【ポケモンSV】きあいのタスキバシャーモが強すぎる件【バシャーモ育成論】

きあいのタスキバシャーモ強すぎ説

最近思うのです。

きあいのタスキを持たせたバシャーモこそ最強の型なのだと。

その理由は、きしかいせいを最大火力で使いやすいということにあります。

きあいのタスキを持たせることで、必ず「かそく」で素早さを上げることができ、「つるぎのまい」も使用できます。

そして、次のターン、A+2から繰り出される最大火力(200)のきしかいせい。

これを受けられるポケモンが存在するでしょうか。

いや、いません。

ほんのごくわずかなポケモンしか、このコンボは受けられないのです。

前置きが長くなりましたが、今回はきあいのタスキ型バシャーモの育成論をわかりやすく紹介していこうと思いますので、ここまでの内容で興味を持っていただけましたら、最後まで目を通してみてください。

具体的な内容は下記のとおりです。

  1. バシャーモときあいのタスキは相性が良い
  2. きしかいせい最大火力に敵なし!
  3. 相性の良いポケモンは「ドンファン」「イエッサン♂」
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます

バシャーモ育成論

タイプ
ほのおかくとう
特性
かそく
性格
いじっぱり
道具
きあいのタスキ
テラスタル
かくとう
種族値
H80
A120
B70
C110
D70
S80
努力値

A252


D4
S252
実数値
H155
A189
B90
C117
D91
S132
技構成
やけっぱちほのおのパンチと同威力なので、どちらを採用しても構いません。
やけっぱちは、きしかいせいがゴーストタイプに無効化された場合に威力が2倍になるので、比較的使いやすいかと思います。
きしかいせい最高火力にもなると、インファイトの威力(120)を大きく凌ぐ威力(200)で攻撃することができます。
タイプ一致で考えるとインファイト(180)、きしかいせい(300)、その差は歴然。
つるぎのまいやかくとうテラスタルとあわせて使用することで、タイプ相性が半減であろうと、確定1発で倒せるほどの火力を出すことができます。
つるぎのまいつるぎのまい+きしかいせいの火力を止められるポケモンは極わずかです。
交代読みやテラスタル読みといった面倒な要素を一蹴してくれるほどの超火力を実現することができる必須とも言える技です。
きあいのタスキを持たせることで、安心してつるぎのまいを積むことができます。
こらえるまもるでも構いませんが、きあいのタスキを持たせているので、相手のまもる読みで無償行動を許すことがあります。
一方、こらえるはたとえ、きあいのタスキが発動できなくとも、HPを1に調整することができます。
バシャーモは耐久が低いほうですが、それでも並みの耐久はあるので、きあいのタスキが発動しないこともしばしばあります。
そういったときに、確実にきしかいせいを生かせるようにできるのが、こらえるです。

相性の良いポケモン

バシャーモと相性が良いポケモンは「イエッサン♂」と「ドンファン」です。

その理由は以下のとおりです。

  • イエッサン♂はサイコメイカーで先制技対策ができ、いやしのねがいでサイコフィールドのターンを最大限に生かすことができる
  • ドンファンはステルスロック要員であり、相手のステルスロック対策要員でもある

イエッサン♂

このバシャーモの弱点が、先制技に弱い点です。

ですが、イエッサン♂であれば、「サイコメイカー」により先制技を防ぐことができます。

イエッサン♂を採用する理由は、サイコメイカーにしかないので、サイコメイカーが発動したら即座に「いやしのねがい」で退場しましょう。

詳細な育成論に関しては下記にまとめておりますので、宜しければ参考にしてみてください。

【ポケモンSV】イエッサン♂育成論、個体値を下げる理由

ドンファン

がんじょうやきあいのタスキの対策としてステルスロック要員」は必須です。

さらに、バシャーモ自身のきあいのタスキを守るために、相手のステルスロックの対策も必要です。

ドンファンはがんじょうであり、こうそくスピンやアンコールを覚えられるため、相手のステルスロック対策にももってこいのポケモンです。

ステルスロックの重要性は、きしかいせいでカイリューをも1発で倒せるようになる点にあります。

基本の立ち回り

  • ①初手ドンファンを選出、ステルスロックを撒く
  • ②ドンファンが倒されたあと、イエッサン♂を出す
  • ③バシャーモを出して、つるぎのまい→きしかいせい

①初手ドンファン

ドンファンは初手に出して、ステルスロックを撒いてアンコールするのが役割です。

相手がステルスロックを選択したときには、こうそくスピン→アンコールで相手のステロを阻止できます。

②2番手イエッサン♂

ドンファンの次に出すのはイエッサン♂です。

これはサイコメイカーで先制技を対策するためです。

イエッサン♂でそのまま全抜きできるということは、ほぼないので、いやしのねがいで即座に退場してバシャーモに託します。

③最後にバシャーモを出す

ステロを撒いて、サイコフィールドまで展開できたら準備完了です。

最後にバシャーモを出して、つるぎのまい→きしかいせい で全抜きしていきます。

※きあいのタスキが発動していない場合には、こらえるでHPを調整してください。

対策・弱点

ヘイラッシャ

てんねんにより、つるぎのまいのA上昇が無視されるので、かくとうテラスタル込みのきしかいせいでも倒せません。

ですが、バシャーモもさすがの火力で、HBヘイラッシャを確定2発で倒せます(156 ~ 184 (60.7 ~ 71.5%) 確定2発)

ソウブレイズ・シャンデラ

今回の技構成のバシャーモは、もらいびのソウブレイズ、シャンデラに一切有効打がありません。

ステルスロック

ステルスロックだけは絶対に撒かせてはいけません。

ステロがあると、きあいのタスキが機能しなくなり、きしかいせいのHP調整が困難になります。

そういった意味でも、バシャーモにはまもるではなく、こらえるの採用を推奨します。

でんじは

主にバシャーモと対面したハバタクカミやサーフゴーが使用してきます。

でんじはを受けても、かそくでSを上げることはできますが、痺れる可能性を考えると戦況は不利になります。

ゴツゴツメット

最高火力のきしかいせいは、とてつもない火力ですが、ゴツゴツメット持ちに対して攻撃してしまうと、自身が倒されてしまうので注意が必要です。

特にラティアス、カイリューに多く見られます。

きしかいせいをケアした立ち回り

あまり読まれることはありませんが、きしかいせいを警戒してバシャーモのHPを削り切らない技で攻撃してくるのは苦手です。

ただし、HPが中途半端に削られてしまった場合には、こらえるで調整することができます。

下準備が必要

ここまで、ドンファンとイエッサン♂が必要であると説明しましたが、バシャーモ単体でも活躍させることはできます。

ですが、ステルスロックや先制技が非常に多いこの対戦環境で、安定した活躍をさせるためには、どうしても下準備が必要になってきます。

本記事のまとめ

  • バシャーモの最強の型は「きあいのタスキ+きしかいせい」
  • タイプ相性をも無視した超火力を実現できる
  • イエッサン♂、ドンファンと相性が良い

というわけで、今回はバシャーモの最強の型について解説しました。

本記事でこの「きあいのタスキ+きしかいせい」のバシャーモがいかに強いのかを知っていただければ幸いです。

もちろん、バトンタッチ型やインファイトやくさテラスタルのバシャーモも非常に強力です。

ですが、カイリューやランドロスを半減のきしかいせい1発で倒せるさまを一度見てしまうと、もうほかの型でバシャーモを使おうなんて思えなくなるのです。

一種のドラッグですよ、これは。