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ぷよぷよの完全新作ゲームがAppleArcadeより登場!
ぷよぷよが始めて登場したのは1991年10月のことです。
開発元の広島県の『コンパイル』という会社はすでに消滅してしまいました。
良質なゲームソフトを開発していた優良会社だったのですが、ぷよぷよに特化した経営体制が災いした形となったのです。
その後、“親は無くとも子は育つ”を実践するかのようにぷよぷよは不滅のゲームとして君臨し続けます。
コンパイル消滅後、ぷよぷよの版権は『SEGA』が獲得。
その後も、ぷよぷよをメインに据えたゲームがリリースされ続けます。
現在も、『ぷよぷよテトリス2』『ぷよぷよeスポーツ』といった2大タイトルが好評発売中です。
そのような中で、AppleArcade専用ゲームとして、『ぷよぷよパズルポップ』が発表されました。
AppleArcadeなので、iPhone向けかつAppleArcade会員向けというニッチな世界での発表です。
ここでは、4月4日の発表直後ということで、レビュー的なゲーム紹介となっています。
- 基本部分は変わらない
- とことんぷよぷよでスキルを磨け
- やっぱり対戦が熱い
- ストーリーモードって必要??
- 世界に誇る落ちゲー
この記事は3分で読み終わりますので、最後まで読んでいってくださいね!
どうしてAppleArcadeでリリースされたの?
『ぷよぷよパズルポップ』の開発はSEGA内で行われました。
SEGAとAppleArcadeとのつながりは強く、早くから『ソニックレーシング』をリリース。
そして、『ソニックドリームチーム』や『サンバDEアミーゴ:パーティー・トゥー・ゴー』といった人気タイトルもリリースして話題となりました。
そういったユーザーの確かな手応えの中で、AppleArcade向けにSEGAのキラータイトルである『ぷよぷよ』がリリースされるのは自然の流れなのでしょう。
実は、スマホ向けタイトルでは、2013年にリリースした『ぷよぷよクエスト』以来となります。
なので、スマホ向けのぷよぷよはかなり久しぶりのリリースです。
※ぷよぷよクエストは、現在もAndroid・iOSでプレイ可能。
Android向けはないのか?という向きもあるのですが、SEGAとAppleの関係を考えるとAppleArcadeでのリリースは自然な流れといっていいでしょう。
ストーリーモードもありますが、中身は昔ながらの『ぷよぷよ』で安心してプレイできるのは間違いありません。
略称は『ぷよポップ』!?
『ぷよぷよ』でしたら、どのゲームか判断がつかないので、略称を作るとしたら『ぷよポップ』でしょう。
すでに、公式サイトでもこの名前が使われています。
これまで、『ぷよぷよ』を関した様々なゲームがリリースされてきました。
そして、大トリとでも言える、『ぷよぷよテトリス』と『ぷよぷよeスポーツ』で、いよいよぷよぷよも打ち止めかという空気が流れていました。
この2本の出来が素晴らしく、ネットを介したスポーツまでに進化し、さらにはテトリスとも融合したのですから、これ以上のものはありません。
※『ぷよぷよ』のフルボリュームタイトルでは、2016年の3DS向けの『ぷよぷよクロニクル』以来。
一方で、スマホ向けのぷよぷよは長らくリリースされていませんでした。
その理由は明白で、操作性の問題からスマホには向いていないという、レッテル張りがされていたためです。
操作感はどう?
操作感については問題ありません。
というよりも、“慣れ”が必要なのも事実。
落とすスピードや回転などのタッチ操作は、やりこむことで解決することでしょう。
操作はしっかりとマスターしたいところです。
対戦などで熱くなったときの一瞬の操作ミスがそのまま敗北につながります。
Bluetooth接続によるコントローラーやキーボードにも接続が可能です。
外部機器との接続によって、細かなコントロール設定が可能となっていますよ。
それでも、やはり手軽にぷよぷよを楽しみたいものです。
iPhone一つでしっかりとぷよぷよを楽しめるような、“これしかない”といった設定になっているのでしっかりと操作に慣れるようにしましょう。
ぷよぷよの王道に触れる
ゲーム内容はまさにぷよぷよです。
メインとなるのは“アドベンチャーモード”というストーリー仕立てのものです。
ぷよぷよを通じて仲間を得ながら進んでいきます。
さわりだけのプレイですが、飽きさせない作りになっているのでサクサク進めることができるでしょう。
※先々で発生する“フォトモード”が気になるところです。
特筆すべきは、現時点でアドベンチャーモードが完結していないこと。
これは、公表されていることで、定期的にダウンロードすることで先に進めるようになっているそうです。
ストーリー重視派にとっては、ボリュームアップされていてお得なサービスと言っていいでしょう。
※基本的にアップデート(ダウンロード)によって、ストーリーとキャラクターが追加されていくシステムです。
AppleArcadeなのでゲーム内課金のない遊び放題なのも嬉しいところです。
ちなみに、AppleArcadeはサブスクシステムで月々900円が必要です。
現在200以上のゲームが遊び放題となっています。
ぷよぷよ本体のほうはどうなってる?
肝心のぷよぷよ本体ですが、これはほとんどのユーザーが思い描いているぷよぷよで間違いありません。
初期のぷよぷよを知っている人がいたら、「画面が明るくポップになったな」という印象を持つかもしれません。
しかし、初期のぷよぷよから、どれだけぷよぷよのゲームが出てきたかを考えると、多くの開発者の努力によって正しく進化してきたと言って間違いありません。
タイトルにもあるように、見た目は確かに“ポップ”という感じになっていますよ。
これはこれで、現在の若者、さらには子どもたちに訴求する作りといっていいでしょう。
もちろん、オールドユーザーもしっかりついてくることができます。
初心者はもちろん、上級者受けすること間違いなしの作りです。
連鎖はもちろんですが、ある条件で“オートで連鎖”もしてくれるので、一発逆転も可能です。
アドベンチャーモードの他に、コンピューターとの対戦、一人で黙々とぷよぷよをやり続けるモードなど、ぷよぷよの世界にどっぷりとはまること間違いなしです。
ネット対戦が熱い!
友人との対戦モードもあるようですが、気軽にできるのが世界中のユーザーと対戦できる“オンライン対戦”(みんなでぷよぷよ)です。
「不特定多数のネットユーザーってそんなに都合良くいないでしょ…」
そういう声があるのも事実。
実際にやってみると、“待ちの状態”が続くことがよくあります。
ここはタイミング次第なのでいかんともしがたいところです。
iPhoneの向こう側でサーバがフル回転で対戦相手を探してくれているのでしょう。
タイミングが良ければすぐに対戦相手が見つかります。
都合が許せば、一度アサインした相手とは何度でも対戦が可能。
負けて分かる自分の実力
勝ったり負けたりで白熱すること間違いなしです。
ぷよぷよにはあらゆる連鎖のパターンが存在します。
ここでは、連鎖パターンを詳しく紹介することはしません。
一人プレイのとことんぷよぷよで研鑽を積んでください。
YouTubeには神のような連鎖をする人もいるので、参考になると思います。
なによりもオンライン対戦をすることで、上には上がいることを自覚すると、そこから“がんばろう”という気持ちになるので、ライバルの存在は得がたいものがあります。
そう思うと、このゲームで一度対戦したユーザーと友達になれるのか、気になるところですね。
ライター紹介
- iPhone向けゲームアプリを中心に攻略記事を投稿しています。
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