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弾幕シューティングの金字塔
弾幕シューティングの名作『怒首領蜂大復活 HD+』。
念のため…「怒首領蜂」は「どどんぱち」と読みます。
2Dシューティングはゲームの王道のはずなんですが、人気はイマイチ…。
というか、現在はゲームの本流から完全に外れた印象です。
とはいっても、根強い人気があるのも事実。
今はストーリー性が求められる時代なので、単に撃ちまくるだけのシューティングゲームは今ひとつ人気がないんです。
しかし、何もかも忘れて没頭できる「弾幕シューティングが一番!」という人は多いはず。
今回は、AppleArcade唯一の弾幕シューティングゲーム『怒首領蜂大復活 HD+』の紹介です。
- 何もかも忘れて戦え
- 反射神経だけが頼り
- 神経を研ぎ澄ませろ
- 弾幕SHTはスマホに合ってる
- もちろん押しっぱなしのフルオート
- 当たり判定は意外と緩い
この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
『怒首領蜂大復活 HD+』の歴史を簡単に
前作の『首領蜂』から1997年に『怒首領蜂』として登場しました。
元はアーケードゲーム向けの縦シューティングゲームです。
そして、コンシューマー向けのセガサターンやプレイステーションに移植。
次世代機と呼ばれるゲームマシンでも1画面最大245発という凄まじい数に処理落ち必至です。
この処理落ちが逆に自機を助ける結果になるので、あながち悪いというわけではなかったのもSHTゲームあるあるでしたね。
『怒首領蜂』はいろいろな派生型が有り、前作は『怒首領蜂 大往生』でした。
これでシリーズも終わり…というわけではなく、6年後の2008年に復活。
さらにパワーアップして、スイッチやXbox360、iOSなどに移植されました。
そして、最新作の『怒首領蜂大復活 HD+』が2021年にAppleArcade向けにリリース。
このゲームしたさにArcade会員が増えたとか増えなかったとか…。
スマホならではの操作感
古くからのシューティングゲームファンでしたらわかると思うのですが、“弾幕シューティング=避けシューティング”なんです。
なので、ゲーム機のジョイスティックでは自機の微細な動きができないので、弾幕シューティングゲームにも限界がありました。
しかし、スマホのタッチパネルでは、そういった微細な動きというか、きめ細かでなめらかな動きが可能となりました。
ですので、ジョイスティックだと神業ともいえる“避け”が、スマホのタッチパネルだと簡単にできるようになります。
緻密なグラフィック
『怒首領蜂大復活 HD+』はAppleArcade会員だけですが、他にもAndroid向けの『弾幕シューティングゲーム』はあると思うので、確認してみるのもいいかと思います。
スマホみたいな小さな画面で、『弾幕シューティングゲーム』なんかできないよ…という声もあります。
しかし、やってみるとこれが見やすくてゲームの進化はすごいなと思います。
緻密なグラフィックに驚嘆しますよ。
それとちょっとしたアドバイスなのですが、スマホにガラスフィルムを貼ってると思います。
横から見えにくい“目隠しシート”は若干のブレがあるような気がするのでオススメできません。
これは参考までに。
※旭硝子製のガラスフィルムがオススメですよ
3Dシューティングもいいのですが、弾幕SHTなら2Dがベスト。
五感がヒリヒリするような感覚を是非お楽しみください。
ショットは撃ちっぱなしのフルオート
ショットはもちろんフルオートです。
なので、右手親指は常に押しっぱなしでOK。
そのため、左手親指で“避け”に専念できます。
序盤からいきなり、「これは無理でしょ」「避けきれない」という場面に遭遇します。
物理的にどうしようもないというときは、そうなるように追い詰められているからです。
画面の最下部にいて、弾道を確認するときに思い切って画面の中程まで動いたほうが避けれる可能性があります。
これは、弾幕SHTの慣れなのですが、弾道をあらかじめ予測する感覚を磨かないと序盤で死にまくります。
「これは無理だ」「どうしようもない…」と思っても、一応避ける気概を見せましょう。
当たり判定が緩めなので、ちょっとかすったくらいなら避けることができます。
さらに、「当たった」と思っても、何事もなかったかのようにゲームが続く場合も多いです。
なので、最後まであきらめずにヒリヒリしながらゲームを続行してください。
テクニックを駆使して突き進め
『怒首領蜂大復活 HD+』では、アーケードモードの他にスマホオリジナルモードがあります。
どちらで十分に弾幕SHTの世界を堪能できます。
操作の面でもう一つ補足します。
補足というよりも大事なところです。
微細なコントロールが可能という説明をしましたが、ジョイスティックのように移動速度が一定でないところが素晴らしいんです。
どういうことかというと、ゆっくり動かせば細かい動きができますし、早く動かせば素早く逆サイドに移動できます。
指の動きに合せた動きができるという説明が一番わかりやすいでしょうか。
これは、普通のジョイスティックには真似のできない芸当であり、ここにスマホが弾幕SHTに合うというところなんです。
この細かな動きは体験すれば感動すること間違いなしです。
敵の弾を相殺できない
敵の弾を自機の弾で相殺できればいいという声もあるし、そういったゲームもあるんですが、それが可能だったら、弾幕SHTではありません。
ゲームバランスがグダグダになってしまうでしょう。
『怒首領蜂大復活 HD+』では敵の弾を自機の弾で相殺できないので、そこはこのゲームのこだわりというか真骨頂といっていいでしょう。
自機の攻撃もすごいので、敵の弾が見えにくいという声もあります。
しかし、目をこらして見ればしっかりと弾幕が見えるようになります。
おかしなというか理不尽な動きの弾道はないので、ひたすら集中して避けるようにしましょう。
何時間かの格闘の末
どのくらい死んだかわかりませんが、そこはAppleArcade。
アプリ内課金はありません。
この手のアプリ内課金はどんなものかもわからないのですが、ひたすら避けまくり、避けきれずに死んで、復活して避けまくるを繰り返します。
とりあえず、撃ちっぱなしなので、避けまくっていれば、いずれは敵を倒すことができます。
こちらもやられてやり直しになるのですが、やりこむほどに先に進んでいくのです。
力技というか、ある程度パターンがあるのでこの弾幕はこうやって避ける、というのがわかってくるんです。
曲がりなりにも学習能力を活かせる瞬間ですが、元々こういったシューティングゲームが好きで、腕に覚えがあるという人は、一周目のクリアは難なく達成できると思います。
2周目は更に厳しい
2周目はさらに弾幕が厳しいです。
というよりも画面一杯に弾幕が広がり、逃げるスペースがない状態に…。
これはどうしたらいいの?無理でしょ?
といった声にならない声が脳内にこ響きわたります。
そういった状況になる前に動かなければいけないのは、序盤から同じなのですが、2周目以降はさらに厳しくなります。
この辺りも“死んで憶える”しかないのですが、端に追い詰められる状況になることだけはしないようにするしかありません。
たまにYouTubeなどで、何年もクリアできなかった弾幕シューティングをついにクリア!
なんて動画がありますが、いつの日にか『怒首領蜂大復活 HD+』のフルコンプリート動画を見てみたいものです。
※ちなみに掲載画像の弾幕はたいしたことないのでは?といった声が聞こえてきそうでが、すべてプレイ中の画像です。
なので、たいへんなときにスクショの余裕がないので、比較的緩やかな画像となっています。
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