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サンダーに哀しき過去･･･
ぼうふう！ダイジェット！せいでんき！
いずれもサンダーの強さの象徴です。
しかし、それらがなかった「哀しき過去」がサンダーにはあるのです。
今回は、そんなサンダーの哀しき過去とは一体どのようなものだったのかをみなさまにお届けいたしますので「昔のサンダーのこと知らないんだよね」「もっと知りたいなサンダーのこと」という方は、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
- サンダーに哀しき過去･･･
※本記事は3分ほどでお読みいただけます。
※内容はポケットモンスターブラック・ホワイト（ポケモンBW）中心となります。
特殊ひこう技
ぼうふう、ありません。
エアスラッシュ、ありません。
エアカッター、ありません。
ついばむ！ドリルくちばし！そらをとぶ！ゴッドバード！あります！！！
ひこうタイプであり、特攻が高いサンダーであるのに、このようなことがあって良いのでしょうか。
あるのは、物理ひこう技ばかり。
当時のサンダーの特殊ひこう技は「めざめるパワー」のみだったのです。
しかし、めざめるパワー（ひこう）は汎用性に欠け、当時はめざめるパワーの厳選も難しかったため、採用している型はほとんどおらず、かくとうタイプに有利でありながら、抜群で攻撃することができない、というのが当時のサンダーです。
- 特殊ひこう技は「めざめるパワー（ひこう）」しかなかった時代がある
- ひこうタイプでありながら、ひこうタイプを覚えていないこともしばしばあった
特性
サンダーの夢特性は「せいでんき」ですが、ポケモンBW時点での夢特性は実は「ひらいしん」だったのです。
しかし、ポケモンBWでは「ひらいしん」は解禁されることなく、ポケモンXYで夢特性が「せいでんき」に変更された上で初解禁されたという哀しき過去があります。
ただ「せいでんき」は決して弱いわけではなく「せいでんき」だからこそポケモン剣盾であれほど活躍したとも言えます。
実際のところ「ひらいしん」と「せいでんき」どちらが強かったのでしょうか。
- 本来の夢特性は「ひらいしん」だったが、ポケモンXYで「せいでんき」に変更された
哀しき育成論･･･
アタッカー型
「ぼうふう」もなければ「エアスラッシュ」もないサンダーをアタッカーとして運用する際には、ひこう技が採用されないこともありました、いや、ひこう技を採用できないことがありました。
アタッカー型で当時採用されていた主な技は「10まんボルト」「めざめるパワー（こおり）」「ねっぷう」「ボルトチェンジ」「はねやすめ」です。
特殊のタイプ一致ひこう技を入れるとなれば「めざめるパワー（ひこう）」しかありませんでした。
実際のところ、ポケモン剣盾までは、ほぼひこう技なしで過ごしてきたのです。
- ひこうタイプでありながら、ひこう技がないことが弱点
プレッシャー型
今でこそ、サンダーの特性は「せいでんき」が大半を占めていますが、過去には「プレッシャー」を生かした型も存在しました。
このプレッシャー型は、相手のPPを削ることを目的としていて、「みがわり」「はねやすめ」「でんじは」といった技で相手のPPを削っていきます。
高火力特殊技「だいもんじ」「ハイドロポンプ」「かみなり」といったPPが少ない技をメインウェポンとするポケモンに対しては非常に有効な型であり、決して弱いわけではありません。
- ポケモンXY以降も、敢えての「プレッシャー」を生かした型も存在する
- プレッシャー型はPPが少ない技をメインウェポンをするポケモンに有効
どくどく＋はねやすめ型
ポケモンUSUMまでは、あらゆるポケモンが「どくどく」を覚えられ、サンダーもその1匹でした。
特殊ひこう技がないこともあり、アタッカー以外に「どくどく＋はねやすめ」を生かした耐久型も流行しました。
通常、不利対面である「ポリゴン2」「ラッキー」「ハピナス」などにある程度有利に立ち回ることができるのが特徴です。
しかし、この型はポケモン剣盾で「どくどく」を覚えられなくなり、新たに「ぼうふう」を習得したことにより消滅するのでした。
- 「どくどく＋はねやすめ」の耐久型はポケモンUSUMまで存在した
- 通常不利対面である「ポリゴン2」「ラッキー」「ハピナス」などにある程度有利に立ち回ることができる
哀しきまとめ･･･
- ポケモン剣盾で「ぼうふう」を習得するまでは、ほとんど特殊ひこう技は採用されなかった
- ポケモンBW時点の夢特性は「ひらいしん」だったが解禁されることはなかった
- 覚えられる技の変化とともにサンダーの型も変化していった
サンダーに哀しき過去･･･
お分かりいただけましたか。
今でこそ、輝かしき戦績・活躍を誇るサンダーですが、過去にはタイプ一致技すら覚えられなかった時代があったのです。
サンダー
フリーザー
ファイヤーライター紹介
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