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覚えるべき役はまだあった⁉︎
前々回の初心卒業計画第3回で役についてお話しをしました。
その時は覚えるべき役5選ということで、リーチ・タンヤオ・役牌・ホンイツ・チートイを主に紹介しました。
この5つだけでも、段位戦の最初である「銅の間」では、アガりに関してはほぼ問題ないと思います。
しかし、初心をもっと早く卒業するためだったり、初心を卒業した後のためには、もう少しパワーアップしたいところです。
今回は、5つの役を覚えた人が、より一層パワーアップするための記事にしました!
- 得点アップするためには「平和」「三色同順」「一気通貫」も覚えよう!
- 三色同順と一気通貫を作るには、「タネ」を活かせ!
- 鳴いても三色同順と一気通貫はアガれる!
この記事は4分ほどで読むことができます。
5つの役についてまだ覚えきれていない方はコチラの記事もお読みください。
三色同順と一気通貫を覚える前に「平和(ピンフ)」を覚えよう!
実は、平和は第3回で5つの役からの番外編で少し紹介しています。
簡単に言うと、平和は3人兄弟が全て年子である役です。
しかし、3人兄弟が年子である以外に
- 鳴いたらダメ
- 双子が役牌だったらダメ
- テンパイがリャンメンじゃないとダメ
という条件もあります。
なので、これは平和ですが
これは平和になりません。。。
また、ポン、チーしてるからこれも平和はつきません。
ちなみにこの手は、タンヤオは成立します。
いろいろな条件はありますが、これらの条件をマスターできたら平和は使える武器になります!
平和の強さ
第3回でも出した私の役のアガリ回数ですが、
ピンクでマークされているのが、第3回で紹介した5つの役+平和です。
回数で言うと、リーチに次いで2番目に多いです!
また、平和はタンヤオと重なることも多く、これにリーチもつけると、このセットだけで3翻あり、3900点以上が確定しています。
つまり平和は
- 他の役を重ねやすいから、点が高くなりやすい!
- リャンメン待ちなので、アガリやすい!
という強みがあります!
しかし、これから説明する三色同順と一気通貫と重ねると、もっと得点が上がりますよ?
三色同順(さんしょくどうじゅん)
一般的に「三色(さんしょくorさんしき)」と呼ばれています。
チュートリアルにもあるように、萬・丸・緑のそれぞれで同じ数字の年子を揃えたら成立します。
ちなみに三色同刻(さんしょくどうこう)という役もありますが、私も1回しか見たことないくらいのレア役なので、こちらは気にしなくていいです。
三色は門前(1回も鳴かない)で2翻、鳴いて1翻になる役です。
これは、234で三色ができています。
萬が少しわかりづらいですが、「234」と「345」の年子が2つできています。
丸でも234ができて、緑が24で3の歯抜け待ち(カンチャン)でした。
緑の3だけでしかアガれませんが、逆に言うと234の三色が確定しています。
そこに緑の3を見事ツモ!
リーチはかけていませんが、門前だったので門前ツモもついて、さらに親だったので11700点(3900オール)の加点でした。(対戦相手のアガリだけど。。。)
一気通貫(いっきつうかん)
こちらは一般的に「一通(いっつう)」と呼ばれています。
こちらは、萬・丸・緑のどれかだけで、123と456と789の年子を3組揃えたら、成立します。
つまり「123456789」を揃えるということとも言えます。
一通も三色と同じく、門前で2翻、鳴いて1翻になる役です。
これは、3萬が双子になってます。
緑の形がわかりづらいですが、123、456、789ができていて、12のペンチャン待ちが残っています。
つまり、一気通貫の形は完成しています。
そこに緑の3をツモ!(三色の説明の時も緑の3ツモでしたね^_^;)
リーチかけてないけど、門前だったので(これまた三色の時と一緒。。。)7900点(子2000、親3900)のアガリとなりました。
また、おまけに一盃口(イーペーコー)という役もつきました。
三色や一通をアガるためには「タネ」を見逃すな!
三色や一通をアガるためには、配牌の時点が一番大事と言えます。
それは、三色か一通のタネがある配牌の時にアガりやすいからです。
これは、2萬が引けたら123の三色、4の丸とか引けたら345の三色が見える、タネがいっぱいあると言える配牌です!
しかも、ドラが2つ(北)あってアガれたら高得点の可能性もあります。
緑の4が来て、345の三色が濃くなりました。
おや?赤ドラの丸の5まで引けましたね!
345の三色+ドラ2+赤1の5翻の12000点(親)が見えてきました!
こういった三色や一通のタネになるものを切らずに大切に育てましょう!
また、今回の手配では、平和は難しいですが、ドラを絡めることで高得点が見込めるようになりました。
しかしドラがなくても、平和まで絡めることができたら、「リーチ、門前ツモ、タンヤオ、平和、三色同順」で合わせて6翻の跳満12000点(子)か18000点(親)という高得点も夢じゃなくなります!
三色や一通は鳴いても使える!
鳴くとアガれなくなる平和と違って、三色と一通は、1翻には下がりますがアガることができます。
つまり、ドラがあれば鳴いても高得点が狙える時もあります。
この手配は、先ほどの三色や一通のタネについてお話をした時の画像の続きです。
ドラが北で、萬を345でチーして、345の三色が確定しています。
そしてドラの北が3つ子になりました!
ここから緑の9を捨てると、丸の4が歯抜け待ちで「三色、ドラ3、赤1」の5翻の満貫12000点(親)のテンパイになります!
結果的には4の丸をツモって12000点(4000オール)をゲットしました♪
また、ドラがなくて1翻の1000点でも、自分がトップ目でアガって局を進めたい時にも使えます!
また、一通の場合はホンイツと重なる可能性もあります!
鳴いてアガればそれだけで3翻3900点が見込めます。
それにドラや役牌もあれば、8000点の満貫も見えてきます!
点数が欲しい局面や局を進めたい時は、鳴いて三色や一通を狙うこともしてみましょう!
三色や一通ばかりでは勝てない⁉︎
三色や一通は、アガった時に点数を高くできるだけでなく、形もキレイです。
しかし、三色や一通はいつでもアガれるとは限りません。
少し無理して、三色や一通を狙って高得点を狙うか、得点は低いけどアガリやすくするかの判断が必要になります。
この配牌は、うっすらと123の三色が見えはします。
実際私も薄い可能性にかけて三色に向けて進行して、緑の5を切りました。
ところが。。。
赤ドラの緑の5を引いてしまいました。。。
緑の5は捨てているし、三色に向かっているなどもあったので、泣く泣く赤ドラ緑の5を切りました。。。
これ以降も手がまとまらず、相手の親の白ポンもあったりで、アガることもできず、守備も中途半端な局になってしまいました。
三色にこだわらずに手を進めた方がよかったかな、と反省です。。。
三色や一通はアガれた時に、点数が高いだけでなく、形もキレイです。
なので、ついつい三色や一通を夢見がちになります。
しかし三色や一通以外にも、門前であれば「リーチ」という、とても強く、得点もアップする役がありましたよね!
三色や一通で得点アップを目指すのはいいですが、無理し過ぎない程度に狙った方がいいと思います。
さいごに
第3回で覚えた5つの役に加えて、今回は平和、三色、一通の3つの役が加わりました。
今回の3つの役は、得点アップが狙えるのと同時に、局を進めたい時にも使える、ある意味オールマイティに使えるとも言える役です。
また平和を覚えたことで、タンヤオや三色、一通と重ねると「アガリやすい+高得点」という最高の形を作ることもできます!
一方で、三色や一通はアガれる回数自体はそこまで多くないので、使い所の見極めが重要な役とも言えるでしょう。
次回の初心卒業計画はコチラ!
ライター紹介
- 麻雀、雀魂が大好きなクルクルと申します。
勝手に付けた麻雀の二つ名は「立直(リーチ)抜刀斎」です。
アイコン画像は嫁さんが作ってくれました!
麻雀以外にもポーカーや将棋などのいわゆるマインドスポーツ(頭脳スポーツ)が好きなので、雀魂以外にもゆくゆくポーカーなどのゲームについても紹介できたらいいなと思います^_^
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