【幻想水滸伝 I&II HDリマスター】に備えて!知っておきたい世界観と紋章の秘密

108人の仲間と共に!紋章を巡る壮大な物語にのめり込もう!

2023年に発売を予定している『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』。

しかし、元となるゲームが発売されたのはなんと1990年代!

20年以上前のゲームを今やっても楽しめるのか、世界観はどうなのか、ストーリーが薄かったら、好きなキャラクターが見つからなかったら?

そんな不安を取り去るべく、皆様に幻想水滸伝の壮大な世界とゲームの要となる紋章、そしてキャラクターの魅力をご紹介したいと思います!

今回の内容は…

  1. 幻想水滸伝ってどんなゲーム?
  2. 「紋章」って何?
  3. キャラクター紹介!
  4. 本編を忘れて楽しめるミニゲーム!

こんな感じでしょうか?

この記事は7分で読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいただければうれしいです!

幻想水滸伝とは?

『幻想水滸伝』とは1995年にコナミより発売されたRPGゲームシリーズのことで、名前の通り中国の四大奇書である『水滸伝』が元となっています。

戦闘のテンポの速さや世界観をより深くする紋章、そして主人公含め108人の仲間たちが織り成す濃厚なストーリーが人気を集めている作品です。

広大な幻想水滸伝の舞台

幻想水滸伝の世界には巨大なハルモニア神聖国を筆頭に、赤月帝国やハイランド王国などさまざまな国家や都市が存在するのが特徴で、太陽暦という独自の暦も持っています。

また、『幻想水滸伝I』から『幻想水滸伝Ⅴ』までの5作品はすべて時系列がつながっており、『幻想水滸伝I』から3年後の舞台が『幻想水滸伝II』です。

人間だけじゃない!多種多様な種族

人間はもちろんエルフドワーフといったファンタジーにはおなじみの種族が生息しています。

それだけでなく、背中から大きな翼を生やしたウイングホード、犬によく似た見た目のコボルトなど多種多様な生物がいるのも特徴です。

ゲームでは各地方の歴史や、種族の違いによる争いなどさまざまな問題を垣間見ることができます。

トラン湖周辺

『幻想水滸伝I』の舞台となるトラン湖周辺は、ハルモニア神聖国から独立した赤月帝国により支配されています。

帝国を納めるバルバロッサ・ルーグナーはかつて名君と呼ばれていましたが、ストーリーが始まる頃には圧政を強いる暴君へと変貌してしまいました。

そんな帝国に反旗を翻すために結成されたのが「解放軍」です。

ちなみに、主人公の父親は赤月帝国の将軍であり、主人公も赤月帝国出身となります。

ハイランド周辺

圧倒的な軍事力を誇るハイランド王国と、ミューズ市・サウスウィンドウ市・トゥーリバー市・ティント市・グリンヒル市・マチルダ騎士団によるジョウストン都市同盟との争いが長年続いている地域で、『幻想水滸伝II』の舞台です。

シリーズの中でもっとも巨大な国で世界の支配者ともいえる「ハルモニア神聖国」のほか、トラン湖周辺の地域も近辺に存在します。

『幻想水滸伝II』は『幻想水滸伝I』から3年後であるため、もしかしたら3年後のトラン地方を見ることができるかもしれません。

ゲームの根幹をなす「紋章」

幻想水滸伝というゲームの最大の特徴であり、ストーリーの根幹となる存在。

それが「紋章」です。

主人公を含め仲間たちは最大で右手・左手・額の三か所に紋章を宿すことができ、宿した紋章に応じてさまざまな特殊能力、魔法を発揮できます。

「火の紋章」であれば攻撃技、「水の紋章」であれば回復技といったように、紋章の特性に応じた効果が発動し、ゲームを有利に進めることが可能です。

魔法や能力向上などさまざまな効果を発揮!

紋章には火や水といった魔法が主体となる紋章のほか、キャラクターの物理攻撃を向上させる紋章も存在します。

そのため、紋章なら何を宿してもよいというわけではないのです。

たとえば、物理攻撃のステータスが高いキャラクターに火の紋章を宿しても真価は発揮できません。

逆に、魔法主体のキャラクターに物理能力を向上させる紋章を宿しても十分な効果は見込めません。

このように、キャラクターのステータスに合わせて誰に、どの紋章を宿すのかを考えるのもこのゲームの魅力といえるでしょう。

また、特定のキャラクターの身が所持しており付け替えができない固有の紋章も存在し、使い方によってはより有利に戦闘・攻略を進めることができます。

27の真の紋章

固有の紋章であり、ほかの紋章よりも強力でストーリーにも大きく関わる紋章があります。

それこそ、「27の真の紋章」です。

27の真の紋章を宿した者にはほかの一般的な紋章とは比べ物にならないほどの強大な力と共に不老不死が与えられますが、同時に紋章の呪いを受けることにもなります。

たとえば、『幻想水滸伝I』に登場する「生と死を司る紋章(ソウルイーター)」は、宿主と親しい家族や友人の魂を喰らうことで力を強め、その結果大きな戦争を引き起こしてしまいます。

このように、幻想水滸伝のストーリーには27の真の紋章が大きく関わり、真の紋章を巡った争いが長きにわたって繰り返されているのです。

推しが見つかる!息づく魅力的なキャラクター達

幻想水滸伝には主人公を含め仲間だけで108人、さらに仲間にならず最後まで敵として立ちふさがる多くの魅力的なキャラクターがいます。

一人ひとりに名前はもちろん設定や役割があるため、「好きなキャラクターが見つからない!」といったことは起きません。必ず、自分の好きな推しキャラを見つけることができます。

この多くのキャラクターたちが織り成すドラマもゲームの大きな魅力であり、それぞれの個性が光るからこそ20年以上もプレイヤーから愛されている理由です。

ではここで、何名かの魅力的なキャラクターをご紹介しましょう。

ビクトール

傭兵として各地を旅しながら故郷を壊滅させた吸血鬼を追う剣士。

見た目通りの豪快な性格と我流による圧倒的な実力を持ちながらも、冷静に状況を判断する地頭のよさも備えています。

兄貴分として、大人として、まだ少年である主人公を言葉で、背中で導いてくれる存在です。

フリック

トラン湖周辺にある戦士の村出身で、「青雷のフリック」という異名を持つ凄腕の剣士。

成人の儀式の旅に出た途中で、解放軍の女性オデッサと出会い恋仲になり、掟に従い自身の愛剣を「オデッサ」と名付けています。

ビクトールや主人公とは最初こそソリがあわなかったものの、ストーリーを通して精神的に成長し、立派な戦士へとなっていきます。

ナナミ

『幻想水滸伝II』の主人公の義理の姉であり、元気いっぱい、お節介焼き、弟想いのおてんば娘。

無鉄砲とも思える行動力は主人公だけでなく彼が率いる同盟軍も照らす太陽のような存在ですが、胸中では弟のことを常に案じ、心を痛めています。

プレイヤーの皆さんも、きっと彼女の明るさに救われ、時に涙することがあるでしょう。

ジョウイ・アトレイド

ハイランド王国の地方貴族の長男であり『幻想水滸伝II』の主人公の親友。

他者の心の痛みを理解でき、争いを憎む優しい性格の少年です。

幼い頃からずっと一緒に過ごし、「ユニコーン少年部隊」として主人公と任務に就いたことから、彼の運命は主人公と共に大きく動き出します。

ルカ・ブライト

ハイランド王国のブライト王家の皇子であり、野心に満ち人を人と思わない残虐な侵略行為を繰り返す悪のカリスマ。

「狂皇子」という異名を持ち父と世界を心の底から憎んでいます。

邪悪であることをやめずに突き進む彼の活躍やその非道な姿、そして圧倒的な強さはゲームを通して存分に語られますのでぜひプレイしてみてください。

本編を忘れて楽しめるミニゲームやイベント

幻想水滸伝では主人公とその107人の仲間が滞在する「本拠地」があります。

その本拠地には戦闘には参加せず施設を運営する仲間たちも住んでおり、本編とは関係のないミニゲームで遊んだり、特別なイベントを見たりすることができます。

熱中!ビッグマネーも狙えるミニゲーム

ミニゲームの一つである「ちんちろりん」は、サイコロを三つ振って出た目に応じて賭け金をゲットでき、場合によっては3倍払いなど運次第で大きな儲けを得られることも。

幻想水滸伝の世界は戦乱の世であるため、人々はちんちろりんや神経衰弱、釣りといった簡単な道具さえあれば楽しめる娯楽が流行しています。

推しキャラの素顔が覗けるかも?お風呂イベント!

よりキャラクターたちの素顔に迫れるのがお風呂イベントです。ストーリーが進行してお風呂職人を仲間にできるようになると本拠地にお風呂が新設され、好きなタイミングで入浴ができます。

その際に、パーティメンバーを特定の組み合わせにすると固有のイベントが発生!

普段の会話では見られない日常生活の会話を楽しめ、推しキャラへの理解が深まり愛着がわくこと間違いなしです。

ぜひ、仲間を増やしたらさまざまな組み合わせのメンバーでお風呂に足を運んでみてください。

ゲームをプレイしてもっと深みへ!

今回は『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』に備えて、知っておきたい世界観などについてご紹介しました。

しかし、これはまだまだほんの一部。この壮大な世界を堪能するにはぜひともゲームをプレイしてみてください!

『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』は2023年に、PS4 / XBOX ONE / STEAM / Nintendo Switch で発売予定です。

ライター紹介

政喜
ゲームとバーチャルアイドルとバイクが好きなライターです。好きなゲームのジャンルは2Dアクションで、ロックマンシリーズは今でもハマっています。最近やっているゲームは『マリオカート8DX』『ロックマンX アニバーサリーコレクション』『ロックマンXDiVE』などです。キャラクターの深掘りをしてゲームの魅力を発信したり、読んだ方から「このゲームやってみよう」と思ってもらえたりするような記事を書いていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。