ウソッキー、お前やれるのか・・・?
自分、やれます!
そう語るのは、今や見る影もないポケモン、ウソッキーである。
いや、「今や」というのは語弊があったかもしれない。
今も見る影がないというべきだ。
なぜ、彼が自信ありげにそう言えるのか。
我々はウソッキーの自信の秘訣に迫ってみた・・・。
- ウソッキーは種族値以上の活躍ができる!
- 「がんじょう」によりさまざまな戦術を生み出せる!
- 「いしあたま」による「もろはのずつき」「ウッドハンマー」が強力!
- 素早さが遅くても問題なし!「ふいうち」が役に立つ!
- 「カウンター」と「がんじょう」の相性が良い!
- 「がむしゃら」と「がんじょう」の相性が良い!
- 「イバンのみ」との相性が良い!
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
ウソッキーの種族値は種族値詐欺
ウソッキーというポケモン、種族値が低いとお思いですね?
確かに合計種族値410しかなく、進化系にしてはかなり低い数値です。
ですが、よく見てみると、特攻種族値・特防種族値、素早さ種族値が低くなっています。
しかし、攻撃種族値・防御種族値が高いため、実際のところ、合計種族値410とは思えないほどの強さを発揮してくれるのです。
優秀な特性
そして、その強さを確たるものにしてくれているのが特性。
そう、ウソッキーの特性は「がんじょう」「いしあたま」「びびり」
一般的に「がんじょう」「いしあたま」がウソッキーには採用されますが、「びびり」も決して弱いわけではありません。
それぞれの強みに関して、簡単に説明していきます。
まず、「がんじょう」ですが、前述したとおり、ウソッキーは特殊種族値が低く、特殊技であれば、一撃で倒されてしまうこともあります。
つまり、「がんじょう」が発動しやすいということです。
ということは、イバンのみを発動できるということにもなります。
相手が特殊型のポケモンだからと言って決して、不利対面にはなりません。
相手に先制技がなければ、イバンのみとあわせて、2回攻撃できるということです。
もちろん、ウソッキーの攻撃種族値では火力が足りないこともありますが、本来倒せないはずのポケモンを倒せる可能性があるということは大きな強みになるかと思います。
がんじょうといしあたま
さらに、ウソッキーは「カウンター」を覚えられることから、がんじょうで攻撃を確実に耐えて、カウンターで相手を倒すといった芸当も披露できます。
続いて、「いしあたま」の強みですが、これはウソッキーの強さの秘訣でもある「もろはのずつき」「ウッドハンマー」を使用した際に、自身が反動ダメージを受けることがないということです。
これはせっかくの耐久値を下げることなく、高火力技を使用できるということです。
ここまでの内容でウソッキーが種族値以上の強さを誇り、特性も優秀であることがお分かりになったかと思います。
では、もう少しそれぞれの特色を深堀して解説していきます。
がんじょうの強みに関して
素早さが遅く特殊耐久が低いウソッキーですが、「がんじょう」であれば、確実に相手の攻撃を受けて反撃することができます。
というのは当たり前のことですが、そこから「イバンのみ」「じゃくてんほけん」「カウンター」を生かした活躍が期待されます。
防御が高いと言っても、いわ単タイプ。
弱点を突かれやすいタイプであり、火力がインフレしたこの対戦環境では、1発耐えられるかどうかです。
それならば、がんじょうで確実に相手の攻撃を耐えて反撃する、そのほうが有意義であるとわたしは考えます。
- がんじょうで確実に相手の攻撃を耐える
- がんじょうにより戦術が広がる
- 物理耐久が高いからと言っても過信はできない
いしあたまの強みに関して
特性がいしあたまであれば、採用すべき技に「もろはのずつき」「ウッドハンマー」があります。
いずれも高火力であり、相性補完も取れています。
特に、ウッドハンマーはヒスイウインディとの区別化にも繋がり、ヘイラッシャ、水ウーラオス、ガチグマへの最高打点にもなります。
- いしあたまは「もろはのずつき「ウッドハンマー」を生かすことができる
- ウッドハンマーはヒスイウインディとの区別に必要
- ウッドハンマーはヘイラッシャ、水ウーラオス、ガチグマなどへの有効打
ふいうちの強みに関して
素早さが遅いポケモンの先制技ほど役に立つことはありません。
ウソッキーも素早さが遅いながらも、「ふいうち」を覚えられます。
これは、ハバタクカミのような高速で物理耐久が低めのポケモンを倒せる可能性が生まれるということを意味します。
そして、当然、黒バドレックスやサーフゴーのようなランクバトル(ランクマッチ)で使用率が高いポケモンに対しても大きなダメージを与えられるということが、このふいうちの強みです。
- 素早さが遅いポケモンの先制技は強力
- 「ふいうち」があることで本来倒せないポケモンも倒せるようになる
- 「効果は抜群」の相手に対してはさらに有効
カウンターの強みに関して
「カウンター」の強みは、タイプ相性やステータスを無視して、確実に相手を倒すことができる。
これに尽きます。
例えば、カイリューやランドロス。
うまくいけばカウンター1発で倒すことができます。
もちろん、がんじょうでHP1で耐えて、カウンターで倒しても、ウソッキーは素早さが遅いで次のポケモンに倒されて終わりです。
ですが、イバンのみを持たせることで、次のポケモンにも痛い一手をお見舞いするこもできますし、ふいうちでHPを削っていくこともできます。
つまり、ウソッキーにはカウンター後の選択肢があるということです。
- カウンターでタイプ相性を無視して倒すことができる
- カウンター後の立ち回りに選択肢が生まれる
がむしゃらの強みに関して
「がんじょう」から繰り出されるカウンターと同様に、「がむしゃら」も強力です。
素早さが遅いウソッキーは、大抵は後攻でがむしゃらを使用することになります。
ですが、前述した「ふいうち」のおかげで、次のターン、相手を倒すことができます。
仮に「ふいうち」を読まれるならば、もう一度、がむしゃらを選択することで、うまくいけば、相手のポケモン2匹のHPを1にできるというわけです。
- がんじょうで攻撃を確実に耐えて、がむしゃらを決めることができる
- がむしゃら後のふいうちは読まれやすいが、逆手にとって2度連続でがむしゃらを成功させよう!
イバンのみの強みに関して
先ほど少し触れましたが、イバンのみの強みは「がんじょう」と相性が良いということ。
ウソッキーの場合は弱点を突かれやすく、特殊耐久が低いので、がんじょうとイバンのみの発動機会は比較的多くなります。
するとどうでしょう、本来倒すことができなかったポケモンを倒すことができる、といったことが起こり得るのです。
- イバンのみは「がんじょう」と相性が良い
- ウソッキは―「がんじょう」を発動させやすいのでイバンのみの発動機会が比較的多い
- 本来倒せなかったポケモンを倒せるようになる
本記事のまとめ
- ウソッキーは種族値以上の秘めた力を持っている
- 「がんじょう」は戦術を広げる
- 「いしあたま」は反動ダメージがない安心感がある
- 素早さが遅いポケモンの「ふいうち」は強い
- 「カウンター」で本来倒せないはずのポケモンを倒せる
- 「がむしゃら」と「ふいうち」の組み合わせが強い
- 「イバンのみ」と「がんじょう」は相性が良い
ここまでウソッキー氏に自身の強みを話してもらい、改めて、わたしはこう問いかけた。
ウソッキー、お前やれるのか・・・?
ウソッキーは一瞬の沈黙もなくこう答えた。
はい!自分やれます!
その言葉を信じて、ともにランクバトル(ランクマッチ)へと駆け出したわたしたちを待ち受けていたのは、強者たちからの洗礼であった。
ライター紹介
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