。

メインストーリー3本柱、定番の悲劇の根底にあるテーマは『孤独』。

さて、【リィンカネ】は、下記の3つのメインストーリーが軸となっていました。

  • 第一章:少女と怪物
  • 第二章:太陽と月
  • 第三章:ヒトと世界

この3つのストーリーは全て『檻(ケージ)』という大きな大きな、別世界のような建物の、それでいて鳥かごのような世界で発生します。

第三章を除き、この『檻(ケージ)』は、地球上のいったいどこかに存在するのか、あるいは地球上ではないのか、仮想空間なのかすら、分からない状況でした。

そしてこの『檻(ケージ)』自体の存在の謎、、、プレイヤー側にもそれらは分からぬまま、

「基本的な目的はそれぞれ下記のキャラクターたちが、『檻(ケージ)』を中心に旅しながら、そこここに置いてある『黒いカカシ』から発せられる、歪んだ『物語』を修復していく」

という構成になっています。

そして各章、『ママ』または『運送屋』そして『パパ』などと呼ばれる案内人(ガイド)キャラクターも、ナゼ現れるのかも分からないながら、ストーリーにエッセンスを与える重要な役割を担って来ました。

▼写真左から『パパ』、『ママ』+エプロンの中の『赤さん』

▼写真左から『運送屋』、『カイブツ』さん。

タイトル 旅する人 目的 ガイド
第一章 少女と怪物 フィオと怪物レヴァニア 物語の修復 ママと運送屋
第二章 太陽と月 佑月と陽那 物語の修復 ママ+赤さん、またはパパ
第三章 ヒトと世界 これまでの登場人物全て 『檻(ケージ)』の崩壊を止める ママ及びポッド006

第一章〜第三章、全てに共通した【テーマ】は一言で言うのであれば『孤独』。

この【リィンカネ】でいう『物語』というのは、人々が歩んできた歴史ということでもあり、その『物語』が『歪む』理由は、いつも『孤独』による恐怖により、誤った『道を選択』してしまうからなのです。

次項、この【リィンカネ】を締めくくる、総集編とも言える第三章『ヒトと世界』をかいつまんで、考察します。

第三章で分かる、人生と歴史は『選択の連続』。

第三章『ヒトと世界』では、一番最初に今まで【リィンカネ】に出てきた登場人物が、

総まとめで『檻(ケージ)』に招集されます。↓

そして各チャプターは、チームとも言える、それぞれ絶妙な組み合わせの登場キャラクターで構成され、物語が進んでいきます。

どのチームのメンバーも、これまで数々の『孤独』と『選択肢』と向き合ってきたキャラクター。

今回はその教訓をへて、『檻(ケージ)』を攻撃者から守ることが目的になります。

第三章の各チャプター名称/登場キャラクター

チャプター チャプター名 タイトル 登場キャラクター
幕開 全キャラクター
序ノ壱 青藍の章 『すべてのはじまり』 フィオ(+レヴァニア)、アルゴー、ノエル
序ノ弐 紅緋の章 『欠けた子供達』 サリュ、アケハ、プリエ
序ノ参 翠緑の章 『継ギ接ギノ想イ』 ユリィ、063y(+F66x)、マリー
序ノ肆 琥珀の章 『導きの先へ』 リオン(+ディミス)、ユディル、ラルス、最終他キャラクター全員
二ノ幕 回帰の章 『大切ナ記憶』 佑月、陽那、ヨルハ10号H型(以下、略称10H)
三ノ幕 輪廻の章 『Goodbye』 フィオ、レヴァニア
終ノ幕 転生の章 登場キャラクター全員、QUEST1の敵にカイネ

上記の登場キャラクターは、それぞれ今度は『檻(ケージ)』上で、『黒いカカシ』ならぬ、『黒い鳥かご』に入ることで、物語を辿りながら今度は、『檻(ケージ)』を攻撃してくる存在と戦っていきます。

この戦いでは、これまでそれぞれのキャラクター自身が行なってきた選択肢について、再び考えさせられる内容になっており、いよいよ各キャラクターたちにとっても、【リィンカネ】総決算!といった感じです。

各キャラクターはまたもや、各々の『孤独』と向き合うことで、困難を乗り越えていくことを再び知るのです。

そして二ノ幕以降は、『檻(ケージ)』を守るというのが、根本的にどういう意味を持つのか、結局『檻(ケージ)』とは何だったのかを知ることになります。

【リィンカネ】、心が一時離れてしまった方へ、最期の思い出。

結局知りたかったのは、『檻(ケージ)』とは何だったのか?ということ。

冒頭でご説明しましたように、筆者も第一章の『少女と怪物』をクリア後に、完全燃焼した感があり、

申し訳ないことに一時、この【リィンカネ】の世界観から離れてしまいました。

しかしそんな中でも実は、

この『檻(ケージ)』がどこにあるのか、仮想空間なのか、はたまたファンタジーなのかは(ファンタジーなのだけれども、)ずっと心に引っかかっていたところでした。

そしてついに!

この第三章、二ノ幕:回帰の章『大切ナ記憶』以降でその秘密が明かされるのです!

序ノ肆の最後で、これまで『檻(ケージ)』の旅のガイドを務めてきた『ママ』は、

『檻(ケージ)』への攻撃とともにその姿を保てなくなり、『ポッド006』という姿に成り変わり、全ての『檻(ケージ)』のキャラクターを自身に内包しつつ、『檻(ケージ)』の外に出ます。

そして、『ママ』ならぬ『ポッド006』が言うには・・・

「ここは『檻(ケージ)』の外側。

『檻(ケージ)』って、実はお月様にあったのよ。」

ナヌー!!

そんなの知っていたら、もう少しプレイのやり方、色々あったで・・・

いや、ないか。

というか第二章『太陽と月の物語』で『月がたくさん出現』してたし、何なら最後の方には、『太陽』と『月』の両方見てたし、、、↓

まさかの『月』に居るのに『月』を見るとは想像もしなかったでしょうよ!

いや、しかしつじつまは合っていますね。

私が見せられていた【リィンカネ】の世界 = 『檻(ケージ)』

そのものが、地球と人類の記憶が『月』に残されたもの。

その記憶の中の、『地球』から見た『太陽』と『月』を見ていただけなんです。

そして『檻(ケージ)』を襲う敵の本拠地は『地球』にある、ということ。

ここからは『ガンダム』ばりに、月から地球へ戦いを挑むことになります!

機械生命体によって、占拠された『地球』へ。

まずは『衛星』を使って、ネットワークから地球へアクセスすることになります。

ここでニーアの世界観統一のためにも登場するのが!!

ヨルハ10号H型さんです。

▼敵の汚染を受けて横たわる10Hさん

ええ、【ニーア】シリーズファンならご存じ、【ニーアオートマタ】に出てくる10Hさん。

実は『機械生命体』という地球外の敵から攻撃を受けて、相打ちとなっていた『地球』。

この10Hさんこそが、『月面基地』である『月』から、占拠された地球奪還の時をうかがい、闘い続けてきた存在だったのです。

これで、【リィンカネ】が終わっても、【ニーア】シリーズに繋げた!というスクウェア・エニックス様の下心・・・いやいや、ファンの皆様のサ終を惜しむ気持ちも救われた、というものです!

下記は、『アンテナ』からアクセスする様子。↓

このアンテナの【修復】には、10Hさんに代わり、第二章で活躍した、「佑月」と「陽那」が挑みます。

このアンテナを修復する過程で、今見ている破壊された『地球』が現実なら、

そこでは、「佑月」と「陽那」が生活していた『地球』は無くなったのか?

という疑問が二人に生まれます。

その問いかけに、汚染から復活を遂げた10Hさんは、

『その地球が無くなったわけではなく、幾つもの選択肢の中の、パラレルワールドのようなもの』

と教えてくれるのです。

しかしその『地球』も、『檻(ケージ)』が崩壊すれば、跡形も無くなってしまうそうなのです。↓

『衛星』によるアクセスポイントを繋ぎながら地球に近づき、最後のアクセスポイントの、汚染を取り除きます↓

『地球』にそびえる、『巣箱』。

なんとか『地球』に入れた一行ですが、その姿は全員が『ポッド006(ママ)』に内包された状態で、動けるようになります。

『ポッド006(ママ)』に内包されて動く様子。↓

さて、相打ち後の『地球』はどうなったかと言いますと、、、 せっかく『地球』にアクセスするも、まるで『檻(ケージ)』ような、『地球』。

この『地球』の変化とともに、『檻(ケージ)』も変化していったと思われる、とのこと。

この地球へアクセスする際からの注意は・・・

【『地球』上でのバトルは、『檻(ケージ)』でのデータを呼び出せない】

という名目の元、全てのバトルが【地球に辿り着いたキャラクラーを用いての固定編成となる】

と表示されます。↓

??どういうこと?

と思ったら・・・

【ここから先は『キャラ強化』も『デッキ編成』も出来ませんよ!】

ということです!

筆者はここで何も分からんと、この境界線を超えてしまいました・・・

何とか育成していたキャラクターとデッキでこなせることにはなったのですが・・・

そして本拠地である『巣箱』を目指します。

この『巣箱』に近づくにも、センサーみたいな『対空システム』があり、突破にはいくつかバトルが必要です。

【リィンカネ】は永遠に不滅です!想いは【ニーア】シリーズへ。

いよいよ『地球』の現在の姿に迫るうち、闘いも終盤に迫ります。

『地球』が今の形になったのには、なんと【ニーア】シリーズのあのキャラが一枚噛んでいたのです・・・!

『彼』と『彼女』の概要

『対空システム』を突破するうち、なぜ『地球』がこのような変化をたどったのかが判明していきます。

人類の記憶と歴史を残した『量子サーバー』。

機械生命体に攻撃を受け、相打ちとなった『地球』は、もはやそれは『彼』という名の、『量子サーバー』の管理人によってただただ見守られていました。

しかし現状、管理しているのは、『彼女』。

ん?どういうこと?

というわけで現在の姿になった経緯を箇条書きにしてみました。

現在の『地球』=『巣箱』の経緯

・人類は地球上の巨大な大木の中に、『量子サーバー』という形で、全ての記憶と歴史を残した、それを『彼』という存在が見守っていた。

(ヨルハ10Hは月に『檻』という形で残された記憶を見守っていた。)

・『彼』はただただ、人類の歴史を見守るという役割のみ与えられていた。

・その無残な歴史を1人で見守るだけの『孤独』な世界に、永遠に1人なのを憂えた『彼』は、

『彼女』という存在を生み出した。

・二人存在すれば、いつまでも見続けられるし楽しかったが、やがて、『地球』の復活を願うようになる。

・『地球』の復活には、『量子サーバー』が抹消され、一から始めることが必要だと気づいてしまう。

たとえそれが2人の死になったとしても。

・ちょうどそこへ【カイネ】(by ニーアレプリカント)が現る。

*ここでの【カイネ】はかつて1人だったが仲間と出会い、また失ったとされている。

・【カイネ】によって『彼』は散り散りに消えたが、誤算で『彼女』はサーバー内に残ってしまう。

・今度は『彼女』が無の中で1人になり、誰も信じず『巣箱』に閉じこもる。

そして現在の形が形成された。

ここで【カイネ】は何処に行ったのか、、、と思われるかもしれないですが、そこはやはり結局、【ニーア】シリーズでまた会おうね♡というスクウェア・エニックスさんの計らいなのだと思います。

これで完全に【ニーア】シリーズ本体と繋がった感が出てきました!

【リィンカネ】仕様のカイネ↓

【リィンカネ】思い出のキャラクターはコレ!

やっぱり断然No.1!『フィオ』!

さて、『巣箱』のなかの『彼女』の事情を知った一行ですが、とはいえこの『巣箱』閉じこもり状態をなんとかせねばなりません。

しかし一旦、全キャラクターの使用が制限されます。

そこで最後のカギとなるのが、そう!

やはり【リィンカネ】思い出のキャラクターNo.1の『フィオ』ちゃんなんです。

第一章の『フィオ』ちゃんと『カイブツさん』との旅については、下記のリンクでも詳しく解説していますのでご覧ください。

https://chara.ge/nier/nier_reincarnation_nier_series_new_chapter_last_chapter_release_story_complete_review/

『フィオ』ちゃんは『檻(ケージ)』での旅を通して、誰かを信じることを貫き、そしてそれを受けた『カイブツ』さんもまた、どんな姿であってもその信頼を返すことを貫きました。

そして、ここではプレイヤーともリンクして、その『祈り』が通じたことにより、『檻(ケージ)』とのアクセスが確立、再び全キャラクターの使用が可能になります。

そしてここで、いよいよ最終バトルですが、要注意です!

先に述べたようにもうキャラクター強化、武器強化、オトモ強化などは全て封印されています。

またデッキ一覧も呼び出せませんので、今持てる全てのチカラで最強のデッキを組むしかないんです、、、

なんと恐ろしい、、、

ちゃんと見ずに来てしまった、ということで戦力足らずのこのデッキですが、もうこうなったら好きなコスチュームのキャラを編成して出来る限りでやったら、クリア出来ました。↓

『フィオ』の色々なコスチュームも思い出深い!

さて【リィンカネ】の大黒柱とも言える『フィオ』ちゃんの様々なコスチュームも、最後のガチャを引きまくったり、メダル交換しながらゲットしてみました。

さすがにリターン組としては、放置の間にジェムだけは貯まっておりました、、、

『フレンリーゼ』狩人の正月コスチューム他も美しい!

このバトルで使用した、個人的に好きな『フレンリーゼ』の和装コスですが、全体的にやはり『フレンリーゼ』は見栄えも美しく、戦力が高いので好きなキャラクターでした。

名残惜しいのでここに色々なフレンリーゼを。↓

『アケハ』【リィンカネ】お姉さんキャラも色々な姿で登場。

そしてなんといっても実に様々なコスチュームに扮装してくださった、唯一無二のお姉さま、アケハ。

殺し屋というバックボーンストーリーもさることながら、立ち居振る舞いの美しさが思い出です。

以下、さまざまなコスの『アケハ』↓

以下、和装コス、夏仕様コス、天祀司コスの『アケハ』と続きます↓

さいごに

さて、もうサ終となってしまう【リィンカネ】なのですが、わたくし筆者の思いはこれでも書ききれませんでした、、、

とくに終幕のシーンは涙無しに語れないのです。

最後の第三章『ヒトと世界』の詳しい考察は、次回に持ち越したいと思います。

【ニーアリィンカーネーション】よ、永遠なれ!

次回も、思い出に浸りたい方、締めくくりをきちんと振り返りたいと思いますので、ぜひまたのお越しをお待ちしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ライター紹介

かばマネージャー
常時3つのソシャゲとswitch内2種のゲーム攻略で、寝不足のかば。改め、かば Likeなマネージャー。営業マンのストレスからかゲームに打ち込む日々。

意外な特技はフランス語、趣味でフランスのYou Tuber発掘と日本文化と日本のゲーム紹介You Tubeを時々アップしています。

ゲームが上手くなりたい、強くなりたい、でもなれない・・・そんな葛藤を持ちつつ、一流ゲーマーを夢見て今日も日本の素晴らしいゲームを紹介していきます。
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