ダブルバトル最強のポケモンは「フリーザー」
ご存知ですか、ダブルバトルでは「フリーザー」が最強格のポケモンだということを。
その強さの秘訣は「必中ふぶき」と「ゆきがくれ」にあります。
本記事では、そんなダブルバトル最強とも言えるフリーザーの強さの秘訣や育成論を紹介していきますので、フリーザーに興味を持っていただけましたら、ぜひダブルバトルで使用してみてください。
お届けする内容は下記のとおりです。
- フリーザーはダブルバトル最強のポケモン
- アローラキュウコンとあわせて組ませよう
- 採用するのは『こおり技』だけでOK!
- 『ゆきがくれ』は無限の勝ち筋がある
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
フリーザーがダブルバトルで強い理由
フリーザーというポケモン、シングルバトルでは、使用率も伸び悩み、イマイチぱっとしない印象があるかもしれません。
ですが、ダブルバトルでは最強と言っても過言ではありません。
その理由は下記のとおりです。
- ①全体攻撃の『ふぶき』が強い
- ②『ゆきがくれ』で攻撃を避けられる
- ③『ゆき』のとき防御が1.5倍になる
①全体攻撃の『ふぶき』が強い
ダブルバトルは『まもる』が多く採用されているため、単体攻撃技よりも全体攻撃技のほうが使いやすいことがあります。
ふぶきは威力が高い全体攻撃技です。
天候が『ゆき』のときには必中になり、さらに追加効果で「こおり」を狙えることが最大の強みです。
②『ゆきがくれ』で攻撃を避けられる
シングルバトルでは、天候を『ゆき』にしたあと、どうしても交代するターンが必要になります。
しかし、ダブルバトルでは、アローラキュウコンやユキノオーと同時に選出することで、1ターン目から『ゆきがくれ』を発動させることができます。
『ゆきがくれ』の効果により、相手の技の命中率は0.8倍。
さらに、『ひかりのこな』を持たせることで、命中率は0.72倍にまで下がります。
つまり、命中率100%の技ですら、72%まで下がるということです。
③『ゆき』のとき防御が1.5倍になる
ポケモンSVになり、フリーザーがより強くなった理由に、『あられ』が『ゆき』に変わったことが挙げられます。
『ゆき』の効果により、こおりタイプのポケモンは防御が1.5倍になることから、フリーザーの物理耐久は非常に硬くなります。
具体的には、フリーザーが無振りでも、A特化カイリュー@こだわりハチマキのげきりんを確定で耐えられるほどの耐久力です。
以上の強みを生かせるように、アローラキュウコンと同時に選出するのがオススメです。
アローラキュウコンであれば、『オーロラベール』『アンコール』も使用でき、ダブルバトルでのサポートにもピッタリかと思います。
フリーザー育成論
タイプ | |||||
こおり | ひこう | ||||
特性 | |||||
ゆきがくれ | |||||
性格 | |||||
ずぶとい | |||||
道具 | |||||
ひかりのこな | |||||
テラスタル | |||||
こおり | |||||
種族値 | |||||
H90 A85 B100 C95 D125 S85 | |||||
努力値 | |||||
H156 ― B92 C236 D4 S20 | |||||
実数値 | |||||
H185 A94 B145 C145 D146 S108 | |||||
技候補 | |||||
特殊技 | |||||
ふぶき(必須) | ダブルバトルでのフリーザーの主力技です。 ダブルバトルの補正により、威力が0.75倍に下がりますが、相手全体を攻撃でき、追加効果で『こおり』を狙える点が優秀です。 この追加効果がフリーザーの強さの秘訣のひとつとも言えます。 | ||||
れいとうビーム(推奨) | 『ゆき』以外のとき、ふぶきが必中ではなくなってしまったときに使用します。 | ||||
フリーズドライ(必須) | 主にみずタイプに対して使用します。 | ||||
こごえるかぜ | 味方のサポートとして使用します。 | ||||
こおりのつぶて | 読まれにくい先制技です。 | ||||
ぼうふう | タイプ一致技ですが、命中不安定です。 雨パとして採用するのは良いかと思いますが、今回の型では採用する必要性はあまりありません。 | ||||
エアスラッシュ | ひこう技を採用する場合は『ぼうふう』との選択になります。 | ||||
げんしのちから | 苦手なほのおタイプへの有効打かつ追加効果狙いで使用します。 威力は、等倍れいとうビーム>抜群げんしのちからです。 | ||||
ウェザーボール(推奨) | 天候が『ゆき』のとき威力が100になり、れいとうビームを上回る単体に対しての最高火力技となります。 また、コライドン・コータスなどのほかの天候を操るポケモンをパーティーに入れておくことで、ウェザーボールのタイプが変わり、幅広いタイプをカバーできるようになります。 | ||||
テラバースト | 採用するのであれば、テラスタイプを『ほのお』『じめん』にすることで、苦手な『テツノカシラ』『メタグロス』『バンギラス』を対策することができます。 | ||||
変化技 | |||||
はねやすめ(推奨) | 味方のポケモンが攻撃されているときに回復できるほか、ゆきがくれにより攻撃を避ける可能性に賭けて回復することができます。 | ||||
ゆきげしき | 『ゆき』のターンが終わってしまったとき、または天候を変えられてしまったときにセルフで展開することができます。 実質、物理耐久と回避率を上げる積み技として使用できます。 | ||||
フェザーダンス | 相手の攻撃力を下げて、交代を誘発できます。 相手の交代先がいなくなったときは、特に効果を発揮します。 | ||||
おいかぜ | 味方のサポートとして使用します。 | ||||
てだすけ | フリーザーからの有効打がないときに、味方のサポートとして使用します。 |
対策・弱点
カイオーガ
トルネロスなどの「あまごい」要員と一緒に出されると、「しおふき」で一掃されます。
ザシアン
ザシアンの高い火力の前では、いくら防御が1.5倍になっても受けきることは困難です。
バンギラス
天候を変えることにより、フリーザーの強みであり『必中ふぶき』『ゆきがくれ』『防御1.5倍』のすべてを一度に対策することができます。
ただし、天候を再び『ゆき』に上書きされると防御も上がり、『いわなだれ』を耐えられるようになり、命中不安定であるがゆえ、はずしつづけて負ける可能性はあります。
テツノカシラ
テツノカシラはフリーザーが覚えられるほとんどの技を半減で受けることができます。
さらに、『タキオンカッター』が必中技であるため、『ゆきがくれ』『ひかりのこな』の効果を受けずに攻撃することができる安定した対策要員です。
メタグロス
アローラキュウコンと同時に選出することが多いため、出てきやすいです。
コータスやコライドンを控えさせておくことで、フリーザーの『ウェザーボール』で対抗することはできます。
ガラルマタドガス
レジギガスとのコンビで選出されます。
アローラキュウコンの『ゆきふらし』、フリーザーの『ゆきがくれ』ともに発動しません。
レジギガスの火力と耐久力の前では、アローラキュウコン・フリーザーともに一蹴されてしまいます。
天候の上書き
一番簡単な対策方法は『天候の上書き』です。
アローラキュウコンの『オーロラベール』、フリーザーの『ゆきがくれ』『必中ふぶき』『防御1.5倍』をすべてを一度に対策することができます。
ただし、天候を上書きしてくるなんてことは相手にも読まれる可能性はあるので、そのポケモンをどのタイミングで出すかも重要になってきます。
本記事のまとめ
- フリーザーの強みは『ゆき』による『必中ふぶき』『ゆきがくれ』『防御1.5倍』
- フリーザーは『ダブルバトル向き』のポケモン
- フリーザーは『アローラキュウコン』と組ませることでその真価を発揮する
いわゆる三鳥、ファイアー、サンダー、フリーザーのなかで、長らくサンダーが最強とされる時代が続いてきましたが、この時代(ポケモンSV)の名は“フリーザー”みたいですね😉
ライター紹介
- ←この動画は再生できません