【雀魂】初心卒業計画②ポン・チー・カンとは?鳴いてアガリを奪い取れ!

必殺技?ポン・チー・カンって何?

食べること大好きな一姫は置いといて。。。

前回の記念すべき第1回ではリーチについてお話ししました。

しかしリーチだけでは、麻雀は勝てません。

理由はリーチは自分でツモって形を作らないといけないので、アガれる形(3人兄弟4組と双子1組)を作ることが難しい時もあるからです。

そこで、副露(フーロ)という技の出番になります!

副露にはポン、チー、カンの3種類あり基本的には、相手の捨てた牌をもらう技です。

簡単に言うと

  • ポン→双子を3つ子にする
  • チー→年子を作る
  • カン→3つ子を4つ子にグレードアップ!

そして副露で作った3人兄弟ないし4つ子は自分の場の右下に表向きに置かれるのが副露の大まかな特徴です。

またリアル麻雀ではポン、チー、カンと声を出して行うので副露することを「鳴く」とよく言います。

今回は

  1. ポン、チー、カンが何か知ろう。
  2. ドラを知ってカンの特殊効果を使いこなせ!
  3. ポン、チー、カンのメリットとデメリットを知って、技を増やそう!

この記事は5分ほどでポン、チー、カンについて読むことができます。

※前回の初心卒業計画をまだ読んでいない方はこちらもお読みくださいm(_ _)m

【雀魂】初心卒業計画① テンパイ即リーチは正義!リーチで点棒をかっさらおう!

3つ子を作る「ポン」

相手の捨てた牌をもらって、双子を3つ子にできるのがポンです。

やり方は簡単で、自分が双子で持っている牌を相手が捨てたら、「ポン」と「スキップ」のボタンが出てきて1回ゲームが止まります。

ポンする場合は「ポン」を押すとポンできて、しない場合は「スキップ」を押すとポンがされないままゲームが再開されます。

また、ポンをすると自分の番になり、1枚牌を捨てます。

つまり右回りに順番が来ますが、正面からポンをしたら、順番が来るはずだった左の人は順番を飛ばされて、牌をツモることができません。

ちなみにポンで相手からもらった牌は横向けにして、下の画像のように置きます。

年子を作る「チー」

チーはポンと違って、誰からもはできず、左の相手からしかできません。

なので、例えば23の丸(ピンズ)を持ってて、右が1の丸を捨てても「チー」ボタンは出ません。

操作の仕方はポンの時とほとんど同じです。

左の相手が年子にするのに必要な牌を切ったら「チー」ボタンと「スキップ」ボタンが出て、チーをする場合はチーをします。

ちなみにチーができる形は、34のような2と5どちらでも作れるリャンメンでも、13のような歯抜け待ち(カンチャン)でも年子にできるものなら形はなんでもOKです!

また色々な形でチーができる牌が捨てられた時は選ぶことができます。

これは丸の7をどうチーするかを選択するところです。

ちなみにこれは89でチーした方がいいです!

理由は89でチーしたら67のリャンメン待ちができるからです。

チーは左の相手からしかできないので、相手の順番を飛ばすようなことはありません。

4つ子ができる「カン」

カンはポンとチーと比べると少し特殊な副露です。

まずひとことで「カン」と言ってもカンだけで3種類あります。

  • ポンした牌と同じ牌をツモって4つ子にする「加槓(カカン)」
  • 3つ子と同じ牌を相手が捨てた時にそれをもらって4つ子にする「大明槓(ダイミンカン)」
  • 自分で4つ同じ牌をツモって4つ子にまとめる「暗槓(アンカン)」

またカンには特殊効果が2つあります。

その特殊効果に「ドラ」が絡んでくるので、先にドラについて説明してからカンの特殊効果について説明していきましょう。

ドラとは?

そもそもドラとは、ドラになってる牌があるだけで点数が上がるボーナス牌です!

画面左上にあるドラ表示牌の次の数ないし、字牌は決まった順番でドラが示されています。

数の牌(1〜9)は同じ種類の1ならドラは2になるなどわかりやすいと思います。

また9が表示牌の場合は、ドラは1になります。

字牌は

  • 方角(東南西北)は東→南→西→北→東
  • 方角以外(白發中)は白→發→中→白

となってます。

わかりづらいですよね。。。

でも雀魂なら安心!

ドラの牌はキラキラ光ってます!

キラキラ光るドラ牌はなるべく捨てないよう大事にしましょう!

赤い牌は何?赤ドラとは⁇

段位戦では「赤ドラ」と言って、萬(マンズ)、丸(ピンズ)、緑(ソーズ)それぞれの5に1枚だけ赤い牌があります。

赤ドラはどんな時でもドラになります。なので常にキラキラしてます。

もし表示牌が4だったら、どうなるでしょう?

ドラは5ですよね。

この場合は普通のドラと赤ドラとしてダブルで点数が高くなります!

特殊効果その1:ドラが増える

また、カンに話を戻します。。。

カンをすると、元々めくられているドラ表示牌の隣もめくられます。

このめくられたドラは「カンドラ」や「新ドラ」と呼ばれ、ドラが1種類増えます。

段位戦では、ドラがめくられるタイミングがカンの種類によって少し違いますが、初心者のうちはそこまで気にしなくていいと思います。

また、リーチしてアガるとカンドラの裏ドラもめくれます!(カン裏ドラ)

つまり通常でのリーチのアガリではドラと裏ドラの2種類だったものが、カンドラとカン裏ドラも加わって4種類になります!

ただ、気をつけないといけないのは、相手にもドラが増えているということは覚えておきましょう。

特殊効果その2:嶺上牌がツモれる

カンをした後は1枚ツモります。

雀魂ではわかりづらいのですが、実は嶺上牌(リンシャンパイ)というものをツモっていて、カンをしないとツモれない牌になっています。

そして、このリンシャン牌でツモアガリをすると嶺上開花(リンシャンカイホウ)という役がつきます!

漫画「咲-Saki-」を読んだことがある方はよく目にする役だと思います。

主人公の宮永咲が出しまくるあの役です!

ただ、現実は咲のように、バンバン嶺上開花はアガれないのでそこだけはご注意を。。。

カンその1 加槓

加槓はポンした牌と同じ牌が手にある時にできます。

カンができる時に「カン」ボタンを押すとカンする牌をポンした3つ子にくっつけて4つ子になります。

なお、カンせずにそのまま持っておきたい、もしくはカンできる牌を捨てたい時は、通常通りに捨てたい牌をクリックしたらカンせずに捨てれます。

初心者へのおすすめとしては、1、9と字牌は加槓して、それ以外は持っておいた方がいいと思います!

理由は、1、9と字牌をカンした方が点数が高くなります。

点数計算については、今は詳しく覚えなくていいので、「そういうもんだな」程度で覚えててください。

また、2〜8は持っていたら年子になりやすい形になるかもしれません。

例えば丸の3をポンしていて、3を引いたとしても、次に4を引いたら2と5のリャンメン待ちができます。

カンその2 大明槓

大明槓は、もともと3つ子が手にある時に、4枚目の牌が相手から切られたら、ポンと同じ要領でカンすることです。

ただ大明槓は、ほとんどすることはありません。

私は雀魂以外にもリアル麻雀、別のネット麻雀をしますが、1年に1回あるかないかぐらいの頻度です。

なので、大明槓はしないと思っていいです。

カンその3 暗槓

これが一番多いカンだと思います。

暗槓は自分で同じ牌を4つ手に入った時に、その4枚を4つ子としてまとめます。

暗槓の一番の特徴はリーチを打てることです。

このリーチは親のリーチということもあって、迫力ありますねー。。。

後に説明しますが、ポン、チー、カンしたらリーチができなくなります。

またリーチ中に4枚目を引いたらそれをカンすることもできます。

ただ、形によっては4枚目を引いてもカンできないこともあるのでご注意を。。。

ゆくゆくそのパターンも一緒に勉強しましょう。

ちなみに暗槓は副露に入らないとされる考え方が多いですが、カンの説明の便宜上一緒にしました。

ポン、チー、カンのメリットとデメリット

相手の捨てた牌をもらうことでアガリへのスピードがアップするポン、チー

ドラが増えたり嶺上開花で点数が上がる可能性を秘めてるカン

これだけ聞くとリーチよりもポン、チー、カンが強そうに見えます。

しかし、そんなポン、チー、カンにもデメリットはあります。。。

メリットとデメリットについて見てみましょう。

メリット1 アガリやすくなる(ポン、チー)

先ほども言いましたが、自分でツモるだけでなく、相手の捨てた牌をもらえるので、アガリへのスピードが上がります。

またポンをすると場合によっては、相手の番を飛ばして自分の番を増やすことにもなる場合もあります。

メリット2 点数が上がる可能性が広がる(カン)

これも先ほど言いましたが、カンドラが増えることや嶺上開花によって点数が高くなる可能性が出てきます。

メリット3 相手にプレッシャーを与えられる

ポン、チー、カンは3人兄弟や4つ子が目に見えてできてくるので、どんどんアガリが近くなっていることを相手に知らしめる効果があります。

また鳴いて作れる役満(大三元など)もあるのでそれっぽい副露ができると相手も役満を警戒して動きづらくなります。

デメリットⅠ リーチができなくなる→点数が下がる

「さっき点数が上がるって言ったじゃん!」って思われるかもしれませんが、あれはカン限定です。

1回でも鳴くとリーチができなくなります。

そのため、リーチの役をつけることや裏ドラを増やすことができなくなります。

デメリットⅡ 捨てれる牌が減っていく

鳴くと3人兄弟や4つ子を右端に並べていくようになります。

すると、自分の手持ちの牌がどんどん減ります。

鳴いた回数手持ちの牌の枚数

(自分の番の時)

0回14枚
1回11枚
2回8枚
3回5枚
4回2枚

このように3枚ずつ減ってきます。

手の枚数が減るのはロンされないための守備力が減っていくということになります。

特に、最後の手が2枚の時は「裸単騎」と呼ばれていて、間違いなくテンパイではあるのですが、もし相手のリャンメン待ちの牌を両方持ってしまったら、間違いなくロンされてしまいます。

守備については、後々の初心卒業計画シリーズの中でも触れていこうと思います。

デメリットⅢ 手がバレていく

鳴いていくと右端に3人兄弟などができていくので、自ずと自分の手を公開していることにもなります。

すると、ドラの枚数などでなんとなくの点数を読まれることがあります。

点数が安いと思われたら、相手はあなたに構わずドンドン攻めて来るかもしれません。

また狙っている役がバレてしまうことも多々あります。

さいごに

ポン、チーは

  • メリット:アガリへのスピードが早くなる
  • デメリット:点数が安くなることが多い、守備力が減る

カンは

  • メリット:ドラが増える(自分の)、嶺上開花があるかも
  • デメリット:ドラが増える(相手も)

ちなみに前回のリーチについても言うと

  • メリット:裏ドラが増える(自分だけ)、相手にプレッシャーがかかる
  • デメリット:リーチの後は手が変えられない。

ポン、チー、カンそしてリーチのメリットとデメリットを比べながら、その局に一番マッチしているアガリへの方法を選べるようになりたいですね!

次回の初心卒業計画は、アガったり点数を上げるために欠かせない「役」について触れようと思います。

次回の初心卒業計画はコチラ!

【雀魂】初心卒業計画③役を覚えて高得点ゲット!初心者が覚えたい役5選

ライター紹介

クルクル@立直抜刀斎
麻雀、雀魂が大好きなクルクルと申します。
勝手に付けた麻雀の二つ名は「立直(リーチ)抜刀斎」です。

アイコン画像は嫁さんが作ってくれました!

麻雀以外にもポーカーや将棋などのいわゆるマインドスポーツ(頭脳スポーツ)が好きなので、雀魂以外にもゆくゆくポーカーなどのゲームについても紹介できたらいいなと思います^_^