【ポケモンSV】オオニューラ育成論(きあいのタスキ型)

オオニューラというポケモン

オオニューラというポケモン、「きあいのタスキ」を持たせれば、後投げすることでもお手軽に「超火力」「超スピード」を同時に出すことができる非常に強いポケモンです。

そこで今回は、「きあいのタスキ」を持たせたオオニューラの育成論・調整案について解説していきたいと思います。

本記事でお届けする内容は下記のとおりです。

  1. オオニューラ育成論
  2. オオニューラは「きあいのタスキ」を持たせると強い
  3. 「きしかいせい」を採用しよう
  4. オオニューラと相性が良いのは「イエッサン」「ドンファン」「フォレトス」
  • ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます

オオニューラ育成論

タイプ
かくとう どく
特性
かるわざ
性格
いじっぱり
道具
きあいのタスキ
テラスタル
かくとう
種族値
H80 A130 B60 C40 D80 S120
努力値
A252 D4 S252
実数値
H155 A200 B80 C54 D101 S172
技候補
物理技
きしかいせい(推奨) インファイトでは倒せない相手を倒せるようになります。
基本は初手や死に出しでオオニューラを投げて、つるぎのまい→きしかいせいの流れで使用していきます。
かくとうテラスタル・ステルスロックとあわせて使用することで、半減だろうと大体確定1発で倒すことができます。
相手のパーティーに先制技持ちがいなさそうであれば、受け出し→きあいのタスキ発動(かるわざ発動)→きしかいせいという流れで立ち回ることもできます。
インファイト(推奨) 汎用性のある高火力のかくとう技です。
きしかいせいとの同時採用もありえます。
フェイタルクロー(推奨) 火力はひかえめですが、50%の確率で状態異常を引くことができ、「眠り」「麻痺」を引くことで、最後まで勝ち筋を掴むことができます。
※火力は半減きしかいせい(威力100)>等倍フェイタルクロー(威力80)です。
ダストシュート
フェイタルクローではハバタクカミを確実に倒すことはできませんが、ダストシュートであれば、確定1発です。
また、非接触技であることから、自身のきあいのタスキを「ゴツゴツメット」などから守ることができるというメリットもあります。
シャドークロー(推奨) ハバタクカミ、サーフゴーに刺さります。
ハバタクカミについては無振りであれば、確定1発で倒すことができ、サーフゴーは確定2発です。
ハバタクカミはフェイタルクローでは倒せない場面も頻繁に見られるので、個人的にはシャドークローの採用は必須だと感じています。
ほのおのパンチ ハッサム、サーフゴーに刺さります。
ハッサムは確定1発で倒すことができ、サーフゴーは確定2発です。
両ポケモンともに、フェイタルクロー読みで受け出ししてくることが多いです。
ねこだまし
相手の「きあいのタスキ」対策並びに、自身の「きあいのタスキ」を相手のねこだましから守るために使用します。
変化技
つるぎのまい(推奨) きしかいせいとあわせて使用することで、絶大な火力を発揮します。
かくとうテラスタル込みの火力は、半減だろうと大抵確定1発で倒せるほどの火力です。
みがわり
きあいのタスキを使用せずに、きしかいせいのHPを調整したい場合に採用します。
みがわりが残った状態を作り出すことができれば「つるぎのまい」を積んでも良いかもしれません。

※きしかいせいを最大火力で使用するために、性格は「やんちゃ」「さみしがり」を採用して個体値は下げたほうが良い状況もあります。

有利・不利

有利

ハバタクカミ、オーガポン、ガチグマ、イーユイ、アシレーヌ、ディンルー、トドロクツキ

不利

カイリュー、水ウーラオス、ラティアス、ドラパルト、ガブリアス、ラウドボーン

対策・弱点

ステルスロック・まきびし

ステルスロック・まきびしで「きあいのタスキ」を潰された時点で、「きしかいせい」は、ほぼ役に立ちません。

そのため、戦術を安定させるためにはパーティーに1匹は「こうそくスピン」「きりばらい」「ちょうはつ」などを覚えたポケモンが必須です。

ニードルガード・かえんのまもり

ニードルガードはHPが削られてしまうので、残りHPが1のときには注意しなければなりません。

トリック・すりかえ

トリックで「こだわりスカーフ」「こだわりメガネ」などを押し付けられるのもあまり望ましくありません。

連続技

物理耐久が低いオオニューラは、連続技できあいのタスキ諸共、いとも簡単に倒されます。

先制技

物理耐久が低いオオニューラは、先制技でも簡単に倒されます。

ですが、事前にイエッサンの「サイコメイカー」でサイコフィールドを展開しておくことで対策はできます。

特に現在の対戦環境は先制技が多く飛び交うので、サイコフィールドによるサポートは必須だと思います。

状態異常

「麻痺」「火傷」になると、ほぼ機能停止してしまいます。

中途半端な火力

耐久を下げることで、ある程度カバーはできますが、中途半端な火力で「きあいのタスキ」発動圏内までHPが減らなかった場合、「きしかいせい」が役に立たなくなります。

オオニューラの「きあいのタスキ」+「きしかいせい」を警戒できる方は、敢えてHPを削り切らないプレイングをしてくることもあります。

ゴツゴツメット・さめはだ

最高火力の「きしかいせい」の火力は凄まじいものですが、ゴツゴツメット・さめはだのポケモンでHPが削られてしまえば、その瞬間から戦術が成立しません。

きあいのタスキ

どんなに火力が高くても、相手のきあいのタスキを事前になんとかしておかなければ意味がありません。

後述するサポ―トに適したポケモン(ドンファン・フォレトス・コータスなど)で「ステルスロック」を使用してオオニューラで立ち回るとより安定します。

相性の良いポケモン

イエッサン♀♂

イエッサンは現状、唯一の特性「サイコメイカー」のポケモンです。

役割としては「サイコフィールド」を展開するのみです。

即座に「いやしのねがい」で退場することで、できる限り長時間、オオニューラを先制技から守ることができます。

育成論に関しては下記をご覧ください。

【ポケモンSV】イエッサン♂育成論、個体値を下げる理由

ドンファン

オオニューラの「きあいのタスキ」を「ステルスロック」から守るための「こうそくスピン」

逆に相手の「きあいのタスキ」「がんじょう」を対策するための「ステルスロック」の双方を使用することができ、そのほか、「アンコール」による起点防止、「はたきおとす」によるゴツゴツメット対策などができる優秀なサポート役です。

フォレトス

ドンファン同様に、「こうそくスピン」「ステルスロック」を使用できます。

ドンファンとの違いは、水ウーラオスのすいりゅうれんだに強いという点にあります。

特性「ひでり」でみず技の威力を半減できるコータスでも水ウーラオスの対策にはなり得ます。

本記事のまとめ

  • オオニューラは「きあいのタスキ」を持たせて「きしかいせい」で運用すると強い
  • 対策のポイントは「きあいのタスキ」を削っておくこと
  • 相性が良いポケモンは「イエッサン」

というわけで、今回は「きあいのタスキ」「きしかいせい」を中心としたオオニューラの育成論をお届けしました。

個人的には、オオニューラ+イエッサン♂+ドンファンの組み合わせがもっとも安定していて、多くのポケモン・構築に対応できると感じました。

(あ、本当にこの構築強いので、実況者・配信者の方々、くれぐれも流行させないでくださいね!)

関連記事

【徹底解説】オオニューラ育成論|ポケモンSV

きあいのタスキ型以外の型に関して大まかに解説した記事です。

モバイルバージョンを終了