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暇ならみんな『Slay the Spire』をやればいい!
みなさん、暇してませんか?
なーんか気乗りしない日。どーにもテンションの上がらない日。「あーあ、おもしろいことないかなー」なんて、ふと呟いちゃうような退屈な日。
短いようで普通に長い人生のとある一日を持て余してる、なんてことありませんか?
そんな時に気休めにやり出したが最後、「暇」なんて消え去るやばいゲームが『Slay the Spire』です!
こいつはマジで半端ないので、忙しくて時間が惜しいという方は手を出さないほうが身のためですぜ。
「時間溶かしていいよ」って方はぜひ読んでいってください!
- いや発明した人天才か?ローグライクとデッキ構築って最高の組み合わせ
- 選択に次ぐ選択!考えすぎて頭痛い…選択時のコツは4つ!
- 結局レリックだわ。強いレリックがあれば勝てる。ないと負ける
- 選択できるキャラクターは4人!個性が強すぎるんだが?
この記事は約5分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!
ローグライク×デッキ構築が生み出すヤバすぎる中毒性
カテゴリ | 特徴 | 有名タイトル | |
ローグライク | プレイするごとにマップやアイテム、お金や装備などが失われる | 一度死ぬとやり直し | トルネコの大冒険 風来のシレン |
デッキ構築 | カードを集め、強さ・効果・統一感など自分好みのデッキを組む 対戦相手や状況でカードを微調整し、挑戦を繰り返し、徐々にデッキを強くする | 時間をかければかけるほど強くなる | ポケモンカードゲーム デュエルマスターズ |
【ローグライク=一度死んだらやり直し】×【デッキ構築=時間をかけるほど強くなる】って真逆で相性最悪に思えます。
頑張って育てたデッキが、一回ゲームオーバーになったら0になるんですから。
想像しただけで「ゔわあああああ~~っっ‼」ってなりそうですよね。はい、なります。
しかし!そこがいい!
なぜなら、そもそもカードが思うように手に入らないからです!
カードが手に入る機会は下記3つ。
- スタート時から所持 ※各キャラクター固定カード
- 戦闘に勝利した際の報酬 ※ランダムな3枚から1枚選択
- 商人から購入する ※ランダムな6枚から所持金と相談しながら選択
カードを手に入れられる機会も、選択肢も、取得できる枚数も限られています。なので時間をかければかけるほどいいというわけでもないのです。
強いデッキを作るために重要なのは、運と選択。
運と選択が重要なのは、カードの取得に限った話はありません。
●休憩地点で休む(=HP回復)するか、カードをアップグレードするか
●商人からカードを購入するか、ポーションを購入するか、レリックを購入するか
●「?未知」地点に進むか否か
などなど…。このゲームは選択に次ぐ選択なのです…!
決断力が鍛えられる⁉先々を想定して、より得の大きい方を選ぶのだ!
さて、最近、頭使いすぎてボーッとするって感覚、覚えましたか?私は久しくなかったです。このゲームするまでは。
前章で記載したとおり、このゲームは運と選択が重要です。
●まず、どのキャラでいくか
●どのルートでスタートするか
●戦闘に勝利した際、報酬のカードは基本は3択。取得できるのは1枚。どれを取るか
●休憩地点を通った場合には、HPを回復するか、カードをアップデートするか
●メリットありデメリットあり!賭け要素の強い「?未知」地点を通るか否か
常にどちらか一方しか選べません。どちらも選べれば簡単に勝ち進めるのに、必ず片方は捨てなければならないので苦労します。なかなかのストレスです。
でも、それがいい…!
200時間以上プレイし、毎回毎回頭を抱えながら選択してきた私は、下記4つがポイントだと考えてます。
- デッキは少数精鋭が勝ち筋。いらんなと思ったら取得すな
- 「?未知」地点は積極的に通るべし。そこでしか手に入らなんレリックあり
- 休憩地点では残りHPが50%以下なら回復、50%以上ならカードのアップグレード
- 商人からはカードやポーションよりもレリックを購入。残金不足なら節約し、次の商人に期待する
順番にご説明します。
デッキは少数精鋭が勝ち筋
カードは多すぎても持て余すだけです。
無駄に取得しすぎてしまうと、回転が悪くなり、必要な時に必要なカードが手札になく撃沈することになります。
また、カードには相互作用があるものもあります。コンボが決まるイメージです。コンボに不要なカードが増えると、当然コンボは決まりにくくなります。
加えて、カードを使うためには「エナジー」が必要です。エナジーはターン開始時に一定数付与され、ターンカードを使うごとに減っていきます。強いカードは消費エナジーが高いので、1ターンで使えるカードの枚数には限界があるわけです。
デッキを強くするには、カードのアップグレードは必須。可能なら全カードをアップグレードしておきたいくらいですが、アップグレードする機会も限られているのでそれは叶いません。
カード枚数が多いと、アップグレードできてないカードの割合が多くなるので、脆弱なデッキになります。前半はなんとかなりますが、後半の強敵の猛攻に対応が間に合わず、くたばります。悲しみ。
「?未知」地点は積極的に通るべし
「?未知」地点は面白いですよ!
メリットだけの場合もあれば、デメリットも受け入れなければならない場合もあり、毎回悩みますが、敵と戦闘するよりはHPの減りは少ないことが多いですし、カードのアップグレードや廃棄、変化などデッキ構築に利になることも多いです。
それに、『Slay the Spire』の世界観が文章に出ていて面白いんですよね。
休憩地点では残りHPが50%以下なら回復、50%以上ならカードのアップグレード
先に記述したように、カードのアップグレードは必須。そしてカードのアップグレードする機会は、基本的には「?未知」地点と、休憩地点しかありません。
HPに余裕があるなら、攻めて行きましょう!
商人からはカードやポーションよりもレリックを購入
「レリック」が本っっ当に大事だからです。
クリアできる確率はレリックの所持数に比例します。まじで。
レリックの詳細は次章をご覧ください。
結局「レリック」なんすよ。シンプルに数集めるためにやるべきこと
レリックは、パッシブスキルのようなもので、取得したら死なない限りその効果を発揮し続けてくれるアイテムです。
戦闘開始時にエナジーを得るものや、 最大HPが増加するもの、ターン開始時に敵全体に3ダメージを与えるものなど、効果は様々です。
このレリックの数が増えれば触れるほど、戦闘は有利になります。
スタート時は1個のレリックも進めるうちに下画像のように増えていき、エナジー不足に困らなくなったり、最大HPが上がったりします。
約150種類もあり、何がいつ取得できるかはランダムです。
中にはマイナス効果のレリックもあるので、それが来たときはめっちゃガッカリします。
レリックを集めていくことを意識して、「?未知」地点を通ったり、商人から購入したり、宝箱で取得したりしないと、なかなか集まりません。
そして、レリックの数が少ないと、ボス戦、ラスボス戦はかなり厳しい戦いになるでしょう。
選択できるキャラクターは4人!各々個性つよつよすぎて「万能な定番ルート」など存在しない!
選択できるキャラクターは
- アイアンクラッド
- サイレント
- ディフェクト
- ウォッチャー
の4種類です。それぞれ個性極めていて実に面白い。
アイアンクラッド
アイアンクラッドは、攻撃力が強いです。小細工を凝らすより、ゴリ押し作戦の方が勝率が上がります。
戦闘終了時にHPを6回復するレリックをスタート時から持っていることが、その作戦の正当性を主張しているように思えます。
ある程度ダメージを受けることは覚悟したうえで、それ以上の高火力ダメージで勝利をもぎ取りましょう。言うなれば「肉を切らせて骨を断つ」。脳筋の力を思い知らせてやりましょう。
脳筋デッキは、攻撃力を上げるために「筋力」を上げて、上げた攻撃でとにかく攻撃する!方向。
作り方の一例は下画像の通りです。
あまりにも脳筋過ぎて笑っちゃうかもですが、結構すごいので是非お試しください。
サイレント
アイアンクラッドに比べると、火力や防御力が少なく、なんとなく繊細な印象を持つかも知れません。
しかし、サイレントは「ナイフ」など0コストのカードが多いので、1ターンの間でバシバシ攻撃できますし、「毒」を与えるカードがあり、この蓄積ダメージが馬鹿にならないのでめっちゃ効果的。
毒カードとナイフを積極的に集めてみてはいかがでしょう。
さらに、「精度上昇」というカードを使えば、ナイフの攻撃力がアップしますので、組み合わせるとよいです!
ディフェクト
「脳筋がいい」「毒でいける」とある程度方向性が固まる先述の2名よりも、攻め方が複数あるので、デッキ構築の方向性を定めるのが難しくもあります。
なぜなら「オーブ」という独自のスキルがあり、アイアンクラッド、サイレントとは全く違う戦法になるからです。
オーブには4種類あり、それぞれ効果が違います。
- ライトニング:攻撃。ターン終了時に自動効果で3ダメージ、解放時5ダメージを与える。
- フロスト:防御。ターン開始時に自動効果で2ブロック、解放時5ブロックを得る。
- プラズマ:エナジー。ターン開始時に自動効果で1エナジー、解放時2エナジーを得る。
- ダーク:攻撃。ターン終了時に自動効果で最もHPが低い敵に6ダメージ、解放時のダメージを6増やす
自動効果でターン終了時、あるいはターン開始時に効果が発動するので、カードのみで先頭を行う他キャラクターとは感覚が違います。
勝利するためには、このオーブを生成していくことが必須です。
おすすめはフロストとダーク。
ディフェクトは防御が少々弱く、またオーブの生成までに時間がかかるため、戦闘の序盤にダメージを食らう傾向にあります。できるだけ早くフロストを生成し、ブロック値を上げたい。
ダークは解放せずにいれば、ターン終了時に攻撃力が倍になっていく性質があります。「再帰」というカードを使用すればダークの火力はうなぎ上りです。
ウォッチャー
このウォッチャーもまたタイプが全然違います。
「スタンス」が独特なスキルで、うまく活用すれば攻撃力を上げたり、エナジーを増やしたり、攻撃力をさらにめっちゃ上げたりすることができます。
- 憤怒スタンス:攻撃によって与えるダメージ・受けるダメージが2倍となる
- 平静スタンス:別のスタンスに切り替えたり、解除を行った際、エナジーが2追加される
- 神聖スタンス:アタックダメージが3倍になる。「マントラ」を10貯めることで発動する
憤怒スタンスは自分の攻撃力が2倍になるだけでなく、相手から受けるダメージも2倍になるのが要注意点!スタンスを切り替え、あるいは解除できるカードが手元にある時以外に使用すると、痛い目(物理)に遭います。
おすすめは神聖スタンスになることに尽力する作戦です。
神聖スタンスになるためには「マントラ」を10貯めなければなりません。マントラを得るカードを集めていくことになります。
神聖スタンスになるまでには数ターン必要になりますが、なってしまえばこちらのものです。神聖スタンスに切り替わったターンは攻撃力が3倍なので、一気に決められます!
次のターンになると、攻撃力は通常に戻るので、そこは注意が必要ですね…!
さいごに
今回は中毒になるポイントや、ゲームを有利に進めていくための選択ポイント、キャラクターの紹介をしました。
色々書きましたが、正直なところあんまり攻略方法などは見ずにやっていただくことをおすすめします。というのも、何度もやられながら、試行錯誤してちょっとずつ先に進めるようになっていく過程がなにより楽しいからです。
同時に前回は難なくクリアできた箇所で、あっさりゲームオーバーする理不尽さに「ムキ――ッ!」って思いっきり悔しがるのが楽しいです。
PlayStation4、PlayStation5、Nintendo Switch、Xbox、iOSなどプラットフォームは選び放題ですし、価格は2,500円前後。セールの対象になることもちらほらあるので、ぜひ一度プレイしてみてください。
時間が解けること間違いなしです!
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