【ポケモン】5分でわかる厨ポケ講座

はじめに

皆さんは「厨ポケ」という言葉をご存知ですか。

かつて、ポケモン界隈では盛んに使われていた「強いポケモン」を指す言葉です。

本日は今やほとんど使用している人を見かけることがなくなった「厨ポケ」について解説していきたいと思います。

※厨ポケの認識はひとそれぞれな部分がありますので、今回その一部を紹介します。

  1. 第4世代~第8世代までの対戦環境で厨ポケと呼ばれたポケモンの紹介

今回の記事は5分ほどでお読みいただけるので、宜しければ最後まで目を通してみてください。

メガガルーラ(第6世代)

ポケモン解説
メガガルーラ勝てないポケモンは存在しない、そう言っても過言ではないほどの強さであった全盛期メガガルーラ。

初手グロウパンチ、ひみつのちから麻痺、いわなだれひるみ、非接触れいとうビーム、ちきゅうなげ型などさまざまな型が生み出され、歴代最強と言わしめるまさしく最強のポケモンです。

サンダー(第8世代)

ポケモン解説
サンダー第8世代、ポケットモンスターソード・シールド(ポケモン剣盾)ではすでに「厨ポケ」という単語は「強ポケ」という単語に取って代わりつつありましたが、「ぼうふう」を習得したサンダーもその1匹でした。

 

カイリュー(第5世代~)

ポケモン解説
カイリュー特性マルチスケイルの習得によりその存在は突如として強大なものになりました。

弱点を突かなければ倒せないのに、弱点を突くと「じゃくてんほけん」が発動してしまうかもしれないというジレンマに陥ることも少なくはありませんでした。

メガバシャーモ(第6世代・第7世代)

ポケモン解説

メガバシャーモ

メガガルーラへの対抗手段としても名乗りを上げたのがメガバシャーモです。

「特性かそく+まもる」により確実に相手の素早さを上回り、そこから繰り出されるとびひざげり、フレアドライブ、めざめるパワーにより、当時同じく猛威を振るっていたメガボーマンダ、メガガルーラ、ガブリアスなどに強いとされるポケモンでした。

キノガッサ(第4世代~)

ポケモン解説
キノガッサくさタイプへの「キノコのほうし」が無効なるという逆風や「ぼうじんゴーグル」の登場にも関わらず、変わらぬ強さを誇示するキノガッサ。

キノガッサに先制で眠らされないことはパーティーを組むに当たっての絶対条件です。

 

メガクチート(第6世代)

ポケモン解説
メガクチートかつて「ふいうち」の威力が80の時代がありました。

弱体化した原因はメガガルーラとこのメガクチートにあるとも言われています。

「不一致のふいうちだけで倒される」

そんなことが許されていた時代がありました。

メガボーマンダ(第7世代)

ポケモン解説
メガボーマンダ特性いかくでいかなる物理技を耐え、とくぼうに特化することで、あらゆる特殊技を耐える、そんな壊れ性能を持つのがこのメガボーマンダ。

特性スカイスキンはポケットモンスターサン・ムーン(ポケモンSM)でその倍率が1.3倍→1.2倍に弱体化されたものの、圧倒的火力は半減でも受けることは困難を極めました。

メガメタグロス(第6世代・第7世代)

ポケモン解説
メガメタグロス圧倒的耐久力、そして攻撃力。

メガシンカによりすばやさが大幅に上昇したことから、上からのアイアンヘッドのひるみ効果で無限の勝ち筋を生み出すことができました。

ラティオス(第5世代)

ポケモン解説
ラティオスポケットモンスターブラック・ホワイト(ポケモンBW)の「りゅうせいぐん」は威力が140であり、フェアリータイプが存在しなかったため、タイプ相性が等倍のポケモンのほとんどが「こだわりメガネ+りゅうせいぐん」の前に沈んでいきました。

ゴウカザル(第4世代)

ポケモン解説
ゴウカザルバシャーモの特性かそくが解禁されるまでは、多彩な技を使用できることから「止めるのが難しいポケモン」の1匹として環境を支配しました。

ポケモンBW以降は、バシャーモにその役割を取って代わられ、アタッカーとしてのゴウカザルは徐々に息を潜め、起点作りのゴウカザルとしてひっそりと生き残っています。

ガブリアス(第4世代~)

ポケモン解説
ガブリアス完成された種族値を持つガブリアス。

とりあえずパーティーに入れておけば活躍する、そんな時代がポケモンSMまで続き常に使用率上位に君臨し続けました。

カバルドン(第4世代~)

ポケモン解説
カバルドンあらゆる攻撃を1発は耐えられる耐久を誇るカバルドン。

いつの時代も「あくび+ステルスロック」の起点作り役として名を馳せています。

ローブシン(第5世代)

ポケモン解説
ローブシンポケモンBW、それはかくとうタイプの全盛期と呼ばれた時代。

その時代に登場したのがこのローブシンです。

高火力、高耐久、特性、そして鈍足のデメリットを補うマッハパンチ、これらのすべてがうまく噛み合い圧倒的な強さを見せつけました。

サザンドラ(第5世代)

ポケモン解説
サザンドラポケモンBWではラティオスとともに「りゅうせいぐん」で多くのポケモンを制圧してきました。

ラティオスとの違いは「すばやさ」にあり、サザンドラはすばやさがそれほど早くないため、主にこだわりスカーフ型が環境に多く存在していました。

ウルガモス(第5世代)

ポケモン解説
ウルガモス不遇と言われるむしタイプに、一筋の光を差し込んだのがウルガモスです。

S100から繰り出される先制ちょうのまいは、1度積んでしまえば、特殊技で弱点を突かれても耐えることができるほどで、本来タイプ相性で不利であるみずタイプも起点にできるほどの強さを秘めています。

ボルトロス(第5世代・第6世代)

ポケモン解説
けしんボルトロスポケットモンスターX・Y(ポケモンXY)までは命中率が100%だった「でんじは」

先制でんじはで相手に動かれてそのまま倒されれば後続で起点に、しびれて動けなければ、ボルトロスのみがわりで起点にされるという凶悪の存在でした。

ランドロス(第5世代~)

ポケモン解説
れいじゅうランドロスアタッカー、物理受け、特殊受け、起点作りという何から何までこなすことができるランドロスはポケモンBW登場以来、ポケモン剣盾までさまざまな場面でその役割を果たしました。

ゲッコウガ(第6世代・第7世代)

ポケモン解説
ゲッコウガ特性へんげんじざいが強かったことはもちろんですが、まさかの特性「げきりゅう」までもが数多く採用される異例の時代がありました。

ファイアロー(第6世代)

ポケモン解説
ファイアローポケモンBWのかくとう時代に終止符を打つべく登場したのが、当時壊れ特性だった「はやてのつばさ」を持つファイアロー。

ファイアローにより多くのかくとうポケモンは駆逐され、ついでに耐久がないポケモンたちも先制ブレイブバード@こだわりハチマキによって肩身の狭い思いをさせられることになりました。

 

ミミッキュ(第7世代~)

ポケモン解説
ミミッキュ特性ばけのかわが弱体化された今でなお変わらぬ強さを誇示しているミミッキュ。

新たなる環境のポケットモンスタースカーレット・バイオレット(ポケモンSV)でもその強さは健在です。

エースバーン(第8世代)

ポケモン解説
エースバーンポケモン剣盾でゲッコウガの代わりとなるべく登場したのがこのエースバーン。

もうか型こそ流行らなかったものの、特性リベロとダイマックスとの相性の良さから対戦環境初期から最後まで使用率上位として多くの方に愛されてきました。

まとめ

いつしか「厨ポケ」という単語をネット上で見かけることは少なくなり「強ポケ」に取って代わりつつあるように感じます。

メガシンカ、Zワザ、ダイマックスがなくなったことによりかつて存在した強力なポケモンに馴染みがない方々もいらっしゃるかと思いますが、ぜひ一度、当時の対戦動画などをご覧になってみてください。

その凄まじさは、一目見ただけできっとわかると思います。